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エレクトロラックスの「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」の違いを分かりやすく解説

違いと選ぶポイントを分かりやすく解説

エレクトロラックスの「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」の違い

今年のエレクトロラックスが発売したコードレスクリーナーのシリーズは4シリーズといつもより多く、初めてエレクトロラックスの製品の購入を考えている方だけでなく、エルゴラピードから鞍替えしようとしているユーザーも少し分かりにくいのではないだろうか。そこで、それぞれのシリーズの違いを調べて分かりやすく解説してみたい。

2020年に発売されたシリーズは4シリーズ

エルゴラピード 2020年モデル

エレクトロラックスは2020年6月に「エルゴラピード」「Pure Q9」を発売、それぞれのシリーズからは3モデルがラインナップされている。さらには同年10月23日にも「Well Q6」「Well Q7」を発売する予定で、それぞれのシリーズからは2モデルがラインアップされる。

どのシリーズも重たいモーターやバッテリーが床下に集中している「スタンドタイプ」となっているため、ダイソンのように重心が手元に集中している「ハンディタイプ」と違い、ヘッドを滑らせる動作では掃除本体の重量をほとんど感じない特徴を持っている。

同社のコードレスクリーナーといえば他のどのメーカーよりデザイン性が優れており、特に今年の「well Q6」「well Q7」「Pure Q9」は、曲線が印象的なフレームを基調としたデザインで、部屋のインテリアと調和するデザイン性となっている。また、エルゴラピードのようにボタン操作なしでハンディクリーナーを取り外せるようになったのも嬉しいポイント。

吸引力が強いシリーズはどれ?電圧を見ればわかる!

「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」電圧の違い

エレクトロラックスが本社を置く北欧スウェーデンは日本と同じ土足厳禁文化だが、吸引力の指標となる目安は吸込仕事率ではなく、実際に吸引したゴミの除去率(ダストピックアップ率)を公開するメーカー。このため、テンプレ返答するサポートに「どのモデルが吸引力が強いの?」かと問い合わせても、どのモデルもゴミの除去率は変わらないというモヤッとする回答をされるかと思う。

基本的にコードレスクリーナーは搭載しているバッテリーの電圧が高いほうが吸引力が強い傾向があるため、段差や溝の部分からゴミを吸い取りたい場合や、非モーター駆動のアタッチメントをつけた場合の吸引力は、強い電圧の高いシリーズを選びたいところ。実際に、どのシリーズも最大モードの運転時間に大きな差がないため、電圧の高いシリーズの最大モードはスタミナよりパワーが強いと考えられる。

今年発売されたエルゴラピードリチウムシリーズのモデルの電圧は14.4Vのみ。一方、Well Q6 シリーズのモデルの電圧は18V、Well Q7 シリーズはモデルは21.6V。そして、Pure Q9 シリーズのモデルはこの中で一番電圧が高い25.2Vとなっている。国内メーカーのハイエンド機で吸引力が強いモデルは21.6V(6セル)のリチウムイオンバッテリーを搭載しているので、吸引力を重視したい場合は最低でも「Well Q7」、予算に余裕がある場合は「Pure Q9 」を選ぶとよいだろう。

床やゴミの種類に合ったクリーナーヘッドを選ぼう!

エレクトロラックスの「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」のヘッドの違い

掃除機のゴミ除去率(ダストピックアップ率)は吸引力だけはなく、クリーナーヘッドの設計によっても大きく左右されるため、家のフロアや吸引するゴミに適したクリーナーヘッドが搭載されたモデルを選びたい。

現在、比較的新しいエレクトロラックス社のコードレスクリーナーは「ブラシロールスクリーンフロアノズル」と「パワープロフロアノズル」を標準装備するようになった。

「ブラシロールスクリーンフロアノズル」は従来のエルゴラピードやエルゴパワーが標準装備していたタイプのクリーナーヘッド。硬いナイロンブラシを搭載しているため、カーペットの深部から微細なゴミを掻き出したり、カーペットに頑固に絡みついたペットの毛を掻き出す集じん力が優れた特長を持つ。また、ブラシに絡みついた髪の毛・糸くず・ペットの毛は、ヘッドにあるスイッチを踏むことでカットしながら吸引することができるため、クリーナーヘッドのお手入れに手間がかからない。

「パワープロフロアノズル」は新しいタイプのクリーナーヘッドとなり、柔らかなナイロンフェルトに覆われたローラーを搭載。Dyson Fluffyと同じような特徴を持っており、フローリングをピカピカに拭き取る効果が高く、広い開口部で大小のゴミを同時に吸い取ることができる。硬いナイロンブラシを搭載していないため、髪の毛やペットの毛が絡みにくいメリットもあるが、カーペットからゴミを掻き出す集じん力は「ブラシロールスクリーンフロアノズル」に劣る。

マキタ菌
マキタ菌

ブラシロールスクリーンフロアノズルは、スイッチを踏むとブラシに絡まった髪の毛や糸くずをカットし吸引する「ブラシロールクリーン」を搭載。しかしながら、絡みついたがゴミを確実にカットするわけでもなく、お手入れが完全に不要となるわけではない。なので、カーペットに入り込んだゴミや絡みついたゴミで悩んでいない場合は、新しい「パワープロフロアノズル」のほうがおすすめ。

床以外の掃除をする場合は付属品に注意!

「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」アタッチメント

基本的にエレクトロラックス社のコードレスクリーナーは「スキマノズル」と「ブラシノズル」が標準付属されているため、スティック状態で床の掃除をしたり、目についたゴミをハンディ状態で吸引するだけの用途であれば、付属品に注意する必要はない。

ただし、手の届かない高い場所や狭い場所を掃除したい場合は、スーパーロングノズルが付属されたモデルを選びたい。また、コードレスクリーナーで布団などの寝具を掃除したい場合は、「布団ノズル」や「UVベッドノズル」が付属されたモデルを選びたい。
「Well Q6」「Well Q7」「Pure Q9」比較表

まとめ

マキタ菌
マキタ菌

メイン機として使いたいなら迷わず21.6V以上のバッテリーが採用されたシリーズがおすすめ。予算を抑えたい場合や、サブ機として使う場合は14.4V or 18V。できれば18Vをおすすめしたいが「Well Q6」が予算オーバーになる場合は、前モデルである18Vのバッテリーを搭載したエルゴラピードがおすすめ。次に床やゴミの種類に合ったクリーナーヘッドを搭載したモデルを選ぼう。フロアだけでなく高い場所・狭い場所・布団などの寝具の掃除もしたい場合は、アタッチメントが豊富なモデルを選ぼう。この3点さえ注意すれば購入後に後悔することはないだろう!

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