2014年にスティック型コードレス掃除機市場に参入
コードレスクリーナーの市場で「エレクトロラックス」や「ダイソン」などの海外メーカーが火花を散らしてた中、東芝ライフスタイル株式会社は2014年に第一弾目となるトルネオVコードレス(VC-CL100)を投入。
その後、毎年軽い操作性にこだわったモデルを発売していたが、2021年にさらにスリムでコンパクトな「軽さ」重視派向け「トルネオS」や、「トルネオV」からパワー重視タイプのモデルをラインアップしている。
このページでは東芝ライフスタイルが販売しているコードレスクリーナーの歴代モデルの基礎的な性能や付属品をわかりやすく表にまとめています。今お使いの古いモデルと、最新モデルの比較にも役立てば幸いです。
2022年に発売予定(2月)
トルネオVコードレス VC-CLS2(バランスタイプ)
- 「軽さ」重視派向け
- 小型・軽量設計の[軽量パワーヘッド]
- 強い吸引力が持続する[デュアルトルネードシステム]
- ゴミ1/3圧縮するトルネードプレス
- ダストカップにゴミが付着しにくい帯電防止加工
- まるごと水洗い可能(ダストカップ+フィルタ)
- お手入れをお知らせするランプ搭載
- 握りやすく操作しやすい[らくわざグリップ]
- 手元の動きにヘッドの向きが連動する[スイング運動]
- 家具下の奥まで届く[床ピタ設計]
イメージ | 機種名 | 運転時間 | 充電時間 | 重量 | 集塵容量 | 付属品 | 口コミ |
![]() | VC-CLS2 | 標準:約32分(約35分※1) おすすめ:約20分 強:約8分 | 4.5時間 | 1.2kg | 0.15L | 丸ブラシ 隙間ノズル | ![]() ![]() |
2021年に発売されたモデル(9月上旬)
トルネオVコードレス VC-CXL50(バランスタイプ)
- 軽さと吸引力を重視した「バランスタイプ」
- 床の種類に合わせてブラシの回転スピードを調整する「床面センシング」
- 強い吸引力が持続する「バーティカルトルネードシステム」
- ゴミを1/4に圧縮する [トルネードプレス]
- 着脱が簡単な「着脱式バッテリー」
- 従来機(VC-CL1700)より各運転モードの運転時間が向上
- 従来機(VC-CL1700)より充電時間を削減
- 自由な位置を握れる「らくわざフリーグリップ」
- ヘッドを軽い力で方向転換できるスイング連動
- 収納に便利なスタンドを標準付属(VL-CXL50のみ)
イメージ | 機種名 | 運転時間 | 充電時間 | 重量 | 集塵容量 | 付属品 | 口コミ |
![]() | VC-CLX30 | 標準:35分(40分*1) おすすめ:25分 強:10分 | 2.5時間 | 1.5kg*2 1.0kg*3 | 0.13L | ふとん用ブラシ 丸ブラシ すき間ノズル | ![]() ![]() |
![]() | VC-CLX50 | 標準:30分(35分*1) おすすめ:20分 強:8分 | 2.5時間 | 1.6kg*2 1.0kg*3 | 0.13L | すき間ノズル | ![]() ![]() |
プレスリリース
商品概要:VC-CLX30/VC-CLX50
説明書:VC-CLX30/VC-CLX50
バッテリ電圧(CLX30):18V(41479045)
バッテリ電圧(CLX50):18V(41479046)
バッテリ交換方法:セルフ交換対応
バッテリ代:13,200円(2022年調べ)
*1:パワーヘッド未装着時
*2:スティック時
*3:本体のみ
2021年に発売されたモデル
トルネオVコードレス VC-CL3000X(パワー重視タイプ)
- 「ごみ取れ性能」重視派向け
- 回転方向の違う2本のブラシを搭載した[オシドリヘッド]
- 強い吸引力が持続する[バーティカルトルネードシステム]
- ゴミを1/4に圧縮する [トルネードプレス]
- まるごと水洗い可能(ダストカップ+サイクロン+フィルタ)
- 収納と充電に便利な[充電台]
- 微細なゴミの有無が分かる[ゴミ残しまセンサー]
イメージ | 機種名 | 運転時間 | 充電時間 | 重量 | 集塵容量 | 付属品 | 口コミ |
![]() | VC-CL3000X | 標準:40分 自動:10~30分 強:10分 | 3.5時間 | 2.9kg | 0.2L | 布団用ブラシ 2WAYブラシ 丸ブラシ すき間ノズル 充電台 | ![]() ![]() |
トルネオSコードレス VC-CLS1(軽量タイプ)
- 「軽さ」重視派向け
- 重量1.2kgを実現したスリム・コンパクト設計
- 小型・軽量設計の[軽量パワーヘッド]
- 強い吸引力が持続する[デュアルトルネードシステム]
- ゴミ1/3圧縮するトルネードシステム
- まるごと水洗い可能(ダストカップ+フィルタ)
- 操作がラクな[らくわざグリップ]
- 方向転換がラクな[スイング運動]
- 家具下の隙間に入る[床ピタ設計]
イメージ | 機種名 | 運転時間 | 充電時間 | 重量 | 集塵容量 | 付属品 | 口コミ |
![]() | VC-CLS1(D) VC-CLS1(N) | 標準:32分 おすすめ:20分 強:8分 | 4.5時間 | 1.2kg | 0.15L | 丸ブラシ すき間ブラシ | ![]() ![]() |
プレスリリース
商品概要
説明書
バッテリ電圧:10.8V(セル数3)
バッテリ交換方法:販売店持ち込み
バッテリ交換費用:バッテリ交換費用:18,000~19,000円(技術料込)とのことだが、10.8Vの割に高いので誤りかも?
2020年に発売されたモデル
トルネオVコードレス VC-CL1700(ミドルグレードモデル)
- 目詰まりしにくく、強い吸引力が持続するバーティカルトルネードシステム
- ゴミ捨て時の埃の舞い上がりを抑えるゴミ圧縮機能
- 一度に広い面の掃除が可能なワイドな吸込み幅
- ヘッドを軽い力で進められる自走式
- ブラシでかき上げたゴミを落とす「ちり落としプレート」
- 回転ブラシへどのゴミの付着を抑えるフッ素加工ブラシ・AGブラシ
- 目に見えない微細なゴミを検知するゴミ残しまセンサー
- ヘッドを床から浮かせると自動で回転ブラシが停止する節電ストップ機能
- 自由な位置を握れて方向転換などが手軽に操作できる「らくわざフリーグリップ」
- サイクロンを含むダストカップや回転ブラシを丸洗いできる
イメージ | 機種名 | 連続使用時間 | 充電時間 | 重量 | 集塵容量 | 付属品 | 口コミ |
![]() | VC-CL1700(R) VC-CL1700(N) | 標準:30分 自動:8~20分 強:8分 | 5時間 | 1.8kg | 0.15L | すき間ノズル 丸ブラシ ふとん用ブラシ | ![]() ![]() |
2019年 トルネオVコードレス ラインナップ一覧
VC-CL600/VC-CL1600の特徴
●従来より本体サイズを15%縮小(スリム&軽量化)New
●延長管と本体を斜めに配置した「SLANTデザイン」New
●自由な位置で握れる「らくわざフリーグリップ」
●手首をひねるとヘッドが連動する「スイング連動」New
●従来より「標準モード」連続運転時間を30分に向上 New
●壁に立て掛けやすい「滑り止めゴム」 New
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●広範囲のゴミを吸い取ることができる「ワイド幅ヘッド」
●軽い力でヘッドが進む自走式「ラクトルパワーヘッド」
●回収したゴミを強力に圧縮する「トルネードプレス」
●菌を付着させた試験板をヘッドで1往復掃除した直後の菌除去率99%
●ブラシでかき上げたゴミを落とす「ちり落としプレート」
●綿ゴミが絡みにくく汚れが付着しにくい「ブラシ毛のフッ素加工」
●静電気の発生を抑えてゴミ離れをよくししっかり取り除く「Agブラシ」
●ヘッドを往復させた床の菌除去率99%
●狭い隙間もしっかり掃除できる「床ピタ設計」
●ゴミの有無が確認できる「ゴミ残しまセンサー」
●ゴムの有無に合わせて吸引力を自動調整する「おまかせモード」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
●ヘッドを浮かせると3秒後に停止する「節電ストップ機能」
プレスリリース:VC-CL600/VC-CL1600
説明書:VC-CL600/VC-CL1600
バッテリー電圧:18V
バッテリー交換費用:部品代8000円/技術料3800円
*2019年調べ
イメージ | 機種名 | 連続使用時間 | 充電時間 | 質量 | 集じん容量 | 付属品 | レビュー |
![]() | VC-CL600-W | 標準:30分 自動:8~20分 強:8分 | 5時間 | 1.8kg | 0.15L | すき間ノズル | ![]() ![]() |
![]() | VC-CL1600-R VC-CL1600-N | 標準:30分 自動:8~20分 強:8分 | 5時間 | 1.8kg | 0.15L | すき間ノズル 丸ブラシ ふとん用ブラシ | ![]() ![]() |
●「本体体積」を約15%削減し重量が100g軽くなる
●「サイクロン(コーン)」を8気筒から6気筒に減らす(本体縮小の為)
●「標準モード」の運転時間が30分に向上
●プリーツフィルターを無くしたフィルターレス構造のサイクロンシステム
●「SLANTデザイン」採用による握りやすいハンドル設計
●壁に立てかけても倒れにくい「滑り止めゴム」
●「エアブロー機能」がなくなる
2018年 トルネオVコードレス ラインナップ一覧
VC-CL500/VC-CL1500の特徴
●軽くて丈夫なグラスファイバー素材
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●「トルネードプレス」でゴミの圧縮率が約1/3向上 New
●ゴミの吸い込み幅が「ワイドタイプのヘッド」
●軽い力でヘッドが進む自走式「ラクトルパワーヘッド」
●ヘッドを往復させた床の菌除去率99%
●ブラシでかき上げたゴミを落とす「ちり落としプレート」
●綿ゴミが絡みにくく汚れが付着しにくい「ブラシ毛のフッ素加工」
●静電気の発生を抑えてゴミ離れをよくししっかり取り除く「Agブラシ」
●回転ブラシのゴミ付着を低減&床の菌を約99%除去
●楽な姿勢で握れる「らくわざフリーグリップ」
●ゴミの有無が確認できる「ゴミ残しまセンサー」
●ヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電ストップ機能」
●強い風でゴミを吹き飛ばせる「エアブロー機能」
●ゴムの有無に合わせて吸引力を自動調整する「おまかせモード」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
プレスリリース:VC-CL500/VC-CL1500
説明書:VC-CL500/VC-CL1500
バッテリー電圧:18V
バッテリー交換費用:部品代8000円/技術料3800円
*2019年調べ
●「トルネードプラス」ゴミ圧縮率が16%向上
●「エアーブローノズル」スタンダードモデルにも標準付属
●バッテリー代が5,000円も安くなる(税抜8,000円)
●誤解を招いたため「充電回数」を表示しなくなる
●「付属品収納バッグ」を付属(VC-CL1500のみ)
2017年に発売されたラインナップ一覧
トルネオVコードレス VC-CL400/VC-CL1400の特徴
●軽くて丈夫なグラスファイバー素材
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●吸込口が広くなった「ワイドタイプのヘッド」New
●素材や樹脂の厚さを見直しヘッドの質量が390g軽量 New
●軽い力でヘッドが進む自走式「ラクトルパワーヘッド」New
●ブラシでかき上げたゴミを落とす「ちり落としプレート」
●綿ゴミが絡みにくく汚れが付着しにくい「ブラシ毛のフッ素加工」New
●静電気の発生を抑えてゴミ離れをよくししっかり取り除く「Agブラシ」New
●ヘッドを往復させた床の菌除去率99% New
●楽な姿勢で握れる「らくわざフリーグリップ」
●強い風でゴミを吹き飛ばせる「エアブロー機能」
●ゴミの有無が確認できる「ゴミ残しまセンサー」
●ゴムの有無に合わせて吸引力を自動調整する「おまかせモード」
●ヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電ストップ機能」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
プレスリリース:VC-CL400/VC-CL1400
説明書:VC-CL400/VC-CL1400
バッテリー電圧:18V
バッテリー交換費用:部品代13,000円/技術料3,800円
*2019年調べ
●ヘッドが自走式「ラクトルパワーヘッド」になる
●ヘッドの「吸込口の幅」が広くなる
●回転ブラシが「フッ素加工」される(抗菌ブラシ)
●充電回数:2,000回→3,100回(温度20℃/おまかせモードを1回につき6分使用時)
スティックとハンディ一体型
- スティックでもハンディでも使える「一体型タイプ」
- 体格や姿勢に合わせて自由な位置を握れる「らくわざフリーグリップ」
- 手首を軽くひねるだけでヘッドが約90°旋回する思い通りの操作ができるパワーヘッド
- モータとバッテリーをバランス良く配置、手首の負担が軽い「バランス設計」
- 清潔な状態を保つことができる水洗い可能なダストカップとフィル
- お手入れが簡単になるフィルターにティッシュペーパーを挟める仕様
2016年 トルネオVコードレス ラインナップ一覧
VC-CL300/VC-CL1300の特徴
●軽くて丈夫な「グラスファイバー樹脂素材」
●重心バランスの最適化で手にかかる負荷が軽減
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●強い風でゴミを吹き飛ばせる「エアブロー機能」New
●ヘッドにフローリング・絨毯・畳に対応する「トリプルファイバーブラシ」
●ゴミの有無が確認できる「ゴミ残しまセンサー」
●ゴムの有無に合わせて吸引力を自動調整する「セーブモード」
●ヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電ストップ機能」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
プレスリリース:VC-CL300/VC-CL1300
説明書:VC-CL300/VC-CL1300
バッテリー電圧:18V
バッテリー交換費用:部品代13,000円/技術料3,800円
*2019年調べ
●「重心の配置を改善」持ち上げた時の手の負担を軽減
●「らくわざフリーグリップ」をさらに持ちやすく改良
●「強モード」の連続運転時間が2分アップ
●上位モデルに「エアブロー機能」を搭載
●収納ツールが「床置き充電スタンド」から「壁掛け用ホルダ」となる
●充電回数:2,000回→2,000回(温度20℃/自動モード時)
2015年 トルネオVコードレス ラインナップ一覧
●軽量+耐久性のある「グラスファイバー」採用で軽量化New
●重心バランスの最適化で重心の偏りを軽減 New
●「高効率モーター」と「新開発ファン」により吸引力が向上 New
●延長管の内径を細くしたことにより吸込口の風速が向上 New
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●ヘッドにフローリング・絨毯・畳に対応する「トリプルファイバーブラシ」
●ゴミの有無が確認できる「ゴミ残しまセンサー」
●ゴムの有無に合わせて吸引力を自動調整する「セーブモード」
●ヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電ストップ機能」
●本体とアタッチメントを収納できる「充電台」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
プレスリリース:VC-CL200/VC-CL1200
説明書:VC-CL200/VC-CL1200
バッテリー電圧:18V
バッテリー交換費用:部品代13,000円/技術料3,800円
*2019年調べ
VC-CL200/VC-CL1200の特徴
●付属品の違う「フルスペック」「スタンダード」2機種ラインナップ
●「吸引力アップ」(モーター毎分最大100,000→110,000回転)
●「サイクロン数」が6気筒から8気筒に増える
●延長管の内径24mm(-4mm)となり吸込口の風速が高まる
●「ゴミ残しまセンサー」を搭載
●「らくわざフリーグリップ(ラウンド形状)」を採用
●延長管とヘッドを装着した状態の「重量」が約400g軽くなる
●本体に収納されていた「伸縮ホース」不採用
●充電回数:2,100回→2,000回(温度20℃/自動モード時)
2014年 トルネオVコードレス ラインナップ一覧
VC-CL100の特徴
●微細なゴミを分離する「バーティカルトルネードシステム」
●高効率性や耐久性の高い「ブラシレスモーター」
●「軽量パワーヘッド」と「カーボン素材の延長管」
●メモリー効果の影響を受けない「リチウムイオンバッテリ」
●充電回数2,100回(温度20℃/満充放電試験の場合)
●ヘッドを浮かせると運転を一時停止する「節電アイドリング機能」
●排気を斜め前方と下方へ3方向に分散する「やわらか分離排気」
●本体を肩にかけて掃除ができる「ショルダーベルト」
●本体をコンパクトに収納できる床置き「充電スタンド」
●水洗い可能なサイクロンカップとフィルター
イメージ | 機種名 | 連続使用時間 | 充電時間 | 質量 | 集じん容量 | 付属品 | レビュー |
![]() | VC-CL100-R VC-CL100-L VC-CL100-W | 標準:20分 強:8分 | 5時間 | 2.3kg | 0.25L | 充電台 すき間ノズル ブラシ | ![]() ![]() ![]() |
今では有名となっている東芝ライフスタイルのトルネオVコードレスは2014年2月に第1弾目となるモデル(VC-CL100)が発売。トルネオVコードレスの1号機はビームライフルのようなフォルムで、ダイソンやエレクトロラックスなどの海外勢が独占するスティックコードレスクリーナー市場に進撃した。最大の特長はフィルターの目詰まりの原因となる微細なゴミを6気筒のサイクロンで遠心分離する「バーティカルトルネードシステム」。コンパクトで軽い「軽量パワーヘッド」とカーボン素材の「延長管」を採用し、当初から軽さにもウェイトを置いてる。また、本体には「伸縮ホース」が収納されており、ノズルを着脱することなく狭い場所や家具を掃除することもできた。
ジャパネットオリジナルのトルネオVコードレス
ジャパネットたかたが販売しているトルネオVの特徴
前モデルのVC-JCL30は、2015年のトルネオVコードレス(VC-CL200)がベースとなっており、付属品に延長管がプラスされたオリジナルモデル。VC-CL200は2015年に東芝から発売された付属品が少ないトルネオVコードレスのスタンダードモデルのため、性能や使い勝手のよさの口コミが知りたい場合は、VC-CL200やVC-CL1200のレビューを参考にするとよいだろう。
新モデルのVC-JCL10000も2015年のトルネオVコードレス(VC-CL200)がベースとなっているが、バッテリーの容量が増えているため「強モード」の連続運転時間が2分延長されている。「充電台」や「収納用ブラケット」が付属されていないため、充電時に充電アダプターを本体から抜き差しする必要あり。専用の充電スタンド(VJ-ST1)はジャパネット別売されている。
よくある質問
「スタンダードモデル」と「フルスペックモデル」の違い
基本的にトルネオVコードレスのモデルは、アタッチメントの有無などで大きく2種類に分けられる。モデル名の数字が三桁のモデルが「スタンダードモデル」、数字が4桁のモデルが「フルスペックモデル」となっている。
どちらも基礎的なスペック(吸引力・連続運転時間・充電時間・重量)は同じため、家のフロアを掃除する用途のみでの使用であれば、基本的なアタッチメントが付属されている「スタンダードモデル」を選ぶとよいだろう。
フロアの掃除だけでなく、布団や車内の隅々まで掃除をしたい場合は、寝具の掃除に便利な「ふとんブラシ」や、狭い場所の掃除に便利な「延長ホース」などが付属されている「フルスペックモデル」を選ぶとよいだろう。
トルネオVコードレスに使える収納スタンドが知りたい
2014年~2015年に発売されたトルネオVコードレスは「床置用充電スタンド」が付属されていたため、本体を省スペースに充電しながら収納することができた。しかし、2016年以降のトルネオVコードレスの収納方法は、壁にネジ止めする必要がある「壁掛け用ホルダー」が採用されるようになり収納法が変更された。
このため、賃貸物件などで壁に穴を開けられない家では、掃除機本体を立てかけて収納することができなくなった。そこで当サイトでは、壁に傷をつけられない環境の人のために東芝のトルネオVコードレスに使えるスタンドをまとめた記事を作成。本体を省スペースに収納したい場合はこちらの記事を参考にして下さい。
トルネオVコードレスは本当に軽いの?
トルネオVコードレスの最大の特徴は「軽さ」のため、古いモデルから軽い操作性や使いやすさでは定評がある。また、軽さや素材だけではなく、重心となる「バッテリー」「モーター」「サイクロン部」のバランスの最適化にも拘っており、軽い力でヘッドを前後に滑らしたり、ヘッドを上げ下げしたりすることが可能となっている。
しかし、近年はトルネオVコードレスのように軽さにウェイトを置いた製品も登場してきている。例えば、シャープの「ラクティブエアシリーズ」やパナソニックの「POWER CORDLESSシリーズ」には、トルネオVコードレスと同クラスの電圧のバッテリーを採用しながら、300~400g軽いモデルもラインナップされているのだ。
トルネオVコードレスは目詰まりしにくいの?
実は集じん方式が空気とゴミを遠心分離する「サイクロン式」であっても、ダストカップ内のみで遠心分離している製品の場合、飛散したゴミがフィルターまで侵入しやすく目詰まりしやすいのだ。このため、サイクロン式の掃除機なのにも関わらず、吸引力が持続力が悪かったり、度重なるフィルターのお手入れにうんざりした経験をした方も多いのではないだろうか。
トルネオVコードレスはダストカップ内で空気とゴミを遠心分離するだけでなく、ダイソンと同じ様にフィルター目詰まりの原因となる微細な粒子をフィルター手前に配置された複数の円錐状コーンで強力に遠心分離する二段式サイクロン構造。フィルターが目詰まりしにくくなったことにより、強い吸引力が持続するだけでなく、フィルターのお手入れ頻度も低減される。
エアブローノズルってなに?
2016~2017年に発売されたトルネオVコードレスのフルスペックモデルには「ブロワ機能」が搭載されており、「エアブローノズル」を本体に装着することで、強い風をノズルから吐き出しながら、砂・ゴミを吹き出すことが可能となっている。
2018年モデルには「スタンダードモデル」にもエアブローノズルが付属されるようになったが、2019年モデルからブロワ機能は採用されなくなった。このため、はたきのような掃除がしたい場合はブロワ機能が採用されている2018年以前のモデルを選ぼう。
型落ちはお買い得?買っても大丈夫?
歴代のトルネオVコードレスは18Vのバッテリーが採用されているうえ、昔から軽さにウェイトを置いているため、吸引力、連続使用時間、重量に大きな差はない。このため、型落ちの安いモデルを選んでも後悔をすることは少ないが、2017以前のモデルはバッテリー代が割高のため、長く使用したいと考えている場合は、バッテリー代が安くなった2018年以降のモデルのほうがおすすめである。
基本的に型落ちのモデルは安くなるが、トルネオVコードレスは新モデルが発売されると前モデルは生産中止となるため、在庫が希少になってくると逆に価格があがったり、入手困難となることもある。ジャパネットたかたのセールでは型落ちのトルネオVコードレスが特価になることがあるため、予算を抑えたい場合はジャパネットの型落ちモデルもおすすめである。
その他に、2017年以降のモデルはパワーヘッドの吸込口が「ワイドタイプ」に変更されているため、広い場所を効率よく掃除したい場合は、2016年以前のモデルを選ばないほうが無難である。また、2019年モデルから「ブロワ機能」が採用されなくなったため、ゴミを吹き飛ばせる「エアブローノズル」が必要な場合は、アタッチメント(エアブローノズル)の有無に注意が必要である。
バッテリーの交換方法や交換にかかる費用を知りたい
近年、自分でバッテリー交換することができるコードレスクリーナーが増えてきているが、東芝のトルネオVコードレスは未だに自分でバッテリーを交換することができない。このため、クリーナーを購入した販売店、もしくは最寄の東芝サービスステーションへ点検のご依頼の上、持ち込みする必要がある。
また、バッテリーの交換対応については、点検・修理にて教育を受けた修理技術者が修理や確認を行うため、バッテリー代だけでなく技術料がかかる。この料金は以前各モデルのバッテリー代や技術料は比較表に記載。バッテリー交換に手間をかけたくない場合は、現行機種のトルネオVは不向きである。
「株式会社東芝」ってどんなメーカーなの?
日本の大手電機メーカーである株式会社東芝、私たちが普段から接する機会が多い家電も多く流通しており、日本人のあいだで株式会社東芝という名前を知らない人はいないほど有名なメーカーです。
日立製作所に次ぐ総合電機メーカー第2位で、2016年度に総合電機の看板を下ろすことが決定したことは記憶に新しいニュースだと思います。
情報通信や公共事業に至るまで幅広く事業を展開している株式会社東芝は、その精巧な技術を基に日本だけでなく世界に流通している家電も手がけており、世界的にも知名度が高い日本の企業の一つです。
株式会社東芝と聞くとテレビや半導体などをメインに事業展開しているイメージが強いと思いますが、実は 重電機、軍事機器、鉄道車両などの重工業分野にも事業展開しており、数十年前には日立製作所と 株式会社 東芝の2強と言われる時代があったのも事実ですし、2000年代には当時まだあまり認知されていなかったモバイル端末を普及させた企業の一つでもあり、現代のスマートフォンデバイスの開発にも今なお続いています。
また、洗濯機や冷蔵庫、電子レンジ炊飯器などのいわゆる白物家電は株式会社東芝がパイオニアであることも有名で、現代で使われている白物家電の基礎を構築したのは 株式会社 東芝だと言っても過言ではないでしょう。
最近では創業当初から力を入れていた、テレビ家電もシェアを徐々に伸ばしてきており、中でもハードディスクやネットワークと連携し、テレビの映像を簡単に録画することができる液晶テレビ「REGZA」は、 株式会社 東芝の液晶テレビのシェアを大きく広げる一旦を担いました。
それに伴い2015年には映像事業を抜本的に見直し、話題の4Kテレビなどの画質や録画機能などに注力し、海外メーカーとの価格競争に打ち勝つ姿勢を見せています。今後は日用家電だけでなく、電子部品、 ITメディア関連事業も発展することが予想されている日本の大手家電メーカーといえるでしょう。