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ジャパネットの型落ちトルネオVコードレス(VC-JCL10000)が安いのか調べてみた

ジャパネットのトルネオVは安いのか検証

ジャパネットの大きなセールでは「東芝」か「ダイソン」のコードレス掃除機が必ず登場する!?

現在、ジャパネットが力をいれて紹介するコードレス掃除機のメーカーは決まっており、利益還元祭や家電祭りなどの大きなセールでは必ず「東芝」か「ダイソン」の製品が登場する。TVやラジオなどのメディアでハイテンションな劇団員のような人が赤いトルネオの掃除機を紹介しているシーンを見た人も多いのではないだろうか。

ジャパネット-トルネオVコードレス(VC-JCL10000)

ジャパネットのトルネオVコードレス(VC-JCL10000)お買い得なのか調べてみた

現在、ジャパネット公式ページのプライスダウンの項目で東芝ライフスタイルのスティック型コードレスクリーナー(VC-JCL10000)が特価商品として販売されているが、本当に家電量販店やネット通販サイトと比較して価格が安いのから調べみた。

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VC-JCL10000はお買い得なの?

 

発売日モデル実勢価格
2014年VC-CL100入手困難
2015年VC-CL200(下位)
VC-CL1200(上位)
入手困難
2016年VC-CL300(下位)
VC-CL1300(上位)
おすすめ安
在庫希少
2017年VC-CL400(下位)
VC-CL1400(上位)
おすすめ
同価格
2018年VC-CL500(下位)
VC-CL1500(上位)
割高

予算重視なら価格comで最安値で販売されている「VC-CL300」のほうがおすすめ

VC-JCL10000の価格下取りなし税抜価格:39,800

下取り後税抜価格:10,000円引き

値引き後価格:29,800

税込価格:32,184円

送料:972円(税込)

下取手数料:540円(税込)
合計額:33,696円(税込)
VC-JCL10000は、2015年に東芝から発売されたトルネオV(VC-CL1200/VC-CL200)がベースとなったモデル

まずはじめにVC-JCL10000は、2015年に東芝から発売されたトルネオVコードレスシリーズの「VC-CL200/VC-CL1200」がベースとなったモデルである。付属されているアタッチメントが「すき間ノズル」「丸ブラシ」しか同梱されてない下位モデル(VC-CL200)に「延長ホース」を追加したモデルなので、(VC-CL200)の実勢価格と大きな開きがあるのであれば、VC-JCL10000はお買い得と言える。

ベースとなったモデル(VC-CL1200/VC-CL200)はとっくの昔に生産中止になってるから希少&割高

しかし、東芝のコードレス掃除機は新モデルを発売すると前モデルは生産中止となるため、型落ちモデルが安い期間は新しいモデルが発売されてから1~2年ほど。逆に在庫が希少となると価格が上がったり、新品を購入することが難しくなるのだ。実際にベースとなっている2015年モデルは「VC-CL200」「VC-CL1200」は品切れ状態となっている。このため、VC-JCL10000がお買い得なのか調べる場合は、市場に残っている1~2年前のトルネオVコードレスの下位モデルと価格を比較するとよい。

東芝の歴代モデルが分かるページは下のページからどうぞ。

フロアメインの掃除ならVC-CL300かVC-CL400のほうが安くておすすめ

家の床掃除メインで使用する場合、VC-JCL10000に付属されている「延長ホース」の出番はあまりないので、個人的には2015年モデルであるVC-JCL10000に33,696円もだすのであれば、2016年~2017年に発売されたトルネオVコードレスの下位モデルのほうが安くておすすめである。価格はどちらも2万円台まで下がっているため、ジャパネットたかたのVC-JCL10000より割安だ。

また、本体重量は同じ1.9kgと同じになるが、重たいモーターやバッテリーの位置が見直されているため、体感重量は2015年モデルのVC-JCL10000より軽い。さらに2017年以上のモデルはヘッドの幅が広くなったワイドタイプになっており、広い場所も効率よく掃除ができるのも嬉しいポイント。

Amazonや楽天市場で在庫がなくなっている場合や、価格が変動して割高になっている場合は、価格comからモデル名(VC-CL300かVC-CL400)を検索して最安値のショップから注文するとよいだろう。
基本的にトルネオVコードレスは付属品の違いで「下位モデル」と「上位モデル」の2種類を発売。本体の性能は変わらないのでフロアの掃除だけで使用するなら、価格の安い下位モデルを選べばOKだ。床以外に布団や車内、ゴミを吹き飛ばすブロワ機能を使用したい場合は、「布団ノズル」「延長ホース」「エアブローノズル」が付属された上位モデルを選びたいが割高となる。

2016年下位モデル↑

2017年下位モデル↑

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VC-JCL10000の口コミの調べ方

 

発売日モデルレビュー
2015年VC-CL200(下位)アマゾン1
アマゾン1
2015年VC-CL200(下位)楽天なし
2015年VC-CL200(下位)価格.com
2015年VC-CL1200(上位)アマゾン1
アマゾン1
2015年VC-CL1200(上位)楽天なし
2015年VC-CL1200(上位)価格.com

ベースとなってるモデル(VC-CL1200/VC-CL200)の使用レビューを参考にしよう

ジャパネットのサイトでは購入した商品のレビューを自分で投稿することができない仕様となっており、ジャパネット側が選んだお客様の声が10件ほど紹介されているのみ。VC-JCL10000は2015年に東芝から発売されたトルネオVコードレス(VC-CL200)がベースとなってモデルなので、掃除機の選び方のポイントとなる吸引力、重さ、使い勝手などは大手通販サイトのVC-CL200のレビューを参考にするとよいだろう。なお、本体やヘッドの仕様は上位モデル(VC-CL1200)と同じなので、付属品以外のレビューも参考になるだろう。

ちなみに、わたしもレビューや口コミに目を通したが、発売当初は評価が高かったものの、現在は2,000回充電できると謳いながらバッテリーの基盤が故障するというレビューが目立っている。VC-JCL10000は連続使用時間(2分アップ)と充電回数(3,100回)が向上しているため、ベースとなっている2015年モデルに採用されているバッテリーと異なる可能性があるが…

ジャパネットでトルネオVコードレスを長期保証に入って購入をする場合、充電回数に達するまでにバッテリーに寿命がきたり、故障したときに保証の対象となるのか確認したほうがよいだろう。ちなみにメーカーの場合、バッテリーに寿命がきた場合は保証期間内だろうと保証対象に入らない。また、充電回数に達するまでにバッテリーが故障しても保証期間が過ぎていた場合、無料で修理をしてくれないようだ。2018年モデルでは充電回数を表記しなくなっており、お客との間でトラブル(誤解等)があったと見られる。

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VC-JCL10000っていつのモデルなの?

 

発売日モデルシリーズ
2014年VC-CL100トルネオV1号機
2015年VC-CL200(下位)
VC-CL1200(上位)
トルネオV2号機
2016年VC-CL300(下位)
VC-CL1300(上位)
トルネオV3号機
2017年VC-CL400(下位)
VC-CL1400(上位)
トルネオV4号機
2018年VC-CL500(下位)
VC-CL1500(上位)
トルネオV5号機

第二弾目のトルネオVコードレス

トルネオVコードレスのVC-JCL10000はVC-JCL30の後継機種。2018年5月に発売されたジャパネットオリジナルのモデルである。このモデルは一部のサイトで2017年に発売された[VC-CL1400/VC-CL400]がベースになっていると記載されているが、本体は2015年に発売されたトルネオV2号機[VC-CL1200/VC-CL200]である。らくわざフリーグリップが改良される前の形状をしていることと、バッテリーが内蔵されている箇所が円柱状になっているのが、[VC-CL1200/VC-CL200]と比較的新しいモデルの決定的な違いだ。

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VC-JCL10000とメーカー品の違い

ジャパネットオリジナル(VC-JCL10000)とメーカーの違い

付属品の有無が違うだけ

VC-CL1200との違い●衣類の掃除ができない(洋服用ブラシがない)
●寝具の掃除ができない(ふとん用ブラシがない)
●砂ゴミを吹き飛ばせない(エアブロー機能がない)
●立てかけて収納できない(充電台別売り)

ジャパネットオリジナルの[VC-JCL10000]と元のベースとなっている[VC-CL1200]の大きな違いは付属品の有無にある。VC-CL1200は同時リリースされたVC-CL200の上位モデルなのでアクセサリーが全て付属されているのに対して、VC-JCL10000は「洋服布用ブラシ」「ふとん用ブラシ」「エアブローノズル」が同梱されていない。そのため、衣類などに付着した花粉・埃を除去、布団や枕などの寝具の掃除、砂ゴミを吹き飛ばしたりすることができない。

また、VC-CL200(下位モデル)とVC-CL1200(上位モデル)には掃除機本体を立てかけて充電&収納することができる「充電台」が付属されていた。しかし、VC-JCL10000には充電台が付属されていないので、省スペースに収納することができないうえ、充電する際は充電アダプターを本体に差し込んで充電しなければいけない。

ちなみに、VC-JCL10000専用の充電台はジャパネットたかたで別売されているので省スペースに収納したい場合は、ジャパネットで専用の充電台(VJ-ST1(R))を注文するか、電動工具メーカーの製品に使用できる「クリーナー専用スタンド」を使用するとよいだろう。トルネオの延長管は細いので電動工具メーカーのスタンドを流用することが可能。

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VC-CL200/VC-CL1200 バッテリーの交換方法

VC-CL1200付属品VC-JCL10000
強:6分
自動:6~20分
セーブ:20~25分
運転時間強:8
自動:8~20分
セーブ:20~25分
5時間充電時間5時間
2,000回充電回数3,100

バッテリーの性能が向上している

Point●強モードの駆動時間が2分間延びた
●バッテリの寿命が1,100回分延びた

連続使用時間や充電回数の仕様を見ると[VC-CL1200/VC-CL200]に搭載されていたバッテリーより向上していることから、2016年以降のトルネオVコードレスのモデルに搭載されているバッテリーと同等の電池が採用されているようだ。

どちらも充電時間は5時間となるが、[VC-CL1200/VC-CL200]の連続使用時間は強モード6分/自動モード6~20分、充電回数は2,000回なのに対し、VC-JCL10000は強モード8分/自動モード8~20分、充電回数は3,100回となっている。

ただし、この充電回数はおそらく自動モードを6分間使用した回数なので、リチウムイオンバッテリーの寿命は一般的なものと同等と見たほうがよいだろう。この東芝のうん千回も充電ができるという表現は、ユーザーから多くの誤解を招いたため、2018年以降のモデルでは充電回数を掲載しなくなっている。

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VC-JCL10000の吸引力は強いの?

型落ちだけど吸引力は管理人のお墨付き

ジャパネットたかたで紹介されているトルネオVコードレス(VC-JCL30)(VC-JCL10000)のベースとなっているVC-CL1200はわたしが初めて購入したトルネオのモデルだ。東芝のトルネオVコードレスの最大の特徴は、家中丸ごと掃除をしても手が痛くならない軽さと、取り回しやすいコンパクトなヘッド、そしてフィルターが目詰まりしにくく吸引力が持続するサイクロンシステムを搭載していることである。

上はわたしがVC-CL1200を購入した時にアップロードした吸引力検証動画である。東芝のトルネオVシリーズは18Vのバッテリーを採用しているため、吸引力は21.6V以上のバッテリーを採用している日立の「パワーブーストサイクロン」、パナソニックの「iT」、海外メーカーの「ダイソン」に比べると劣るものの、吸込口の風路を狭めていたり、ヘッドと床の隙間を狭くした工夫をしているので、吸引力は床に張り付く力を感じるほど強くなっている。

国内の大手家電メーカーで唯一ペットの毛を集じんできる

現在はすべての大手電機メーカーが高級タイプのスティックコードレス掃除機市場に参入しており、海外勢に負けない独自の特徴を打ち出している。しかし、モーターヘッドに搭載したブラシバーにダイソンの「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」のような硬いブラシを搭載しているメーカーは東芝のトルネオVコードレスのみなので、ほとんどのメーカーが頑固に絡みついたペット(犬・猫)の毛を集じんすることができない欠点が存在する。

東芝のトルネオVコードレスは国内メーカーで唯一ペットの抜け毛を集じんできる硬いブラシを搭載しているので、カーペットやラグに絡みついたペットの毛を効率よく集じんすることができる。また、負荷のかかる硬いブラシを高速回転させる強いブラシパワーを備えているので、絨毯の奥深くに入り込んだ微細なゴミを掻き出す集じん性能も高い。ペットを室内で飼っている家庭や、アレルギーの原因となるより多くのハウスダストを集じんしたい人におすすめである。

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VC-JCL10000のサイクロンテクノロジー

VC-CL1300 デュアルトルネード
VC-CL1300 ミクロトルネード

国内メーカーのハイエンド機の中で一番目詰まりしにくい

トルネオと言えばキャニスター掃除機もコードレス掃除機もサイクロンを売りにしているが、コードレス掃除機のトルネオは唯一大手家電メーカーの中でダイソンと同じ2段式構造のサイクロン(バーティカルトルネードシステム)を採用している。

そのため、埃や微細なゴミによるフィルターを防ぐことができ、吸引力を下げることなく使い続けることができる。每日掃除をしても月に一度のお手入れで十分なので、ゴミ捨て時の面倒なメンテナンスから解放される。

また、ダストカップ上部に配置されいている円錐形のサイクロン部は粉じんが付着して汚れやすい短所があるが、ダイソンと違ってトルネオVコードレスはダストカップもサイクロン部も水洗いすることができるので衛生的である。

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歴代のトルネオVコードレスや「性能」「付属品」「機能」がひとめで分かる性能比較表はこちらからどうぞ。VC-JCL10000との比較にも役立ちます。VC-JCL10000の本体は2015年に発売されたVC-CL200/VC-1200がベースとなっています。東芝は毎年トルネオVを発売しているので、比較的新しい型落ちもおすすめです。
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