ダイソンのコードレス掃除機「V11」を使い倒しながら口コミレビュー!

おすすめのコードレスクリーナーを徹底調査!

ダイソンのコードレス掃除機「V11」を使い倒しながら口コミレビュー!


ダイソンV11の口コミレビュー

ダイソンV11の魅力は「見える化」!運転状況がリアルタイムで分かる液晶ディスプレイを搭載!

2019年3月にダイソンからコードレススティッククリーナー『Dyson V11』が発売された。ダイソンは2011年に販売したDC35を皮切りに、毎年スティックタイプのコードレ掃除機を発売しており、今回発売されたV11は第9弾目のスティック機となる。V11は3/20~4/3までの期間に「直販限定ストア」で先行販売。その後、家電量販店等でも購入が可能となる。

Dyson V11と従来モデルの大きな違いは、運転状況・メンテナンス通知・掃除機トラブルなどを表示する「液晶ディスプレイ」を搭載したこと。また、毎分最大125,000回転するダイソンデジタルモーターV11を搭載したことにより、前年モデルのV10シリーズと比べて吸引力が25%向上。さらに運転音や気流の乱れが低減し、運転音も11%静かになったという。

その他に「コンビネーションノズル」や「隙間ノズル」をストレートパイプに収納することができる「ツールクリップ」が標準付属品に追加。また、一部のモデルに本体やツールを収納しながら充電できるコードレスクリーナー専用充電ドックが付属されており、壁に穴をあけて収納用ブラケットを固定しなくても、クリーナー本体を立てかけて収納できるようになっている。

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V11の種類とそれぞれの違いを教えて?

ダイソン V11の種類「Fluffy」「Fluffy+」「Absolute」の違い

V11「Fluffy」「Fluffy+」「Absolute」の違い

ざっくりまとめると

●V11シリーズの現行機種は4モデルがラインナップ
●後から新しいモデルが追加されることがある
●本体の仕様(吸引力・運転時間・充電時間・重量)は同じ
●標準装備されている床用ヘッドに違いがある
●付属品の有無に違いがある
●本体やストレートパイプの色に違いがある

2019年3月に発売されたV11シリーズには4つのモデルがラインナップされており、それぞれの違いは「本体カラー」と「付属品」の有無となっている。今後もV11シリーズから新しいモデルがラインアップされることがあるかもしれないが、基本的に本体のスペックに違いはなく、「色」「床用ヘッド」「アタッチメント」などの付属品に違いがあると考えてよいだろう。ただし、装着するモーターヘッドの種類によって連続使用時間が変わることがある。

Dyson V11 Fluffy(SV14 FF)の付属品

Dyson V11 Fluffyの付属品

Fluffyからはじまるモデルは「ソフトローラークリーナーヘッド」を標準装備しており、フローリングや畳のようなフラットな床面の掃除を得意としている。

ソフトローラークリーナーヘッドは大小のゴミを同時に吸い取ることができ、床をピカピカに磨き上げる特長を持っているが、カーペットの奥深くから微細なゴミを掻き出したり、頑固に絡みついた髪の毛やペットの毛の集じん力が弱い欠点も存在する。

しかし、付属されている「ミニモーターヘッド」を使えば、カーペットから微細なゴミや、頑固に絡みついた髪やペットの抜け毛を集じんできるため、カーペットを敷いている面積が狭く、フローリングや畳の掃除がメインであれば、標準タイプのFluffyを選ぶとよいだろう。

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Dyson V11 Fluffy+(SV14 FF COM)の付属品

Dyson V11 Fluffy+の付属品

FluffyとFluffy+の違いは「ストレートパイプの色」と「コードレス専用充電ドックの有無」となっており、本体仕様や付属されている専用ツール(アタッチメント)に違いはない。

クリーナー本体を壁に立てかけて収納しながら充電したい場合は、標準付属されている「収納用ブラケット」を壁にネジ止めする必要があるが、壁に傷をつけられない場合は「充電ドック」が同梱されているFluffy+を選ぶとよいだろう。

ダイソンの「コードレス専用充電ドック」が必要であるものの、Fluffy+が割高に感じたり、予算を抑えたい場合は、Fluffyと他社が販売している割安の「ダイソン専用のクリーナースタンド」を購入したほうが経済的なのでおすすめである。

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Dyson V11 Animalの付属品

Dyson V11 Animal+の付属品(未発売)

現在、V11 Animalを発売する予定はないものの、従来モデルであるV6/V7/V8/V10シリーズにAnimalからはじまるモデルがラインアップされたことを考えると、後発でV11にもAnimalが発売される可能性は高い。このため、従来シリーズにラインアップされたAnimalの特徴を簡単に説明しておきたい。

FluffyとAnimalの本体仕様は同じとなり、標準装備されている床用ヘッドに大きな違いがある。Fluffyが標準装備している「ソフトローラークリーナーヘッド」のように大きなゴミを集じんすることはできないものの、Animalが標準装備している「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」は硬いナイロンブラシと強力なブラシパワーで、カーペットの奥から微細なゴミを掻き出す集じん力や、絨毯に頑固に絡みついたペットの毛を集じんする能力はズバ抜けている。

このため、犬や猫のような抜け毛の多いペットや、アレルギー持ちの家族がいる家庭で人気が高いモデルとなっている。フローリングに落ちているペットの毛やハウスダストの集じん力はFluffyもAnimalも同等であるが、カーペットから微細なゴミやペットの毛を掻き出す集じん力はAnimalのほうが上のため、カーペットを敷いている面積が広い家庭では効率よくアレルゲンを集じんできるAnimalのほうがおすすめである。

 

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Dyson V11 Absolute(SV14 ABL)の付属品

Dyson V11 Absoluteの付属品

Absoluteからはじまるモデルには、前述したFluffyとAnimalに標準装備されている床用ヘッドが付属されたモデルとなる。本体仕様は前述したモデルと変わらないものの、標準でフローリングとカーペットに特化したヘッドが2つ同梱されているため、価格は他のどのモデルよりも割高となる。予算に余裕があり、フローリングは乾拭き効果の高いソフトローラークリーナーヘッド、カーペットでは微細なゴミや絡みついた毛を掻き取る集じん力が高いダイレクトドライブクリーナーヘッドで掃除したい場合はAbsoluteを選ぶとよいだろう。

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Dyson V11 Absolutepro(SV14 EXT)の付属品

Dyson V11 Absoluteproの付属品

Absoluteproはダイソンが運営している直販ストア限定で販売されているモデルとなる。現在、ダイソンの直販ストアは旗艦店と公式オンラインストア以外に、ヤフーショッピングや楽天市場でも出店しており、Absoluteproやその他のモデルをネット上でも注文することが可能となっている。

AbsoluteproもAbsoluteと同じ様に「ソフトローラークリーナーヘッド」と「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」2つのモーターヘッドが付属されている最上位クラス。Absoluteとの大きな違いは、ストレートパイプだけでなく、サイクロン部分もゴージャス感のあるゴールドになっており、他のモデルとも差別化を図っている限定モデル。

アタッチメントにはAbsoluteや他モデルと違い、寝具の掃除に便利な「フトンツール」が同梱されている。ただし、V11用のフトンツールは単品で注文することができるうえ、他モデルに標準付属されている「ミニモーターヘッド」でも布団などの寝具を掃除することができるため、Absolutepro以外のモデルでも寝具を掃除することは可能である。

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新しく搭載された液晶ディスプレイで何がわかるの?

ダイソンV11-液晶ディスプレイ(LCDスクリーン)で何が分かる?

ざっくりまとめると

●使用している運転モードがわかる
●バッテリーの詳細な残り時間がわかる
●フィルターが汚れるとメンテナンス通知
●通気孔の詰まりの警告と詰まり箇所の案内
●フィルターを装着し忘れると警告

新モデルと従来モデルの決定的な違いは“知性”を持っていること。V11は新たに「LCDスクリーン」を搭載しており、本体後部についている液晶のディスプレイで後述する掃除機の運転状態やメンテナンス通知などをアニメーションで案内してくれるのだ。これまで、様々なメーカーの製品を手にしてきたが、ロボット掃除機以外にこんなにインテリジェントな掃除機は見たことがない。
 ダイソンV11-液晶ディスプレイ(運転モード)

「吸引モード」が視覚的にひとめで確認できる

V11の吸引モードは「エコモード」「中モード」「強モード」の3種類から切り替えることが可能となっている。比較的新しいモデル(V7/V8/V10)の吸引モードは本体上部にある「スライドスイッチ」で切り替えなければいけなくなったため、従来モデル(V6以前)のボタン式に比べると切り替えが素早く行えなかった。
新モデルでは液晶ディスプレイに配置された「ボタン」を軽く押すだけで、運転モードを素早く切り替えることが可能となった。また、液晶ディスプレイを見ると、いま使用している「吸引モード」だけでなく、後述する詳細な「残り時間」がひとめで分かるのも嬉しいポイントとなっている。
管理人の使用感想V7以降のモデルから、運転モードの切り替えは本体上部にあるスライドスイッチで行うようになった。このため、運転モードの切り替えにちょっとした一手間がかかるため、少々面倒だと感じていた。V11はV6以前のモデルと同じように本体後部にあるボタンを押すだけで、素早く運転モードの切り替えが可能となり、V7~V10のように不便だと感じなくなった。また、今使っている運転モードと各モードの残り時間がひと目で分かるのも嬉しいポイントだ。(後述)
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 ダイソンV11-液晶ディスプレイ(運転時間)

残りの運転時間が秒単位で把握できる

比較的新しいモデル(V8/V10)は、バッテリーの容量が分かる「インジケーター」を搭載していたが、バッテリー残量を3段階で表示していたため、あとどれだけ使えるのか詳細な残りの運転時間が把握しづらかった。このため、特に電力量の高い「MAXモード」に切り替えた時に頻発していたが、掃除の途中で充電切れを起こし中断されることが多々あった。ダイソンは充電時間に3.5時間かかるため、すぐに掃除を再開することもできない。
新モデルでは、液晶ディスプレイにバッテリー残量だけでなく、各吸引モードの残り時間も秒単位で表示されるようになった。より正確な残り時間がひとめで把握できるようになったため、家中丸ごと掃除する場合は「あと少しでバッテリーが切れるかも…」と焦りながら掃除をする不安が解消された。もし、残り時間が短くなったとしても、長時間の掃除が得意な「エコモード」に切り替えれば、運転時間を気にせず掃除することができるので安心だ。
管理人の使用感想V10のように単純にバッテリー残量から残り時間を測定しているのではなく、モニタリングシステムの組み合わせで、床の種類によって異なる掃除機の負荷を検知して電力消費も計算しながら残り時間を算出。アルゴリズムを用いて使用時間を学習しているため、一週間も使うと残り時間はより正確なものになっていく。例えば、フローリングとカーペットではブラシやモーターにかかる負荷が変わる。また、同じカーペットでも毛足の長さや太さによって負荷が変わったりすることも。このため、バッテリーの電力消費が異なってくるので、床の種類によって連続運転できる時間が微妙に変わってくるのだ。各運転モードの残り時間が秒単位で表示されるため、途中でバッテリー切れを起こすことなく家中まるごと掃除ができるようになった。V10と比べて他の仕様に大きな進化はないので、ここがV11の肝と考えてよいだろう。
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ダイソンV11-液晶ディスプレイ(フィルターメンテナンス通知)

「フィルター洗浄」が必要なときにお知らせしてくれる

従来モデルのマニュアルには「フィルターのお手入れ目安は一ヶ月に一度を目安に水でフィルター洗浄してください」と記載されていた。しかし、ダイソンは他メーカーの製品に比べるとフィルターの目詰まりがしにくいうえ、フィルターのお手入れ目安は掃除機の使用頻度や吸い取るゴミの種類によって大きく変わるため、いつフィルターのお手入れをすればいいのかよく分からなかった。また、フィルターのお手入れを長期間せずにモーターに負荷をかけているユーザーも散見される。
新モデルは微細なゴミがフィルターに目詰まりし、空気の流れやモーターに負担がかかることにより、液晶ディスプレイにフィルター洗浄と洗浄方法が案内されるようになった。このため、フィルターのお手入れ目安は液晶ディスプレイを見れば分かるようになったうえ、モーターに負荷をかけながら掃除をしているズボラなユーザーにも親切設計に。ただし、ダイソンの高い性能を維持するために、毎日使用する場合は、フィルターのお手入れは一ヶ月に一度は行ったほうがよいだろう。
管理人の使用感想当サイトもダイソンも一ヶ月に一度のお手入れ(水洗い)を推奨しているが、フィルターが目詰まりしにくい2段式サイクロンを採用しているため、家庭で発生するようなゴミを吸引しても、何ヶ月感もお手入れをしなくても強い吸引力が持続したりする。ただし、V10以降のモデルは従来モデルよりフィルターが目詰まりしやすくなっているため、フィルターが汚れたら液晶でお知らせしてくれる機能は嬉しい。ちなみに、意図的にフィルターを目詰まりさせたり、排気口を塞いでもメンテナンス通知がされないため、本当にフィルターが目詰まりしたときにお知らせしてくれるのか現段階では疑っている。
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 ダイソンV11-通気口の詰まりの警告

通気孔が詰まると警告+取り除き方を案内してくれる

当サイトでダイソンに関する問い合わせで多いのが、「モーターが動いたり止まったりを途切れ途切れに繰り返して掃除ができない」という質問である。ダイソンのコードレス掃除機は大きなゴミや異物などが通気孔に詰まると、モーターが息継ぎをするように回転→停止を繰り返し運転ができなくなるのだ。これはモーターが焼き付くのを防止するためであり、異物が詰まってモーターが高温になると、運転が自動停止する仕組みとなっている。
新モデルには通気孔に異物が詰まると、従来モデルと同じようにモーターが停止。さらに、液晶ディスプレイで警告しながら、異物が詰まりやすい風路をアニメーションで教えてくれるため、自身でトラブルを対処できるようになっている。
管理人の使用感想子供の頃からキャニスター掃除機を使っていて、大きなゴミを吸引したりすると、延長ホースやストレートパイプに詰まって往生した経験が何度もあるので、個人的に異物を詰まらせたりすることはないうえ、無理して大きなゴミを吸引したりすることもない。仮に異物が詰まってもどこに詰まるかも分かっているので、この機能は個人的に必要としていない。しかし、このトラブルはダイソンの中でも多い部類なので、モーターが故障する前に自動停止+異物の詰まりをお知らせしてくれる機能は初心者やお年寄りには力強い機能となっている。ちなみに長年使用しているとヘッドの空気が曲がる部分にも埃がこびりついて詰まることがあるので注意されたし。
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 ダイソンV11-フィルターのエラー表示(液晶ディスプレイ)

フィルターを装着し忘れていると警告してくれる

その他にフィルターの装着をし忘れていたり、きちんと装着できていないと液晶ディスプレイで警告し運転ができなくなる。兎にも角にも、これまでダイソンの製品でよく発生していたトラブル(フィルター目詰まり・異物の詰まり・バッテリーや本体の故障・バッテリーの残量不足等)の原因や解決方法を掃除機本体がアニメーションで教えてくれるため、V11は機械音痴の人やご年配の人にも優しいモデルとなっている。
管理人の使用感想他社の掃除機でフィルターをつけ忘れて掃除をしてしまったことはあるが、ダイソンのフィルターは外付けタイプを採用しているため、フィルターをつけ忘れて掃除をすることは一度もない。この警告を見ることはおそらくないので不必要なものだと感じた。ちなみに、V11はV10と同じように、「プレモーターフィルター」と「ポストモーターフィルター」が一体化したフィルター採用。フィルターはモーター後部に配置されているうえ、大きなゴミはシュラウドを通過できないので、万が一フィルターをつけ忘れて運転しても本体が故障することはないと考えてよいだろう。
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