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Dyson omni-glideの実機レビュー!特徴やメリット&デメリットを動画で分かりやすく解説

浮遊感のあるかけ心地で自由自在な操作感!Dyson Omni-glide

  • 海外発売日:2020年7月
  • 日本発売日:2021年4月7日
  • 発売時の価格: (SV19 OF/69,300円) (SV19 OF COM/64,900円)

2021年4月7日にダイソンから、同社の中で最も操作性に優れた全方向駆動コードレスクリーナー[Dyson Omni-glide(ダイソン オムニグライド)]が発売された。海外では去年の7月に先行発売された大好評のモデルである。

公式オンラインストアでは、[Dyson Omni-glide™ Complete (SV19 OF)-69,300円]と[Dyson Omni-glide™ Complete+ (SV19 OF COM)64,900円]の2機種がラインナップ。双方の本体仕様に相違点はなく、付属品の有無により型式が異なる。

Dyson Omni-glideの最大の特徴

  • 全方向駆動のクリーナーヘッド(自由自在な操作性)
  • ハンドル形状の変更(ピストル状→スティック状)
  • ボタン式スイッチ(トリガーを引き続ける必要がない)
  • 着脱式バッテリー(簡単に交換+予備を用意できる)

Dyson Omni-glideは360°回転する4つの車輪と、2本のブラシバーを搭載した全方向駆動のクリーナーヘッドを標準装備。ヘッドを前後にしか移動させられなかった従来機と違い、ヘッドは宙に浮いているような感覚で、前後左右斜めなど、360°思ったところに移動させることができる。

その他に、ハンドルはピストル状からスティック状に変更され、トリガーを引き続ける必要がない[ボタン式スイッチ]や、簡単に交換できる[着脱バッテリー]を採用。バッテリーやハンドルも直線的に配置されたことで、家具下の狭い隙間も180°フラットに寝かせて掃除ができるようになった。

Omni-glide™ Complete (SV19 OF)とOmni-glide™ Complete+ (SV19 OF COM)の違い

Omni-glide™ Complete (SV19 OF)とOmni-glide™ Complete+ (SV19 OF COM)の違いは、本体カラーと、暗くて狭い場所の掃除に便利な「LED隙間ノズル」の有無となっている。

標準付属されている「コンビネーション隙間ノズル」は、ブラシを取り外せば「隙間ノズル」としても使用することができるため、予算を抑えたい場合は (SV19 OF)を選びたい。

ちなみに、Omni-glide™ Complete (SV19 OF)は直営限定モデルとなっており、ダイソンが直営で販売しているストアでしか注文することができない。

Omnidirectional Fluffy™(オムニディレクショナル フラフィ) クリーナーヘッドの特徴

  • 空中に浮いたようなかけ心地
  • 360°全方向移動可能
  • 押しても引いても大小のゴミを吸い取れる
  • 家具と家具の狭い間の掃除ができる
  • 家具の下の奥までスムーズに掃除ができる
  • 軽い力で移動させられる(手負荷軽減)
  • ヘッドを上げ下げする回数が減る(手負荷軽減)
  • 効率的に掃除ができる(時短)

Omni-glideに搭載されているOmnidirectional Fluffy™(オムニディレクショナル フラフィ) クリーナーヘッドは、吸口面に2本の回転ブラシが2列に配置されており、それぞれを反対方向に同じスピードで高速回転させることで、回転ブラシと床との摩擦を最小限に抑えられる設計となっている。

回転ブラシはFluffyのクリーナーヘッドに搭載されているFluffyソフトローラーが採用されており、広い開口部と柔らかなナイロンフェルトブラシで大小のゴミを同時に吸引できる特長を持つ。ローラには硬いナイロンブラシが採用されていないため、髪の毛やペットの毛が絡みにくいメリットも存在。

マキタ菌

従来のソフトローラークリーナーヘッドと同じ特長を持っている他に、押しても引いてもゴミを集じんできるため、押し引きどちらからの1ストロークで、ヘッドを往復したしようなゴミ取れが可能に。ヘッドの幅はMicro 1.5kgのようにコンパクトですが、効率的に掃除ができるようになりました。

1つのモーターで2本のソフトローラーをそれぞれ内側に向けて高速回転させており、伝達する回転方向を逆方向にさせるため、4枚(偶数)の歯車が使用されている。

双方のローラーは同じスピードとトルクで回転させるため、回転を伝える駆動歯車と伝えられる被動歯車の歯数は同じになっている。

マキタ菌

ヘッドが前にぐんぐん進む自走式ヘッドだとしても、回転ブラシが1本だとヘッドを引くときに抵抗力を感じました。Omni-glideのヘッドは2本のソフトローラーを内側に回転させたているため、床との摩擦力が最小限に抑えられ、その結果としてヘッドは空中に浮いたような感覚になり、軽い力でヘッドをどの方向にも移動させることができるようになっています。


一般的なクリーナーヘッドの車輪は前後にしか回転しないため、ヘッドも前後にしか移動させることができなかった。一方、Omni-glideのヘッドは360°回転する4つのキャスターホイールを配置したことで、前後だけでなく横方向や斜めなど、思ったところに移動させることが可能となっている。

マキタ菌

台車についているキャスターのように、360°回転するフォークに車輪が固定されているため、クイックルワイパーのようにヘッドを自由自在に移動させることができるようになりました。この結果、効率的に掃除ができるようになっただけでなく、段差以外でヘッドを上げ下げすることがなくなり、複数の部屋を掃除しても手首も痛くならなくなりました。

マキタ菌

前述通りヘッドを縦横無尽に移動させることができるので、ヘッドをT字の状態から90°回転させることで、アタッチメントを付け替えなしに狭い隙間を掃除することもできました。Micro 1.5kgのヘッドと同じ幅ですが、I字にスイッチできるOmni-glideのほうが狭い場所の掃除が得意です(約13cmまでの隙間に対応)。

Omni-glideのクリーナーヘッド「Omnidirectional Fluffy™(オムニディレクショナル フラフィ) 」のサイズや重量は上記の通りになっており、ダイソンの中でも最軽量のMicro 1.5kgのヘッドと同じ幅・高さでコンパクトな設計。ローラーが前側と後側に配置されている分、奥行きは少し広くなっているものの、360°全方向移動させられるため、複雑な家具の脚回りもスムーズに掃除ができる。

マキタ菌

ヘッドの奥行きが増えた分、重量はDigital SlimやMicro 1.5kgに比べるとやや重たくなっていますが、前述したようにヘッドは宙に浮いたようなかけ心地のため、軽い力で前後左右斜めに移動させることができます。また、思ったところに移動させることができるようになったことで、段差をまたぐ以外でヘッドを上げ下げすることがなくなり、手首にかかる負担もかなり軽減されました。

ハンドルは従来のピストル状からスティック状に変更され、ハンドルの内部にバッテリーが配置されたことで、アタッチメントを交換することなく、家具の下の奥までスムーズに掃除ができるようになった。高さ約9cmまでの狭いすき間にも対応(ヘッド可動部高さ:約8cm/サイクロン部高さ:約9cm)。

マキタ菌

家には下の隙間が低い家具がないので、高さを抑えた設計と横方向にも移動するOmni-glideのヘッドに恩恵は感じませんでしたが、低い家具(ベッド・ソファー)などがある家庭では、簡単に掃除ができるようになり便利だと思います。

2本のブラシバーは工具不要で簡単に取り外せて水洗いすることができる。ダイソンが実施した「コロナ禍における掃除に関するアンケート」に調査結果によると、新型コロナウィルスの影響で約8割の方が床の掃除をする回数が増えたという。コロナ禍で掃除意識が高まる現在では、床の汚れを拭き取ることができるソフトローラーや、簡単に着脱できて清潔な状態にできるのは嬉しいポイント。

マキタ菌

家ではペット(猫)を飼っているのでソフトローラーを毎日洗浄したいところですが、自然乾燥させると24時間かかってしまうので、アルコールティッシュでローラーを回転させながらサッと拭き取っています(上動画参照)。

吸引力や掃除力って強いの?弱いの?

Dyson Omni-glideに搭載されているバッテリーの電圧と容量は(14.4V/25,000mAh)、モーターはDyson Hyperdmium™(105,000min-1)、連続使用時間が(18分/5分)のため、吸引力の強さは仕様が同じDyson Micro 1.5kgと同等である。

Micro 1.5kgやOmni-glideはダイソンの中では吸引力は弱い部類に入り、メイン掃除機に必要最低限のパワーを持ちつつ、軽さや使いやすさに特化したモデルと考えるとよいだろう。

全方向駆動最も軽量軽量でパワフル最もパワフル

Omni-glideMicro 1.5kgDigital SlimV11
電圧:14.4V電圧:14.4V電圧:18V電圧:25.2V
吸込仕事率:50W吸込仕事率:50W吸込仕事率:100W吸込仕事率:185W

基本的にコードレス掃除機は電圧が高いモデルのほうが吸引力は強くなるが、パワーやスタミナなどの基礎スペックが高いモデルは重量が重たくなるデメリットも存在する。このため、最近では「パワー重視タイプ」や「軽量重視タイプ」を用意するメーカーが増えており、Micro 1.5kgのような軽量タイプや、Digital Slimのようなバランスタイプも人気が高い。

マキタ菌

Omni-glideやMicro 1.5kgは、Digital SlimやV11に比べると吸引力は劣りますが、吸引力を損失させる要因となる、吸込口の内径や集じん容量を小さくしているので、個人的には吸引力の低下はあまり気になりませんでした。コードレスの場合、吸引力よりヘッドの集じん力のほうが重要になります。

 

吸引力の弱さは集じん力の高い2本のソフトローラーでカバーされています。ヘッドの前後に回転ブラシを配置したことで、目に見えない小さなゴミからペット用の餌や砂のような大きなゴミまでヘッドを押しても引いても集じんすることができます。毛髪がブラシに絡みつきにくいのも嬉しいポイントです。

マキタ菌

フロリーングのようなフラットな床面での掃除力は問題ありませんでしたが、カーペットでは毛足の短いタイプでもソフトローラーの回転が停止してしまいました。カーペット上ではヘッドの浮遊感がなくなり、ヘッドを前後に動かすことも難しくなるため、布製品の床材には対応しないと考えたほうがよいでしょう。

 

ちなみに、Omni-glideにはナイロン製の回転ブラシが搭載されたミニモーターヘッドが標準付属されており、このミニモーターヘッドで毛足の短いカーペットを掃除することはできました。しかし、毛足が長いラグでは回転ブラシは停止してしまいました。ヘッドの幅が狭いため、カーペットを敷いている面積が狭い場合はOmni-glideで対応しますが、カーペットを敷いている面積が広かったり、毛足が長いカーペットやラグを敷いている場合はOmni-glideは不向きです。。

Omni-glideは軽い?重たい?

ダイソンは2011年から毎年スティックタイプのコードレスクリーナーを発売しており、DC35~V8までのモデルは空気が途中で折れ曲がるジョウロ形状のフォルムだった。

比較的新しいモデルは吸引力の低減を軽減するために、クリアビンとサイクロンの位置を直線的に配置され、空気が一直線に流れるピストル形状に変更された。

Omni-glideはハンドルがピストル形状からスティック形状に変更。持ち手の下に配置されていたバッテリーはハンドルの中に内蔵され、重たいパーツがすべて直線的に配置されたフォルムに変更されている。

全方向駆動最も軽量軽量でパワフル最もパワフル

Omni-glideMicro 1.5kgDigital SlimV11
14.4V/2,500mAh14.4V/2,500mAh18V/2,500mAh25.2V/2,600mAh
1.9kg1.5kg1.9kg2.68kg
マキタ菌

Omni-glideの重量は去年発売されたDigital Slimと同じ(1.9kg)ですが、重たいバッテリーの配置が変わり、ハンドルがスティック状になったことで、掃除をしている際に手にかかる重さはOmni-glideのほうが低減されています。また、床に物置きが多い雑多な部屋でも、ヘッドを上げ下げする回数が多くなるDigital Slimより、床を滑らせながら全方向転換できるOmni-glideのほうが腕が疲れにくいです。

マキタ菌

ハンディクリーナーとして使用した場合、ハンドルから吸込口の距離が近い旧フォルムほうが使いやすいと感じるシーンがありました。手の届かない高低差のある場所では本体が長いOmni-glideのほうが掃除がしやすいですが、手が届く卓上や布団などの掃除では旧フォルムのほうが使いやすく感じました。

マキタ菌

重たいパーツが手元に集中するハンディタイプの手首に負荷がかかりにくい条件は、ハンドルを握っている手とヘッドを結ぶ中心軸に重たいパーツ(ダストカップ、モーター、バッテリー)が直線的に配置されている製品です。この条件を満たすフォルムはシャークのEVOPOWER SYSTEMや、今回ダイソンから発売されたOmni-glideです。特に本体がダイソンよりスリムなシャークは軽く感じます。

マキタ菌

実際にヘッドを床につけた状態でハンドルをグリップする箇所にかかる負荷を計測すると、同じ重量のDigital Slimや、最も軽いMicro 1.5kgより、Omni-glideのほうが負荷がかかっていない結果となりました。

 

実際にヘッドを床につけて持ってみても全パーツが直線的に配置されたOmni-glideほうが軽く感じました。ただし、ヘッドをスライドさせたときは、最軽量のMicro 1.5kgのほうが軽く感じました(400gの差は大きい)。

マキタ菌

ハンドル断面は握りやすい楕円形になっているものの、手の小さい人は少し握りにくいのではという太さです。また、ラバーグリップではないので、しっかり握っていないとハンドルから手が滑りやすいです。同じスティックハンドルのエレクトロラックス・バルミューダ・シャークのハンドルと比べてもダイソンのOmni-glideは太めです。

マキタ菌

実はスティックコードレスクリーナーは肘や手首を曲げずに前後に動かすことで、腕に負担がかかりにくくなります。従来のピストル形状のハンドルでは手首や肘を曲げずに本体を水平に動かすことはできませんでしたが、Omni-glideのスティック形状ですと、本体の傾きに合わせてグリップする位置を変えられるので、家中まるごと掃除をしても手が疲れにくかったです。

マキタ菌

Omni-glideは空中に浮いたようなかけ心地で掃除ができるヘッドを搭載しているので、前にぐんぐんと進む自走式ヘッドと違い、ヘッドを前に進める操作だけでなく、ヘッドを後ろ引いたときや、左右に移動させたときも軽い力で操作することができました。その他にヘッドの移動方向を360°自由自在に移動させることができるため、ヘッドを上げ下げする回数が劇的に減り、手首にかかる負担が軽減されました。

ボタン式スイッチ

Omni-glideはトリガーを引き続ける必要がないボタン式スイッチが採用されている。スイッチのON/OFFや運転モードの切り替えは、ハンドルの根本に配置されたボタンで操作することができる。

スイッチを入れた際の運転モードは「エコモード」からスタートし、MAXボタンを押すことで吸引力の強い「MAXモード」に切り替わる。MAXモードは5分しか使用できないため、ここぞという以外ではしないほうがよいだろう。運転モードを記憶するメモリ機能はなく、スイッチを切ると「エコモード」からスタートする。

 

マキタ菌

2020年に発売されたMicro 1.5kgにもボタン式スイッチが採用されましたが、ボタンが本体の上に配置されていたため、ハンドルを握っている手でボタン操作できないのがネックでした。Omni-glideはハンドルにON/OFFと運転モード切り替えボタンが配置されているので、片手でボタン操作が可能になりストレスフリー!

3つの充電方法

  • 充電アダプタ+収納用ブラケット
  • 充電アダプタ+専用充電ドック
  • 充電アダプタ

Omni-glideには[収納用ブラケット]と[充電ドック]が同梱されており、付属の充電アダプターと組み合わせることで、本体を立てかけた状態で収納+充電することができる。

また、本体に直接充電アダプターを差し込んで充電することができるほか、Omni-glideはワンタッチで取り外せる[着脱式バッテリー]が採用されているため、取り外したバッテリーに充電アダプターを差し込んで充電することも可能となっている。

マキタ菌

壁にネジ止めする「収納用ブラケット」は従来のものに比べると非常にコンパクト。質量が軽いので、壁に傷をつけずに両面テープで固定することも可能です(ネジ/両面テープは付属)。また、後述する充電ドックは両手を使って本体を出し入れする必要がありますが、収納用ブラケットは本体を片手でサッと出し入れすることができます。ただし、アタッチメントを収納するホルダはありません。動画ではディアウォールにネジ止めしています。

マキタ菌

「充電ドック」は壁に傷をつけなくても、本体を省スペースに収納しながら充電することが可能です。従来機(V11/Digital Slim/Micro 1.5kg)に付属されていた充電ドックと違い、付属されているアタッチメントをすべてスタンドに収納できるようにホルダが設けられているのは高ポイントです。

マキタ菌

バッテリーは本体からワンタッチで取り外すことができ、充電プラグをバッテリーに直接差し込んで充電することも可能です(本体に直接差し込んで充電することも可能)。この充電方法は、充電プラグを抜き差ししたり、バッテリーを着脱する手間がかかりますが、収納用ブラケットや充電ドックの設置場所がコンセント周りに縛られないため、好きな場所に本体を収納することができるメリットがあります。

連続運転時間と充電時間

全方向駆動最も軽量軽量でパワフル最もパワフル

Omni-glideMicro 1.5kgDigital SlimV11
14.4V/2,500mAh14.4V/2,500mAh18V/2,500mAh25.2V/2,600mAh
エコ:18分
通常:無し
MAX:5分
エコ:18分
通常:無し
MAX:5分
エコ:40分
通常:25分
MAX:5分
エコ:40分
通常:20分
MAX:8分

※クリーナーヘッド装着時↑
ダイソンの公式ページにはOmni-glideの使用時間は20分と記載されているが、この時間はクリーナーヘッド未装着時のエコモードの連続運転時間となっている。モーター駆動のクリーナーヘッド装着時の使用時間は(エコモード:18分/MAXモード:5分)。

マキタ菌

吸引力が強いMAXモードの使用時間は5分と短いので、一般的に床の掃除ではエコモードの使用頻度が高くなります。Digital SlimやV11のエコモードと比べるとスタミナは低くなりますが、ヘッドを押し引きして往復掃除をするヘッドと違い、ヘッドを前方か後方へストロークさせただけで往復掃除したような集じんができるので、効率的に掃除ができる他に節電効果もあります。

マキタ菌

同クラスのMicro 1.5kgのバッテリーは本体にネジ止めされていましたが、Omni-glideはワンタッチで取り外せる着脱式バッテリーが採用されています。掃除機に費やす時間がOmni-glideの連続使用時間を上回る場合は、予備バッテリーを用意することでより長時間の掃除に対応します。バッテリーは公式の[掃除機交換用バッテリ]のページで5月下旬から発売される予定です(価格は13,200円)。

ゴミの捨て方は簡単なの?

 

Omni-glideのゴミの捨て方は、比較的新しいモデルにも採用されているクリアビンの中のゴミを押し出しながら捨てる仕様となっている。ゴミ捨てはMAXラインまでゴミが溜まったら捨てる。

クリアビンの横にあるボタンを押しながら、クリアビンを下方向にスライドさせると同時にフタが開き、クリアビンの内側に配置されているスクレイパーが、クリアビン内に詰まっているゴミや、絡みついたゴミをこそぎ落とす仕組みとなっている。

マキタ菌

ゴミを捨てる前にパイプを取り外すちょっとした一手間がかかりますが、ゴミの捨て方は非常に簡単です。ただし、ゴミを回収するクリアビン(集じん容量:0.2L)が小さいため、こまめなゴミ捨てが必要となります。家の場合は抜け毛の多い猫がいるので、家中を一度に掃除をすると掃除の途中でMAXラインまでゴミが溜まることもありました。

マキタ菌

簡単にごみ捨てが出来る機構なので、こまめなゴミ捨てはそれほど苦ではありませんが、ゴミ捨てを怠ると、すぐにシュラウドに毛髪や綿埃が絡みついてしまいます。絡みついたゴミはクリアビンを何度もスライドさせると押し出せますが、ゴミがスクレイパーとシュラウドのあいだに挟まることもあり、クリアビンを取り外さないと除去できないこともありました。

フィルターのお手入れ方法は簡単なの?


Omni-glideのフィルターは、従来モデル(V6/V7/V8)に採用されていた「プレモーターフィルター」と「ポストモーターフィルター」が一体化されている。

一体化されたフィルターは本体後部に配置されており、水洗いすることで繰り返し使うことができる。フィルターは消耗品となり、公式サイトで別売されている。

プレモーターフィルターは、シュラウドの網目やサイクロンの遠心分離で捉えきれなかった微細なゴミを捕集。フィルターの目を通過してしまうような微粒子も、静電気を帯びたTechnostat素材が引き寄せる。

ポストモーターフィルターはePTFE多孔質膜フィルターが採用されており、0.3μmもの微粒子を99.99%捕集。花粉のような肉眼では見えないハウスダストを捕集し、部屋の空気よりきれいな空気を排出する。
マキタ菌

オムニグライドのフィルターはくるっと回転させると本体から取り外すことができます。ダストカップにフィルターが組み付けられている製品と違い、誰でも簡単に着脱できる設計はキレイ好きな方やご年配の方には嬉しいポイントです。フィルターは消耗品ですが、丸洗いすることで、繰り返し使えることができるので経済的です。

マキタ菌

フィルターが目詰まりしにくいと定評のあるダイソンですが、毎日オムニグライドで一軒家をまるごと掃除した20日目のフィルターは意外にも汚れていました。吸引するゴミの種類や量にもよりますが、吸引力の低下を体感で感じなくても、毎日使用する場合は月1で水洗いしたほうがよさそうです。

付属されているアタッチメント

Dyson Omni-glideには「コンビネーション隙間ノズル」「卓上ツール」「ミニモーターヘッド」3種類の専用ツールが標準付属されており、アタッチメントと組み合わせることにより床以外の掃除もできる。なお、直販限定モデルのDyson Omni-glide+には「LED隙間ノズル」も同梱されている。

コンビネーション隙間ノズル(SV19OF/SV19OFCOM)

隙間ノズルはサッシのような溝から、手の届かない狭い場所の掃除に最適。用途に応じてブラシを出したり引っこめたりすることができ、家具や家電などに付着した埃の掃除に便利なブラシノズルとして使用することもできる。ブラシ部分は隙間ノズルから取り外すことも可能。

LED隙間ノズル(SV19 OF COMのみ)

直販限定モデル[Omni-glide Complete+(SV19 OF COM)]に付属されているLED隙間ノズルは、一般的な隙間ノズルと違い、吸口の両側に沿ってLEDライトが搭載されており、暗くて狭い隙間や手の届きにくい場所の掃除に最適。

卓上ツール(SV19OF/SV19OFCOM)

テーブルなどの表面を簡単に掃除がすることができる卓上ツール。お菓子の食べこぼしなど目についたゴミをサッと掃除したいときにも便利。

ミニモーターヘッド(SV19OF/SV19OFCOM)

ミニモーターヘッドは吸口に搭載されたモーター駆動で回転するナイロンブラシで、ベッド・布団・ソファーから、社内のシートなどの布製品に入り込んだ細かなゴミや髪の毛を集じんすることができる。カーペット深部に入りこんだ微細なゴミも掻き出せるため、カーペットをしっかり掃除したいときにも便利である。

Dyson Omni-glideの感想まとめ

マキタ菌

Dyson Omni-glideは2つのソフトローラーを内側に回転させることで、ヘッドが空中浮遊しているかのような感覚で掃除ができる一台です。360°回転する4つのキャスターホイールで、モップのように自由自在な操作性が可能になり、障害物の周りや狭い場所の掃除も手軽にできるようになりました。ただし、カーペットやラグではソフトローラーが止まってしまうので、フローリングや畳のような平たい床材がメインの家庭に向いています。

コメント

  1. Nike より:

    オムニグライドのヘッドはV11に装着可能でしょうか?