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ダイソンのMicro1.5kgにOmni-glideのヘッドを取り付けて使用できるのか検証してみた

Dyson「Micro 1.5kg」に「Omni-glide)」のヘッドをつけてみた

2020年に発売されたダイソンのMicro 1.5kgは、同社の中で最も軽量となるモデルである。そして、2021年に発売されたホバー式のOmni-glideを箱の中から取り出したとき、Micro 1.5kgの持ち手をハンドル状からスティック状にしたような本体だなという印象を受けた。

Dyson(Micro 1.5kg)と(Omni-glide)の本体の比較

そのため、Micro 1.5kgとOmni-glideの専用ツールやクリーナーヘッドは互換性があるなと思い、Micro 1.5kgのコンビネーションノズルをOmni-glideに差し込んでみたところ、普通にカチッと接続することができた。こうなるとモーター駆動のクリーナーヘッドも差し込んで使用してみたくなるのが人情。

Dyson(Micro 1.5kg)と(Omni-glide)のヘッドのサイズ

Dyson Omni-glideのクリーナーヘッドは2つのFluffyソフトローラーが搭載されているため、ワイドタイプで大きなイメージがあった。しかし実物は一番コンパクトなMicro 1.5kgのクリーナーヘッドと同じ幅・高さになっており、奥行きがローラー1本分広くなった程度のサイズ感である。

また、重量はMicro 1.5kgのクリーナーヘッドと比べると約230gほど重たくなっているが、宙に浮いているような感覚で掃除ができるため、体感ではそれほど気にならないだろう(ヘッド重量:Micro 1.5kg:約365g/Omni-glide:約595g/Digital Slim:410g/V11:755g)。

Dyson「Micro 1.5kg」と「Omni-glide)」クリーナーヘッド(モーターの仕様-電圧/消費電力)

電気を通すモーター駆動のヘッドのため、装着して使用する前にモーターの仕様を確認。モーターはローラーの中に内蔵されており、2つのローラーを1つのモーターで回転させている。つまり負荷のかかる床材を掃除したときに止まりやすいのは、モーター1つで2本のローラーを回転させているOmni-glideのヘッドとなる。

モーターの電圧と消費電力はMicro 1.5kgと同じ(8V/10W)なので、接続口が同じであれば装着しても問題なさそうだ。ただし、あくまでMicro 1.5kgに付属されたヘッドでないと100%の性能や操作性を発揮できないことと、メーカーの保証対象外となるため自己責任となるため、もし試したいと考えている人は予めご了承ください。

Dyson「Micro 1.5kg」に「Omni-glide)」クリーナーヘッド装着

Dyson「Omni-glide)」に「Micro 1.5kg」クリーナーヘッド装着

Omni-glideの非モーター駆動の専用ツールと同様に、Micro 1.5kgにモーター駆動のクリーナーヘッドを装着してブラシを回転させることができた。またそれとは逆にOmni-glideにMicro 1.5kgのクリーナーヘッドを装着してブラシを回転させることもできた。

最近、公式サイトの[掃除機ツール]のページでは各モデルのクリーナーヘッドを単品で注文できるようになっているので、Micro1.5kgやOmni-glideのクリーナーヘッドを注文することができる日もくるかもしれない。Amazonや楽天市場などでも卸業者が販売する安価な並行輸入品が出品されることもあるのでチェックしたい。

上は実際にMicro 1.5kgにOmni-glideのクリーナーヘッドを装着して掃除をした動画である。Omni-glideと同じようにヘッドを前後左右斜めなど、360°思ったところに移動させることができるようになった。

2本のローラーを内側に回転させ、床との摩擦を最小限に抑えているため、Omni-glideと同じようにヘッドを前後左右斜めなど、360°思ったところに移動させることができるようになった。

この結果、ヘッドの質量は少し重たくなっているが、ヘッドは宙に浮いたような感覚になり、軽い力で移動させることができるため、増した重さ(約230g)はそれほど気にならない。

その他に、ヘッドをモップのように縦横無尽に動き回せるようになったことで、ヘッドを上げ下げする回数が極端に減り、手首に負荷がかかりにくい嬉しいメリットも存在。

また、2本のローラーは互いが反対方向に回転しているため、ヘッドを押したり引いたりするだけで、ヘッドを往復させた効果があり、掃除の時短にもなるのも高ポイント。

ただし、Omni-glideと同じようにカーペットやラグでは2本のローラーは停止してしまい、浮遊感もゴミの集じん力もなくなってしまうため、フローリングや畳のようなフラットな床面が多い環境でしか使えないのがネックとなる

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