メーカー各社の性能比較表はサイドバーからどうぞ!
PR

Dyson V15 Detect 発売!V11に変わるフラッグシップ機の登場か?!新機能の特徴を分かりやすくまとめてみました。

Dyson V15 Detect(本体)

新しいフラッグシップ機(最上位モデル)か!?

24日に欧州のダイソン公式ページでDyson V15 Detectが発売されました。このモデルは2019年に発売された基礎的なスペックが一番高いフラッグシップ機(DysonV11)に変わるモデルとなるかもしれません。

ちなみに、2020年に日本で発売された「Dyson Digital Slim」は軽くて強いバランスタイプ、「Dyson Micro 1.5kg」は最も軽い軽量タイプのとなり、現在のダイソンは消費者のニーズに合わせたシリーズを用意しています。

マキタ菌
マキタ菌

マスクを着用した創業者のSir James Dyson氏が手にしている新モデルの本体はV10やV11のようなサイズ感で、グリップ下に搭載しているバッテリーは7セルクラスの大きさなので、V11と同等かそれ以上のシリーズになると思われます。日本で発売されれば、V10/V11と同様にダストカップは短縮化されて集じん容量が小さくなるかもしれません。

目に見えないゴミを浮き上がらせるレーザースリムフラフィー クリーナーヘッド

Dyson V15 Detect(緑色のレーザー)

競合メーカーが当たり前のようにヘッドにゴミを照射するLEDライトを採用するなか、DysonはかたくなにクリーナーヘッドにLEDライトを搭載してきませんでしたが、新モデルのクリーナーヘッド(Laser Slim Fluffy™ cleaner head)にはゴミを照らす緑色レーザーを搭載。 また、クリーナーヘッドの幅はワイドタイプを維持しながら、小型+軽量化された設計となっている。

マキタ菌
マキタ菌

新型コロナウイルス感染症の流行後に清潔意識が上昇した現在では嬉しい機能となります。人間の目がもっとも明るく感じる波長は(507nm~555nm)となっており、この波長に対してもっとも感度が高くなるのが緑だと言われています。一番見えやすい緑のレーザーを床に照射することで、照らされたゴミとゴミの影の明暗の差が大きくなるため、肉眼では見えにくかった埃や塵を浮かび上がるように見えるようです(同じ緑LEDライトを搭載した日立談)。

吸い取ったアレルゲンの大きさや量を計測して表示

Dyson V15 Detect(液晶ディスプレイ)

本体後部に配置された液晶ディスプレイには、従来機(V11/Digital Slim)と同じように秒単位の残り運転時間が分かるだけでなく、ピエゾセンサーが吸い上げたゴミの粒径や量をカウントして計測したものグラフで表示。表示されるゴミは粒径0~500μm以上の4つのサイズに分類され、どれくらい吸ったのか確認することができるという。

Image粒径Dysonの説明
花粉10μm花粉の大きさ
埃60μm埃や剥がれ落ちた皮膚の大きさ
ダニ180μmダニの大きさ
砂糖+のみ500μm砂糖やノミの大きさ

ゴミの有無に合わせて吸引モード

Dyson V15 Detect(自動モード)

さらに運転モードには標準モードの代わりとなるオートモードが用意されており、センサーが常にゴミの大きさを計測するだけでなく、必要に応じて自動で吸引力をアップさせるようです。おそらく国内の競合が採用している自動モードのように、ゴミの有無によって運転モードを自動で切り替えており、特に細かなゴミが溜まりやすいカーペットのような場所では、吸引力が強くなると思われます。

毛髪が絡みつかないミニモーターヘッド

 

ダイソンの一部のモデルには、布団やソファのようなファブリック製品から、カーペットの深部に入り込んだゴミや、毛髪のような長いゴミを掻き出せるミニモーターヘッドが付属されていました。微細なゴミや毛髪のようなゴミの集じん力が高いため、抜け毛の多いペットと生活している我が家では重宝していましたが、ブラシにゴミが絡みつきやすく掃除をする度にお手入れが必要でした。

新モデルに付属されているミニモーターヘッドは右に向かって先端が細くなる円錐形のブラシバーを採用しています。動画では硬いナイロンブラシで掻き取ったリボンや髪の毛をほどきながら端に集めて吸引していることから、これまで面倒で不衛生なブラシバーのお手入れから解放されるようです。

ワンタッチで取り外せる着脱式バッテリー

Dyson V15 Detect(着脱式バッテリー)

動画では紹介していませんが、新モデルにはワンタッチで取り外せる着脱式バッテリーが採用されているようです。

着脱式バッテリーはV11の一部のモデルやDigital Slimに採用されていましたが、バッテリーに寿命が来たときに工具レスで簡単に交換できるだけでなく、予備バッテリーを用意することで長時間の掃除に対応できたり、単体でも充電ができるので、掃除機本体の収納場所がコンセント周りに縛られないメリットがありました。

また、従来機のように収納用ブラケットや充電スタンドで充電することもできるため、バッテリーを取り外して充電器で充電するシャープやマキタのような着脱式バッテリーにアレルギーを示すユーザーにも害悪はありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました