2017/3/20 ジャパネットタカタからきた人へ
本日(2017/3/2)このページにサーバーに負担をかけるほどアクセスが集中している原因は、ジャパネットたかたが、2014年に発売したダイソンのスティック型コードレス掃除機「DC62」を、29,800(税別)、32,184円(税込)で販売しているからのようである。結論からいうとわたしはこのモデルを約4万円で購入しているのでかなり安い。
DC62は、ダイソンが2013年に発売したスティック型コードレス掃除機だ。約3年前のモデルとなるものの、最新のサイクロンテクノロジー(2ティアーラジアルサイクロン)と、2015年モデル(V6)にも採用されているV6モーターを搭載しているので、強い吸引力と空気とゴミを分離する能力が非常に優れている。モーターヘッドには、小型+軽量のモーターヘッドを標準装備しているので、最新モデルに搭載されているヘッドより、取り回しやすく使い勝手がいい。個人的にダイソンの中でこのヘッドが一番好き。
当サイトではダイソンのコードレス掃除機が欲しくて予算を抑えたい人には、2015年に発売された「V6 Motorhead SV07MH」をおすすめしている。なぜなら、新しく発売された「V6 Motorhead」の価格が、「DC62」並の価格まで落ちてきているからだ。しかし、本日限定で「たかたさん」から販売されている「DC62」は、現在、38,000円で販売されている「V6 Motorhead」より、価格が安くなっているので、DC62を持っているダイソンユーザーが嫉妬するほど安いものとなっている。
さらには、標準付属品である「隙間ノズル」「コンビネーションノズル」「収納用ブラケット」に加え、伸び縮みする「延長ホース」と、デリケートな場所の掃除に便利な「ソフトブラシ」も追加されているので、これ1台で床の掃除だけでなく、棚の掃除から車内の掃除もできるのは魅力的だ。さらに、寝具の掃除ができる「フトンツール」がついていれば良かったのだが、たかたモデルには付属されていないようである。ちなみに、「フトンツール」は単品注文することも可能だが、公式で購入すると割高なので、もし購入する場合はアマゾンなどで購入したほうがお買い得。
ちなみに「DC62」と「V6 Motorhead」の本体の大きな違いは排気性能にある。V6やV8には、本体後部に「ポストモーターフィルター」を搭載しているので、キャッチコピー通り、部屋の空気より綺麗な空気を排出する。一方、DC62にはポストモーターフィルターが付いていないので、アレルギー体質の人には、空気清浄機並に綺麗な空気を排出するV6やV8シリーズのモデルをおすすめしたい。とはいえ、DC62が32,184円(税込)という価格で購入できるメリットはかなり大きい。
DC62,DC74,V6は性能が同じ?
ダイソンは、2011年に初のコードレスクリーナー(DC35)を発売してから、毎年新しい機種を市場に次々と投入しています。現在(2016年)、市場には、6つのスティッククリーナーのシリーズが販売されています。この6つのシリーズは現行機種として販売されているので、どれを選べばいいのか迷われる方も多いかと思います。
ダイソンのコードレスクリーナーを購入する際に、比較的新しいモデルのスペックを比較されると思いますが(わたしもしました)、どの機種も「吸込仕事率」や「連続使用時間」に差がなく、どこに違いがあるのか疑問に思われる方が多いのではないでしょうか。
DC62は新しい機種と同等の性能を持っている
コードレスクリーナーを選ぶ際に一番重要視するスペックと言えば、「吸引力」「連続使用時間」「充電時間」などが一番気になるかと思います。これらの仕様をDC62とDC74~V6モデルを比較すると、なんの違いもないことが分かります。
2016年に発売されたV8は、出力がアップしたモーターと、容量が拡大されたバッテリーが搭載されているため、本体が重くなったり、充電時間が長くなったという短所があるものの、MAXモードの吸引力と連続仕様時間が従来モデルよりアップしています。
その他に、DC62には、吸引力の要である「モーター」や、吸引した空気とゴミを分離する「サイクロンテクノロジー」もDC74やV6と同じものが採用されています。
「デジタルV6モーター」は、頭文字Dの藤原文太が言ってた回転数の10倍、きっちり毎分110,000回転するので吸引力は非常に強いです。フローリングの掃除で使う「標準モード」の吸引力は、2016年に発売された最新モデル(V8)と同等になります。
なおかつ、サイクロンテクノロジーには、15個のサイクロンが2層に配置された最新モデル(V8)にも搭載されている「 2 Tier Radial™(ティアーラジアル)サイクロン」が採用されています。従来製品(DC35~DC45)よりフィルターが目詰まりしにくくなっているので、毎日掃除をしても、面倒なフィルターお手入れは一ヶ月に1回ですみます。
DC62とDC74の違い
DC62とDC74の違いは、標準装備されている床用ヘッドにあります。DC62はスタンダードモデルである小型+軽量の「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」が採用されていますが、DC74には、大小のゴミを同時に吸引することができる「ソフトローラークリーナーヘッド」が採用されています。それぞれの違いの詳細が知りたい場合は「ヘッドの種類」のページをご覧ください。
Image | フローリング | 畳 | 絨毯 | 固形ゴミ | 髪の毛 絡みやすさ | 遊び毛 毛羽立ち 誘発度 | 小回り | 軽さ |
◎ | ○ | ○ | △ | 絡みつく | ●● | ○ | ○ | |
◎ | ◎ | △ | ◎ | 絡まない | ● | △ | △ | |
| ◎ | ○ | ◎ | △ | 絡みつく | ●●●● | △ | △ |
「ソフトローラークリーナーヘッド」の最大の特徴は、大きな柔らかいナイロンフェルトに覆われたローラーと広い開口部によって、従来の「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」では吸引できなかったヘッドと床の隙間に入らない大きいゴミも、ヘッドを持ち上げてかぶせたりすることなく吸引できることです。また、髪の毛も絡みにくくなっています。
DC74とV6の違い
DC74とV6の違いは排気性能にあります。V6シリーズには、空気清浄機などにも使われているHEPAフィルター(ポストモーターフィルター)が搭載されているので、0.3ミクロンまでの微粒子を99.97%もシャットアウトする能力を備えています。フィルタリング能力が優れているので、ハウスダストやアレルゲンなどで悩んでいるアレルギー持ちの方にはお勧めです。
また、DC74のラインナップには「ソフトローラークリーナーヘッド」しか搭載されていませんが、V6のラインナップには、従来のコンパクトで取り回しやすい「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」や、カーペットからより多くのペットの抜け毛や微細なゴミを取り除く「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」が搭載されている機種も販売されています。
詳細が知りたい場合は「ヘッドの種類」のページをご覧ください。
予算を抑えたいならDC62がおすすめ
新機種と同じテクノロジーを搭載しているDC62
いかがでしょうか、DC62には新しい機種(DC74,V6)にも採用されている「 2 Tier Radial™(ティアーラジアル)サイクロン」と「デジタルV6モーター」が搭載されているので、吸引力やゴミの分離能力は同じです。バッテリーの電圧や容量も同じなので、連続使用時間や充電時間も同じです。
モーター駆動の回転ブラシが搭載されているから集じん率が高い
DC62には従来モデルと同じ「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」が採用されていますが、このモーターヘッドはスタンダードなモデルになり、軽量かつコンパクトな設計になっているので、同社のどのモーターヘッドよりも取り回しやすく使い勝手がよいです。2015年に発売されたV6シリーズのラインナップにも採用されているほど人気が高いです。
ブラシバーには長い「ナイロンブラシ」や「カーボンブラシ」が配置されているので、カーペットを掃除した際のダストピックアップ率は、最新の「ソフトローラークリーナーヘッド」より上です。
小型・軽量だから取り回しやすさナンバー1
DC74やV6に標準装備されているモーターヘッドと大きさを比べると、コンパクトで質量が軽いので取り回しやすく手に負担もかかりません。狭い部屋や机や椅子の脚があるような狭い場所だと、こちらのスリムなヘッドのほうが掃除がしやすかったりします。
欠点は、床とヘッドの隙間が狭い設計なので、前後に動かす動作では比較的嵩のある固形のゴミ(ペットの餌・砂など)は、ヘッド前面で押し出してしまいます。そのため、ゴミに対してかぶせるようにして吸い取らなければいけません。ただし、一般家庭にはペットの餌のような嵩のあるゴミは床に落ちていないので、不便を感じたことはありません。
付属品が一目で分かるDC62の比較表
現在販売されているDC62のラインナップは複数ありますが、どれも本たの性能や機能は同じです。それぞれ標準付属されている専用ツールに違いがあります。ダイソンの性能比較表のページでは、初めての方でも標準付属されているツールが一目で分かるよに作っているので参考になれば幸いです。