マキタのコードレスクリーナー「CL280FD」「CL281FD」「CL282FD」の口コミレビュー(仮)

おすすめのコードレスクリーナーを徹底調査!

マキタのコードレスクリーナー「CL280FD」「CL281FD」「CL282FD」の口コミレビュー(仮)

9年ぶりに進化を実感した新モデルが発売!

マキタ(充電式クリーナー)CL280FD/CL281FD/CL282FD

遂にマキタの18V充電式クリーナーがパワーアップして新登場

国内電動工具メーカーの18V充電式クリーナー戦国時代年表2009年:日立工機が18V充電式クリーナー発売
2010年:マキタが日立工機を超える18V充電式クリーナーを発売
2014年:日立工機がマキタを凌駕するR18DSAL(18V)を投入
2015年:リョービが日立工機を凌駕するBHC-1800(18V)を投入
2019年:マキタがリョービに匹敵する新モデルを発売するNew

2019年2月20日に株式会社マキタから18Vスライド式リチウムイオンバッテリーを電源とするスティックコードレスクリーナー「CL280FD」「CL281FD」「CL282FD」を発売すると発表がされた。高効率ブラシレスモーターの搭載により、吸込仕事率は従来モデルと比べて1.6倍にアップ。さらに内部構造の見直しにより、耐久性は従来モデルより2倍以上に向上。今回発売されたモデルは同社が展開するスティックタイプの充電式クリーナーの中で最上位に位置するモデルとなる。

現在、新モデルはメーカー欠品中のため、どこのショップで注文しても発送の手配が3月中旬~下旬の予定となっている。新モデルは「CL280FD/CL281FD/CL282FD」の3機種がラインアップ。どのモデルを購入しようま迷う人もいると思うので、現時点で公開されている仕様から用途に合ったモデルを選べるように分かりやすく解説。
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モデル CL280FD CL281FD CL282FD
スイッチ CL280FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ
集じん方式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl282fd-紙パック式
吸込仕事率 パワフル:なし
強:45W
標準:なし
高機能フィルタE
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX
連続運転時間 強:20分 パワフル:15分
強:20分
標準:50分
パワフル:15分
強:20分
標準:50分
充電時間 約:22分 約:22分 約:22分

マキタ菌に感染した信者が耐え忍んだ9年間

18Vは9年間もフラッグシップ(上位機種)が変わらなかった2010年02月:「CL180FD」発売(カプセル式)
2010年10月:「CL182FD」発売(紙パック派 歓喜)
2016年03月:「CL181FD」発売 (スイッチが違うだけ…)
2017年11月:「CL180FD青/CL181FD青」発売(色が違うだけ…)
2019年03月:「CL280FD/CL281FD/CL282FD」発売(吸引力アップ)

マキタから18Vシリーズのコードレス掃除機が発売されたのは2010年。当初は電動工具メーカーの中では最強の吸引力を誇っており、パワーヘッドを搭載したダイソンと比べられるほど人気が高かった。その人気の高さは建築現場の職人だけでなく、家庭で奥様方に愛用されるほど。しかし、これまで新モデルを発売してこなかったマキタは、競合である日立工機やリョービの製品にパワー面で圧されてしまい、近年では吸引力を重視する人にはおすすめできるものではなかった。

基本的に大手電動工具メーカーの充電式クリーナーは、同社が展開する電動工具と同じバッテリーを採用している。このため、同じ電圧のバッテリーを使用すると、電動工具との間で使い回しができるのだ。電動工具は本体のみでも販売されるため、同社のバッテリーと充電器を持っていれば経済的に電動工具を購入することができるメリットがあるものの、逆にそれが足枷となり他社に乗り換えることが難しくなる。つまり、マキタユーザーは長い間、新モデルが発売されるのを待ち続けてきたのだ。

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「CL280FD」「CL281FD」「CL282FD」の特徴

付属品 CL280FDZW
CL281FDZW
CL282FDZW
CL280FDRFW
CL281FDRFW
CL282FDRFW
CL280FDFCW
CL281FDFCW
CL282FDFCW
本体
バッテリー ×
充電器 ×
サッシノズル
床用ヘッド
ストレートパイプ ×
ストレートパイプ
340
ロック付
× ×
サイクロン
アタッチメント
ロック付
× ×

「FDZW」と「FDRFW」と「FDFCW」の違い

今回発売された新モデルは「CL280FD」「CL281FD」「CL282FD」の3機種。各モデルには末尾が異なるモデル名が3種類ラインアップされているため、欲しいモデルは決まったものの、どれを購入するがよいのか選び方に困惑してしまう人もいるのではないだろうか。ここでは用途にあったモデルが選べるように型番末尾の違いを分かりやすく解説。

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FDZWの付属品

[FDZW]の付属品 こんな人におすすめ!●既に18V専用のバッテリーと充電器を持ってる人
“FDZW“で終わるモデルは[本体]に[ストレートパイプ][ヘッド][サッシノズル]のみの付属となっているため、[バッテリー]や[充電器]が同梱されていない。新規でマキタの18Vクリーナーを使う人は、間違えてもFDZWが付くモデルは購入しないようにしよう。逆に18Vシリーズの従来モデルや電動工具を持っていて[充電器]や[バッテリー]を持っている人は、本体と各ノズルが付属されているFDZWを購入したほうが、経済的に新モデルに乗り換えることができる。

FDRFWの付属品

[FDRFW]の付属品 こんな人におすすめ!●マキタクリーナーを新規で購入する人
●サイクロンアタッチメントが不要な人
●従来のサイクロンアタッチメントを使いたい人
“FDRFW“で終わるモデルは[本体][ストレートパイプ][ヘッド][サッシノズル]に加え、[バッテリー]と[充電器]が付属されているため、新規で18Vのマキタクリーナーを購入する人はFDRFWが付くモデルを選ぶとよいだろう。ただし、吸い込んだ空気とゴミを遠心分離し、フィルターの目詰まりを低減することができる[ロック付サイクロンアタッチメント]や[ストレートパイプ340(ロック付)]が必要な場合は、FDFCWが付くモデルを選んだほうがよい。

FDFCWの付属品

[FDFCW]はこんな人におすすめ●マキタクリーナーを新規で購入する人
●新しいロック付サイクロンアタッチメントが必要な人
“FDFCW“で終わるモデルは[本体][ストレートパイプ340][ヘッド][サッシノズル][ロック付サイクロンアタッチメント]に加え、[バッテリー]と[充電器]が付属されている。ゴミ捨てやフィルターのお手入れが面倒だと感じる人は、フィルターの目詰まりを軽減させ、ダストカップがワンタッチで着脱できる「ロック付サイクロンアタッチメント」が付属されているFDFCWを選びたい。従来モデルにサイクロンアタッチメントを取り付けると、掃除機の全長が長くなり使い辛くなるという批判口コミが散見されたが、FDFCWには通常より短い[ストレートパイプ340]が付属されているので問題点は解消されている。
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モデル CL280FD CL281FD CL282FD
スイッチ CL280FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ
集じん方式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl282fd-紙パック式
吸込仕事率 パワフル:なし
強:45W
標準:なし
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
紙パック

スイッチの種類はどのようになっているの?

ざっくりまとめると!●「CL280FD」:スライド+トリガースイッチ
●「CL281FD」:ワンタッチスイッチ
●「CL282FD」:ワンタッチスイッチ
●トリガスイッチを引き続ける指のだるさから解放された
●「CL280FD」だけ最大吸引力が低い

新モデルのスイッチ方式は「スライド+トリガースイッチ」と「ワンタッチスイッチ」の2種類が採用されている。ここでは、2つのスイッチ方式の特徴を誰にでも分かりやすく解説したい。

(CL280FD)スライド+トリガースイッチの特徴

スライド+トリガースイッチの特徴●[CL280FD]のみに採用されてる
●トリガースイッチ:こまめにON/OFFしたい用途に最適
●スライドスイッチ:連続運転したい用途に最適
●トリガースイッチは節電効果がある
▲吸引モードを切り替えることができない(強モードのみ)

“トリガースイッチ”はトリガーを人差し指で引いている間だけスイッチがONとなる。こまめにON/OFFに切り替えられることと、バッテリーの節電効果があるメリットがあるものの、力が弱い人や指に障害がある人から「トリガーを長い時間引いていると指が痛くなる」という批判レビューも少なからずあった。しかし、CL280FDはトリガースイッチだけでなく、トリガースイッチを引いた状態でロックできる「スライドスイッチ」を搭載。連続運転する用途では、スライドスイッチを使うことで、連続運転の際に指にかかる負担がなくなった。

スライド+トリガスイッチの特徴

ワンタッチスイッチの特徴●[CL281FD]と[CL282FD]に採用されてる
●連続運転したい用途に最適
●吸引モードを3段階に切り替えられる
●吸引モードを下げると節電効果がある
●吸引モードを下げると運転音を小さくできる
●パワフルモードの吸引力はCL280FDより強い

“ワンタッチスイッチ“はパネル式になっており、一度スイッチを押すとONの状態が続くため、連続運転する用途で使うユーザーには人気が高い方式であった。また、吸引モードが「強モード」だけのトリガースイッチと違い、ワンタッチスイッチは「標準モード」「強モード」「パワフルモード」3種類の吸引モードに切り替えることができ、用途に応じてパワーを調整することが可能。パワフルモードの吸引力はCL280FDの強モードより強い60W。その他に吸引モードを弱くすることで運転音が静かになるメリットもある。

購入する前に知っておきたい個人的にトリガースイッチを引く指のだるさは感じなかったので、好きなスイッチ方式であった。節電効果が得られるメリットだけでなく、こまめにON/OFFに切り替えられることから、清掃業者・建築現場・DIYerなどの層にも重要があった。しかし、トリガースイッチが採用されている「CL280FD」には、ブラシレスモーターの能力を最大限に引き出せる「パワフルモード」が搭載されていないため、他の2機種「CL281FD」「CL282FD」と比べると最大吸引力が劣っているのがネックとなる。逆に「強モード」の吸込仕事率を比較するとCL280FDのほうが3W強くなっているうえ、連続使用時間も同じ20分なので、仕事などの作業でこまめにON/OFFに切り替える用途で使用するユーザーにとっては迷いどろころである。
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マキタ CL281FDFCWの吸引力の強さが分かる動画(コードレス掃除機)
モデル CL280FD CL281FD CL282FD
吸込仕事率 パワフル:なし
強:45W
標準:なし
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX

吸引力はどれくらい強くなったの?

ざっくりまとめると!●従来モデルの最大吸込仕事率は37W
●(CL280FD)の最大吸込仕事率は45W21%UP
●(CL281FD/CL282FD)の最大吸込仕事率は60W62%アップ

電動工具メーカーのコードレスクリーナーに標準装備されている床用ヘッドは、大手家電メーカーが販売する高機能タイプの製品に採用されている「モーターヘッド」と違い、吸込口にモーター駆動の回転ブラシが搭載されていない「ノーマルヘッド」が採用されている。このため、フロアのダストピックアップ率(ゴミの除去率)は、吸引力の指標となる吸込仕事率によって大きく左右する。

新モデルでは同社の電動工具にも採用されている”ブラシレスモーター”が搭載され、エネルギー変換効率と耐久性が大幅に向上された。気になる吸引力は、これまでプロの清掃シーンを支えてきた従来モデルの強モードの吸込仕事率が37Wに対して、新モデルの強モードの最大吸込仕事率は45W。さらに、パワフルモードが採用されたCL281FDとCL282FDの最大吸込仕事率は60Wもアップした。

吸引力重視で選ぶ場合はどのモデルがいいの?これまで国内の電動工具メーカーが販売している18Vのバッテリーを搭載している充電式クリーナーの中で一番吸込力が強かったのは、数値でも体感でもリョービから出ている「BHC-1800」だった。今回マキタから発売された新モデルのパワフルモードの吸込仕事率は、BHC-1800と同等の60Wとなる。従って同社の18Vシリーズから吸引力重視で選ぶ場合は、迷わずパワフルモードが採用されている「CL281FD」や「CL282FD」を選ぶとよいだろう。双方の違いは後述する集じん方式である。
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モデル CL280FD CL281FD CL282FD
スイッチ CL280FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ CL281FD-CL282FD-スイッチ
集じん方式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl280fd-cl281fd-カプセル式 cl282fd-紙パック式
吸込仕事率 パワフル:なし
強:45W
標準:なし
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
高機能フィルタEX
パワフル:60W
強:42W
標準:15W
紙パック

集じん方式の種類はどんなタイプがあるの?

新モデルの集じん方式は従来モデルと同じ「カプセル式」と「紙パック式」の2種類を採用したモデルがラインナップされている。サイクロンアタッチメントを装着せずに家庭で使った場合、それぞれメリットとデメリットがあるので、双方の特徴を理解して使う人にあったものを選ぼう。

カプセル式の特徴

カプセル式の特徴(CL280FDとCL281FDに採用)●ランニングコストがかからない
●こまめにゴミ捨てができる
●集じん容量が大きい
●ゴミ捨て時に埃が舞い上がりやすい

「CL280FD」と「CL281FD」に採用されているカプセル式は、ダストカップ内にゴミを溜めることができるうえ、フィルターは水洗いして繰り返し使うことが出来るため、紙パックのようにランニングコストがかからない。また、こまめにごみ捨てが行えるため、吸引力が低下してきたらゴミ捨てを行うことで吸引力がすぐに復活するメリットもある。ただし、ゴミ捨て時やフィルターのお手入れ時に埃が舞い上がりやすいため、不衛生な欠点も存在する。

紙パック式の特徴

紙パック式の特徴(CL282FDに採用)●簡単かつ衛生的にゴミが捨てられる
●繰り返し使えるダストバッグが付属されている
●紙パックは消耗品のためラニングコストがかかる
●紙パックは集じん容量が小さい

「CL282FD」に採用されている紙パック式は、紙パックにゴミを溜めることができるため、ゴミを捨てる際に埃を舞い上げずに、簡単かつ衛生的にゴミ捨てを行うことができる。面倒なフィルターのお手入れからも解放されるのだ。また、紙パックはカプセル式より集じん容量が小さく消耗品のため、ランニングコストがかかるデメリットがあるが、付属品の水洗いをすることにより繰り返し使うことができる「高機能ダストバッグ」を使えばランニングコストはかからない。

「紙パック」と「カプセル」どちらを選べばいいの?マキタの7.2~18Vシリーズを全体的に見ると家庭で人気があるのは紙パック式のモデルとなる。個人的にも家庭の床掃除で使う場合は、ランニングコストがかかってもいいので、簡単かつ衛生的にゴミを捨てられる紙パック式を使用。ランニングコストがかかる欠点が存在するが、後述するサイクロンアタッチメントを装着すれば紙パックもほとんど消費しない。ただし、大量にゴミが発生する工房や建築現場で使う場合は、こまめにゴミ捨てが行えるカプセル式のモデルのほうが最適だ。現在は空気とゴミを遠心分離する「サイクロンユニット」の登場により、どちらを選んでも同じという意見もあるかもしれないが、材料の切削屑に含まれる浮遊するような粉じんは本体側に侵入してしまうのだ。

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HEPAフィルター(A-68965)

「カプセル式」と「紙パック式」どっちが排気が綺麗なの?

ざっくりまとめると●高機能ダストバッグ:30~35μmの粒子に対して95%捕集効率
●高機能フィルターEX:30~35μmの粒子に対して95%捕集効率
●紙パック:30~35μmの粒子に対して90%捕集効率
●HEPAフィルター:0.3~1μmの粒子に対して99.97%
○[高機能ダストバッグ] > [紙パック]
○[高機能ダストバッグ] = [高機能フィルターEX]
○[高機能フィルターEX]+[HEPAフィルター]の組み合わせが最強

マキタのデータによるとCL282FDに同梱されている消耗品の「紙パック」と「高機能ダストバッグ」を目の細かさを比べると、高機能ダストバッグのほうが目が細かいという回答をいただいた。粒子捕集効率は高機能ダストバッグが30~35ミクロンの微粒子を95%キャッチするのに対して紙パックは90%。「高機能フィルターEX」と「高機能ダストバッグ」は同じ生地が採用されているため、排気性能は同等と考えてよいだろう。

さらに、新モデルの登場と同時に空気清浄機にも採用されている[HEPAフィルター]が別販売された。このHEPAフィルターはカプセル式の「CL280FD」と「CL281FD」に装着可能となっており、微粒子の捕集効率は0.3~1μmの微粒子を99.97%。花粉よりさらに微細なPM2.5をキャッチできる性能となっている。

従って、高機能フィルタと捕集効率がアップするHEPAフィルターを併用すれば排気性能はカプセル式の「CL280FD」と「CL281FD」のほうがCL282FDを凌駕するレベルとなる。フィルターの目が細かくなるぶん、吸引力が低下する欠点もあるが、アレルギーなどで排気性能を重視したい場合は、「CL280FD」と「CL281FD」を選ぶとよいだろう。

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マキタのサイクロンアタッチメント(A-67169)で色々なゴミを吸引してみた

サイクロンアタッチメントってなんぞや?

ざっくりまとめると●サイクロン方式に変えるアタッチメント
●本体側にゴミが侵入しにくくなる
●フィルターが目詰まりしにくくなる
●吸引力が持続するようになる
●ゴミ捨てがかなり簡単になる
●ゴミ捨て時に埃が舞い上がりにくい
●紙パックのランニングコストが軽減

FDFCWに付属されている「サイクロンアタッチメント」は、集じん方式をサイクロン方式に変えることができるアタッチメントである。ダイソンで有名なサイクロン方式は、ヘッドから吸い込んだ空気とゴミを遠心分離するため、フィルターが目詰まりしにくくなり、吸引力が低下しにくくなるメリットが大きい。

その他に、管理人が個人的に使用して感じたメリットは上記にまとめているが、特に紙パックやフィルターへの微細な粉じんの侵入が少なくなり、面倒+不衛生だったフィルターのお手入れや、消耗品のランニングコストが軽減することから、マキタユーザーからサイクロンアタッチメントは非常に人気がある。

カプセル式のモデルはゴミ捨て時に埃が舞い上がりやすいため、アレルギーなどで埃の舞い上がりが気になる人。管理人のように定期的に行うフィルターのお手入れが面倒だと感じる人。フィルター目詰まりの原因となる微細なゴミや大量のゴミを毎日吸う人には、サイクロンアタッチメントの使用をおすすめしたい。

サイクロンアタッチメント(A-67169) ゴミの捨て動画
マキタクリーナーを使ったことがない人は、紙パック=ゴミ捨てが簡単と思っている人が多いと思う。しかし、実際はゴミ捨てじたいは簡単であるものの、新しい紙パックをセットしたり、紙パックを配置している場所に塵が付着することがあるのでお手入れをしたりとちょっとした一手間がかかるのだ。私はサイクロンアタッチメントを2015年から使用してきたが、サイクロンアタッチメントは紙パック以上にゴミ捨てが簡単になるうえ、ダストケースをゴミ箱の奥に入れながらゆっくり捨てられるので、面倒くさがりの人や、カプセル式でゴミ捨て時の埃の舞い上がりが気になる人はには是非おすすめしたい。(単品で販売されているため後から購入することも可能)
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CL280FD・CL281FD・CL282FDにA-67169は取り付けられるの?

従来のサイクロンアタッチメントは付けられるの?

ざっくりまとめると●新モデルの本体に(A-67169)は装着できる
●新モデルの延長管に(A-67169)は装着できる
●従来モデルの本体に(A-68856)は装着できない

マキタから発売された最初のサイクロンアタッチメント(A-67169)は、2018年1月に発売されたこともあり、前モデルに使用していたサイクロンアタッチメントを新モデルに使い回したい人も多いのではないだろうか。

結論から述べると新モデルに従来のサイクロンアタッチメントを装着することは可能であある。新モデルから本体差込口に「パイプ取り外しボタン」、ストレートパイプに「ストッパー」が付いているが、吸込口の内径や外形サイズは従来モデルと同じため、サイクロンアタッチメントを差し込んで取り付けることは可能であった。

ロック付サイクロンアタッチメント(A-68856)

型番に「FDFCW」が付くモデルには「ロック付サイクロンアタッチメント(A-68856)」が標準付属されているため、新規で購入する場合はこちらのセット品を購入したほうがよいだろう。なぜなら、従来のサイクロンアタッチメントは本体から外れるなどの批判レビューが散見されるからである。「FDFCW」の標準付属されているサイクロンアタッチメントはロック付きのため、従来品と違って着脱が簡単になり、本体から外れる心配がなくるなるのだ。

サイクロンアタッチメントを装着すると全長が長くなって使い辛くなる批判レビューも存在する。なかには延長パイプを短く加工して、自分に合った長さに調整するユーザーもいるほどだ。ただし、延長パイプを切断するだけでなく、先端にテーパーをつけないといけないため、電動工具を持ってない人にとっては難しい加工となる。「FDFCW」にはサイクロンアタッチメント用の短いストレートパイプ340(ロック付)が付属されているので安心だ。

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サイクロンアタッチメント(A-67169)にストレートパイプ340(459481-9)に取り付け

「A-67169」に「ストレートパイプ340」を取り付けられるの?

ざっくりまとめると●ストレートパイプ340はA-67169に装着できる
●長さ(340mm)が短いから使いやすくなる
●使用中にパイプが外れることはなかった

従来のサイクロンアタッチメント(A-67169)を新モデルに使い回せても、アタッチメントの分だけ全長が長くなるため、使い勝手が悪くなるデメリットは解決されない。しかしながら、新モデルの「FDFCW」には短い延長管(ストレートパイプ340)が同梱されているうえ、近日単品で販売予定とマキタが発表したため、(A-67169)に(ストレートパイプ340)を取り付けられるのか気になる人も多いのではないだろうか。

今回新しく登場したストレートパイプは差込口にストッパーがついているが、従来のサイクロンアタッチメント(A-67169)に差し込んで装着することは可能であった。標準時と同じに近い全長となるため使い勝手もよい。現在(3/8)はストレートパイプ340(459481-9)は検索してもヒットしないが、近日発売予定と記載されているため、近いうちに単品で購入することも可能になるだろう。

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モデル CL280FD CL281FD CL282FD
連続運転時間 パワフル:なし
強:20分
標準:なし
パワフル:15分
強:20分
標準:50分
パワフル:15分
強:20分
標準:50分
バッテリー BL1830B
(3.0Ah)
BL1830B
(3.0Ah)
BL1830B
(3.0Ah)

連続使用時間はどれくらいなの?

ざっくりまとめると●「強モード」:6畳の部屋を10回分
●「パワフルモード」:6畳の部屋を7回分
●「標準モード」:6畳の部屋を25回分
●予備バッテリーを用意すれば電池切れの心配なし
※1畳を20秒かけて掃除した場合

マキタの18Vコードレスクリーナーの最大の特長となっているのが、同社の18Vプロ用電動工具にも採用しているリチウムイオンバッテリーを搭載していることだ。新モデルには容量が3.0Ahの(BL1830B)が標準付属されており、一回の充電で「標準:50分」「強:20分」「パワフル:15分」の連続使用が可能となっている。

一般家庭で発生するゴミは強モードの吸引力でもラクに吸い取れるため、たたみ一畳のスペースを20秒間かけて掃除した場合、6畳の部屋を10個分も掃除するをすことができる。このため、チョイ掛け用として目に入ったゴミをサッと掃除するだけでなく、一戸建ての家を丸ごと掃除できるスタミナも持っている。

型番 電圧 容量 充電時間
BL1815 18V 1.5Ah 15分
BL1815N 18V 1.5Ah 15分
BL1820 18V 2.0Ah 24分
BL1830 18V 3.0Ah 22分
BL1830B 18V 3.0Ah 22分
BL1840 18V 4.0Ah 29分
BL1850 18V 5.0Ah 40分
BL1860B 18V 6.0Ah 40分

後述するが電動工具メーカーは充電時間(22分)が早い特長も持っているため、掃除をしている途中で電池切れになっても安心だ。しかしながら、休む間もなくすぐに掃除を開始したい場合は、「予備バッテリー」を用意して交換しながら使うことで延々と連続運転することができる。バッテリーは容量(Ah)によって「運転時間」「充電時間」「重量」「価格」が変わるため、用途にあった容量のタイプを選びたいところ。

ちなみに、標準付属されているバッテリーは「BL1830B」となり、従来モデルに付属されていたBL1830と違い、「残量表示」+「自己故障診断」機能が搭載されている。コンセントがある環境で使用する場合は、予備バッテリーは何個も用意する必要なく、例えばBL1830Bであれば、17分で80%の容量を充電することができるため、交換しながら使えば延々と連続使用することができる。

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CL280FD/CL281FD/CL282FDのバッテリー(BL1830B-残量表示)

バッテリーの残量は分かるの?

従来モデル(CL180FD/CL181FD/CL182FD)のセット品には、容量が3.0Ahの[BL1830]というバッテリーが付属されていた。本体やバッテリーにはバッテリーの容量が分かる機能が搭載されていないため、今どれくらいの残量があるのか把握することができなかった。また、紙パック式のモデル(CL182FD)にだけバッテリーの容量が少なくなるとランプが点灯してお知らせする機能が採用されていたが、ランプが点灯するとすぐに充電が切れてしまうため、焦って掃除をしなければいけなかった。

 

残量表示 状態 備考
BL1830B-4段階(残容量) 4点灯 残量:75~100%
BL1830B-3点灯(残容量) 3点灯 残量:50~75%
BL1830B-2点灯(残容量) 2点灯 残量:25~50%
BL1830B-1点灯(残容量) 1点灯 残量:0~25%
BL1830B-左1点滅(残容量) 左1点滅 充電してください
BL1830B-左右2点滅(残容量) 左右2交互点滅 故障しました

新モデルにも同じ容量のバッテリーが付属されているが、マイナーチェンジした[BL1830B]というバッテリーに変更されている。このバッテリーは残容量表示機能が搭載されており、前側にある「確認ボタン」を押すことにより、ランプが点灯し4段階で残量表示してくれるようになった。充電のタイミングが分かるバッテリー残量を確認できるようになったため、「そろそろバッテリーの容量がなくなるな…」と焦りながら掃除をしなくてよくなった。

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CL280FD/CL281FD/CL282FD-充電時間

充電時間はどれくらいなの?

新モデルの3機種には同社の電動工具と同じ専用の急速充電器「DC18RF」が付属されているため、残量が空になったバッテリーをわずか22分という早さフル充電できる特長を持っている。ダイソンのような高機能タイプの製品は充電時間に3時間以上かかってしまうが、マキタであれば途中で充電切れを起こしてもすぐに掃除を開始できるので安心だ。

 

モデル CL280FD CL281FD CL282FD
連続運転時間 パワフル:なし
強:20分
標準:なし
パワフル:15分
強:20分
標準:50分
パワフル:15分
強:20分
標準:50分
充電時間 約:22分 約:22分 約:22分

マキタ(14.4V/18V)の充電器は冷却ファンを搭載しており、電話本体のように大きいため、場所をとったり、充電音が少しうるさい欠点があるものの、充電切れしたときにサッと充電してすぐに掃除が開始できる強みは、プロの現場だけでなく日常使いでも嬉しいポイントとなる。

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CL280FD-CL281FD-CL282FD-充電方法

充電方法はどのようするの?

ざっくりまとめると!●着脱式バッテリーが採用されている
●バッテリーはワンタッチで取り外せる
●充電器にセットしてバッテリーを充電する
●本体の収納場所がコンセント周りに縛られない

マキタの電動工具や前モデルを使用してきた人には説明不要だが、新モデルの3機種は同社が展開する18Vプロ用電動工具と同じバッテリーが採用されている。バッテリーは同社の電動工具と使い回せる特長を持っているため、本体からワンタッチで取り外すことができる「着脱式バッテリー」が採用されている。取り外したバッテリーは急速充電器で充電するため、ちょっとした一手間がかかるものの、クリーナー本体の収納場所がコンセント周りに縛られなかったり、前述したように充電時間が早いなどのメリットが存在する。

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「DC18RC」と「DC18RF」の充電音の比較

充電音は静かになった?騒音値はどれくらい?

ざっくりまとめると!●DC18RC(従来の充電器):44dB
●DC18RF(新しい充電器):59dB
●明らかにファンの音が大きくなった

電動工具と共用できる着脱式バッテリーが採用されているモデルは、充電時間が圧倒的に早いメリットがあるものの、バッテリーを冷却ファンで冷やしながら充電するため、充電音が家電メーカーの製品と比べるとうるさいデメリットも存在する。音がうるさいと言っても、前モデルの騒音値は44dBだったため、充電音が気にならないというユーザーも多くいた。個人的にもTVの音にかき消されるような音なうえ、充電時間も早かったので気にならなかった。

しかし、新モデルに付属されている充電器はDC18RFという新しいモデルに変わっており、充電音の大きさは数値でも体感でもうるさく感じた。隣の部屋でドライヤーを使ってるような音だ。前モデルと充電音を比較しても最大騒音値の差は15dBもあるため、うるさいと感じる人のほうが多いだろう。とはいえ、付属品のバッテリーをフル充電するのに要する時間は22分、モバイル機器を充電するUSB差込口も追加されているため、個人的には妥協できるレベルである。

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[CL180FD(従来機)]と[CL280FD(後継機)]の音の比較

運転音はうるさくない?騒音値はどれくらい?

ざっくりまとめると●前モデルと比べると騒音と振動が低減
●ブラシモーター特有の甲高い音が低減
●エラストマ一体モーターケースで振動低減
●穴あき吸音スポンジ採用でこもった音になった

マキタの充電式クリーナーと言えば、前モデルから使用しているユーザーにとっては電動工具のような甲高い音がするのは周知の事実である。しかし、最近は同社の様々な電動工具にブラシレスモーターが採用されており、新モデルのクリーナーにも電動工具と同じブラシレスモーターが搭載されたのだ。

この高効率のブラシレスモーターによって向上したのは吸引力だけではない。モーター部で回転する整流子がカーボンブラシと接触しなくなったため、騒音、振動、ノイズが大幅に低減されたのだ。その他にも騒音対策が本体内部に施されているが、甲高い音が低減されたのはブラシレスモーターが大きな要因ではないだろうか。

その他に、エラストマー(ゴム状の弾性体)のモーターケースをモーター周りに配置したことにより、モーターの振動や本体と共振していた騒音も低減。さらには、本体後部の左右にある排気口に「穴あき吸音スポンジ」を配置したことにより騒音が低減されたという。実際に運転音は本体をバケツの中に入れてフタをしたようなこもった音になっている。

個人的に新モデルのスイッチを入れて驚いたのはパワーアップした吸引力だけでない。あの「ブワーーーン!」という耳につく甲高い音が低減されたことだ。前述した低騒音&低振動の対策は騒音計の数値では現れなかったものの、ブラシモーター特有の甲高い音は大幅に低減されている。また、従来モデルよりこもった音で本体と共振していた振動音も大幅に低減していた。新規で使う人はどう感じるか分からないが、前モデルからの乗り換えるユーザーは私と同じように音を聞くとニヤけるだろう。
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YAMAZAKI – tower クリーナースタンド

収納方法はどのようにするの?/立てかけられる?

ざっくりまとめると!●本体後部にストラップがついている
●フックなどに引っ掛けて収納できる
●クリーナースタンドを使用すれば好きな場所に設置できる

新モデルの3機種には本体後部にストラップがついているため、壁にフックなどを取り付けられば立てかけて収納することができる。また、本体からストレートパイプを取り外すことも出来るため、コンパクトに分割して押入れやクローゼットに収納することも可能。

コードレスクリーナーを好きな場所に設置して、サッと取り出して掃除をしたい場合は「クリーナースタンド」が最適だ。床に据え置くタイプのため、壁に穴を開けたくない人におすすめである。マキタから2つスタンドが販売されているが、価格を抑えたい場合は他社の安価なスタンドを流用するといいだろう。

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