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リョービ BHC-1800 軽く開封レビュー

リョービ コードレス掃除機 BHC-1800 レビュー

東芝の「VC-CL1200」を購入する予定であったが、問い合わせでリョービのBHC-1800や、プラスマイナス0の製品が気になっている方がいたので、先ずはこの2機種を優先して購入してみました。特にプラスマイナス0のモデルが気になっている方は多いみたいです。

現在、このメーカーが販売しているコードレス掃除機の特徴や感想をまとめた固定ページをすぐに作成できる状態でないので、簡易的なレビューだけブログでしたいと思います。申し訳ありません。

リョービの電動工具

電動工具メーカー

リョービはDIYが好きな自分にとって「電動工具」を販売しているというイメージが強いが、様々な産業分野の構成部品を製作、販売しているメーカーであり、最近、リョービが釣具を販売していたと知って驚いた。

ちなみに電動工具にはプロ用とDIY用モデルがあり、リョービのDIY用モデルはマキタや日立工機より低価格なので、ドリルドライバーや丸ノコを使って日曜大工をする方にとっては、お馴染みのメーカーではないだろうか。

当サイトでは、電動工具メーカーの「マキタ」「日立工機」「ボッシュ」のコードレス掃除機も紹介しているが、これらのメーカーと「リョービ」は同じ市場に参入している競合メーカーになります。

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リョービ コードレス掃除機 BHC-1800 レビュー

ノーマルヘッド

リョービは電動工具メーカーなので、他の電動工具メーカー(マキタ、日立工機など)と同じ回転ブラシの備わっていないノーマルヘッドが標準装備されています。各電動工具メーカーのノーマルヘッドは微妙にデザインが異なるが、サイズや構造はどこも同じなので、使い勝手や重さは同じになります。

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BHC-1800-バッテリー

充電器とバッテリー

BHC-1800のセット品には4.0Ahの大容量のバッテリーが標準付属されていた。スタンダードな3.0Ahのバッテリーが搭載されていると思ったが、リョービの18Vシリーズには3.0Ahのバッテリーがないようである。

18Vのリチウムイオンシリーズに参入したのが原因と思うが、リョービはバッテリーや互換性のあるツールの種類が他のメーカーに比べると少ない。(バッテリーの種類や互換性のあるツール一覧はこちらのページからどうぞ)

充電時間

4.0Ahの容量を満充電するのに1時間かかるので、マキタや日立工機に比べると充電時間は遅いほうである。しかし、家電メーカーだと3.5~4時間近くかかるので、国内の大手家電メーカーの製品や、海外メーカーのダイソンやエレクトロラックスに比べると充電時間が圧倒的に早い。

ちなみにバッテリーには、残量がわかるランプが備わっていた。パネルのボタンを押すことにより、バッテリーの残量がどれくらい残っているのかわかります。充電器のサイズはマキタや日立工機に比べるとコンパクトです。

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吸込仕事率60W

やはり、BHC-1800で気になるところといえば、60Wという吸込仕事率ではないだろうか。なぜなら、人気のあるマキタの最高戦力モデル(18V)の吸込仕事率が30W。次に2014年にマキタを追撃した日立工機のモデル(18V)の吸込仕事率が40W。そして、今回リョービが新しく発売したBHC-1800は吸込仕事率が60Wもあるからだ。正直、仕様を盛ってるのではないと疑念を抱くレベルである。

しかし、BHC-1800のスイッチを入れると自分が抱いていた疑念や不安は一瞬で吸い取られ確信にかわった。この吸引力は日立工機のR18DSALをも軽く凌駕するほど強く、驚きを超えて笑ってしまうほどであった。これだけパワーのあるモーターを使っていると、本体が重たいイメージがあるが、他の電動工具メーカーの18Vと体感重量はあまり変わらないものであった。

強モードは爆音

ただし、パワーが強いぶん運転音もかなりうるさく、音で定評のあるダイソンさんの掃除機がかわいく思えるほど爆音です。上の動画は18Vシリーズのマキタと日立工機のモデルと騒音を比較したものですが、競合メーカーのモデルに比べると、かなりうるさいことがわかるかと思います。「弱モード」にすると騒音地は80dBほどに下がりました。

ちなみにコードレス掃除機の「弱モード」は吸引力がかなり弱くなるので、ハンディタイプにして軽いゴミを吸うことくらいしか用途がありませんでした。しかし、BHC-1800は「弱モード」でも吸込仕事率が20Wもあり、マキタや日立工機の10.8Vシリーズの吸引力より強いので「弱モード」でもフロアの掃除をすることが可能です。

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紙パック式なのに吸引力が強い

BHC-1800の集じん方式は紙パック式になります。コードレス掃除機の紙パック式は集じん容量が小さいので、目詰まりすると吸引力がカプセル式より顕著に低下する短所がありますが、BHC-1800の吸引力は笑ってしまうほど強力なので、これなら紙パックが満タンになるまでストレスなく掃除をすることができるのではないだろうか。

紙パックを埃で満タンにするまで時間がかかるので、追記でレビューしたいと思います。

BHC-1800-紙パック

マキタの紙パックと互換性あり

紙パックは消耗品なので消耗品の購入費用がかかりますが、付属されているダストバックは中のゴミを捨てることができるので、繰り返し使用することができます。(水洗いも可能)

ちなみにマキタの紙パックと厚紙部分の形状が同じなので、マキタの紙パックを取り付けて掃除をすることも可能でした。なので、紙パックを購入するショップにマキタの紙パックもある場合は、価格の安いメーカーの紙パックを購入したほうが経済的でしょう。

漏れの検証 宿題

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サイクロン式に変身できるから紙パックが消耗しない

BHC-1800には、サイクロンユニットが標準付属されており、このサイクロンユニットを本体と延長管の間にとりつけることにより、ゴミをサイクロンユニットのダストカップに回収することができます。上の動画では、マキタのモデルに装着してゴミを吸い取っている様子です。床用ヘッドから吸い込んだ空気とゴミを竜巻上に回転させ遠心力で空気をゴミを分離しています。

風路や空気を曲げてしまうと吸引力が低下してしまうが、BHC-1800であれば吸引力が強いのでストレスなく掃除をすることができるであろう。ちなみに、このサイクロンユニットは、ダイソンのように高い分離能力がないので、筒状のフィルターの穴に何か目の細かいものを巻くなどして工夫すれば、大きなゴミは完全にサイクロンユニットでシャットアウトできるであろう。ティッシュやネットを巻きつけた記事はこちらからどうぞ。

よくよく考えれば、これを装着すると紙パックにゴミが溜まりにくくなるので、紙パックの購入費用がかなり浮きますね。ただし、サイクロンユニットを取り付けた上体ではハンディ掃除機として使うことができないので取り外す必要があります。

ちなみに、同社にBHC-1400という14.4Vの紙パック式モデルが安く販売されていますが、このモデルはBHC-1800と同時期に販売されたものではなく、2009年のモデルなのでけっこう古く、吸込仕事率も14Wと低めなので吸引力はマキタの14.4Vや18Vシリーズより劣ると思います。

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