題名: コードレス紙パック掃除機
メッセージ本文:
コードレス紙パック掃除機を買いたいのですが何がいいのか分かりません。記事を読んでマキタがいいのかな〜と思いましたが、機種が選べずにいます。マキタにこだわっている訳ではないので他メーカーでも構いません。ちなみにマキタのバッテリーは持っていません。アドバイスお願いします。
予算は1万円前後、安ければ安い程いいです。
・掃除する床の種類→フローリング
・吸引するゴミの種類→ホコリ、粉類、ドックフード、割れ物の破片
・掃除機をかける部屋の広さ→部分的な掃除用
・掃除機をかける頻度→毎日クイックルワイパーかけていて、大掃除や粉類こぼした時やお皿割ってしまった時だけに掃除機使います。
・掃除機をかけるのに費やす時間→10分程度
・重視したいポイント→軽い程いいです。ヘッドブラシ無しで、粉、お皿の破片が吸えるように吸引力が強い物が欲しい。紙パックでも埃が漏れない物。
・今お使いの掃除機の悩み→以前コードありダイソン使用、今は掃除機ありません。サイクロンはゴミ捨てや手入れが嫌なのでお手入れいらずの紙パックが欲しいです。
機械に疎くて何を買えばいいか分かりません。
宜しくお願いいたします。
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このメールはコードレス掃除機マニアの比較サイト(マキタ菌)のお問い合わせフォームから送信されました
フローリングメインであれば、クイックルワイパーとローエンド機でも十分
●予算1万円前後だと7.2V/10.8Vしか選択肢がない
●埃・塵・髪の毛・ペットの毛・食べこぼし等はローエンド機でも吸引できる
●家では床に付着した目に見えない粉じんや汚れをクイックルワイパーで拭き取り
予算が1万円前後で軽い紙パック式のコードレス掃除機を探しているとのことですが、軽い10.8Vのバッテリーが採用されている製品がおすすめです。我が家も猫を飼いだしてから、フローリングや畳の掃除にクイックルワイパーを愛用しているのですが、フローリングのようなフラットな床面であれば、ローエンドタイプのクリーナーとクイックルワイパーでも十分だと考えております。
10.8Vの紙パック式で人気のクリーナーは「アイリスオーヤマ」と「マキタ」の製品
●毎日一般家庭の床に発生するゴミはどちらの製品でも吸引できる
●ペットの餌や砂のような固形のゴミを吸い上げる力はマキタのほうが上
現在、このクラス(10.8V)で人気の充電式クリーナーは、アイリスオーヤマとマキタの製品となります。ダイソンやiTのようなハイエンド機に比べると吸引力は劣りますがサブ機として人気が高いです。
フローリングから毎日床に発生する埃・塵・髪の毛・ペットの抜け毛のような軽いゴミの掃除であれば、どちらの製品でもストレスフリーに掃除ができますが、ペット用の餌や砂のような重たいゴミを吸い上げる力や最適なヘッドは、電動工具メーカーのマキタクリーナーのほうが適しています。
マキタ(Makita)は建築現場の職人たちから定評がある電動工具メーカーとなり、10.8Vシリーズの電動工具が使われているバッテリーを採用しているコードレスクリーナーは、力の弱い女性でも持てる軽さと取り回しの良さから、家庭で使われている機会も増えています。また、2009年からリチウムイオンバッテリーを採用した充電式クリーナーを販売しており、クリーナーを販売している歴史はアイリスオーヤマより古いです。
マキタの10.8Vの紙パック式で人気なのは「CL107FDSHW」と「マキタのターボ60」
●CL107FDSHW:充電器で充電する着脱式バッテリー
●マキタターボ60:充電アダプタを本体に差し込んで充電する内蔵バッテリー
現在、マキタの10.8Vシリーズの紙パック式充電式クリーナーで吸引力が強くて人気なのが、「CL107FDSHW」と「マキタのターボ・60」です。双方の大きな違いはバッテリーの充電方法となり、CL107FDSHWが充電器でバッテリーを充電する「着脱バッテリー」、マキタターボ60が本体に充電アダプターを差し込んで充電する「内蔵バッテリー」を採用しています。
CL107FDSHW(紙パック式)の特徴
●同社の10.8V(スライド式)の電動工具と共用できる
●充電器で充電する着脱バッテリーを採用
●充電時間(22分)が家電メーカーの製品より早い
●予備バッテリーを用意できる(使用時間アップ)
●バッテリー交換が容易に行える(経済的に電池交換)
着脱式バッテリーを搭載しているCL107FDSHWの最大の特長は、同社が展開する10.8Vシリーズの電動工具と同じバッテリー(BL1015)が採用されていることです。同タイプのバッテリーを使用することで、電動工具とのあいだで使い回すことができます。
また、バッテリーは本体から取り外して急速充電器で充電するため、22分という驚異的なスピードでフル充電することが可能となり、途中で充電が切れてもすぐに掃除を開始できます。その他に、予備バッテリーを用意すれば、連続運転時間を延ばすことができるメリットも存在します。
マキタのターボ60(紙パック式)の特徴
●工具メーカーの同クラス(10.8V)で一番強い吸引力を誇る
●本体に充電アダプタを差し込んで充電する内蔵バッテリー採用
●使用頻度の高い強モードの使用時間がCL107FDSHWより長い
●充電時間に2時間半かかる
●内蔵式バッテリーだがバッテリー交換は自身で行える(交換動画)
内蔵式バッテリーを搭載しているマキタターボ60の特長は、吸引力の目安となる吸込仕事率が同社の同クラス(10.8V)の中で一番強い数値となっていることです。CL107FDSHWより後発に発売されているため、比較的新しいマキタクリーナーに採用されている延長パイプをワンタッチで着脱できる(パイプロックボタン)搭載されています。
また、使用頻度の高い「強モード」の連続運転時間がCL107FDSHWより長くなっているため、一回の充電で使用できる時間がCL107FDSHWより上となっています。ただし、バッテリーの充電時間が2.5時間と着脱式バッテリーのCL107FDSHWより長くなるため、充電切れするとすぐに掃除を開始できない欠点も存在します。
どっちを選んでも後悔しないが、軽さと吸引力にウェイトを置く場合はマキタターボ60がおすすめ
個人的には吸引力の指標となる吸込仕事率や重量・価格に大きな差がないため、CL107FDSHWがおすすめなのですが、同社の充電式ツール(10.8Vスライド式)を使い回す予定がないのであれば、通販生活限定で販売されているマキタのターボ60を選んでも後悔しません。(現在、通販生活はAmazonに出店しているため、Amazonでも注文することできます。アイボリー・オレンジ・ブラックの3色がラインナップ)
マキタターボ60の充電時間が2.5時間といってもアイリスオーヤマが3時間、ダイソンが3.5時間のため、同じ充電アダプターで充電するタイプの製品と比べて早いほうです。また、本体重量も牛乳パック(1000ml)と同じ1kgのため、力の弱い女性やシニアの方には人気の高いモデルとなっています。その他に、マキタターボ60のほうが後発なので本体と延長管をワンタッチで取り外せる新機能(パイプロックボタン)も搭載されています。