通販生活のマキタのターボがパワーアップして新登場!
・標準と強モードの「連続使用時間」がアップ
・「充電時間」が4時間から2.5時間に短縮
・ゴミを照射する「LEDライト」を搭載
・「収納付きスタンド」がラインアップ(別販売)
2019年1月に毎日家事をする主ふ達に定評がある通販生活限定モデルの[マキタのターボ]がパワーアップして新登場。キャニスター型掃除機の予備機(チョイ掛け用)として人気があるマキタターボの新モデル[マキタのターボ・60(CL113FD)]が通販生活のサイトにラインアップされた。
新モデルは従来機と同じ軽さを保ったまま、最長連続使用が約60分と2倍にアップ。さらに使用頻度の高い「強モード」や「ターボモード」の吸引力が向上し、長かった充電時間も2.5時間に短縮された。さらには、床に落ちているゴミを照射するLEDライトが新たに採用されている。
- 「マキタのターボ・60」の特徴を分かりやすく解説
- 通販生活の「マキタのターボ」ってなんぞや?
- いつ購入したらお買い得なの?最安値は?
- 本体カラーは何色あるの?
- ハンディクリーナーとして使えるの?
- LEDライト機能はついてるの?
- 重量はどれくらいなの?重い?軽い?
- 「吸込仕事率」や「連続使用時間」どれくらい?
- 色々なゴミを吸引してみた動画
- サイクロンアタッチメントは取り付けられるの?
- ストレートパイプ340(459481-9)は取り付けられるの?
- 集じん方式は?集じん容量はどれくらいなの?
- 紙パックはどれを使えばいいの?値段はどれくらい?
- 充電時間はどれくらいかかるの?
- 充電方法はどのようにするの?
- バッテリーの交換方法はどするの?充電回数はどれくらい?
- 立てかけて収納できるの?
- マキタターボ60専用の収納スタンドはあるの?
- 音の大きさはどれくらいなの?
- どんなアタッチメントがあるの?
- マキタの現行モデルを分かりやすく比較!
「マキタのターボ・60」の特徴を分かりやすく解説
通販生活の「マキタのターボ」ってなんぞや?
・ターボ60は通販生活から限定で販売されているマキタの充電式クリーナー
・吸引力が大幅にアップする「ターボモード」を搭載
マキタのターボとは、電動工具メーカーのマキタが通販生活限定で製造している「ターボ」付きの充電式クリーナーである。以前は、通販生活の公式通販サイトやカタログでしか注文することができなかったが、2017年頃から一部の家電店などでマキタターボの目撃情報あり。また、2019年には通販生活がAmazonに出店、Amazonからも注文できるようになった(追記:2021年通販生活のみ)。
マキタのターボは電圧の低いバッテリー(10.8V)を搭載しているため、当サイトで紹介している同社の業務用モデル(14.4V/18V/40Vmaxシリーズ)や、大手家電メーカーが販売している高機能タイプの製品に比べると吸引力が劣る。しかし、埃や髪の毛のような軽いゴミから、米粒や猫砂のような重いゴミをサッと吸引することができることから、チョイがけ用のサブ機として非常に人気が高い。
モデル名 | CL103DW マキタターボ | CL103DX マキタターボⅡ | CL113FD マキタターボ60 |
発売日 | 2013年1月 | 2016年1月 | 2019年1月 |
いつ購入したらお買い得なの?最安値は?
・通販生活公式サイトもAmazonも同じ価格(2020)
・通販生活公式サイトのみでの販売となった(2021)
基本的に通販生活で販売されているマキタのクリーナーは、家電量販店で販売している生活家電のように価格が大きく変動したり、セールの対象になって特価になったりすることがない。このため、いつ購入しても価格は同じものと考えて問題ないだろう。
ただし、通販生活限定のマキタターボの比較的新しいモデルは、3年ごとにモデルチェンジしている。従って、次の新モデルは2022年まで発売されない可能性が高いため、2022年に近い場合は新モデルが発売するまで待ったほうがよいかもしれない。
本体カラーは何色あるの?
↓カラーは3色が用意されている
・アイボリー(CL113FDWI)
・オレンジ(CL113FDWO)
・ブラック(CL113FDWB)
インテリアを邪魔しないシンプルなボディのカラーは、「アイボリー」「オレンジ」「ブラック」の3色がラインナップされている。なお、立てかけて省スペースに収納することができる「専用スタンド」も3色用意されているため、スタンドも一緒に注文する場合は本体と同じ色を選ぶとよいだろう。
クリーム色に近いアイボリーはナチュラルスタイルや和風の部屋にぴったり、本体に埃や塵が付着しても目立ちにくい。マキタ感を消したい場合は、高級感のあるブラックがおすすめ、擦れ傷がついても目立ちにくいメリットも存在する。存在感をアピールしたい場合は、発色がよく目立つオレンジがおすすめ、女性に人気のカラーとなっている。
ハンディクリーナーとして使えるの?
・本体吸込口が斜めにカットされてるのでゴミが吸いやすい
・本体に各ノズルを装着してハンディとして使うことも可能
マキタのターボは、ハンディクリーナー本体に「延長管」と「床用ヘッド」を装着したハンディタイプのスティックコードレスクリーナーなので、ハンディクリーナーとして使用することは当然可能となる。
本体に床用ヘッドを装着して階段を安全スムーズに掃除したり、すき間ノズルを装着してサッシの溝を掃除することができる。また、本体の吸込口は斜めにカットされているため、本体にノズルやヘッドを装着しなくとも、食べこぼしなどのゴミをサッと吸引することも可能。
フローリングだけでなく、家具・家電・ソファー・車内の掃除まで幅広く使いたい人は別販売されている各ノズルも揃えておきたい。(写真4~5参照)
LEDライト機能はついてるの?
従来のマキタのターボにはLEDライトが採用されていなかったが、新モデルにはLEDライトが搭載された。LEDは運転スイッチを入れると照射、机や椅子のような家具の下から、電気や日が当たらない薄暗い場所の床面を照射してくれる。「LEDライトは別になくてもいい」という声もあるが、目視しずらい微細なゴミが反射するため、ゴミの有無がひとめでわかる便利な機能である。
重量はどれくらいなの?重い?軽い?
延長管の重量(すき間ノズル含む):110g
床用ヘッドの重量:136g
合計:1,299g(約1.3kg)
ダイソンのように吸引力を追求したハイエンド機は電圧の高いバッテリー(21.6V↑)を搭載しているため、本体重量が重たくなる製品が多い。ハンディタイプのスティッククリーナーは重心が手元に集中するため、本体が床にあるキャニスター掃除機より手首や肘に負担がかかりやすくなるのだ。実際にダイソンの口コミでは重たいと批判しているレビューも多く見られる。
一方のマキタのターボ・60は、(10.8V)の軽いバッテリーを採用しているため、本体は1000mlのパック牛乳に近い重さの(1053g)となる。子供を抱えながら片手で掃除ができる重さなので、掃除機がけ=重労働という概念がなくなるほどの軽さ。一家に一台設置しておけば、目についたゴミを家族の者が積極的に掃除をしてくれるようになり、家事も時短+楽になる。
さらには、延長管はマウス(大)と同じ重さ(110g)、床用ヘッドの重さは単一電池と同じくらいの重さ(136g)なので、ヘッドを持ち上げする動作をしても重さをほとんど感じない。ヘッドはコンパクト+軽量設計のため、広範囲の場所は効率よくできないものの、階段や狭い部屋の掃除では使い勝手がよいメリットも存在する。
CL103DW 2013年発売 内蔵式バッテリ | CL103DX 2016年発売 内蔵式バッテリ | CL113FD 2019年発売 内蔵式バッテリ | CL107FD 2016年発売 外付式バッテリ |
標準:5W/30分 | 標準:5W/30分 | 標準:5W/60分 | 標準:5W/25分 |
強:14W/15分 | 強:16W/15分 | 強:20W/20分 | 強:20W/12分 |
ターボ:20W/10分 | ターボ:27W/12分 | ターボ:35W/12分 | ハイパワ:32W/10分 |
「吸込仕事率」や「連続使用時間」どれくらい?
通販生活から発売された「10.8V内蔵式バッテリー」を採用したモデルは2013年から登場。従来モデルから吸引モードは[標準][強][ターボ]の3段階から選べる。
一番吸引力の弱い[標準モード]の吸引力は従来から変わりはないもの運転時間は2倍にアップ。使用頻度の高い[強モード]や[ターボモード]の吸引力は従来のマキタターボや、同クラスの中で一番吸引力が強かったCL107FDより強いものとなっているため、軽い10.8Vシリーズの中から吸引力を重視する場合は、迷わずマキタターボ60を選ぶとよいだろう。
購入する前に知っておきたい2016年にマキタから発売された「CL107FD」は、キャニスター掃除機の予備機として使うローエンド機だが、発売された年から価格.comの「コードレス掃除機 人気ランキング」で、ダイソンなどのハイエンド機と並んで上位に君臨しているほど人気が高い。
–
マキタターボ60との大きな違いは、同社の電動工具に使われている「外付式バッテリー」を採用していること。このため、同社の「10.8Vシリーズの電動工具」との間で使い回しができたり、予備バッテリー(BL1015)を用意すれば充電切れの心配がない。さらに急速充電器で充電するため充電時間(22分)が圧倒的に早い。電動工具を購入する予定があったり、予備バッテリーを使って使用時間を延ばしたい場合は、CL107FDのほうがおすすめである。
色々なゴミを吸引してみた動画
・パワーヘッドが弾き飛ばす固形のゴミの吸引が得意
・カーペットやラグの掃除が苦手
木材をマルノコで切断する際に発生する大鋸屑(オガクズ)のような小さいゴミは、1ストロークで吸引することができた。フローリングの溝に入ったゴミもしっかり吸引。大鋸屑はフィルターを目詰まりさせる原因となる小さなゴミだが、紙パックがパンパンになるまで吸引することができた。
木材をプレーナーで加工した際に発生する切り屑も、ほぼ1ストロークで吸引することができた。ただし、動画のように床一面にゴミが落ちていると、吸引力が強すぎてサイドのゴミを引き寄せてしまい、1ストロークでうまく吸引できないこともあった。オガクズと同様に紙パックがパンパンになるまで吸い上げることができた。
シュレッダーにかけた紙くずも1ストロークで吸引することができた。しかし、動画のようにゴミが重なっていたりするとヘッドの前面で押し出してしまい、ヘッドを滑らせる動作ではうまく吸引できないことも。この場合は、ゴミに対してヘッドをかぶせるように吸引すれば簡単に吸引できた(個人的に許容範囲)。紙くずのようなゴミも紙パックが一杯になるまで吸引することができた。
ネットには「マキタは米粒も吸わない」という批判的な口コミも散見されるが、紙パックが一杯になるまで目一杯吸込み続けるパワーを持っていた。ただし、小麦粉のような超微細なゴミを吸引して紙パックが目詰まりした場合は話は別となる)。米粒のような嵩のあるゴミは、回転ブラシを搭載したモーターヘッドを採用しているハイエンド機だと弾き飛ばしていしまう製品が多いが、回転ブラシがついてないマキタのヘッドなら簡単に吸い込むことができストレスフリー。
ペット用ドライフードのような固形のゴミは床とヘッドとの隙間が狭いため、ヘッドの前面で押し出してしまった。しかし、ドライフードに対してヘッドをかぶせるようにすれば軽々と吸い上げることができた。大小のゴミを同時に吸い取れる「ダイソンFluffy」以外のハイエンド機は、大半の製品が固形のゴミを回転ブラシで弾き飛ばしてしまうが、建築現場で活躍するマキタのようなチープなヘッドは、このような固形なゴミの吸引を得意としている。
ペット用のトイレの砂もドライフードと同様にヘッドの前面で押し出してしまったが、ゴミに対してヘッドをかぶせながら吸引すれば、軽々と吸い上げることができた。下手なモーターヘッドを搭載したハイエンド機より、はるかに効率がよくイライラすることもなし。当サイトの検証ではマキタのヘッドと床との隙間は約2mm。高さが3mm以上のゴミはヘッドの前面で押し出してしまうと考えておこう。
小麦粉のように単体だと目視できない超微細なゴミを大量に吸引すると、紙パックが一杯になる前に吸引力が低下、虫の息となってしまった。また、小麦粉より重たいゴミは軽々と吸引できるにもかかわらず、溝に溜まった小麦粉はうまく吸引することができなかった。静電気で付着しているのが原因なのか分からないが、別販売されている柔らかなブラシが搭載された「じゅうたんノズルDX」を使用することで集じんすることができた。「小麦粉なんて床には落ちてない!」というツッコミが入りそうだが、実はフローリングやカーペットには小麦粉より小さいハウスダストが毎日発生していて、紙パックやフィルターの目詰まりの原因となるのだ。
カーペットに奥に叩き込んだ小麦粉もうまく吸引することができなかった。紙パックがすぐに目詰まりして吸引力が落ちるのも要因の1つだが、マキタのようなローエンド機は回転ブラシがついてない「ノーマルヘッド」を採用しているため、カーペットにおける集じん性能が高機能タイプのハイエンド機より劣ってしまうのだ。カーペットの奥深くから微細なゴミをなるべく集じんしたい場合は、別販売されている「じゅうたんノズル」がおすすめだ。硬いナイロンブラシを搭載しているため、カーペットに絡みついた髪の毛や奥深くに入り込んだ微細なゴミの集じん性能が向上。
フローリングのような平な床面の上に落ちている猫の抜け毛を吸引することは造作もないことだが、カーペットに絡みついた猫の毛を吸引することはできなかった。カーペットに絡みついて取れにくいペットの毛・綿埃・髪の毛・糸くずの集じん力を向上させたい場合は、別販売されている「じゅうたんノズルDX」がおすすめだ。じゅうたんノズルDXの吸込口の前後にはエチケットブラシ2枚が逆目に配置されているため、ヘッドを前後に滑らせるだけで、頑固に絡みついたペットの毛も簡単に集じん。
マキタクリーナーは簡素なヘッドが装備されているが、床とヘッドとの隙間が狭い設計になっているため、ヘッドを装着した状態でも吸引力が殺されない特長を持っている。このため、正面に落ちている壁際のゴミは一発で吸引することができた。サイドに落ちているゴミは1ストロークで取れないこともあったが許容の範囲である。ただし、ゴミの高さが3mm以上であったり、長年こびりついたような塵の吸引はできないと考えておこう。
サイクロンアタッチメントは取り付けられるの?
●紙パックの消耗が大幅に軽減
●ゴミを溜められる量が増える
●サイクロンアタッチメントはマキタターボ60に装着可能
●サイクロンアタッチメントは2種類存在する
●新規で買うなら迷わずロック付サイクロンアタッチメント
紙パックは簡単かつ衛生的にゴミを捨てられるメリットがあるものの、集じん容量が330mlと小さいため、毎日家中掃除をしているとすぐに紙パックがいっぱいになりランニングコストがかかるデメリットが存在する。また、小麦粉のような微細なゴミを吸引すると、すぐにフィルターが目詰まりを起こし吸引力が低下、早々に紙パックを交換することも。
そこで、当サイトがおすすめしているのが集じん方式をサイクロン式に変えられる「サイクロンアタッチメント」だ。本体に装着することで吸い込んだ空気とゴミを遠心分離。フィルター目詰まりの原因となる微細なゴミから大きなゴミまで青いカップ内で遠心分離するため、フィルターが目詰まりしにくくなり、強い吸引力を持続させることができるのだ。
クリーナーの用途が「フロアの掃除のみ」「ゴミを大量に吸引する」「微細なゴミをよく吸引する」「紙パックの消耗を抑えたい人」は、ぜひ買い揃えておきたいアタッチメントだ。
●A-68856(ロック付き)
●ロック付きは簡単に着脱できる
●ロック付きは使用中に外れない
2019年2月にマキタの18Vシリーズからパワーアップした新作(CL280FD、CL281FD、CL282FD)が発売された。実は、この新モデルにはマキタターボ60と同じロック式の差込口を採用しており、セット品には「ロック付サイクロンアタッチメント(A-68856)」が付属されているのだ。このサイクロンアタッチメントはおそらくマキタターボ60と互換性があるはずなので、マキタターボ60に取り付けられるか、当サイトでは検証を行ってみることに。
追記(3月6日):発売されたばかりで手に入れるのに苦労したがようやく入手。早速、マキタターボ60の本体や延長管にロック付サイクロンアタッチメントを取り付けてみたが、やはり思った通り装着可能であった。ロック式なので簡単に着脱できるうえ、使用中に外れたりしないのも高ポイントだ。また、マキタのカタログでは分かりにくいが、アタッチメントの差込口の上下に「ストッパー」が付いているため、ダストケースを延長管の上下に配置することも可能であった(左右に配置することは不可)。
一番最初に販売されたサイクロンアタッチメント(A-67169)は、ストッパーがついていないため、着脱するときにねじりにながら抜き差ししなければいけない。また、しっかり差し込まないと使用中にサイクロンアタッチメントが本体から外れてしまうという批判レビューも散見される。このため、新規でサイクロンアタッチメントを購入する場合は、後発で発売された「ロック付サイクロンアタッチメント(A-68856)」のほうがおすすめである。
ストレートパイプ340(459481-9)は取り付けられるの?
●通常時:955mm(95.5cm)
●サイクロンアタッチメント装着時:1095mm(1m9.5cm)
●↑+ストレートパイプ340装着時:950mm(95cm)
※サイズは壁に立てかけた高さです
取り付けた動画
マキタから発売されたサイクロン方式に変えられるサイクロンアタッチメントは非常に人気があり便利なものであるものの、サイクロンアタッチメントを取り付けた分、掃除機の全長が長くなってしまい、アタッチメント未装着時より使いにくくなったという口コミも多く存在する。
例えば、マキタターボ60を立てかけた高さは95.5cmだが、サイクロンアタッチメントを装着すると1m9.5cmになるため、伸長の高さによって意見は異なるが、使いにくくなる人も多く存在する。このため、付属品の延長管を切断+加工して短くするユーザーもネットで散見された。
しかし、2019年に同社から標準付属品の延長管より短い「ストレートパイプ340(459481-9)」が登場した。このショートパイプは、18Vの新モデルのセット品に付属されているものだが、近日発売予定と記載されているため、近いうち単品でも販売されるだろう。
当サイトで検証を行ったところ、ストレートパイプ340(459481-9)の長さは340mm。ロック付サイクロンアタッチメントに取り付けて全長を測ってみたところ、通常時の全長と5mmほどしか変わらない長さとなり使いやすくなった。さらにストッパー付きなので、簡単に着脱することも可能であった。
集じん方式は?集じん容量はどれくらいなの?
・ダストバッグ(集じん容量:500ml)
マキタのターボ60の集じん方式は、「紙パック」と「ダストバッグ」の2種類から選ぶことができる。あらかじめ水色の「紙パック」が10枚と、白色の不織布製の「ダストバッグ」が標準付属されている。
紙パックはどれを使えばいいの?値段はどれくらい?
マキタターボ60には紙パックが10枚付属されている。しかし、紙パックは消耗品のため、なくなれば買い足す必要がある。マキタターボ60の紙パックは通販生活のサイトで注文することが出来るが、この紙パックはマキタのクリーナー全般に使用できる「A-48511」なので、送料無料で注文することができるAmazonや楽天市場で購入したほうが経済的である。
ちなみに家の場合、毎日家中(3LDK)の床を掃除すると、一週間に一回の割合で新しい紙パックに交換となった。抜け毛の多い猫を飼っており、一般の家よりゴミを吸引する量が多いため、紙パックがいっぱいになる前に吸引力が低下して、新しい紙パックに交換するという感じだ。紙パックの交換頻度は、掃除をする頻度や吸い取るゴミの種類・量によって変わる。
ただし、別販売品の「サイクロンアタッチメント」を装着すれば、紙パックは交換頻度は劇的に減るため、ランニングコストをかけたくない場合は、サイクロンアタッチメントの装着をおすすめしたい。サイクロンアタッチメントのレビュー記事はリンク先(マキタから発売されたサイクロンアタッチメント(A-67169)の使用レビュー)からどうぞ。
CL103DW 2013年発売 | CL103DX 2016年発売 | CL113FD 2019年発売 | CL107FD 2016年発売 |
3時間 | 4時間 | 2.5時間 | 22分 |
内蔵式バッテリ | 内蔵式バッテリ | 内蔵式バッテリ | 外付式バッテリ |
充電時間はどれくらいかかるの?
通販生活限定モデルのマキタクリーナーは「内蔵式のバッテリー」が採用されているため、同社の電動工具と同じ「外付式バッテリー」を採用しているモデルに比べると充電時間が遅いデメリットが存在する。
例えば、前モデルのCL103DXはバッテリー容量が増えたことにより、充電時間が従来の3時間から4時間に延びている。急速充電器で充電する「外付式バッテリー」が採用されたモデル(22分)に比べるとどちらも長い時間となる。
しかし、新モデルではバッテリー容量が増えて使用時間や吸引力がアップしたにもかかわららず、電子回路の見直しにより2.5時間に短縮された。内蔵式バッテリーを採用した製品はたくさん存在するが、3時間を切るスピードは内蔵式タイプの中では珍しい。
外付式バッテリーを採用したモデルはどうして充電時間が早いの?外付式バッテリーを採用しているモデルは、電動工具と同じバッテリーが採用されており、急速充電器で充電するので充電時間が早い。なぜマキタ・日立・リョービのような電動工具メーカーが競うように充電スピードを追求しているかというと、建設現場で仕事をする職人たちに愛用されており、仕事中にバッテリーが切れると仕事にならないからである。
このため、電動工具メーカーのバッテリーは充電スピードが異常に早かったり、予備バッテリーを用意すれば使用時間を延ばすことができるのだ。すぐに掃除が開始できる充電スピードを求めていたり、予備バッテリー(BL1015)を用意して充電切れの心配をなくしたい場合は、現在の同クラスの現行機種(紙パック式)であれば「CL107FD」がおすすめである。
ただし、今後、CL107FDのスペックを超える仕様の製品が登場することもあるので、購入を考えている場合は、10.8Vシリーズの「マキタクリーナーの比較表」もチェックしておこう。
充電方法はどのようにするの?
・スタンドを使用すれば立てかけて充電可能
マキタのターボは内蔵式バッテリーが採用されているため、付属されている充電アダプター(DC1002)で充電を行う。
充電のしかたは、本体にある「充電器プラグ差込口」に「給電プラグ」を差し込めば充電がはじまる。充電中はスイッチ前側にある充電ランプが赤く点灯し、充電が完了すれば充電ランプが消える。
バッテリーの残量を標示する機能はないが、掃除機の使用中にバッテリーの残量がなくなるとバッテリー切れお知らせランプが点灯して教えてくれる。充電しながら使用することはできない。
バッテリーの交換方法はどするの?充電回数はどれくらい?
・充電回数500回
・毎日充電した場合(約1年4ヶ月)
・週に3回充電した場合(約3年5ヶ月)
※500回目で寿命がくるわけではない
マキタのターボ60は内蔵式バッテリーが採用されているが、比較的新しいモデルは自身で交換することができるようになっている。CL113FD用のバッテリーは「通販生活の公式通販サイト」から注文することが可能で、価格は税込5,832円(送料378円別)。修理部品は10年間保有されており、長いあいだ安心して使用し続けることができる。
バッテリーは携帯電話やカメラの電池のように使い続けてると必ず寿命がくる。マニュアルに耐用充電回数は約500回と記載されおており、毎日フル充電した場合は約1年半、1週間に3回フル充電で約3年で交換目安となるが、必ずしも500回目の充電で寿命がくるとは限らず、バッテリー残量や吸引モードによって劣化スピードは変わってくる。
基本的に電池は残量が空になるまで使用した状態で満充電すると1回と数える。例えば、バッテリー残量を50%残して満充電した場合は0.5回と数え、このような充電をした場合は500回以上充電しても使い続けることが可能。また、電池はいきなり寿命がきて使えなくなるのではなく、徐々に使用時間が短くなっていくため、使用時間が極端に短くなったときが交換時期となる。
保証期間は5年となっているがバッテリー劣化は保証対象にはならない。電池はリサイクル可能なリチウムイオンバッテリーが採用されているため、寿命がきたときはそのまま破棄せず、お住まいの自治体の回収方法に沿ってリサイクルに回す。その他にホームセンターや家電量販店でも回収サービスを行っており、バッテリー回収BOXを設置している。
・フル充電したバッテリーをすぐに充電しない
・半年以上使用しない場合は、バッテリーを満充電してから保管
・必要以上にハイパワーモードを使用しない
立てかけて収納できるの?
・収納スタンドを使用すれば立てかけて収納できる
マキタのターボ60には本体後部にフックなどに引っ掛けられる「ハンガー」があるため、掃除機本体を立てかけて収納したり、立てかけながら充電することができる。賃貸住宅などで壁にフックを取り付けられなかったり、収納しておきたい場所にフックを取り付けられない場合は、後述するクリーナー用のスタンドを使って収納することおすすめしたい。
当サイトでは、他のページで「電動工具メーカーに使えるクリーナースタンド」もまとめています。他社が販売しているクリーナースタンドも興味があったり、安価な方法でクリーナーを収納したい人は参考していただければ幸いである。
マキタターボ60専用の収納スタンドはあるの?
・他社が販売しているクリーナースタンドも使える
壁に穴をあけられないけど、掃除機本体を省スペースに収納したい場合におすすめなのがクリーナースタンドである。以前から通販生活ではマキタ充電式クリーナー専用スタンドもクリーナーと一緒に販売しており、通販生活限定で購入できるスタンドとなっている。
そして、今回新モデルと一緒に新しい「収納付きスタンド」もラインアップしている。新しいスタンドは従来スタンドと違い、「じゅうたんノズル」や「ブラシノズル」から「紙パック」まで収納することができるようになっている。
重さ:1.2kg
素材:スチール
重さ:700g
素材:ABS樹脂
重さ:680g
素材:スチール
音の大きさはどれくらいなの?
マキタのコードレス掃除機の運転音は電動工具のような甲高い音がするため、いつでも掃除ができるほど静かな掃除機と紹介することは難しい。個人的に一戸建ての家で使用する場合は運転音は気にならないが、近所の生活音がわずかでも聞こえてくるようなアパートだと、ご近所さんのことを考えると朝や夜に使用するのは躊躇してしまう。ただし、吸引力が弱い「標準モード」の運転音はテレビの騒音値(dB)と同じなので、掃除機を使いにくい時間帯にサッと掃除するときに便利であった。
新モデルと前モデル「マキタターボⅡ(CL103DX)」の各モードの運転音を比べると、数値に差はでなかったものの、吸引力が向上した「標準モード」と「強モード」は新モデルのほうが少し甲高く聞こえた。同クラスで人気のある「CL107FD」と比べると、どの吸引モードも「CL107FD」のほうが少し五月蝿く感じた。前モデルのマキタターボⅡを注文することはできないため、運転音だけを重視する場合はマキタのターボ60のほうがおすすめである。
どんなアタッチメントがあるの?
●じゅうたんノズルDX(絨毯からペットの毛を絡め取る)
●シートノズル(車内のシートやソファの掃除)
●棚ブラシ(棚や卓上の掃除が手軽に)
●ラウンドブラシ(キーボードのような入り組んだ場所に)
●フレキシブルホース(車内の狭い場所の掃除に)
マキタターボ60には、フロアの掃除ができる「床用ヘッド」と、サッシやソファの隙間にたまったゴミを吸引できる「スキマノズル」のみが標準付属されている。フロアのみの掃除であれば同梱されているノズルで十分だが、フロアだけでなく卓上、家具、ソファ、ブラインド、自動車内まで幅広く掃除がしたいのであれば別販売されている専用ノズルをぜひ揃えておきたい。マキタが販売している各アタッチメントの一覧は下のリンク先からどうぞ。