2018年 ジャパネットたかたオリジナルモデルのダイソンを精査
ジャパネットたかたがダイソンセールをするとアクセスが増大
当サイトの過去の1日のアクセス数は1~2万PVほど。しかし突発的にアクセスが数倍に跳ね上がる日があり、過去には10倍位上のアクセスが発生し、レンタルサーバーから規制を実施されたこともあった。アクセス解析やSNSなどで原因を調べるてみると、通信販売を行っている「ジャパネットたかた」がダイソンのコードレス掃除機のセールを行うとアクセスが増大するようである。わたしはこれをジャパネット砲の爆風と呼んでおり、毎回4マス媒体の影響力には驚愕している。
発売日 | イベント | モデル | 価格 |
2015/3/21 | チャレンジデー | DC45 | 29,800円 |
2016/3/21 | チャレンジデー | DC45M0 | 29,800円 |
2017/3/20 | チャレンジデー | DC62WH | 29,800円 |
2018/3/21 | チャレンジデー | SV07 WH ENT FU | 28,800円 |
2019/2/11 | チャレンジデー | SV07 WH ENT FU (ヘッド2個付き) | 29,800円 |
2017 9/5~9/17 | グラチャンバレー | DC62WH | 29,800円 |
2018 9/29~10/19 | 世界バレー | SV07 WH ENT SV | 29,800円 |
ジャパネットはいつダイソンの掃除機を安くセールしている?
過去にジャパネットがダイソンのコードレス掃除機をいつ安くセールしているのか調べてみると、毎年、3月の祝日(春分の日)に行われている”チャレンジデー”で2015年から登場しているようだ。従って次回のチャレンジデーは2019年3月21日(2月11日に実施された?)に行われるので、その時にSV07と同等、もしくはそれ以上のモデルが販売される可能性が高い。
その他に、2017年9月に行われた「グラチャンバレー」や、今回の「世界バレー」が開催されている期間にもダイソンのセールを行っており、バレー試合の休憩中に突然ジャパネットが生放送で掃除機や布団をハイテンションで紹介するシーンがSNSではちょっとした話題となっている。ジャパネットは2011年から春の高校バレーでも冠スポンサーに付いている。
●ジャパネットのダイソンは本当に安いのか
●ジャパネットのダイソンの性能が気になる
●購入者の口コミ・レビューが気になる
TV・ラジオ・新聞・チラシで広告を見た人が疑問に思ってること
ジャパネットたかたの広告をTVやチラシを見て気になった人は、セール中の製品が本当に安いのかと疑ってる人と性能が気になっている人が多いようである。確かにセール品と言っても決して安い買い物ではないので、タカタオリジナルのダイソンのコードレス掃除機と市場に回っている現行機種の価格と性能の違いが気になったり、どれくらい能力があるのかは気になるところ。正直なところ公式(メーカー)が販売していないモデルに興味はなかったが、需要があるようなので中立的な観点で批評をしたい。
ダイソン スティッククリーナー V7モーターヘッド SV11 ENTの特徴
先取り 初売特化で登場したダイソンV7 モーターヘッド(SV11 ENT)
10月26日~12月27日までジャパネットたかたで行われていた利益還元祭も終わり、セール対象であった東芝のスティックコードレスクリーナー【トルネオVコードレス(VC-JCL10000)】も通常価格に戻った。現在、ジャパネットたかたの公式ページでは、新春初売りセールの商品が掲載されており、様々な人気商品がラインアップされている。
この中には「ダイソンが驚きの価格という」キャッチコピーを打ったダイソンV7 モーターヘッド(SV11 ENT)も登場。ジャパネットと言えば型落ちのダイソンを安く売ることで認知されているが、ダイソンのスティック機を全シリーズ持っている私がV7の特徴を誰にでも分かりやすく解説。また、本当に驚きの価格なのか調べてみることに。
V7シリーズはいつ発売されたモデルなの?
2017年に発売されたV6とV8の中間モデル
基本的にダイソンは毎年新しいスティック型コードレスクリーナーを発売しており、今回初売りセールで登場したダイソンV7は2017年に発売されたシリーズとなる。これまでジャパネットのセールで登場した一番新しいモデルはV6をベースとした(SV07 WH ENT SV)なので、今回登場したV7はジャパネットがセールで紹介したモデルの中では一番最新となる。
ひとつ注意点があり、ダイソンのV7シリーズは去年(2017年)発売された比較的新しいモデルであるが、2016~2017年の同社のフラッグシップモデル(最高戦力)は、2016年に発売されたV8シリーズとなる。そのため、基礎的なスペック(連続使用時間・連続使用時間・吸込仕事率)はV8のほうが上。V7はV8より容量の小さいバッテリーが採用されており、基礎的スペックが削られているものの、最新のテクノロジーを搭載しながら、重量が軽いという特長を持っている。
V7シリーズの種類と違いが知りたい
機種名(モデル) | モーターヘッド | サイクロン | 吸込仕事率 | 連続使用時間 | 標準付属品アイコン |
V7 Fluffy SV11 FF | 通常:21WA 強:100WA | 通常:30分 通常★:20分 強:6分 | |||
V7 Animalpro SV11 AN | 通常:21WA 強:100WA | 通常:30分 通常★:20分 強:6分 | |||
V7 Motorhead SV11 FF ENT | 通常:21WA 強:100WA | 通常:30分 通常★:20分 強:6分 | |||
V7 Absolute 直販限定 | 通常:21WA 強:100WA | 通常:30分 通常★:20分 強:6分 | |
「色」と「アタッチメント」と「床用ヘッド」に違いあり
現在、国内で販売されているV7シリーズのラインアップは4種類。上の表を見ていただいたほうが各モデルの違いが分かりやすいと思うが、基礎的なスペックは同じになっており、それぞれの大きな違いは標準装備されている「モーターヘッド」と、付属されている「アタッチメントの有無」となっている。
どのモデルにも標準付属されているアタッチメントは、「すき間ノズル」「コンビネーションノズル」「ミニモーターヘッド」となる。ミニモーターヘッドでも布団などの寝具の掃除ができるが、その他の専用ツールが必要であれば、アマゾンで販売されている「並行輸入品の専用ツール」を購入したほうがお買い得である。
フローリング | 畳 | カーペット | 固形のゴミ | ペットの毛 フローリング | ペットの毛 カーペット |
◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | △ |
フローリング | 畳 | カーペット | 固形のゴミ | ペットの毛 フローリング | ペットの毛 カーペット |
◎ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
「連続運転時間」や「充電時間」はどれくらいなの?
モデル名 | 使用時間 | 充電時間 |
V6 Fluffy | 通常モード:20分 MAXモード:6分 | 3.5時間 |
V6 Animal | 通常モード:20分 MAXモード:6分 | 3.5時間 |
V7 Fluffy | 通常モード:20分 MAXモード:6分 | 3.5時間 |
V7 Animal V7 Motorhead | 通常モード:20分 MAXモード:6分 | 3.5時間 |
V8 Fluffy | 通常モード:30分 MAXモード:7分 | 5時間 |
V8 Animal | 通常モード:25分 MAXモード:6分 | 5時間 |
V10 Fluffy | 省電力モード:40分 通常モード:20分 MAXモード:5~8分 | 3.5時間 |
V10 Animal | 省電力モード:35分 通常モード:20分 MAXモード:5~8分 | 3.5時間 |
一回の充電(3.5時間)で約20分使用できる
ダイソンV8までの吸込モードは「通常モード」と「MAXモード」の2段階があり、「MAXモード」は圧倒的にパワーは強いものの使用時間が極端に短いため、一般的にフロアの掃除は「標準モード」を使用するユーザーが多い。
V7のモーターヘッドを装着した状態の連続運転時間は「標準モード」が20分のため、我が家では6帖の部屋を4室掃除しても充電が途中で切れることはなかった。ちなみに、一般家庭で主婦が掃除機に費やす時間は20分以下というデーターが多い。
掃除をする範囲が広くて、20分の駆動時間では家中丸ごと掃除ができないという場合は、バッテリー容量が大きいV8シリーズのほうがおすすめである。スペックはV7より上ではあるものの、バッテリー容量が増えた分、重量が重たくなっているうえ、充電時間が5時間に延びてる欠点も存在する。
ゴミの捨て方は簡単なの?
V8と同じゴミ捨て機構が採用されているから簡単
コードレス掃除機で面倒になりがちなのがゴミ捨て問題。コードレス掃除機はキャニスター掃除機に比べると集じん容量が小さいため、掃除をするたびにゴミ捨てをしなければいけない製品が多い。ゴミの捨て方が面倒だったり、ゴミを捨てるたびにお手入れが必要な製品は何度もコードレス掃除機を乗り換えてきたヘビーユーザーには敬遠されやすい。
ダイソンの製品はゴミが詰まってでてこなかったり、シュラウド(メッシュ部)にゴミが絡みついて、ゴミ捨てやお手入れが大変という批判的なレビューも散見される。しかし、このデメリットが存在したのはV6以前の古いモデル。比較的新しいモデル(V7,V8,V10)には新しいゴミ捨て機構が搭載されており、ゴミ捨てが面倒だという欠点は解消されている。
2016年に発売されたV8から、クリアビン内に溜まったゴミをゴム製スクレイパーでこそぎ落としながらゴミ捨てが行える機構が搭載されており、この機構はV7やV10にも受け継がれている。これにより、ゴミ捨て時にクリアビンに詰まったゴミを割り箸などで掻き出したり、シュラウドにゴミが絡みつかなくなったため、従来モデルよりストレスフリーでゴミ捨てが行えるようになっている。
フィルターのお手入れは簡単なの?水洗いできる?
目詰まりしにくいからフィルターがついてることを忘れる
国内メーカーのサイクロン掃除機は「1段式サイクロン構造」が採用されているうえ、ダストカップ内に溜まったゴミが飛散しやすいため、すぐにフィルターが目詰まりを起こし、吸引力が低下しやすなる。そのため、毎日掃除をしていると早い段階でフィルターのお手入れが必要となるため、フィルターのお手入れが面倒だと感じているユーザーも多い。
ダイソンはフィルター目詰まりの原因となる微細なゴミまでも遠心分離する「2段式サイクロン構造」を採用。面倒なフィルターのお手入れから解放されるため、汚いフィルターに触れたり、吸引力が低下する心配はなくなるのが特長。とはいえ、吸い込んだゴミを全て遠心分離できるわけではないので、毎日掃除をした場合は月に一度はフィルターをお手入れする必要がある。
V7のフィルターは国内メーカーのようにダストカップに組み込まれておらず、サイクロン上部に差し込まれているため、簡単に着脱することが可能。さらに、水洗いして繰り返し使用することができるため、紙パックのようにランニングコストもかからず経済的だ。なお、特徴の詳細は後述するが、V7には本体後部にポストモーターフィルターが搭載されており、このフィルターも水洗いすることが可能。
排気は綺麗なの?
ハウスダストも捕集するからアレルギー体質の人にも最適
ダイソンのコードレスクリーナーは、2015年に発売されたV6シリーズ以降にはHEPAフィルターと同等の性能を持つ、「ポストモーターフィルター」を採用しており、0.3ミクロンという小さな微細な粒子を99.97%捕集することが可能。
分かりやすく説明すると掃除機本体に空気清浄機にも採用されているフィルターを搭載しているので、アレルギーの原因となる目に見えないハウスダストまでも捕らえることができるのだ。このポストモーターフィルターは水洗いすることが可能となっており、繰り返し使用することが可能となっている。
ジャパネットの「V7 モーターヘッド(SV11 ENT)」は本当に安いの?
驚くような価格ではないうえ、税込みだと価格.comのほうが安い
「ダイソンが驚きの価格」というキャッチコピーと共に初売特価された「ダイソン V7 モーターヘッド(SV11 ENT)」。しかし、今回登場したダイソンは、改良されたジャパネットオリジナルモデルではないうえに、価格も「価格.com」に掲載されているショップのほうが最安値なので、おすすめではありません。「ダイソン V7 Motorhead(SV11 ENT)」を最安値で購入したのであれば、価格.comに掲載されているショップから注文したほうがお買い得です。
公式オンラインストアの「V7 Fluffy」が最安値で登場!1/7まで
また、フローリングメインであれば、同シリーズにラインアップされている「V7 Fluffy」のほうがおすすめです。なぜなら、CMでお馴染みの大小のゴミを吸い取り、拭き取り効果の高い「ソフトローラークリーナーヘッド」が搭載されているからです。
ちなみに、「ダイソンの直販サイト」で1/1(火)0:01からV7 Fluffyが登場しました。購入者全員に「お掃除ツール」がプレゼントされるうえ、価格comの最安値と同じになっているため、V7 Fluffyを購入するのであれば公式オンラインストアから注文したほうがお買い得です。
ダイソン歴代モデルの「性能「付属品」「クチコミ」「レビュー」がひとめでわかる性能比較表は「ダイソン 比較表」からからどうぞ。
少しでも予算や軽さにウェイトを置きたい場合はV7シリーズ。本体重量が少し重たくなってもよく、連続使用時間を重視したい場合はバッテリー容量が大きいV8シリーズ。予算に余裕がある場合は、さらにゴミが捨てやすくなり、2つのフィルターが一体化されたV10シリーズがおすすめです。比較的新しいモデルのレビュー記事は下のリンク先からどうぞ。