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「トイレに流せる木製猫砂」と「流せるひのき砂」の違い(常陸化工株式会社/株式会社ヒノキ)

1年間交互に使って「常陸化工株式会社」「株式会社ヒノキ」の木製猫砂を比較

「トイレに流せる木製猫砂」と「流せるひのき砂」

ペットを飼ってる人ならみんなが知っている楽天市場に出店しているペット用品の専門店Charm(チャーム)。自分は猫と一緒に生活をしているので、定期的にポイントが多く付与される楽天セール時(お買い物マラソン)に同ショップから猫用の餌・トイレ砂・チュールなどを送料無料の額になるまで注文している。

トイレ用の砂は鉱物・紙製・木製・おから・シリカゲルと色々試してみたが、現在は木製のトイレ砂で落ちついた。木製をリピートしているのは、消臭力がそこそこ高いうえ、トイレに流して処理できるからだ。また、猫が砂をかいたときに鉱物系のように粉塵が舞いあがりにくく、猫が粉を吸ったり、くしゃみをしないのも嬉しいポイント。

現在、愛用している木製の猫のトイレ砂は常陸化工株式会社が販売している「トイレに流せる木製猫砂」と株式会社ヒノキが販売している「流せるひのき砂」。「トイレに流せる木製猫砂」は約3年、「流せるひのき砂」は約1年が経過したので、それぞれの違いをわかりやすくまとめてみた。

消臭力が高いのはどっち?

消臭力の比較

木製のトイレ砂をリピートし続けている大きな要因は消臭力が高いことと経済的なこと。もともと家ではペットシートを敷く2層式のシステムトイレ(ユニチャーム-デオトイレ)を使用していたのだ。しかしながら、週1に交換する専用のペットシートは臭わなかったものの、消臭力を謳っている専用の固まらない砂の消臭力が低かったのだ。

そこで砂を「トイレに流せる木製猫砂」に変えたところ不快な臭いが解消。しかし、吸水性のある木製砂を使用すると、尿を吸水するペットシートを敷く意味がなくなってしまったのだ。それからというもの、シートを敷かないタイプの「上から猫トイレ」を使用し続けているという。デオトイレほど砂が飛び散らなくなったしシートも不要だから経済的。

そんなこんなで、長い間「トイレに流せる木製猫砂」を使用していて、これ以上消臭力の高い猫砂はないだろうと勝手に決めつけていたのだが、去年、Charmに「流せるひのき砂」という同じ特長を持つ木製の安価な猫砂が目に入る。価格が安いから消臭力は劣るんだろうなと思いながら試してみるも、予想とは違いうんちの臭いを消臭する効果は「トイレに流せる木製猫砂」より上だったという。

マキタ菌
マキタ菌

どちらも消臭力が高く糞尿の臭いは気にならい。しかし、猫がウンチにうまく砂をかけてないときは消臭力の高い「流せるひのき砂」や「屋根付きのトイレ」を使用しても周辺は不快な臭いが漂う。このため、ウンチに砂をかけようとしない猫だと評価は分かれるかもしれない。

固まりやすいのはどっち?

凝固力の比較

木製の猫砂は鉱物系のものに比べると固まり具合は劣ってしまうが、一応「トイレに流せる木製猫砂」と「流せるひのき砂」はどちらも尿を吸収するとゆっくり固まる性質を持っている。

毎日、自分がトイレ掃除をしているので自信のある回答ができるが、硬く固まりやすいのは間違いなく「トイレに流せる木製猫砂」である。スコップですくったときに「トイレに流せる木製猫砂」のほうが硬度があり崩れにくいので捨てやすいからだ。また、「流せるひのき砂」は尿を吸って固まった砂を猫がかいたときに崩れる割合があきらかに多い。

マキタ菌
マキタ菌

固まり具合で勝敗をあげたのは「トイレに流せる木製猫砂」だが、固まり具合が悪い日もあり。湿度が関係しているようで、雨の降った日は固まり具合が悪くなるので、湿度が低くて晴れた日に猫の隙きを見計らってベランダにトイレごと干して乾燥させている。

飛び散りやすいのはどっち?

飛び散りにくい猫砂

飛散の比較

猫用トイレはトイレの中を掃除して終わりではない。毎日トイレの周辺に散らばった砂を何度もコードレスクリーナーで吸引しなければいけないのだ。当初、砂の飛び散り防止対策がされたトイレやマットなどを敷いたものの、砂が足のあいだに挟まってたり、長毛に付着したりするので、完全に砂の飛び散りを防ぐことはできずに諦めることに。

「流せるひのき砂」が指の力で簡単に押しつぶせるほどもろく、小さい粒も大量に混ざっているので、長毛種の猫の足だけでなく体や尻尾にも付着しやすい。このため、トイレを置いている部屋だけでなく、階段や廊下にも小さい砂が落ちている顕著に多くなった。また、カーペットや布団・毛布などの寝具にも付着するので毎日の掃除がうんざりするほど大変。

一方の「トイレに流せる木製猫砂」は指の力では潰せないほど硬くなっているので、猫が踏んだり・掻いたりしても小さく崩れにくい。そのおかげか毎回、猫がトイレから飛び出してきたときに、猫の体から落ちる砂の量は「流せるひのき砂」に比べると明らかに少ない。カーペットにも絡みつきにくい形状なの回転ブラシのついてない掃除機でも容易に吸引できた。

マキタ菌
マキタ菌

猫が夜中に一人運動会をしているらしく、トイレ周りだけでなく、布団や毛布などの寝具に小さい砂が付着していたり、カーペットに絡みついてたりするので、毎朝起床したときにげんなり。どちらの猫砂も飛び散っているが、軽くて粒が小さい砂が混ざっている「流せるひのき砂」は長毛のノルジャンの体に付着しやすく広範囲に撒き散らしているという…。

コスパがいいのはどっち?

コスパの比較

よく猫用の餌や砂を購入するCharmで販売されている価格で1Lの価格を換算すると、常陸化工株式会社「トイレに流せる木製猫砂」が1L/83円。株式会社ヒノキ「流せるひのき砂」が1L/56円になることから、「流せるひのき砂」のほうがやや経済的となる(2020/9調べ)。ちなみに、説明では「2~3ヶ月に1回は全量新しい猫砂と交換して下さい」記載されているが、家では1ヶ月に2回ほど交換しているのでけっこう節約しているのかと思いきや、計算すると年間648円ほどしか節約になっていなかった。

マキタ菌
マキタ菌

けっこう節約していたのかと思いきや、1年間「流せるひのき砂」を購入しつづけたとしても648円しか節約になってないのか(月に2袋消費した場合)。小さい粒がトイレの周辺だけでなく、カーペット・マット・寝具・ソファーに落ちていて、毎日掃除が大変なことを考えると家の場合は「常陸化工株式会社」の猫砂のほうがよいかも。砂を派手に飛び散らせない種なら断然「流せるひのき砂」!

トイレに流せるのはどっち?

トイレに流せる?

基本的に木製の猫砂はトイレに流せる特長を持っており、「トイレに流せる木製猫砂」も「流せるひのき砂」もトイレに流すことができる。ただし、検証したわけではないが、砂が吸水したときに粘度を感じたのは「トイレに流せる木製猫砂」。そして、スコップや手で掴もうとしたときにボロボロと簡単に崩れてしまったのも「トイレに流せる木製猫砂」だったことから、トイレに流して詰まりにくいのは「流せるひのき砂」ではないだろうか。

マキタ菌
マキタ菌

想像でしかないが、「流せるひのき砂」は1日経ってもべちょっとした感じだから、家のトイレに流して処理する場合は株式会社ヒノキの砂のほうが詰まりにくくて最適なのかも。「トイレに流せる木製猫砂」は吸水して半日も経つと粘りのある硬さになるので、「トイレに流すときの注意書き」しっかり読んでおかないと詰まらせてわやになってしまうので気をつけたい。

まとめ

「トイレに流せる木製猫砂」と「流せるひのき砂」の違い(常陸化工株式会社/株式会社ヒノキ)

マキタ菌
マキタ菌

株式会社ヒノキの消臭力は魅力的であるが、やはり毎日の掃除が大変になることを考えると、個人的には今後はケチらずに常陸化工株式会社の木製猫砂を使っていこうと思った。ただ、類似商品を比較してわかったことだが、常陸化工株式会社のように砂に硬度があって、さらに粒が大きいタイプだと、掃除がもっと楽になるかもしれない。なぜなら、よく観察すると猫が砂をかいたときに手の指のあいだに砂が挟まり、それが猫トイレから飛び出るときに散らばっているからだ。砂のもっと大きいタイプだと指に挟まりにくいかもしれないので、また他の類似商品と比較してみたい。

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