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マキタのCL107FDかパナソニック iTで迷っている どちらがいいのか?

エレクトロラックスのエルゴラピード

メッセージ本文:
こんにちは。どの掃除機が良いのか迷っていて、こちらのサイトをみつけました。
わかりやすくてとても参考になりました。さっと使えて、パワーのあるサブ機を購入したいと思っています。
オススメの掃除機はありますか?
現在サブ機としてエルゴラピードを使用中です。
不満はパワー不足、お手入れが面倒ということです。
床は毛足の短いじゅうたんです。
ゴミの種類は日常生活で出るホコリ、髪の毛、食べこぼしなど。
マキタCL107FD(じゅうたん用のヘッドも購入のつもりです)やパナソニック itなど検討中です。
メーカーにこだわりはありません。
充電は時間がかかっても良いです。
良いものであれば価格も少し高くても良いと思っています。
じゅうたんの場合、マキタ107FDはかなり力が必要でしょうか?
よろしくお願いいたします。

ちょっと目に入ったゴミや、毎日の掃除がけでサッと取り出して使える製品は、軽くて使い勝手のいいマキタCL107FDSHWです。ハイエンド機に比べると吸引力は弱くなるものの、日常で発生するホコリ、髪の毛、食べこぼしなどのゴミを吸引するパワーは十分そなえています。また、集塵方式が紙パック式なので、ゴミに触らずに簡単かつ衛生的にゴミ捨てが行えます。ランニングコストがかかるものの、エルゴラピードのように埃を舞い上がらせずに、手間をかけることなくゴミ捨てができるメリットは大きいです。

ノーマルヘッドとパワーヘッドの違い

ただし、エルゴラピードのようなハイエンド機と比べると、ヘッドの吸込口に回転ブラシが付いていないので、カーペットからゴミをかきだす集じん性能が劣ります。さらに、低電圧バッテリーが採用されているので吸引力も劣ります。なので、わたしは毎日の掃除はマキタのような軽くて使い勝手のいいローエンド機で掃除をして、休日に回転ブラシのついたモーターヘッドを標準装備しているハイエンド機で掃除をしています。

別販売されている、ヘッド裏面にエチケットブラシが採用されている「じゅうたんノズルDX」を装着して使えば、カーペット、畳、フローリングの溝に溜まってるゴミをかきだす集じん性能は少しはアップします。また、標準装備されている床用ヘッドのようにゴムベラが採用されていないので、フローリングだけでなくカーペットでも、軽い力でヘッドを前後に動かせるメリットも存在します。

CL107FD マキタ

現在、マキタのCL107FDSHWは、注文がこのモデルに集中しているほど人気があり、生産しても在庫にならない状態が続いているので、ネットで販売されている商品は価格が高騰している状態が続いています。もし、CL107FDSHWを購入されるのでしたら、ネットでご注文されるより、ホームセンターなどで正規の価格で購入されることをおすすめします。在庫がない場合は予約が必要になります。

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パナソニックのiTは、マキタのCL107FDより重たくなりますが、2kg以上を超えるハイエンド機の中では、重心バランスが一番まともな製品です。ハンドルとヘッドを結ぶ中心軸状に、重たいモーター、バッテリー、そしてサイクロン部を配置しているので、長時間掃除をしていても手首に負担がかかりにくい部類にはいります。

MC-BU500J-長さ

ただし、ハンディ形状にして卓上などを掃除すると、本体が大きいので使いにくいうえに重たいです。ちなみに。ハイエンド機の中で軽い操作性で定評があるのは、質量が2kg以下の東芝のトルネオVコードレスや、シャープのラクティブエアです。ハンディ形状にして使用した場合は、スティック本体からハンドユニットを取り外せるエルゴラピードのほうが軽くて使いやすいです。

iTの吸引力は、ダイソンV8に匹敵するほど強い吸引力を持っています。ただし、微細なゴミを遠心分離する能力は、ダイソンの製品より劣ってしまうので、強い吸引力をなるべく維持したい場合は、掃除をするたびにゴミ捨てを行ったほうがよいでしょう。とはいえ、集塵方式は「1段式サイクロン方式」を採用しているので、ダストカップ内にフィルターを配置した「シンプルなフィルター式」のエルゴラピードのように目詰まりがしにくいので、フィルターのお手入れ頻度が減るうえ、強い吸引力を維持することができます。

お手入れは、エルゴラピードよりフィルターが目詰まりしにくいものの、iTはフィルターにスポンジフィルターをかぶせているので、お手入れをする際は、手にゴミが触れますし、少し面倒だと感じました。

ハイエンド機でフィルターのお手入れが簡単なのは、シャープが販売しているFREEDです。シャープの製品は18Vのバッテリーを採用しているので、ハイエンド機の中では吸引力が弱い部類にはいりますが、フィルター上部にツマミが付いているので、つまみをくるくる回せば、ダストカップに取り付けた状態でフィルターのお手入れが簡単にできるうえ、強い吸引力を維持しやすいです。個人的に気に入っているFREEDのモデルは、2016年の下位モデル(EC-SX320)や2015年の上位モデル(EC-SX310)、下位モデル(EC-SX210)です。どのモデルも同じバッテリーが採用されているので吸引力は同等です。

ちなみに、ダイソンの製品は、「2段式サイクロン方式」を採用しているので、空気とゴミを分離する能力がどのメーカーよりも、頭ひとつ抜けています。そのため、頻繁にフィルターのお手入れをしなくても吸引力が低下しにくくなっています。ゴミ捨てに手間をかけたくないのであれば、シュラウドに絡みついたゴミをこそぎ落とすスクレイパーが搭載されたV8シリーズがおすすめです。V8シリーズのラインナップで個人的に気に入っているモデルはV8フラフィです。高額なので予算を抑えたいのであれば、V6シリーズのモデルがおすすめです。

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>さっと使えて、パワーのあるサブ機を購入したいと思っています。
>ゴミの種類は日常生活で出るホコリ、髪の毛、食べこぼしなど。

用途を見て個人的におすすめしたいのは、シャープが2016年に発売したラクティブ・エア(EC-A1R)です。ヘッドを外した体感重量は、マキタの家庭用モデルに匹敵するほど軽いので、サッと取り出して掃除をすることができます。また、小型+軽量なヘッドが標準装備されているので、狭い場所でも取り回しが効きます。

ラクティブエアとマキタ

このモデルはローエンド機とハイエンド機のあいだのような感じで、目についたゴミをサッと掃除ができるサブ機としても使えますし、モーターヘッドを搭載しているので本格的な掃除もできます。マキタのCL107FDと同時に発売された、カプセル式のCL106FDがグレードアップしたようなコードレス掃除機です。

前述した簡単にフィルターのお手入れができるツマミが採用されなかったのが痛いですが、エルゴラピードよりフィルターが目詰まりしにくいですし、フィルターお手入れもブラシでサッと掃けばすぐに終わります。フィルターのお手入れには付属品のブラシより、静電気を発生させずに効率よく粉じんをはらい落とせるダスター刷毛がおすすめです。ホームセンターで200円ほどで販売されています。

ラクティブエア

バッテリーはFREEDと同じ18Vの取外式バッテリー(BY-5SB)が採用されているので、経済的(約6000円)にバッテリーの交換が行えますし、予備バッテリーを用意して交換しながら使えば稼働時間を延長することも可能です。

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