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サイクロン装着時の「CL001G」と「CL003G」の吸引力はどっちが強いのか検証

吸引力の差ってどれくらいあるの?

マキタの充電式クリーナーは、空気とゴミを遠心分離し、吸引力を長続きさせるサイクロンアタッチメントを装着して使用することが主流になっていますが、サイクロンユニットを本体部分と一体化したモデルが40Vmaxシリーズから新しく登場しました。

CL001Gにサイクロンアタッチメントを装着した形態と、新しくラインアップされたCL003Gでは、狭い場所での取り回しやすさはサイクロンユニットが一体化したCL003Gに軍配があがりますが、気になる吸引力はどちらが強いのか検証を行ってみました。

CL001G

サイクロンアタッチメント未装着

 

運転モード風速(m/s)真空度(kpa)
パワフル32.11.36~1.41
マキタ菌

フラッグシップ機のCL001Gは現行機種の中で一番吸引力が強い結果となりました。しかし、フィルターが目詰まりしやすい集じん方式のため、吸引力が低下しやすいことと、ゴミ捨てを行う度にフィルターのお手入れが必要となるのがネックとなります。

サイクロンアタッチメント装着

運転モード風速(m/s)真空度(kpa)
パワフル27.51.01~1.08
マキタ菌

CL001Gに外付けサイクロンを取りつけると、吸引力は約3割ほど低下し、狭い場所の掃除がしにくくなります。しかし、前述したフィルターが目詰まりしやすい欠点が解消されるので、吸引力が長続きすることと、うんざりするフィルターのお手入れから解放されます。

CL003G

HEPAフィルター未装着

運転モード風速(m/s)真空度(kpa)
パワフル28.31.07~1.11
マキタ菌

サイクロンユニットが本体と一体化したCL003Gは、CL001Gより吸引力は劣りますが、サイクロンアタッチメントを装着したCL001Gより、少し強い結果となりました。手元に重たいパーツが集中しているため、腕にかかる負荷は大きくなりましたが、狭い場所でも取り回しやすくなりました。

CL001GとCL003Gの吸引力を体感で比較した感想


マキタがカタログで開示している仕様(吸込仕事率)のとおり、CL001GとCL003Gの吸引力を体感で比較すると、CL001Gのほうが圧倒的にパワフルでした。

しかし、サイクロンアタッチメントを装着したCL001GとCL003Gでは、CL003Gのほうが吸引力は少し上でした。ただし、体感では微小な差なので、ゴミを吸い上げるパワーは同等と考えて問題ないでしょう。

サイクロン部が手元に集中したCL003Gは、家具の脚まわりのような狭い所で取り回しやすがよくなるので、新規で40maxシリーズのモデルを購入する場合は、CL003Gのほうが個人的にオススメです。

既にCL001Gを持っていて、CL003Gに乗り換えたい場合は、別売されているサイクロンユニット(A-74500(白)/A-74522(青)/A-74516(緑)を装着することで、経済的にCL003Gにモデル変更できます。

マキタ菌

記事を動画化したものは上のYouTubeからどうぞ。マキタが販売している充電式クリーナーの仕様がわかる性能比較表や、筆者がオススメしているモデルが知りたい場合は、下記のリンク先からアクセスしていただけると幸いです。今お使いのモデルと新しいモデルとの比較にも役立ちます。

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