グリップ力を高めることで腕にかかる負荷を軽減できる
- 手から滑り落ちやすく落下事故を起こす危険性
- 強く握ってしまい手が疲れやすくなる
- 取り回しにくく使い勝手が悪くなる
コードレスクリーナーにはハンドルに滑り止めされていない製品があります。ハンドルに滑り止め対策されていないと、本体が手から滑り落ちやすいので、自然とハンドルを強く握ってしまいます。指の第二関節を曲げる筋肉は前腕にあるため、長時間掃除を続けていると腕がだるくなりやすくなります。グリップ力がないハンドルは腕が疲れやすくなったり、使い勝手が悪くなるデメリットがあるため、自己融着テープを巻いてグリップ力を高めることにしました。
自己融着テープはメーカー各社から販売されていますが、今回は安価なニトムズのテープを使うことにしました。価格は2mが約300円、10mが約500円で販売されており、わたしは他の用途でも使うので10mのものを常にストックしています。
自己融着テープの用途は、一般的に電線の絶縁や水道官などの水漏れ補修に使われるイメージがありますが、ニトムズのテープの表面はビニールテープのようにツルツルしておらずマットな感じ。滑り止めテープとして代用できそうな肌触りです。
説明書にはテープの幅が1/2になるまで引っ張ったほうがよいと記載されていますが、個人的に20%ほど狭くしたほうが簡単に巻けました。
先ずは最近スペオキのシャークのIQ+のハンドルに巻きつけていきます。ハードな使い方をしていると破れることがあるので、2~3周重ね合わせて巻いたほうがよかったです。テープ同士はすぐに融着するわけではないので、ミスをしても何度も巻き直せるのも嬉しいポイント。
テニスラケットのようにグリップ力があるハンドルに生まれ変わりました。シャークのEVOPOWER SYSTEMは、メインユニットから出ている棒状のハンドルを握って使用するため、手が乾燥しているとヘッドを持ち上げたときに滑り落ちそうになりますが、グリップ力が向上したおかげで軽い力で握っても滑りにくくなりました。体感重量が軽くなり、操作性も向上したのも高ポイント。また、自己融着テープは耐水性や耐湿性にも優れているので、手汗による加水分解の心配も低そうです。
2~3日で完全にテープ同士は強力に融着されるので、重なってるテープが剥がれることありません。また、粘着剤が使われていないので、本体から綺麗に剥がすことができます。
ダイソンの様なピストル型のハンドルも自己融着テープを巻くと軽い力で握れるようになりました。ダイソンはトリガー式なので指が痛くなるという口コミもありますが、ハンドルにラバーグリップなどの滑り止めが施されていないので、自然とハンドルを強く握ろうとしてしまいます。このため、滑り止めテープを巻くことで指の痛みが軽減されるかもしれません。
マキタのクリーナーにも巻きました。家庭用のサブ機として使われるマキタの10.8Vシリーズも軽くて定評がありますが、ハンドルはプロ用モデルの様に滑り止め対策がされていないので、自然と強く握ってしまいます。テープを巻くことをおすすめします!
その他に工具の取手の滑り止めとして、機械の傷をつけたくない箇所や破損しやすい箇所にも巻きつけたりしています。ビニールテープの様に粘着剤が使われておらずベタつかないうえ、テープを貼りたい箇所が凸凹でもぴったりとフィットするので、DIYをする人は工具箱に1つ入れておくと便利なテープです。
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