マキタはマイナーチェンジされるまで埃が漏れていた
リョービと同じ電動工具メーカーであるマキタの紙パック式コードレス掃除機は、紙パックの厚紙とバルブステー(ゴミストッパー)の間から埃が漏れるという欠点がありました。この欠点は、バルブステーにスポンジが貼られた「新型バルブステー」が採用されてから、隙間が発生しなくなったので埃の漏れが解消されました。
ただし、マキタの内蔵式バッテリーが採用されているモデルや、通販生活限定モデルなど、未だに新型バルブステーが採用されていないモデルもあるので、新型バルブステーが付属されていないモデルをお使いの方で、毎回埃の掃除で困っている方は、単品販売されている「新型バルブステー」を購入することをおすすめします。(マキタ掃除機の共通品なのでどのモデルにも互換性があります。)
リョービの紙パック式モデルはマキタのように埃が漏れないのか?
リョービのBHC-1800も紙パックとバルブステーの間から埃が漏れないのか調べてみましたが、結果は何度も紙パックを正しくセットして埃が漏れてしまう結果となりました。恐らくマキタの製品と同じようにバルブステーと紙パック(厚紙)のあいだにできる隙間が原因ではないだろうか。
このまま使用するとゴミを捨てるたびに紙パックが収まる部分や、モーター手前のフィルターに埃が付着して汚れてしまうので、衛生的かつ簡単にゴミ捨てが行える紙パックのメリットが失われます。また排気口に配置されているフィルターも目詰まりするスピードが早くなり、本体をばらしてメンテをする頻度もあがるでしょう。(何年も使っていると内部が粉まみれになり、吸引力低下や故障や異音の原因となる)
そこで、マキタの新型バルブステーを装着してみたところ、掃除機本体にセットすることができたが、今度は吸込口とバルブステーの間に隙間ができてしまった。これではデフォの状態と同じように埃が漏れてしまうだろう…
色々と考えたみた結果、使い古した紙パックの厚紙をバルブステーと紙パックの厚紙の間に噛ませるというアイデアが思い浮かんだ。ゴミがいっぱいになって捨てた紙パックの厚紙部分だけを取り除き、これをカッターで半分にスライスしたものを噛ませてみることにした。
見た感じ、紙パックとバルブステーの間に発生していた隙間がなくなりキツキツの状態でセットできそうなので、これならスイッチを入れても隙間が発生しなさそうである。
厚紙をあいだにかませて掃除をするようにしてから、埃の漏れが解消されいつもボックス内は真っ白の状態に。紙パックの収まる部分やフィルターが汚れなくなったのでお手入れ不要でゴミ捨てが行えるようになりました。
ただし、いちいち紙パックの厚紙を間にかませるのは少々手間がかかるので、面倒な場合はスライスした紙パックの厚紙をボンドでバルブステーに接着してしまったほうがよいかもしれません。(今噛ませてる厚紙は若干厚くてきつすぎるので、ちょうどいい厚さに切れたらボンドで接着しようと考えている。)
ちなみバルブステーに貼り付ける一番ベストな素材は柔軟性があり、厚さ0.8mmのものがよいと思います。ちなみにダクトテープの厚さが約0.2mm、牛乳パックの厚さが約0.5mmほどです。確認できませんが、100円ショップにいけば、最適なゴムシートやシリコンシートなど代わりになる素材が安価で販売されているかもしれません。