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【2020年版】メイン機として使えるおすすめコードレス掃除機!掃除機を70台以上保有するマニアが厳選

用途や自分にあったコードレス掃除機が見つけよう

2018年 おすすめのスティック型コードレス掃除機

メイン掃除機の代わりになる高機能タイプのコードレス掃除機

こんなハイエンド機を探している

●吸引力の強いハイエンド機を探してる
●軽くて使い勝手の良いハイエンド機を探してる
●連続使用時間の長いハイエンド機を探してる
●充電時間の早いハイエンド機を探してる
●お手入れが簡単なハイエンド機を探してる
●紙パック式のハイエンド機を探してる

現在、国内の大手家電メーカー全てがスティックコードレス掃除機の市場に参入しているため、どれを選べばいいのか迷うほど種類が豊富。大手通販サイトのランキングページや家電量販店の掃除機コーナーにはたくさんの製品が並んでいるため、どれを選べばいいのか迷っている人も多いのではないだろうか。

そこでこのページでは、各メーカーのスティックコードレスクリーナーの特徵に詳しい管理人がおすすめのコードレス掃除機を紹介。人気の[大手家電メーカー]が販売している高機能タイプのコードレスクリーナーから、使う人の属性・ライフスタイル・使用用途にあったモデルが選べるようにカテゴライズ!

なお、基本的に海外メーカーの[エレクトロラックス][ダイソン][シャーク]、そして、[国内の大手家電メーカー]は毎年新しいモデルを発売しており、ハイエンドタイプの製品は発売当初はかなりの高額。そのため、価格を少しでも重視したい場合は、価格が下がっている前年モデルがおすすめである。

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2016cordless_cleaner_stick_

大手家電メーカーのコードレス掃除機(ハイエンドタイプ)の特徴

ハイエンドタイプの特徴

●回転ブラシ付きのパワーヘッドを採用
●メイン機として使えるほどゴミの除去率が高い
●フローリングだけでなくカーペットにも対応
●家中丸ごと掃除ができるほど連続使用時間が長い

本格的な掃除ができるハイエンドタイプのスティックコードレス掃除機が脚光を浴び始めたのは2013年。この年にダイソンがキャニスター掃除機の代わりになりうるレベルのDC62を発売したのがブームとなるきっかけに。それまでは、ダイソンやエレクトロラックといった海外メーカーのコードレス掃除機が市場を独占していたが、2014年から遅れをとっていた国内の大手家電メーカーもコードレス掃除機に力を入れはじめ、毎年新しいモデルを発売している。

その結果、現在では海外メーカーに匹敵する吸引力や、独自の特徴を打ち出したモデルが次々と国内メーカーから登場し、海外メーカー1強の時代に終止符が打たれた。基本的に高価格帯(ハイエンドタイプ)のスティックコードレスクリーナーは価格が高額となるものの、電圧の高いバッテリーとフローリングとカーペットに対応したモーターヘッドを搭載しているため、メイン機として使えるほど強い吸引力とダストピックアップ率(ゴミ除去率)を備えている。

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目詰まりしにくく強い吸引力が持続するコードレス掃除機

ダイソンの「V8」「V10」「V11」シリーズ

こんな人におすすめ

●ハイエンド機の中でも吸引力が強い部類ものを探してる
●フィルタが目詰まりしにくく吸引力が持続するものを探してる
●面倒で手間のかかるフィルターのお手入れをなるべくしたくない
●綺麗な空気を排出するものを探してる
●立てかけて収納できる充電台付きを探してる(V10/V11一部のモデルに付属)
●車内・ソファ・布団・ベッド・ソファの掃除をしたい

ダイソンの最大の特長は、他社の製品よりフィルターが目詰まりしにくい「二段式サイクロン構造」を採用していること。このため、毎日掃除をしても強い吸引力が持続するうえ、ゴミを捨てるたびにうんざりするフィルターお手入れから解放されるのだ。フィルターのお手入れ目安は、毎日掃除をしても一ヶ月に一度で十分。また、空気清浄機と同じ「HEPAフィルター」を採用しているうえ、本体から微粒子が漏れないほど気密性が高いため、排気がクリーンなダイソンは小さな子供やアレルギー持ちの家族がいる家庭では嬉しいポイントとなる。

なお予算を押さえたい場合は、比較的新しいV7/V8シリーズのモデルがおすすめ。V7はバッテリー容量が小さいため連続使用時間が短くなるものの、比較的新しいモデルの中では一番軽いシリーズ。V8は高容量のバッテリーを搭載しているため、使用頻度の高い「標準モード」の連続使用時間が比較的新しいモデルの中で一番長い。V10とV11は従来モデルよりMAXモードの吸引力がさらに向上。さらに2つのフィルターが一体化したため、フィルターお手入れが簡単となっている。

ダイソンのモデルは、モーターヘッドの種類やアタッチメントの有無で複数のモデルがラインナップ。当サイトでは目的や用途にあったモデルが選べるように、ひとめで標準装備されている「床用モーターヘッド」や、付属されている「アタッチメント」の有無がわかる比較表を掲載。

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ダイソンと同じ目詰まりしにくい「2段式サイクロン構造」で軽いモデル探してるなら東芝のトルネオVコードレス

こんな人におすすめ

●ダイソンより軽い2段式サイクロン掃除機を探してる
●サイクロン部分を水洗いできる2段式サイクロン掃除機を探してる
●フィルターが目詰まりしにくく吸引力が持続するモデルを探してる
●面倒なフィルターのお手入れをなるべくしたくない
●自走式ヘッドを搭載したモデルを探してる
●ゴミセンサーを搭載したモデルを探してる
●車内・ソファ・布団・ベッド・ソファの掃除をしたい

ダイソンのモデルは吸引力が強いものの、サイクロン部やクリアビンを水洗いできないうえ、すぐに手がだるくなるほど重たくなることから、アレルギーを示す人も多いのではないだろうか。実際にダイソンを使っている人の口コミには、「力の弱い女性や年配の人には重たい」、「サイクロンやダストカップが丸洗いできないから不衛生」と言った批判的レビューも散見される。

そんな人におすすめなのが、東芝から発売されているトルネオVコードレス[VC-CL1600/VC-CL600]である。トルネオVコードレスはダイソンに比べると吸引力は劣るものの、「二段式構造のサイクロンシステム」を採用しているため、微細なゴミによるフィルター目詰まりがしにくく、強い吸引力を維持することができるダイソンと同じ特長と持っているからである。

さらに、ダイソンと違ってダストカップやサイクロン部分を水洗いすることができるため、メンテナンス性も高く衛生的に保てるのはきれい好きな人にとって嬉しいポイント。さらには、延長管やヘッドを含む本体重量が1.8kgと軽く、力のない女性やお年寄りの方でも軽々と持ち上げることができるため、家中丸ごと掃除をしても本体が重いダイソンより手が疲れにくい。

2019年のトルネオVコードレスは2機種がラインナップ。床だけでなく布団などの寝具も掃除したい場合は[VC-CL1600]、床掃除のみの使用であれば付属品が少ない[VC-CL600]のほうが割安。さらに予算を抑えたい場合は前モデルの[VC-CL1500/VC-CL1500]がお手頃となっている。ちなみに、前モデルは強い風でゴミを吹き飛ばす[エアブロー機能]が搭載されている。

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吸引力が一番強い国内メーカーのコードレスクリーナー

パナソニック-POWER CORDLESSの[MC-SBU630J/MC-SBU830J]

こんな人におすすめ

●国内メーカーで吸引力が1番強いモデルを探してる
●ダイソンより強い吸引力のモデルを探してる
●吸込仕事率:205W(Dyson V10:130W)
●ハウスダストセンサー付きモデルを探してる
●ヘッドの回転ブラシを停止できるモデルを探してる
●布団の掃除をしたい(MC-SBU630J/MC-SBU830J)
●車内の掃除をしたい(MC-SBU880J-ロングホース付)
●パナソニックの親子ノズルを使いたい(MC-SBU630J/MC-SBU830J)
●充電スタンド付きのモデルを探してる(MC-SBU830Jのみ)

ダイソンのような強い吸引力を求めているものの、海外メーカーにアレルギーを示す人におすすめなのが、パナソニックから発売されている[MC-SBU630J/MC-SBU830J]だ。これまでハイエンド機を販売しているメーカーで吸引力の指標となる吸込仕事率を公開しているのはダイソンだけであった。しかし、2018年以降にPanasonicが発売したPOWER CORDLESSは吸込仕事率を表記。2019年に発売された[MC-SBU630J/MC-SBU830J]の吸込仕事率は同社の従来モデルや、同年に発売されたダイソンV11を超える205Wとなる。

[MC-SBU630J]と[MC-SBU830J]のそれぞれの違いは付属品の有無やカラーとなり、本体のスペックは同じとなっている。床から狭い場所や階段・布団などの寝具・サッシのような溝の掃除であれば安価なMC-SBU630Jで十分だが、自動車内の本体が入らない狭い隙間や本体やアタッチメントを省スペースに収納したい場合は、「ロングホース」や「スタンド式充電台」が追加されている「MC-SBU830J」が最適である。なお、最新モデルは高額のため、予算を抑えたい場合は前モデル[MC-SBU620J/MC-SBU820J]のほうが求めやすい。

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目詰まりしにくいコードレス掃除機

なるべく面倒なフィルターお手入れを避けたい場合はパナソニック-POWER CORDLESSの[MC-SBU530J/MC-SBU430J]

こんな人におすすめ

●ダイソンと同じ2段式サイクロン掃除機を探してる
●サイクロン部分を水洗いできる2段式サイクロン掃除機を探してる
●ダイソンの吸引力に匹敵するモデルを探してる
●吸込仕事率:140W(Dyson V10:130W)
●フィルターが目詰まりしにくく吸引力が持続するモデルを探してる
●フィルターのお手入れをなるべくしたくない
●ハウスダストセンサー付きのモデルを探してる
●ヘッドの回転ブラシを停止できるモデルを探してる
●布団の掃除をしたい(MC-SBU530J)

現在、ハイエンド機の中で吸引力が一番強い製品が前述した2019年にパナソニックから発売されたPOWER CORDLESSシリーズ[MC-SBU630J/MC-SBU830J]である。しかし、このモデルの集じん方式はサイクロン式であるものの、ダイソンのような「2段式サイクロン構造」を採用していないため、目に見えるゴミはダストカップ内で遠心分離できるが、フィルター目詰まり原因となる微細なゴミまで遠心分離することができないのだ。このため、毎日家中まるごと掃除した場合、フィルターのお手入れを高い頻度で行わなければいけないデメリットが存在する。

そこでフィルターが目詰まりしにくく、強い吸引力を持続できるおすすめの製品が、同社から2019年に発売されたPOWER CORDLESSシリーズの[MC-SBU530J/MC-SBU430J]である。このモデルは微細なゴミを遠心分離できる「8気筒遠心分離ユニット」を搭載しているため、微細な埃や粉じんによるフィルター目詰まりが発生しにくくなっており、強い吸引力を維持することができるのだ。前モデル[MC-SBU620J/MC-SBU820J]に比べると吸引力は少し劣るが、吸引力低下によるストレスやうんざりするフィルターのお手入れ頻度が劇的に減るメリットは大きい。

2019年の8気筒遠心分離ユニットを搭載したモデルは[MC-SBU530J][MC-SBU430J]の2機種がラインナップ。それぞれの違いは「本体カラー」「付属されているアタッチメント」の種類となる。フロアのみの掃除が用途であれば割安な[MC-SBU430J]、床掃除から狭い場所・階段の掃除・布団などの寝具も掃除したい場合は、「3段伸縮ロングすき間ノズル」「ペタすき間ノズル」「ふとん清潔ノズル」が付属されている[MC-SBU530J]が最適。

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吸引力だけでなく軽さも重視したい場合は2番手の日立-PV-BH500/PV-BH900

こんな人におすすめ

◉国内メーカーで吸引力の強いハイエンド機を探してる
◉充電スタンド付きのハイエンド機を探してる(PV-BH900のみ)
◉自走式のヘッドを搭載したハイエンド機を探してる
◉車内・布団・ベッド・ソファの掃除をしたい

コード式のキャニスター掃除機で吸引力を売りにしているメーカーと言えば日立ライフスタイルの製品が有名である。実際に吸引力の指標となる吸込仕事率は国内メーカーではトップクラス。同社はスティックコードレス掃除機でも吸引力にウェイトを置いており、21.6Vのバッテリーを搭載している「パワーブーストサイクロンシリーズ」は国内メーカーの中ではトップクラスのパワーを誇っていた。しかし、現在は上で紹介したパナソニックの[パワーコードレス]の投入により国内メーカーでの一強時代は終止符をうつことに。

ただし、パワーコードレスと比べると吸引力に大きな差はついていないため、強い吸引力だけでなくメンテナンス性の高さや軽さにもウェイトを置きたい場合は、[ごみダッシュ]と[スマートホース]が付属された[PV-BH500/PV-BH900]がおすすめである。なぜなら、日立のほうが簡単にゴミ捨てが行えるうえ、スマートホースに延長管を付けると手に負荷をかけずに掃除ができるからである。もちろん重量もパナソニックの[MC-SBU630J]より400gも軽くなっているため、スティックタイプとしても使用しても体感でも軽い。

なお、[PV-BH500]と[PV-BH900]の違いは、本体カラーや付属されているアタッチメントの種類となっており、床や布団の掃除が用途であれば割安な[PV-BH500]、床や布団などの寝具から、エアコンがあるような高い場所・家具の隙間のような狭い場所・自動車内を隅々まで掃除したい場合は、さらにアタッチメントが豊富な[PV-BH900]が最適。2019年に発売された新モデルと、2018年の前モデルの吸引力はほぼ同等なので、予算を抑えたい場合は2018年モデルの[PV-BFH500/PV-BFH900]がお買い求めやすい。

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手が痛くなりにくい軽いコードレスクリーナー

シャープ-ラクティブエア[EC-VR3S/EC-VR3SX]

こんな人におすすめ

●重量が一番軽いハイエンド機を探してる
●連続使用時間の長いハイエンド機を探してる
●充電時間が早いハイエンド機を探している
●予備バッテリーを用意できるハイエンド機を探している

大手家電メーカーが販売している高価格帯(ハイエンドタイプ)のスティックコードレスクリーナーは、キャニスター掃除機の代わりになるほどゴミの集じん力が高いものの、高容量のバッテリーや強力なモーターが手元に集中するため、どうしても連続運転していると腕や肘が痛くなるデメリットが存在する。そこでメーカー各社は、2019年頃から吸引力に特化したパワータイプだけでなく、軽さや取り回しやすい軽量タイプのモデルをラインアップ。

回転ブラシがついたパワーヘッドが搭載されたハイエンド機の中で、パワーより軽さにウェイトを置きたい人におすすめしているのが、シャープから販売されている「ラクティブエア」である。2019年から「パワータイプ」と「軽量タイプ」の2機種を用意してきたメーカーが増えている中、特にシャープから発売されているラクティブエアの軽さは頭一つ抜けている。とにかく軽くて取り回しやすいコードレスを探している人におすすめである。

ラクティブエアは本体にパイプとヘッドを装着した重量が、軽さで定評のある東芝のトルネオVコードレスより500gも軽い1.3kg。さらに本体のみの重量は軽さで人気のあるローエンド機(マキタ-CL107FD)と同じ重さ(1.1kg)なので、力のない女性やお年寄りが片手で階段掃除をできるほど軽くなっているのだ。さらに簡単に取り外せる「着脱式バッテリー」を採用しているため、充電時間が約80分と他のメーカーのハイエンド機(3~5時間)に比べると充電スピードが早い特長も持っている。バッテリー(BY-5SB)は単品販売されているので、予備バッテリーを用意することで稼働時間を延長することも可能。

2019年後期に発売されたラクティブエアは[EC-VR3S]と[EC-VR3SX]の2機種がラインアップ。どちらも本体仕様は同じとなっており、本体カラーと付属されているバッテリーの個数に違いがある。一回の掃除が自動モードで20分以下で終わる場合はバッテリーが1つの[EC-VR3S]、20分以上掃除をする場合はバッテリーが2個付属された[EC-VR3SX]が最適。予算を抑えたい人場合は、同社から2019年6月に発売された前モデル[EC-AR3S][EC-AR3SX]がおすすめである。EC-AR3SXは布団の掃除もできる「布団掃除ヘッド」付き。

2019年7月にシャープからラクティブエアのパワータイプが発売された。このモデルの重量は「ラクティブエア」より600g重い(1.9kg)となるが、同年に発売されたダイソンV11と同じ電圧のバッテリー(25.2V)が採用されているため、吸引力はラクティブエアより大幅に向上。重量を少し妥協して、吸引力も重視したい場合は[EC-SR3S][EC-SR3SX]がおすすめである。

軽さを少し妥協して「吸引維持力」にも重視したい人はトルネオVコードレス

こんな人におすすめ

●重量が軽い部類のハイエンド機を探してる
●フィルタが目詰まりしにくく吸引力が持続するハイエンド機を探してる
●なるべく面倒なフィルターのお手入れをしたくない
●自走式ヘッドを搭載したモデルを探してる
●ゴミセンサーを搭載したモデルを探してる
●ブロワー機能の付いたモデルを探してる

シャープのラクティブエアシリーズより少し重たくなるが、フィルター目詰まりによる吸引力低下にストレスを感じたり、面倒なフィルターのお手入れが億劫だと感じる人におすすめなのが、東芝から販売されている[トルネオVコードレス]だ。№1の軽さは2016年にシャープに剥奪されたものの、現在でも”軽い操作性”で定評がある。

ラクティブエアと同じように軽さにウェイトを置いているシリーズでありながら、ダイソンと同じ微細なゴミも遠心分離できる「二段式サイクロンシステム」を採用。このため、微細な粉じんによるフィルターの目詰まりが起こりにくくなり、強い吸引力を持続することができるうえ、フィルターお手入れ頻度も軽減されストレスも軽減。

2019年の新モデルは[VC-CL600][VC-CL1600]の2機種がラインナップ。フロアの掃除がメインであれば価格がリーズナブルな[VC-CL600]、フロアだけでなく布団などの寝具も掃除したい場合は「布団用ブラシ」が付属された[VC-CL1600]が最適。予算を抑えたい場合は前年モデルである[VC-CL500][VC-CL1500]がおすすめ。

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ハイエンドタイプの紙パック式コードレスクリーナー

MC-SBU520J-MC-PBU520J-特徵

パナソニックのiT[MC-PBU520J]

こんな人におすすめ

●吸引力の強い紙パック式のハイエンド機を探してる
●ゴミ捨てやフィルターを面倒だと感じている
●壁際の掃除力が高いハイエンド機を探している
●狭い場所の掃除ができるヘッドを探している
●ハウスダストセンサー付きのハイエンド機を探している

2013年にダイソンのコードレス掃除機が脚光を浴びはじめてから、国内の大手家電メーカーもメインの掃除機として使えるパワフルなモデルを毎年発売してきた。しかし、これまで高価格帯のハイエンド機に紙パックを採用する掃除機メーカーが存在しなかったため、紙パック式の製品はローエンド機の「アイリスオーヤマ」や「マキタ」のモデルしか選択肢がなかった。

しかし、2017年にパナソニックのiTシリーズから初の紙パック式のモデルが登場。コードレス掃除機はフィルターが目詰まりしやすく、集じん容量が小さい製品が多いため、こまめに行うゴミ捨てやフィルターのお手入れが面倒だと感じる人におすすめのモデルである。新しい2018年モデルは[MC-PBU520J]、予算を抑えたい場合は前モデルの[PBU510J]を選びたい。

iTは床に落ちている見えないゴミを検知する「クリーンセンサー」付き。床用ヘッドは壁にあたると全面のカバーが開き、普通のヘッドではブラシが届きにくい壁際のゴミもしっかり集じんできる「ガバとり構造」。さらに、ヘッドを「縦方向」に回転させて掃除ができるので、ノズルを付け替えなくても狭い場所の掃除ができる。吸引力は日立と同様に管理人のお墨付き。iTは高機能かつパワフルな製品だ。

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連続使用時間の長いコードレスクリーナー

連続運転時間が長いコードレスクリーナー(2020年)

シャープのコードレスクリーナー

こんな人におすすめ
  • 連続使用時間の長いハイエンド機を探してる
  • 充電時間の短いハイエンド機を探してる
  • 自走式のヘッドを搭載したハイエンド機を探してる
  • フィルターのお手入れが簡単な掃除機を探している
  • 布団などの寝具の掃除をしたい

大手家電メーカーが広告などで高々と謳っているコードレス掃除機の運転時間は一番吸引力が弱い[弱モード]の最長時間が大半で、実際は使用頻度の高い吸引力の強い[強モード]で連続運転すると10分前後しかもたないのが現状。さらに充電時間が3~5時間もかかるため、掃除の途中でバッテリーの残量がなくなると、すぐに掃除を開始することができないデメリットも存在する。

例えば、最新のダイソンV11は“最長60分の運転時間“と謳っているが、この60分は[弱モード]でモーターヘッドを装着していない状態の使用時間。モーターヘッドを装着して使用すると[標準モード]で20分、[MAXモード]で8分しかもたないのだ。さらに空になったバッテリーをフル充電するのに3.5時間もかかり、途中で電池残量がなくなるとすぐに掃除を開始することができない。

そこで広範囲の掃除をする人におすすめしているのが、シャープから販売されているコードレスクリーナーである。同社の製品はワンタッチでバッテリーが取り外せる「着脱式バッテリー」を採用しており、予備バッテリーを用意することで使用時間を延ばすことができるのだ。このため、バッテリーが途中で切れてもすぐに掃除を開始することができ、充電切れを心配せずに掃除をすることが可能。

さらに、バッテリーの充電時間は約80分という短時間で充電することができるため、2つのバッテリーの残量がなくなっても、競合の製品より早く掃除を開始することができる。さらには、バッテリーが単品で販売されているため「予備バッテリー」を用意すると連続使用することも可能。また、付属されている延長ホースを使用すれば、車内などの狭い場所や布団などの寝具を時間かけて掃除しても手が疲れにくい。

軽さにウェイトを置きたい場合は、同社から販売されている2019年の「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」シリーズが最適。電圧が低い18Vのバッテリーを採用しているため、ダイソンのようなパワータイプに比べると吸引力は劣るものの、本体に延長管とヘッドを装着した重量は大手家電メーカーの中で一番軽い1.3kg!力の弱い女性や子供が軽々と持てる軽さ。予算を抑えたい場合は価格が落ちてきている前年モデルがおすすめだが、重量は最新に比べると200g重たくなる(1.5kg)。
吸引力にウェイトを置きたい場合は、同社から2019年に発売された「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エアパワー)」シリーズがおすすめ。ダイソンの最新モデルと同クラスの高電圧バッテリー(25.2V)を採用しているため、重量が1.9kgと少し重たくなるものの、吸引力は従来の「RACTIVE Air」とは段違い。従来と同じ着脱式バッテリーが採用されているため、予備バッテリーを用意したり、バッテリーが2個付きのモデルを選ぶと途中で充電が切れても安心。
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