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-中略-
さて、質問なのですが、最近メインで使用していた掃除機が老朽化して来たので、買い換えることにしました。これまでは、三菱製のサイクロン式の掃除機を使用しておりましたが、海の前に棲んでいるので、砂が多く、吸い込みが弱くなってしまいました。以前から、使って見たかったDyson V6 Fluffyを購入いたしました(記事を参考にさせていただきました!)が、家が一軒屋で部屋数もあるため、メインで使うには不安です。一応、メインの掃除機を別に購入したいと思っておりますが、どれにしようかと迷っています。
掲載されていた記事を参考に掃除機を探してみました。今、一番気になっているのは、パナソニックのJコンセプトの掃除機なのですが、(紙パックのものが良いかと思い)価格が気になります。または、パナソニック サイクロン掃除機 メタリックシルバー MC-HS700G-Sが良いと思っておりますが、ダイソンを購入直後なので、少し価格を抑えたものが良いかと思っております。
家が3階建てなので、軽くて移動が楽なのが良いということと、価格を考えると、三菱のBe-Kなのですが、パワー不足が気になります。他には、日立 紙パック式クリーナー かるパック シャンパン CV-PC30 N、または、SHARP コードレスサイクロンクリーナ ー ゴールド系 EC-DX100-Nなどが候補です。
いずれも、お使いになっているものでない機種なのですが、性能などアドバイスをいただけたら助かります。(当方、機械関係が苦手です。。)
ダイソンは、結構使えそうなので、メインの掃除機はそんなにゴージャスでなくても良いでしょうか?ちなみに、掃除は週に3回、家中を掃除する感じです。(通常は、一日おきには軽く掃除機やほうきで掃く程度)フローリングが多く、一部カーペットをひいています。我が家に一番見合った掃除機をお薦めいただけたら嬉しいです。
お問い合わせありがとうございます。実際に使ったことがないため仕様を見てのおすすめとなります。お役に立てなくて申し訳ありません。
まず集じん方式ですが、キャニスター掃除機の場合、集じん方式がサイクロン式ですと、フィルターやダストカップのお手入れがだんだんと億劫になってくると思うので、ゴミ捨てが簡単かつ衛生的に捨てられる紙パック式の製品をおすすめします。わたし自身も経験したことですが、サイクロン式はコードレス掃除機と違い、汚れる範囲が広いので毎回掃除をした後のお手入れが億劫になってきます。
軽さで定評があるのは三菱の「Be-K」
選ぶポイントで「軽さ」を重視する場合は、三菱のBe-Kが軽さで定評があるのでおすすめです。私もBe-Kのモデルを持っていますが、手に負担をかけず持ち運びができ、階段の上り下りも楽にできるほど本体質量(2.4kg)が軽くなっています。
また、吸込仕事率は500Wもあるので、「Dyson V6 Fluffy」の吸引力で満足されているのでしたら、パワー不足を心配することはないでしょう。紙パック式といえど、吸込仕事率が500Wもあると、微細なゴミ(砂埃)を吸引しても吸引力もなかなか落ちません。
タービンヘッド | ブラシを空気の力でブラシを回転させている カーペットだと回転スピードが落ちる |
パワーブラシ | 専用モーターの力でブラシを回転させている カーペットでも回転スピードが落ちない |
Be-Kシリーズには「タービンブラシ」と「パワーブラシ」の2種類のヘッド搭載されているモデルがあります。タービンブラシは、ブラシを風力で回転させているので、カーペットやラグマットを掃除した場合、ブラシの回転スピードが落ちるため、モーター駆動でブラシを回転させている「パワーブラシ」より集じん性能が劣ります。
フローリングメインであれば「タービンヘッド」が搭載されたモデルでも問題ないかと思いますが、カーペットやラグを敷いている面積が広い場合は、負荷がかかっても回転スピードが落ちないパワーブラシのほうが適しています。
▼三菱 ラインナップ 一覧(公式)
三菱の「Be-K」よりパナソニックの「Jコンセプト」のほうが軽い
軽さで定評がある「Be-K」の本体質量が2.4kgということを考えると、一番気になっていらっしゃるパナソニックの「MC-JP520G」の質量が2.0kgなので、こちらのほうが驚くほど軽いと思います。また、幅も195mmなのでBe-Kよりスリムな設計になっています。その他に、親子ノズル、LEDライト、ハウスダストセンサーも搭載しているので候補の中では一番高機能です。ただし、吸込仕事率が300Wなので候補の製品の中では吸引力が一番控えめになっています。
▼パナソニック ラインナップ 公式
吸引力重視なら日立の「かるパック」がオススメ
紙パック式の製品で吸引力重視であれば、日立の「かるパック」がおすすめです。候補である「CV-PC30」はかるパックの2015年モデルですが、国内メーカーの製品と比較すると吸込仕事率が、2016年モデル(CV-PD30)と同じ680Wなので頭ひとつ抜いています。
ちなみに、「かるパック」の2013年モデルが「CV-PY30(670w) 」、2014年モデルが「CV-PA30(680w)」と従来モデルもどこのメーカーよりも吸引力が強いです。アマゾンや楽天市場で価格を調べてみましたがあまり価格に差がないので、「かるパック」を購入するのでしたら、去年のモデルのほうがよいかもしれません。
▼日立 ラインナップ 公式
高級タイプのコードレス掃除機で軽さ重視ならシャープの「RACTIVE Air」
本格的な掃除ができる高級タイプのコードレス掃除機で軽さを重視する場合は、今のところシャープから2016年12月に発売された「ラクティブ エア(RACTIVE Air)」がおすすめです。今、私が検証している製品なのですが、ハイエンド機の中では群を抜いて軽い質量となっています。軽さで人気のある東芝のトルネオVコードレスより軽いので、ダイソンユーザーの方が持つと驚くと思います。
連続運転時間は、約80分の充電で「標準モード:約30分」「強モード:約8分」となっているので、これ台で一度に全ての部屋、廊下、階段を掃除するのは難しいです。しかし、充電器でバッテリーを充電する着脱式のバッテリーが採用されているので、予備バッテリー「BY-5SB」を購入すれば、稼働時間を倍に延長することも可能です。ただし、発売されたばかりなのでまだ価格が高価です。