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ダイソンのソフトローラークリーナーヘッド(Fluffy)の欠点

ソフトローラークリーナーヘッドの重量

重たくて大きいから、手に負担がかかる+狭い場所の掃除が苦手

ダイソンのコードレス掃除機を量販店等の店頭で実物を見ずに、ネットの写真だけで見ているとヘッドの種類はどれも同じ大きなに見えますが、実際はサイズや重さに大きな差があります。ヘッドのサイズが大きいと掃除をする環境によって不向きな場合がありますし、重量が重たいと力のない女性やシニアの方だと手に負担がかかる場合もあります。

DC74以降のモデルに採用されているこの「ソフトローラークリーナーヘッド」は、スタンダードな「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」と比較すると全幅が広くなっており、その分重量も増えています。このヘッドの重量は、現行モデルの中で一番重たく、ヘッドを床から離して持ち上げてみるとヘッドに鉛でも付いているかのような重さです。

広い部屋の掃除をする場合は幅広いヘッドのほうが効率的ですが、狭い部屋や色々と障害物となる家具等が置かれてる部屋を掃除すると、スリムでコンパクトな「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」のほうが取り回しが良いです。また意外に掃除をしているヘッドを上げ下げする動作が多いので、重たいヘッドで家中掃除をしていると手に負担がかかります。

fluffyヘッドのサイズ

  • カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド:215×100×70mm/523g
  • ソフトローラークリーナーヘッド:250×112×80mm/758g

実際にヘッドのサイズを測ってみると、上記のような数値となりました。両ヘッドを並べて置いた写真を見ていただくと分かりやすいですが、かなり大きさに違いがあることが分かるかと思います。

家の部屋や廊下は狭く、床には家具以外にも色々散乱していたりするので、「ソフトローラークリーナーヘッド」より、「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」や電動工具メーカーのような簡易なヘッドのほうが使いやすいです。

フローリングで硬い固形物を吸引すると傷がつく可能性あり

「ソフトローラークリーナーヘッド」は、大きく柔らかいローラーと開口部によって、CMのように比較的大きなゴミから小さなホコリ等まで同時に吸引が可能となっています。しかし、上のスロー動画を見ると分かりますが、ゴミは吸い込み口に吸引される前に、ローラーによって引きずりこまれながら吸引されていることが分かります。

ソフトローラーは柔軟性のあるフェルトに覆われているので、小さな固形物を吸引しても何も感じませんが、固い床面でペットの餌のような硬くて大きな固形物を吸引すると、けっこうゴリゴリとした感じがあり、乗り上げながら無理やり引きずりこんでいくのが分かります。

なので、大きくて硬い固形のゴミや鋭利なゴミを、フローリングのような傷のつきやすい床面で掃除する場合は注意が必要です。引きずり込まれる際に傷がつく可能性があります。逆に絨毯やラグのような生地だと傷がつく心配はありませんし、簡易的なヘッドで何度も往復しないと吸い取れなかった大きなゴミを一発で吸い取ることが出来ます。


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