高価なスタンド | 10,000円前後 |
安価なスタンド | 3,000円前後 |
壁用ホルダー | 600円~1,000円 |
1,000円以下で購入できるクリーナー専用の収納ホルダー
スティック型コードレスクリーナーのスタンドには色々と種類がありますが、価格は高価なもので10,000円前後、廉価なもので3,000円前後します。ボッシュのコードレスクリーナー専用の「壁用ホルダー」はスタンドの部類には入らないかもしれませんが、1,000円以下でネットで購入できるので一番安い収納アイテムではないだろうか。
前々から、ボッシュの壁用ホルダーは、他のスティック型コードレスクリーナーにも流用できるのではないかと思っていた。けれども、どこのショップにも、この壁用ホルダーの取り付け方、背面の写真、サイズが記載されていなかったので、興味がありながらも敬遠してきた。
今回、少し前にボッシュのコードレスクリーナー([GAS18V-LI)を購入したので、壁用ホルダーも追加で購入してみた。
壁用ホルダーのサイズ
まずはじめに、わたしが一番気にしていた壁用ホルダーのサイズを記載しておこう。本体が収まるクワガタのツノみたいなところの中央部分の幅が約11.4cmと幅広い。そして、手前の狭くなる部分の幅が約8.6cmであった。マキタや日立工機みたいにテーパー状の形をしているクリーナーはほとんどの機種が収まるのではないだろうか。そして本体の幅が9cm以上あれば手前に抜けて倒れる心配もないと思います。
壁用ホルダーの取り付け方法
どうやって壁に固定するのか疑問であったが、小さな穴が2つ開いているので、木ネジで壁に締めつけて固定するようである。このネジの穴の直径は約4mmでした。高さを合わせ方は、クリーナーを壁用ホルダーに差し込んでから高さを決めればぴったりの高さに設置することができました。
背面部分は上(ギャラリー)の写真を参考していただきたい。背面部分では全体的に深さ5.5mmの凹みがあるので、賃貸などで壁に穴を開けられない環境の場合は、背面の凹み部分に5mmほどの厚みの板等を接着剤で貼り付ければ、壁に穴を空けずに強力な両面テープで固定することができるかもしれない。
全長が約30cmなので、カラーボックスなどの棚の側面や、ディアウォールに差し込んだ2×4材に長さ30.3cmの1×4材の板を接合すれば、壁に穴を穴を開けずに固定することも可能だろう。
普通の磁石の8倍強力なネオジウム磁石
ノズルを収納することができるから無くす心配もなし
本体を収納する部分の右側にノズルを2つ差し込むことができる。写真で差し込んでいるノズルはマキタ専用のものです。その他に日立工機やリョービのノズルも差し込むことができました。果たして、問題の本体は倒れずに収納させることができるのだろうか…
ボッシュのクリーナーはピッタリ
今、気づいたが、商品の説明には「PAS18LI型」「PAS18LIH型」専用と記載されてあった。わたしが持っているのは[GAS18V]であるがピッタリ収まった。ヘッドを下につけて固定しているが、これなら吊り下げながら固定することも可能であろう。クリーナーの専用スタンドは蹴飛ばせば倒れるが、この壁用ホルダは本体を持ち上げて抜かないかぎり倒れないので小さい子供がいる家庭にも向いているのではないだろうか。
マキタクリーナーを壁用ホルダに収納してみた
次にマキタの10.8V/18Vのコードレスクリーナーを差し込んでみた。7.2V/10.8Vの機種は少し緩いが持ち上げない限り手前から抜けることはないので、ヘッドを下につけて収納すれば倒れることはないだろう。ちなみにクリーナー本体のサイズは、10.8Vと7.2Vがほとんど同じサイズ、18Vと14.4Vもほとんど同じサイズなので、マキタのどのモデルでも収納することが可能だろう。
写真はカプセル式の機種であるが、紙パック式の機種でも収納することができた。
日立工機のクリーナーを壁用ホルダに収納してみた
日立工機は2014年に10.8V/14.4V/18Vの電圧で新しい機種を3種類販売しており、どのモデルも全て収納することができた。マキタ同様、10.8Vの機種は少し緩くなってしまうが、ヘッドを床につけた状態で収納すれば、上に持ち上げないかぎり、ホルダーから抜けて倒れることはありません。
まとめ
ボッシュのコードレスクリーナー専用の壁用ホルダー〔1619PA5263〕は、マキタや日立工機、電動工具メーカーのコードレスクリーナーにも、ヘッドを床に設置しながら立てかければ流用することができる。また、ノズル収納ホルダーに、マキタ、日立工機、リョービ専用ノズルを収納することも可能。
基本的な固定方法は壁やカラーボックス(棚)に穴を開けてネジで固定する必要がある。背面部分は凹みがあるが、強力両面テープ、ネオジウム磁石、ディアウォールなどを利用すれば、壁に穴を開けずに設置することも可能だろう。