CL003Gは集じん容量が小さい(250ml)
マキタの40Vmaxシリーズに新しくラインナップされたCL003Gは、サイクロンアタッチメントを外付けしていたCL001GやCL002Gと違い、サイクロンユニットを本体部分を一体化したことで、狭い場所の掃除がしやすさを実現したモデル。
しかし、ゴミを回収するダストケースの集じん容量が250mlと小さくなっているため、一度にゴミを吸う量が多い用途で使用すると、すぐにダストケースがゴミで一杯になるデメリットが存在する。
0.25Lは大手電機メーカーが販売している軽量機並の集じん容量なので、木工で使用するとすぐにダストカップは木くずで一杯になった。また、家には抜け毛の多い長毛種の猫がいるため、MAXラインにゴミが到達していなくても、こまめにゴミ捨てを行わないと、メッシュフィルターにゴミが絡みつきやすかった。
外付けサイクロンアタッチメントの集じん容量は(400ml)
マキタの比較的新しいモデルにはサイクロンアタッチメントが付属されているモデルがラインナップされており、このサイクロンアタッチメントの集じん容量は400mlもあり、ダストケースの底が深いため、ゴミを一度にたくさん回収できるだけでなく、浮き上がったゴミがメッシュフィルターに絡みつきにくいメリットも存在する。
外付けサイクロンアタッチメントのダストケースを取りつけられる?
CL003Gを使用してからすぐには気が付かなかったが、ある日ゴミを捨てているときに、ダストケースについてる2つのラッチの間隔がサイクロンアタッチメントと似ていることに気づいた。
家には古いモデル(A-67169)と新しいモデル(A-68856/A-72481)のサイクロンアタッチメントがあるので、CL003Gにダストケースを取り付けてみると互換性があった。
ちなみに、サイクロンアタッチメントに採用されているメッシュフィルターも取り付けることができた。
吸引力の違い
大きいダストケースを取り付けると吸引力が大きく低下するイメージがあったが、吸口を手に当てた体感では気持ち下がった程度であった。家に落ちている重たいゴミ(猫砂)も、MAXラインまでなんなく吸いとることができたので、清掃中にストレスフルになることもないだろう。
使い勝手の違い
元の形態と比べるとダストケースが長くなるので、家具下などの狭い場所の掃除は不利となる。しかし、外付けサイクロンアタッチメントを装着した従来モデルと比較すると、ユニットとダストケースが高い位置に配置されているので、かなり取り回しやすくなった。
ただし、ハンディクリーナーとして使用した場合、ダストケースの底が床に当たるくらい長いので、使い勝手がかなり悪くなった。
このため、フロアから大量のゴミを掃除する用途では最適だが、ハンディとしてつかう用途が多い場合には不向きあとなる。
ダストケースは単品販売されているの?
型番 | 品名 | 価格 |
458562-6 | ダストケース(青) | 2,200円 |
413B60-9 | ダストケース(黒) | 2,200円 |
458563-4 | ストッパボタン | 77円 |
232460-0 | コンプレッションスプリング | 22円 |
サイクロンアタッチメントの各パーツは別売されているため、単品で注文することが可能となっているが、ダストケースには「ボタン」と「スプリング」が付属されていないため、上記の部品も一緒に注文する必要があった。
ネットで「ダストケース」「メッシュフィルタ」「ボタン」「スプリング」を購入すると割高となるのため、一番古いモデルの購入したほうが経済的だった。Amazonで価格を調べると一番最初に発売された(A-67169)が割安。
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