ダイソン V7 アドバンスドってどんなモデル?
- ショップチャンネルのV7 アドバンスドが気になっている
- ネット上でレビューしている人がいなくて不安…
- 自分に合っているのかメリットやデメリットが知りたい
ショップチャンネルの「ダイソン V7 アドバンスド」を購入しようかと検討しているものの、後悔しないか不安な人も多いのではないでしょうか?
筆者は毎年発売されるダイソンのコードレス掃除機を購入しているので、各シリーズの特徴からメリットやデメリットを熟知しています。
この記事では、V7 アドバンスドを安く入手する方法から、V7 アドバンズの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説します。
この記事を読めば、ダイソンを初めて購入しようとしている人も、V7 アドバンスドが自分にぴったりの一台なのかがわかります。
ダイソン V7 アドバンスドの発売日
V15 | V12 | Omni-glide | Micro 1.5kg | Digital Slim | V11 | V10 | V7 | V8 | V6 | DC74 | DC62 | DC45 | DC35 |
2021年 | 2021年 | 2021年 | 2020年 | 2020年 | 2019年 | 2018年 | 2017年 | 2016年 | 2015年 | 2014年 | 2013年 | 2012年 | 2011年 |
ダイソンのV7シリーズは、同社の2016年の最上位モデル(V8シリーズ)の廉価版として、2017年に発売されたシリーズです。そして、ショップチャンネルで販売されているV7 advacedは2022年6月に新しくラインアップされたモデルです。
V7はV8から採用されたダストカップの中のゴミを簡単にこそぎ落とせる[新ゴミ捨て機構]を継承していますが、同社は毎年新しいシリーズを発売しているため、2017年に発売されたV7は結構な型落ちとなっています。そのため、時代のついたV7が48,400~49,500円というのは割高に感じるのではないでしょうか。
安く購入する方法は?
ただし、V7 Advancedにはダイソンの最新モデルにも付属されている新しい「Motorbarクリーナーヘッド」が搭載されているうえ、従来のV7より容量の大きいバッテリーを採用しているので、セール時の価格だと割安だと感じます。
ショップチャンネルではV7 Advancedのセールが定期的に実施されているため、商品概要ページにある「ブランド新着お知らせ」に登録しておくことで、特価になるセールをメールで知ることができます。
また、V7 advacedはDyson 楽天市場でも販売されており、セール対象になるとクーポンが配布されていたり、楽天の買いまわりと重なっているときがあるので、楽天ポイントに依存しているユーザーは、ショップチャンネルより経済的に購入できる場合もあります。
ちなみに、筆者のツイッターアカウントをフォローすることでも、ダイソンなどのコードレス掃除機のセール情報を知ることも可能です。
V7 Advancedの特徴(従来V7との違いは?)
V7 Fluffy V7 Animal | モデル | V7 Advanced |
ヘッド | ||
通常:30分*1 通常:20分*2 MAX:6分 | 連続使用時間 | 通常:40分*1 通常:30分*2 MAX:5分 |
3.5時間 | 充電時間 | 5時間 |
21.6V 2100mAh | バッテリー | 21.6V 2800mAh |
※2 クリーナーヘッド装着時
ショップチャンネルで販売されている[V7 Advanced]と、従来の[V7 Fluffy/Animal/Slim]との大きな違いは、標準装備されているクリーナーヘッドです(ヘッドの特徴は後述)。
その他にバッテリーの容量に違いがあるため、連続使用時間がV7 Advancedのほうが長くなっています。ただし、バッテリーの容量が大きくなっている分、充電時間が約1.5時間長くなります。
従来のV7は使用頻度の高い通常モードの連続使用時間が短いのがネックでしたが、ショップチャンネルのV7は30分も使用できるので、家中の床を清掃しても途中で充電切れしくにくくなっています。
ソフトローラークリーナーヘッド | ダイレクトドライブクリーナーヘッド | カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド |
V7 Fluffy | V7 Animal V7 Motorhead | V7 Slim |
従来のダイソンV7には上記3種類のクリーナーヘッド(ソフトローラークリーナーヘッド/ダイレクトドライブクリーナーヘッド/カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド)が付属されたモデルがライナップされていました。
カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド(V7 Motorhead)
カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッドは、やや硬めのナイロンブラシと静電気が発生を抑えるカーボンファイバーブラシを搭載をしており、フローリングやカーペットの清掃に対応していています。しかし、ヘッドと床との隙間が狭い設計のため、固形のゴミを押し出したり、回転ブラシに髪の毛が絡みつきやすい欠点が存在しました。その他に、ヘッドの幅が狭いため、広い範囲を効率よく掃除できないのもネックとなります。
ソフトローラークリーナーヘッド(V7 Fluffy)
ソフトローラークリーナーヘッドは柔らかなフェルトローラーと広い開口部で、カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッドが苦手だった固形のゴミもヘッドを滑らせる動作で吸引できる特長を持っています。その他に硬いナイロンブラシが搭載されていないため、髪の毛が絡みつきにくいメリットも存在します。しかし、カーペットの深部に入り込んだ微細なゴミや、頑固に絡みついたペットの毛を掻き出せない欠点が存在しました。
ダイレクトドライブクリーナーヘッド(V7 Animal)
そこで、カーペットにおける集じん力が向上したダイレクトドライブクリーナーヘッドが登場しました。このヘッドは硬いナイロンブラシを搭載しているため、カーペットの深部に入り込んだ微細なゴミや絡みついたペットの毛を効率よく掻き出すことができます。ソフトローラークリーナーヘッドと同じワイドタイプのため、広い範囲も効率よく清掃ができます。しかし、硬いナイロンブラシにゴミが絡みつきやすく掃除後のお手入れがストレスフルでした。
Motorbar クリーナーヘッド(V7 Advanced)
ショップチャンネルのV7 Advancedに標準装備されているMotorbar クリーナーヘッドは、前述したダイレクトドライブクリーナーヘッドのマイナーチェンジモデルです。従来との違いは自動で毛絡みを解消してくれる機構を搭載しているため、掃除後にうんざりする回転ブラシのお手入れから解放されます。回転ブラシにゴミが絡みつきやすい環境の清掃をしている用途には最適のヘッドです。
ブラシバーの後側には自動で毛絡みを解消するコーム型ブレードが配置されており、ブラシに絡みついた髪の毛やペットの毛をほどきながら吸引することができます。うちでは抜け毛の多い猫やロングヘアーの同居人と一緒に生活していますが、Motorbar クリーナーヘッドを使用するようになってからゴミが絡みつくことがなくなりました。ヘッドはそれなりに重たいですが、カーペットからゴミを掻き出す集じん力が強いことや、掃除後のお手入れが不要になったメリットはかなり大きいです。
V7 アドバンスドとV8の違い
モデル | V7 Advanced | V8 Slim Fluffy | V8 Fluffy |
発売日 | 2022年 | 2019年 | 2016年 |
ヘッド | Motorbar™クリーナーヘッド | スリムソフトローラークリーナーヘッド | ソフトローラークリーナーヘッド |
連続使用時間 | 通常:40分*1 通常:30分*5 MAX:5分 | 通常:40分*1 通常:30分*2 MAX:7分 | 通常:40分*1 通常:30分*2 MAX:7分 |
充電時間 | 5時間 | 5時間 | 5時間 |
重量 | 2.5kg | 2.15kg | 2.61kg |
集じん容量 | 0.54L | 0.54L | 0.54L |
V7 advacedと人気のV8 FluffyやV8 Slim Fluffyとの大きな違いは標準装備されているクリーナーヘッドです。
V8 FluffyやV8 Slim Fluffyはフローリングの清掃が得意なソフトローラークリーナーヘッドを搭載しているのに対し、V7 advacedはカーペットの掃除が得意なMotorbar™クリーナーヘッドを搭載しています。このため、カーペットを敷いている面積が広くて、カーペットからハウスダストやペットの毛をしっかり掻き出したい場合はV7 advacedのほうが最適です。
ただし、Motorbar™クリーナーヘッドは重量が重たいので、V8 Slim Fluffyのスリムソフトローラークリーナーヘッドより取り回しにくく、腕が疲れやすいデメリットが存在します。このため、フローリングの清掃がメインなら、従来のV8 Fluffyより軽くて取り回しやすくなったV8 Slim Fluffyのほうが最適です。このモデルも従来機の中で人気が高く、セール対象になることが多いです。
肯定的な使用感想(メリット)
- 吸引力が強い
- 音が静か
- ゴミ捨てが簡単
- ゴミが絡みつかない
吸引力が強い
肯定的なレビューで多いのが吸引力が強いという口コミです。実際にMAXモードの吸引力はかなり強いですが5分しか使用できなくなるので、通常モードのほうが使用頻度が高くなります。個人的にV7の通常モードの吸引力は大して強いとは感じませんが、集じん力が強いパワーヘッドを搭載しているので、ダストピックアップ率(床に落ちているゴミの除去率)は高くなります。
運転音が静か
運転音は静かだと感じる人も多ければ、うるさいと感じる人も多いようです。個人的にはV7は静音対策されているモデルなので、V6以前のモデルに比べるとこもった音で静かに感じます。動画にあげているV7の運転音がうるさいと感じる方はエコモードが搭載されているモデルのほうがおすすめです。
ゴミ捨てが簡単
V7シリーズ以降のモデルは簡単ゴミ捨て機構が採用されているので、ゴミ捨てが簡単という口コミが多く見られました。従来のダイソンはシュラウドにゴミが絡みつくと、手や棒で除去しなければいけませんでしたが、V7はゴム製のスクレイパーで絡みついたゴミをこそぎ落としながら捨てることができます。
ゴミが絡みつかない
やはり、V7 Advancedには毛絡みを防止するMotorbar クリーナーヘッドが標準装備されているので、髪の毛・ペットの毛・毛糸・糸くずなどのひょろ長いゴミが絡みにくなって嬉しいという口コミが多く見られました。抜け毛の多いペットやロングヘアーの家族がいる住環境に最適のモデルです。
批判的な使用感想(デメリット)
- ヘッドや本体が重たい
- トリガースイッチが辛い
- 長くて使いにくい
- 収納用ブラケットがない
- 音がうるさい
ヘッドや本体が重たい
批判的なレビューで多いのが本体やヘッドが重たいという口コミ。大手電気メーカーの軽量タイプは1.5kg以下が当たり前になっているのに対し、V7 Advancedは2.5kgもあるので、力の弱い女性や年配者には重たいという声が多くみられました。軽さを重要視したい場合はダイソン史上一番軽いDyson Micro 1.5kgや軽さとパワーを両立したDyson Digital Slimがおすすめです。
トリガースイッチが辛い
ダイソンのコードレスといえばスイッチを握っている間だけ駆動するトリガースイッチが特徴的ですが、このスイッチを引く指が疲れるという口コミも多く見られました。対策としてはボタン式のスイッチを採用しているMicro 1.5kg/Omni-glide/V12シリーズのモデルをおすすめします。Omni-glideはカーペット上で回転ブラシが停止しやすいのでフローリング用と割り切ります。
全長が長くて使いにくい
ショップチャンネルは平均身長が低い女性のレビューが多いのか、V7 Advancedが長くて使いにくいというレビューも多く見れらました。対策としてはサードパーティ製の伸縮パイプと交換するしかないです。
収納用ブラケットがない
本体を立てかけて収納できなかったり、充電に一手間かかるという不満の声も散見されました。基本的にダイソンのスティック掃除機には壁に立てかけて収納ができる収納用ブラケットが標準付属されているのですが、ショップチャンネルのV7 Advancedには収納用ブラケットが付属されていません。収納用ブラケットを壁にネジ止めしておけば、本体を省スペースに収納できるだけでなく、収納と同時に充電をすることができます。このため、本体を立てかけて収納+充電したい場合は、別売されている収納用ブラケットを購入する必要があります。
運転音がうるさい
V7 Advancedは音が静かだという口コミが多い一方で音が大きいという口コミも多く、人それぞれ感じ方が違うようです。個人的にはV7は昔のダイソンに比べるとこもった音で本体の駆動音はかなり静かになった印象があります。しかし、クリーナーヘッドは強力なモーターが内蔵されているので、振動音がかなりうるさく感じます。上の階から生活音が響くようなアパートやマンションで使用すると、下の階の住人に迷惑になるかもしれません。対策としてはカーペットの集塵力が低下しますが、ソフトローラーを搭載したモデルのほうがおすすめです。
最期まで見ていただきありがとうございました。ダイソンのコードレスクリーナーの機能や性能から付属品が簡単に分かる一覧表は下記のリンク先からどうぞ
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