dyson 歴代モデルの吸込仕事率
ランキング | シリーズ | 吸込仕事率 | 電圧 | 重量 | 連続使用時間 |
1位 | V15 | エコ:26W 中:47W 強:230W | 25.2V | 2.61kg | エコ:60分 自動:30分 強:5分 |
2位 | V11 | エコ:26W 中:38.6W 強:185W | 25.2V | 2.72kg | エコ:40分 通常:20分 強:8分 |
3位 | V12 | エコ:12W 中:25W 強:150W | 25.2V | 2.20kg | エコ:50分 自動:30分 強:5分 |
4位 | V10 | エコ:13W 通常:28W 強:130W | 25.2V | 2.58kg | エコ:40分 通常:20分 強:8分 |
5位 | V8 | 通常:28W MAX:115W | 21.6V | 2.15kg | 通常:30分 強:7分 |
6位 | V6 | 通常:28W MAX:100W | 21.6V | 2.34kg | 通常:16分 強:6分 |
6位 | DC74 | 通常:28W MAX:100W | 21.6V | 2.3kg | 通常:16分 強:6分 |
6位 | DC62 | 通常:28W MAX:100W | 21.6V | 2.03kg | 通常:17分 強:6分 |
7位 | Digital Slim | エコ:14W 中:23W 強:100W | 18V | 1.9kg | エコ:40分 通常:25分 強:5分 |
8位 | V7 | 通常:21W MAX:100W | 21.6V | 2.47kg | 通常:20分 強:6分 |
9位 | DC45 | 通常:28W MAX:65W | 22.2V | 2.3kg | 通常:20分 強:8分 |
10位 | DC35 | 通常:21W MAX:65W | 22.2V | 2.22kg | 通常:13分 強:6分 |
11位 | Micro 1.5kg![]() | エコ:11W 強:50W | 14.4V | 1.5kg | エコ:18分 強:5分 |
11位 | Omni-glide | エコ:11W 強:50W | 14.4V | 1.9kg | エコ:18分 強:5分 |
現在のダイソンの選び方といえば、吸引力だけでなく軽さ・稼働時間・簡単なゴミ捨てやお手入れなども重要視する人が多くなりましたが、とにかくダイソンの中で一番吸引力が強いモデルを選びたいというパワー重視の人もいるのではないでしょうか?
掃除機の吸引力の指標となるのが吸込仕事率で、当サイトでは過去にダイソンが開示していた吸込仕事率や、海外のダイソン公式が開示していた吸込仕事率を記録しているので、どのシリーズが吸引力の指標となる吸込仕事率が高いのか把握しています。
この記事ではダイソン歴代最強の一台が知りたい人のため、同社の全シリーズの吸込仕事率を表にしてまとめました。この記事を読むことでダイソンのコードレスクリーナーのラインナップの中で吸引力が強い最新モデルや型落ちモデルがわかります。
100%パワー重視なら「V15」
ダイソンの中で一番吸込仕事率が高いシリーズは、前フラッグシップのV11を凌駕するパワフルさを実現しているV15一択です。
機能面も向上しており、吸引したゴミ量とサイズを計測するピエゾセンサーや、床の暗所に落ちているゴミを可視化するレーザーを搭載しています。
さらに標準装備されているLaser Slim Fluffy™ クリーナーヘッドは、V11のソフトローラークリーナーヘッドより軽量化されて取り回しやすくなっています。
また、ゴミの有無によって吸引力を自動調整する自動モード(オートモード)を搭載しているので、バッテリーの節電効果や寿命も高くなっています。
V15シリーズは付属品が違う4シリーズを展開、付属品がひと目で分かる比較表は下記リンク先からどうぞ。
予算と重量を引きたいなら「V12」
現行モデルで基礎的なスペック(パワーやスタミナ)が最強なのは前述したV15ですが、吸引力と軽さはトレードオフの関係にあるため、強い吸引力を作り出す2大パーツ(モーター/バッテリ)の重量が重たくなる欠点が存在します。コードレス掃除機の本体が大きくて重たいと掃除のハードルが高くなってしまうので、V15の重厚感に敬遠してしまった人に最適なのが、V15と同年に発売されたV12がおすすめです。
V12はV15よりパワー・スタミナ・集じん容量はV15よりやや劣りますが、本体はV15よりコンパクトで重量も約400g軽くなっているので手にかかる負荷が軽減されます。
また、V15とゴミを可視化するレーザーやピエゾセンサーや、節電効果の高いオートモードを搭載しており機能面は同等になります。
その他に、ダイソンといえばトリガースイッチが特徴的でしたが、V12はボタン式スイッチを採用しているので、使用中はスイッチを指で引き続ける必要がありません。
V12シリーズは付属品が違う6シリーズを展開中。付属品の違いがひと目で分かる一覧表は下記リンク先からどうぞ
予算を抑えたいなら「V11」
V12とV15シリーズは2021年に発売された新しいシリーズなうえ、ダイソンの新しいモデルはなかなか値下がりしないので、高額なダイソンにびっくりする人も多いのではないでしょうか?
吸引力重視で予算を抑えたい人におすすめなのがV11シリーズです。V11はV15に比べると吸引力はやや劣りますが、2019~2020年のフラッグシップを務めたシリーズなので、メイン機として頼れる吸引力を持ったパワフルな一台です。
また、V12やV15と同様に本体後方に液晶画面を搭載しており、トラブルの解決法や残りの秒単位の残り運転時間が表示されます。その他に節電効果の高いエコモードを搭載しており、家中丸ごと掃除ができるスタミナも持っています。
V11シリーズは付属品が違う7シリーズを展開中。付属品の違いがひと目で分かる一覧表は下記リンク先からどうぞ。
V11から価格と重さを引きたいなら「V10」
さらにV11より価格を引きたい場合は、いい感じに価格が落ちてきたV10がおすすめです。
V10はV11の前年シリーズとなり、機能面や基礎的スペックを比較するとどうしても見劣りしてしまいますが、同クラスの高電圧バッテリー(25.2V)を搭載した2018年のフラッグシップシリーズなので、メイン機としては十分使用に耐える性能があります。
前述した3シリーズ(V11/V12/V15)と比べると、液晶ディスプレイを搭載していないため、詳細な残りの運転時間がわからないのがネックとなりますが、畳やフローリングのような硬い床面では、エコモードを使用することで、長時間の掃除にも対応します。
V10は付属品などの違いで7種類がラインナップ。現行のおすすめは豊富なアタッチメントと充電ドックが付属されているV10 Fluffy (SV12 FF LF **)がおすすめです。充電ドックが不要な場合はもっとも標準的のV10 Fluffy (SV12 FF LF)を選ぶとよいでしょう。
吸引力重視で選ぶ際の注意点
床のタイプや吸引するゴミに合ったクリーナーヘッドを選ぼう
実は床に落ちているゴミの除去率は吸引力より、ヘッドの仕様によって大きく異なります。
例えば、どんなに吸引力が強くても、床との隙間が狭い設計のクリーナーヘッドだと固形のゴミはヘッドの前面で押し出してしまい吸い取ることが難しくなります。
また、硬いナイロンブラシが搭載されていないとカーペットの奥深くに入り込んだ微細なゴミや、頑固に絡みついたペットの毛を掻き出す集じん力が低くなります。
このため、しっかりゴミを吸引したい場合は、床のタイプに合ったクリーナーヘッドが付属されているモデルを選定することが大事です。
フローリングや畳メインならソフトローラーを搭載したヘッドが最適
基本的にフローリングや畳のような固い床面の清掃がメインであればソフトローラーが搭載されたクリーナーヘッドのみで十分です。柔らかいフェルトと静電気の発生を抑えるカーボンブラシを組み合わせたローラーと広い開口部で大小のゴミを同時に吸引することができます。
カーペットを敷いてる面積が狭いならミニモーターヘッドやスクリューツールで対応できる!
カーペットを敷いている面積が狭い場合は、「ミニモーターヘッド」や「スクリューツール」が付属されているモデルを選ぶとよいでしょう。これらの専用ツールは硬いナイロンブラシが搭載されているので、カーペットからゴミをしっかり掻き出せます。また、布団などの寝具やソファーなどの布製品の清掃にも対応します。
カーペットを敷いている面積が広い場合はダイレクトドライブクリーナーヘッドが最適!
カーペットを敷いている面積が広い場合は「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」や「Motorbar™クリーナーヘッド」や「Digital Motorbar™クリーナーヘッド」が付属されているモデルを選びましょう。これらのヘッドは幅が広いワイドタイプで硬いナイロンブラシが搭載されているので、広いカーペットやラグから効率よくゴミをしっかり掻き出すことができます。
ブラシに絡みつきやすいゴミが多い場合は毛絡み防止クリーナーヘッドが最適!
名前に「Motorbar」がつくクリーナーヘッドは毛絡み防止機構を搭載しています。ヘッド内にブラシに絡みついたゴミを自動でほどいてくれるコーム型のブレードが搭載されているため、カーペットを掃除した際にブラシにペットの毛や髪の毛が絡みついてお手入れが大変だと感じている人に最適です。
Motorbar™クリーナーヘッドの清掃動画
Digital Motorbar™クリーナーヘッドの清掃動画
パワー重視タイプの欠点
吸引力を重視すると最も影響がでやすいのが重量。吸込仕事率を重視するとパワフルな吸引力を生み出すモーターやバッテリーが重たくなってしまうからです。重たい本体の掃除機で掃除をしていると狭い範囲だと問題ありませんが、広範囲を掃除した場合にどうしてもヘッドを上げ下げする回数が増えてしまうので、腕が疲れやすくなるのがネックとなります。
吸引力と軽さはトレードオフの関係にあるため、軽量タイプのモデルを選ぶとパワーやスタミナなどが落ちるデメリットが存在します。パワー重視タイプの重量が気にならない場合はV15で問題ないですが、力が弱くて重厚感が気になる場合は、バランスタイプのDigital SlimやV12がおすすめです。前者のほうが軽量ですが、吸引力は後者のほうがパワーやスタミナは上です。

全シリーズのラインナップ一覧は下記のリンク先からどうぞ。基礎的なスペックから付属されているクリーナーヘッドやアタッチメントがひとめでわかります。
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