通常のお手入れでは除去できない汚れ
比較的新しいダイソンのコードレスクリーナーでは、従来型より薄型・軽量化された「スリムソフトローラークリーナーヘッド」が採用されています。スリムソフトローラークリーナーヘッドは、上部カバー全体が透明になっているわけではなく、後方部分は外側から内部の状態を確認しにくい構造です。そのため、内部に細かな塵やホコリが蓄積していても、外観からは汚れに気づきにくくなっています。
一方、従来の「ソフトローラークリーナーヘッド」は、ヘッド上部のカバーが広い範囲で透明になっているため、内部に溜まった塵やホコリが外側から見えやすく、汚れが目立ちやすいのが特徴です。
しかし、ローラーを取り外しただけでは透明カバー内側のすべてに手が届かず、特にヘッド後部は底面プレートがねじで固定されているため、通常のお手入れでは十分に清掃できません。
そのため、長期間使用していると、隙間から入り込んだ細かな塵が徐々に蓄積し、透明カバー越しに汚れが目立つようになります。
そこでこの記事では、通常のお手入れでは清掃できないヘッド後部まで掃除できるように、ダイソンのソフトローラークリーナーヘッドから底面プレートを取り外す方法を画像や動画を使ってわかりやすく解説します。
ネジの位置やサイズも画像付きで紹介しているので、分解時だけでなく組み立てる際にも、適切な場所に正しいネジを戻して取りつけられます。
ソフトローラークリーナーヘッドの分解手順
必要な工具
今回はV11に使用しているソフトローラークリーナーヘッドを分解しましたが、ヘッドの種類や対応モデルによって、使用されているトルクスねじやプラスねじのサイズが異なる場合があります。
そのため、特定のサイズのドライバーを1本だけ購入するよりも、複数サイズの各ビットが付属したセット品を用意しておくと安心です。
割安なもので1,000円前後で販売されており、実際にねじのサイズが異なっていても対応しやすく、他のパーツの分解や修理にも活用できます。
固定具のロックを解除
先ずクリーナーヘッドのエンドキャップ(サイドカバー)を固定している固定具をコインで反時計回りに約1/4回転させてロックを解除します。ちなみに、日本の硬貨であれば「500円玉」、専用工具であれば「コインドライバー」を使ったほうが固定具の溝が変形しにくいです。
この固定具は反時計回りに約1/4回転させることでロックが解除されます。
エンドキャップを取り外す
その後、サイドにあるエンドキャップを矢印の方向に開いて取り外します。
ローラーを取り外す
エンドキャップを取り外したら、前側の太いローラー(ソフトローラーブラシバー)と後側の細いローラー(リアブラシバー)を左にスライドさせて取り外します。
底面プレート(下部)を固定しているネジを外す
ヘッド裏面の底面プレートを固定している4本のトルクスねじを外します。
トルクネジのサイズはT8で全長は11.7mmです。
底面プレート(右側)を固定しているネジを外す
ヘッドの右サイド(通常の使用状態で上から見たときの向き)にある底面プレートを固定している1本のトルクスねじを外します。
トルクネジのサイズはT8で全長は7.7mmです。
サイドカバーを固定しているのネジを外す
ヘッドの左サイド(内側/前側)にあるサイドカバーを固定している1本のトルクスねじを外します。
トルクネジのサイズはT8で全長は7.5mmです。
ヘッドの左サイドの(内側/後側)にあるサイドカバーを固定している1本のプラスネジ(十字穴付き小ねじ)を外します。
この個所だけプラスネジが使われており、小ねじの全長は13.6mmです。
サイドカバーを取り外す
その後、ヘッド左側のサイドカバーを取り外します。プラスネジの穴に細い棒を差し込むと指の入る隙間ができるので、カバーを取り外しやすくなります。
底面プレート(左側)のネジを外す
サイドカバーを取り外すと底面プレートの左側を固定している1本のトルクスねじがあるので外します。
トルクネジのサイズはT8で全長は7.7mmです。
底面プレートを取り外す
底面プレートを固定しているねじをすべて取り外したら、底面プレートを取り外します。底面プレートは全体を一度に持ち上げようとすると外しにくいため、片側の端から少しずつ持ち上げるようにすると取り外しやすくなります。片側が浮いたら、そのまま反対側へ向かって順に持ち上げ、底面プレート全体をヘッド本体から取り外します。
取り付ける際も、底面プレート全体を一度に押し込むより、片側の端を先に差し込んで位置を合わせてから、反対側へ向かって順に押し込むと取り付けやすいです。ネジ穴を合わせてプレートが正しい位置に収まっていることを確認してから、これまでの逆の手順を追ってねじで固定してください。
お手入れ
固定プレートを取り外すと、これまで通常のお手入れでは手が届かなかったヘッド内部まで清掃できるようになります。奥にたまった塵や埃を、ブラシやウエスなどを使って丁寧に取り除きます。
まとめ
軽量化される前のソフトローラークリーナーヘッドは、上部カバーの後部も透明になっているため、内部に溜まった塵やホコリが外側から見えやすく、長く使用していると汚れが目立ってきます。しかし、ローラーを取り外しただけではヘッド後部まで手が届かず、通常のお手入れでは十分に清掃できません。
この部分まできれいにするには、ヘッド裏面の底面プレートを取り外す必要があります。底面プレートを外すことで、これまで手が届かなかった後部まで掃除できるようになります。
詳しい分解手順やねじの位置、底面プレートの取り外し方はYouTubeでもわかりやすく紹介しています。実際の作業手順を確認したい方は、ぜひ動画もあわせてご覧ください。

































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