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ダイソン 2020年モデルはいつ発売されるのか?

ダイソン 2020年モデル「Dyson Digital Slim™」コードレスクリーナーの特徴を分かりやすく解説しながらレビュー
2020年に発売された「Dyson Digital Slim™」コードレスクリーナーの特徴を分かりやすく解説!実際に使って画像や動画を使いながらレビューを書いているで、購入を考えている方の参考になれば幸いです。
ダイソンの2020年モデルは2020年6月22日に発売されました。Dyson Digital Slim™の特徴やレビューが知りたい場合は上記のリンクからどうぞ。
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(2020年3月執筆)ダイソンのV12はいつ発売されるのか予想

DC35:2011年2月
DC45:2012年9月27日
DC62:2013年9月13日
DC74:2014年10月14日
V6:2015年5月21日
V8:2016年5月27日
V7:2017年5月25日
V10:2018年3月20日
V11:2019年3月20日
V12:恐らく2020年3月20日に発売される予定だった?!

いつも通りであれば2020年モデルは3月に発売されるはずだった

(追記:ロックダウンにより、マレーシアの工場再稼働は4月14日まで延長)
(追記:マレーシア政府の活動制限令を受けて工場再稼働は4月28日まで延長)
(追記:マレーシア政府の活動制限令を受けて工場再稼働は5月12日まで延長)
(追記:一ヶ月半ほど続いていた外出制限が5月4日から緩和され工場が再稼働)
(追記:一ヶ月半ほど続いていた外出制限が5月4日から緩和され工場が再稼働)
(追記:5月25日に国内の緊急事態宣言が解除、近い内に発売されるだろう)

ダイソンのスティックタイプのコードレスクリーナーは2011年から毎年新しいモデルが発売されてきた。過去の発売日から推測するに早くて前モデル[V11]の発売日(3月20日)から1年以内に発売するか、1年後の2020年の3月20日に発売される予定だったと考えられが、3月20日に2020年モデルの発売発表がされなかったことを考えると、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で延期している可能性が高い。

掃除機を生産している国の工場が一時停止中

欧州連合(EU)からの離脱推進派であったダイソンは、2019年に売上高が好調のアジア事業に注力するため本社をイギリスからシンガポールに移転。生産は以前からシンガポールの隣国であるマレーシアの工場で生産している。同じくマレーシアの工場で生産しているホンダ、トヨタ、パナソニックも3月18日に新型コロナウイルスの感染拡大で同国政府から工場の操業を31日まで停止するように要請を受けた。

ダイソンV12が発売される予定は5月以降

このため、既に設計されているであろうダイソンの2020年モデルは量産中に生産が一時停止されたと考えられる。今月に工場が稼働して物流が滞らなければ、早くて5月には発売されると予想されるが、状況次第では再稼働する時期を前倒しする可能性もあるため、そうなった場合は2020年の新モデルが日本で発売されるのは大幅に遅れることが懸念される。

掃除機どころではなくなった!ポータブル人工呼吸器に注力

新型コロナウィルスの感染拡大が最も深刻なイタリアでは最初は楽観視していたようだが、発症ケースが急激に増えくるとともに死亡者が増えたことから、人口約1000万人のロンバルディア州全域や国内北部などの14県を4月3日まで封鎖、全ての学校も一斉休校された。さらに現在の封鎖地域は国全体に広がり、学校の休校だけでなく、薬局やスーパー以外のすべての業務を停止する声明もあり、正当な理由もなしに外出していると25,000円以下の罰金が課せられる深刻な状況となっている。

そして現在、イタリアのような感染者が増えた国では、重症患者に必要な人工呼吸器の不足に直面。スペインでもイタリアのように手当の緊急度に従って優先順位をつけるトリアージが起こり、65歳以上の患者から人工呼吸器を取り外し、若い患者にまわしていると涙ながらに語る医師の動画が話題となった。現在、ダイソンは英政府の支援要請を受け、今後世界的に不足することが予想される人工呼吸器をテクノロジー・パートナーシップ(TTP)と共同で人工呼吸器の開発に取り組んでいるという。

追記(4/24):英政府がダイソンに開発を要請していた人工呼吸器について不要になったと伝えたことが日明らかになった(ロンドン共同)。

新モデルはV9/V12/Vシリーズ停止?

筆者はV11の後継機となるモデル(V12)が2020年の新モデルと予想している。もしくは革新的なテクノロジーが採用された新シリーズが登場するのではないかとも思っている。なぜなら、V10とV11は従来よりフィルターが目詰まりしやすく、ダイソンの最大の特長でもある空気とゴミを遠心分離する能力が低下しているからである。過去にフラッグシップだったV8を発売した後に廉価版のV7を発売したことがあったが、V10とV11にあいだがないことから廉価版が発売される可能性は低い。

しかしながら、去年からキャニスター掃除機のように強い吸引力を備えた[パワータイプ]と力の弱い女性でも取り回しやすい[軽量タイプ]の2モデルをラインアップする国内メーカーが散見。ダイソンも去年、日本人や日本の住居に合わせて設計された軽量モデル(V7 Slim/V8 Slim)を発売しているうえ、去年から売上が多いアジア圏に本社を移動し注力していることから、必要なパワーを持ちつつさらなる軽いシリーズ(V9)を発売する可能性も否めない。

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新モデルに採用されると嬉しい新機能+仕様

Dyson V12 吸引力

吸引力アップ

基本的にダイソンが発売するフラッグシップ機(最上位モデル)は、従来モデルよりMAXモードの吸引力を向上させているため、V11の後継機種が発売された場合は吸引力がアップする可能性が高い。ただし、吸引力の指標となる吸込仕事率は現段階ではパナソニックに抜かれてしまっているはずなので、他のどの掃除機よりも強い吸引力を謳うのであれば、新モーターだけでなく、バッテリーの電圧を25.2Vからパナソニックのパワーコードレスと同等の28.8Vを採用する必要があるだろう。

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空気とゴミの分離能力の向上

ダイソンといえば“吸引力の変わらないただひとつの掃除機”と謳うだけあり、そのサイクロンテクノロジーの空気とゴミを遠心分離する能力は非常に高く、今では競合メーカーである東芝やパナソニックも類似のサイクロン方式を採用しているほど。

しかし、サイクロンやクリアビンが直線的に配置されたV10やV11から、従来モデルより吸い込んだ空気とゴミを遠心分離する捕集効率が低下。これまでは数ヶ月お手入れをしなくてもフィルターは綺麗なままだったのに関わらず、V10からは一ヶ月もしないうちにフィルターが汚れるようになったのだ。

できれば面倒なフィルターお手入れ頻度は少ないほうがいいので改善してもらいたいところ。また、フィルターが目詰まりしやすいとモーターに負荷がかかり消費電力が上がるため、モーターやバッテリーにかかる負荷がかかるうえ、連続使用時間にも影響してくるデメリットは痛い。

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dyson v12 着脱式バッテリー

運転時間を延長できるセパレートチャージ式

ダイソンのコードレスクリーナーは様々な国で展開されているが、アメリカのV11シリーズには[セパレートチャージ式]のバッテリーが採用されたモデルがラインアップ。従来のように収納式ブラケット(充電ブラケット)で充電することも可能だが、バッテリーをマキタやシャープの製品のようにワンタッチで取り外して充電することが可能となっているのだ。

このため、一回の充電で掃除が終わらない用途では予備バッテリーを用意することで運転時間を延長することが可能になっているのだ。現行機種には節電効果のある[エコモード]が搭載されているものの、エコモードの吸引力では満足できないユーザーや、床だけでなく家具や寝具など家中まるごと掃除をするユーザーには採用されれば朗報となるだろう。

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Torque Drive Motorhead(トルクドライブモーターヘッド)

現在、日本の比較的新しいモデルのクリーナーヘッドには大小のゴミを同時に吸引できる[ソフトローラークリーナーヘッド]と、カーペット(絨毯)に特化した[ダイレクトドライブクリーナーヘッド]が付属されたモデルが発売されている。

しかし、一部の国では[ダイレクトドライブクリーナーヘッド]が改良された[トルクドライブモーターヘッド]が採用されており、[ダイレクトドライブクリーナーヘッド]が苦手としていた固形のゴミも吸い取りやすい設計になっているのだ。

ヘッドの前面にはペットの餌のような固形のゴミをヘッドを滑らせる動作で吸引できるように、左右には開閉式の開口部が設けられている。なぜ日本のV10やV11に採用されなかったのか疑問だが、改良されたヘッドが採用されれば、ゴミの種類にあわせてヘッドやアタッチメントを付けかえる手間が省けるので嬉しい。

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スイッチのロック機能

歴代のダイソンのコードレスクリーナーは「トリガースイッチ」が採用されている。一回ボタンを押すとスイッチが入る「ワンタッチスイッチ」を採用している他の競合メーカーと違い、常に指でスイッチを引いた状態にしておかないと掃除機が駆動しないのだ。こまめにスイッチのON/OFFができるため、節電効果が得られるメリットがあるものの、ダイソンユーザーの口コミにスイッチを引く指が疲れるなどの批判も散見される。

個人的には軽い力で引けるトリガースイッチを問題とは感じてないが、トリガースイッチをロックする機能が欲しいと思うシーンもある。例えば、車内のような狭い場所を掃除する場合は延長ホースと専用ツールを組み合わせて掃除をするのだが、スイッチがロックできないと両手がふさがって掃除がしにくいのだ。DIYなどの作業中にちょっとした集じん機として使う場合でも、スイッチをクランプなどで引いた状態にして使用することも。

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