ダイソンV6のサイクロンを水洗いしてみた

水洗いは禁止されているけど、やっぱり排気や汚れが気になる

ダイソンのコードレス掃除機の2ティアーラジアルサイクロンを水洗いしてみました。「サイクロン部分を分解した記事」に書きましたが、長く使用しているとシュラウド(網目)の部分やサイクロンの外側に粉じんがたくさんこびりつきます。V6のサイクロンの構造は(DC61/DC62/DC74/V6)共通です。

メーカーの方に聞くとサイクロン内の汚れは想定の範囲内、なのでサイクロン部分のメンテナンスは不要と言われるようですが、それでもサイクロン部分を水洗いする人もたくさんいるようです。サイクロン部分を水洗いする理由は、吸引力が落ちてきたり、運転時の排気が臭くなってきた等の理由が多かったです。

サイクロン交換

排気が臭くなるトラブルは保証対象外

恐らくメーカーに排気が臭くなったことを伝えると、マニュアルに記載されている「フィルターの水洗い」や「クリアビンのお手入れ」を行うように促されると思います。しかし、これらをお手入れを行っても排気の臭いが改善しない場合、おそらくサイクロンの交換を勧められると思います。

コードレスクリーナーのラジアルサイクロンは、公式で購入すると約1万3千円します。ダイソンの正規品には2年保証が付いていますが、掃除機の排気から異臭がするトラブルは、保証期間内でも有償となります。個人的に1万円以上だしてサイクロンを交換するなら、自己責任となりますがサイクロンを本体から取り外して水洗いしてからでも損はないと思います。

この(DC61/62/74/V6)のサイクロン部分はクリアビン・延長ホース・モーターヘッドのように通電箇所がないので、水に濡れて故障することろはありません。ちなみにサイクロンの中心にある筒状のフィルターは内側が汚れる仕組みになっているので、サイクロンを水洗いする前にフィルターを分解して中をしっかり洗うことをお勧めします。

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簡単にサイクロンを取り外せるセパレーターツール

海外の公式サイトで販売されている「セパレーターツール」を使えば、ダイソンのサイクロン部分を本体から簡単に取り外すことが出来ます。この「セパレーターツール」は、先端がクワガタの角のような形状になっており、本体とサイクロンの継ぎ目に差し込むことにより、C型留め輪をすぼめて緩めることができます。

サイクロン部は一度組み立てると分解するのが難しい構造になっています。一般の人では分解するのが難しいですし、分解するとかなり手間がかかります。なので、分解をせずに水洗いをして、どれくらいの汚れがとれて、どれくらいの期間でサイクロン内部が乾くのか検証してみました。

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分解せずにサイクロンを綺麗に洗う方法

ダイソンのサイクロン内部

一番汚れているサイクロンの外側

サイクロンは円錐形になっているため直径が小さいので、ゴミは螺旋状に高速回転しながらクリアビンに落ちていきます。このサイクロン内部の空気の流れるスピードはかなり速く、1478kmと音速を超えているスピードなので、サイクロン内部は意外に汚れていません。

一番汚れている部分は、シュラウドからサイクロンの内部に達するまでの間(サイロンの外側)です。サイクロン外側の入り組んだ場所は、写真の様にかなり粉じんがこびりついています。これが不快な臭いを発生させる粉じんだと、いくらフィルター、ホース、ヘッドをお手入れしても排気の臭いはとれないでしょう。

ちなみに上のサイクロンは定期的にブロワーやコンプレッサーで吹き飛ばしているので、実際はもっと汚れているはずです。

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ダイソンサイクロンの水洗い

底の深いバケツに沈ませる

シャワーで洗った場合、下からシャワーをあてることにより、サイクロンの内側には簡単に水を送ることができますが、外側はどんなにシャワーの水流をあげても、中に水が侵入しにくい構造になっているので、底の深いバケツか湯船に溜めた水に沈ませる必要があります。水に沈ませると空気が抜けてサイクロン全体に水が浸かります。

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カクテルのようにシャカシャカふる

水に沈めて空気を抜いたサイクロン部分を水が流れ出さないように、フィルター部分とゴミが落ちてくる赤い筒の部分を手でふさぎバケツから取り出します。そして、カクテルを作るマスターのようにサイクロンをシャカシャカと上下に振ります。この作業をバケツに溜めた水が透明になるまで繰り返します。自分は5回ほどバケツの水を変えました。

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水をだしたところ

振りまくってサイクロン内部の水を外にだす

水洗いが終わったら、サイクロンを上下左右に振りまくって中の水を外に出します。サイクロン内部に水がはいっていると、振ったときに「ジャブジャブ」と水の音がなるので、必ずこの水の入っている音がなくなるまで振って水を外にだします。

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サイクロンの干し方

逆さまにして乾かす

2ティアーラジアルサイクロンはサイクロンが2層に配置されていますが、2段目のサイクロンに水の溜まる部分がありました。ここに溜まった水はサイクロンを逆さまにしておかないと流れ落ちないので、必ずサイクロンは逆さまにして乾かしましょう。

逆さまにするとフィルター部分が塞がって空気の流れが悪くなるので、通気性をよくするために厘木のような役割をする物を敷いて隙間を開けて乾かします。(逆さまにして物干し竿からぶらさげて乾かす方法もよいかもしれません。)

サイクロン パッキンの素材
ちなみにサイクロン部分の赤いガスケットやパッキンはウレンタンスポンジとゴムのような素材なので、日陰+風通しのよい場所で乾かしましょう。夏場の日向などで急激なスピードで乾燥させると劣化する場合があります。

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2ティアーラジアルサイクロンは何日で乾くのか

1日目

1日目(ど忘れする)

1日目はなんと自分の部屋で乾かしていたのに、分解して中を開けるの忘れてました。(おい)しかし、サイクロン内部は複雑で乾きにくい構造になっているので、フィルターのように24時間で乾かすのは難しいと思います。

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サイクロン水洗い後

2日目(水の溜まる部分に水滴が)

分解してサイクロン部の中を見てみると、水のみで洗っただけですがかなり綺麗になっていました。完璧に汚れがとれいているわけではありませんが、サイクロン外側にカビのようなこびりついた粉じんは消えていました。薄っすら白くなっており、指を当てると取り除ける砂埃のように白化している程度です。

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一番乾きにくいであろうと予想していたウレタン素材のような赤いガスケットは、まだ濡れているだろうと思っていましたが、触ってみたところ湿った感じもなくちゃんと乾いていました。

しかし、サイクロン2層目の水の溜まる部分は、写真では分かりにくいですが、隅のほうでわずかに水滴が残っていました。このまますぐさまサイクロンを組み立てて乾かすことにしました。

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サイクロン 乾燥

3日目(乾いた)

毎日、分解して組み立ててるのが面倒くさいので、乾いていることを願いながら分解して見てみると、問題のサイクロン2層目の水の溜まる部分に残ってたわずかな水滴は乾燥していました。(歓喜)

早速、サイクロンを組み立てて本体に接合してスイッチを入れみました。ポストモーターフィルターを外して、排気の臭いを犬のように嗅いでみましたが、不快になるような嫌な臭いもしませんでした。

ネットではサイクロン部分を水洗いしてから排気が臭くなったという記事もありますが、ちゃんと汚れをとって完全に乾燥させてしまえば、洗剤などを使わなくても排気は臭くならないと思います。

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早く乾かすポイント

サイクロンの乾かし方

シュラウドを扇風機の風に当てる

サイクロン内部がちゃんと乾いているか不安だったり、早く乾かしたい場合は扇風機やサーキュレーターの風に当てておくと効果的だと思います。サイクロンの上部から風を当ててもサイクロン内部には風がいかないので、下から風を当てたほうが効果的です。サイクロンの内側はすぐに乾きますが、外側が乾きにくい構造になっているので、シュラウド(メッシュ)の窪みに風がはいるように固定しましょう。

ダイソンのサイクロンを水洗いした方の中には、水洗いをして余計に排気の臭いがひどくなったとか、洗剤(カビ取り)を使わないと悪臭が消えないという記事もありますが、きちんとサイクロンに付着した粉じんを除去し、完全にサイクロン内部を乾燥させれば不快な臭いはしないはずです。