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パワーヘッドを搭載したマキタのコードレスクリーナー(マキソン!)

パワーヘッド搭載モデルの期待

マキタの電動工具を持っている人の中には、同社の充電式クリーナーを所持しているユーザーも多いかと思います。充電式クリーナーに標準付属されているヘッドは、フラットな床面の掃除は得意なものの、カーペットの清掃の苦手という欠点もあるので、回転ブラシを搭載したパワーヘッド(モーターヘッド)を採用したモデルが発売されないかと待ち望んでいるユーザーも多いのではないでしょうか。

10年以上ノーマルヘッドを貫き通す

マキタのプロシリーズは2009年に最初のモデルとなるCL140FDをリリースし、その後10年以上競合メーカーとアップデートを繰り返した結果、14.4Vや18Vシリーズを凌駕するパワフルさを実現するだけでなく、簡単にゴミ捨てが行える集じん方式や、静音性を抑える進化を遂げました。しかし、床用ヘッドは回転ブラシのないノーマルヘッドを貫き通しており、軽くてシンプルな使いやすさを追求しています。

ダイソンとマキタが合体可能な変換アダプター

しかし、マキタのパワーヘッド搭載モデルをお求めの方へ朗報です。マキタのコードレス掃除機にはパワーヘッドが搭載されたモデルはまだ存在しませんが、マキタのバッテリーをダイソンの掃除機に取り付けて使用できる『バッテリー変換アダプター』が登場しました。本体はダイソンですが、見方を変えると、パワーヘッドを搭載したダイソンがマキタのコードレス掃除機に変身した捉えかたもできます。

変換アダプターの取り付け方

バッテリー変換アダプターの取り付け方は簡単です。先ず本体にネジ止めされているダイソンの純正バッテリーを取り外し、代わりにバッテリー変換アダプターをネジ止めします。

バッテリーはマキタの電動工具と同様にワンタッチで着脱できるので、予備バッテリーを用意することで長時間の掃除にも対応するうえ、約20分でフル充電することも可能です。

バッテリー変換により誕生した「マキソン」のコードレス掃除機

本機はダイソンですが、マキタの電動工具のバッテリーを取り付けられるようになったので、これはモーターヘッドを搭載したマキタのコードレス掃除機(マキソン)と言っても過言ではありません。

元のバッテリー(21.6V)より電圧は低くい仕様になりましたが、パワーヘッドを装着すれば、ダストピックアップ(ゴミの除去率)はメイン機として使えるレベルです(4:09)。

また、DC74に9年前に購入したBL1830を装着してみたところ、パワーヘッドを装着した状態で約17分間使用することができました(4:50)。

パワーヘッド待望派への提案:バッテリー変換アダプターを活用したマキソンの導入

Moccdor
🔋互換性: この製品は、マキタのバッテリーと互換性があるように設計されたダイソン V6 コンバーターです。 さらに、DC58、DC59、DC61、DC62、DC72、Absolute、Animal、Motorhead、Slim、SV03、SV04、SV05、SV06、SV07、および SV09 を含むさまざまな Dyson V6 モデルとも互換性があります。

以前からダイソンをマキタのバッテリーで駆動できる変換アダプターを自作した猛者は散見されましたが、2022年頃から変換アダプターを販売する業者が見られるようになりました。現在は類似品がたくさん出回っており、価格(2,000円前後)がいい感じに下がってきています。

筆者の様に10年前からマキタのパワーヘッド登場に待ち望んで諦めた方は、バッテリー変換アダプターを利用してマキソンにしてみてはいかがでしょうか。パワーヘッドで大量の木くずを吸うと、ブラシが弾き飛ばしてしまうので、木材を加工する建築現場やDIYの用途では不向きですが、カーペットのゴミを掻き出しながら清掃できるので、家庭のフロア清掃として使う場合はメリットが大きいです。

変換アダプターは(DC35/DC45)(DC62/DC74/V6)(V7/V8)用の3種類が販売されており、綺麗な空気を排出する機種ならHEPAフィルターを搭載している(V6/V7/V8)、簡単にゴミを捨てられる機種ならワンタッチでゴミ捨てができる機構を搭載した(V7/V8がおすすめです。なお、マキタのバッテリーだけでなく、競合のHiKOKIのバッテリー用の変換アダプターも販売されています。

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