フラットアウトツールの特徴
- ・モーターが内蔵されているから重たくて取り回しにくい
- ・回転ブラシが回転するから後にスライドさせにくい
- ・回転ブラシに髪の毛が絡んでお手入れが面倒
モーターヘッドの欠点
ダイソンのコードレス掃除機に標準装備されているモーターヘッドは集じん率が高い長所がありますが、「ブラシバー」と「モーター」が内臓されているので重たくて取り回しにくいという短所もあります。
また、掃除をすると必ずヘッドのブラシに「髪の毛」「ペットの毛」「カーペットの繊維」等が絡みつくので、絡みつくゴミが多い環境だと、毎回ヘッドからブラシバーを取り外して手入れをしれなければいけません。
回転ブラシがないから、軽い+髪の毛が絡まらない
そこで、「ダイソンの専用ツール一覧」で紹介している「フラットアウトツール」を装着すると、上記に記載したモーターヘッドの欠点が解消されます。このヘッドは回転ブラシやモーターが搭載されていない「ノーマルヘッド」なので、ゴミをダイレクトに吸引してくれます。
「ノーマルヘッド」は非常に軽い作りになっているので手に負荷がかかりませんし、ブラシに絡みついたゴミを取り除く面倒なお手入れから解放されます。また、ブラシが回転していないので、ヘッドの前後動作に負荷がかからないため、軽快にヘッドを動かすことが可能になります。
吸引動画
上は大鋸屑を吸い取った動画です。モーターヘッドに比べると、ダストピックアップ率(ゴミの除去率)は落ちますが、フローリングに落ちている、目に見えるようなゴミだけを吸い取る場合は最適です。
後方にはブラシもついているので、床に付着した埃をかきだすことも出来ます。ただ、カーペットやラグからゴミをかきだす能力は低いので、絨毯の奥深くに入り込んだゴミの掃除は苦手です。
モーターヘッドは床やゴミの種類によってはオーバースペック
わたしは毎日掃除をしていますが、毎日掃除をしていると床に落ちているゴミは、「埃」「チリ」「髪の毛」程度です。カーペットを敷いている部屋も少なく、こんなゴミを吸引するのにモーターヘッドは大げさなので、電動工具メーカーに装備されているような「ノーマルヘッド」がダイソンにもあればいいのになとずっと思っていました。
また、お菓子の食べこぼしや目についたゴミを掃除する場合、モーターヘッドより、ゴミをダイレクトに吸引する「ノーマルヘッド」のほうが、手っ取り早く掃除ができます。例えば、目の前にダイソンとマキタクリーナがあって、床に落ちたお菓子の食べカスを掃除しようと思ったとき、迷わずマキタクリーナーを手に取るでしょう。
フラットアウトツールの欠点
この「フラットアウトツール」、モーターヘッドと同じようにヘッドと床の隙間が狭い設計になっているので、カサのあるゴミや積もっているゴミを吸い取るのが苦手です。また、自分の体感では「モーターヘッド」や「ハードフロアツール」より吸引力も低下します。
ちなみに「ハードフロアツール」は、ヘッドと床の隙間が広くなっているので、カサのあるゴミも吸い取ることができます。
まとめ
ゴミをダイレクトに吸引するから面倒なメンテから解放される
いかがでしょうか、「フラットアウトツール」は、掃除機のヘッドに絡みついた髪の毛のお手入れに悩んでいる方、軽いヘッドで平たい床面(畳・フローリング)から、埃やチリを吸い取りたい方に最適なヘッドです。
面倒なブラシバーのお手入れから解放され、手に負荷をかけることなくスイスイと掃除をすることが出来ます。もちろんダイソンが販売しているハンディークリーナーやコードレスクリーナー、全ての機種に装着することが可能です。