題名: ダイソンDC45が急停止するときの対処方法メッセージ本文:
掃除機を使っている状態の時に、モーター音があおるようになり(音に強弱)、吸引力も弱くなったようです。フィルターの掃除をし、充電も十分しましたが同じです。
何が原因でしょうか?
モーター音が弱い一瞬は、吸引も止まっているように感じます。
教えていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ダイソンが息継ぎ(途切れ途切れに唸る)する症状は、モーターを保護する自動停止装置が作動しているから!
掃除機のような大電流を流しているモーターの回転を無理やり止めようとしたり、負荷をかけて減速させると、モーターはあっという間に過熱して故障してしまいます。
掃除機のフィルターが目詰まりしたり、空気の流入路にゴミや異物が詰まると、モーターに負荷がかかるため、その状態で運転を続けているとモーターが焼けてしまいます。
ダイソンのコードレス掃除機は、フィルターが目詰まりしたり、空気の流入路にゴミや異物が詰まると、モーターの過熱を検知して「自動停止装置」が働いてモーターを保護します。
動画(0:03)のように、モーター音が断続的(途切れ途切れ)に唸るような症状がでている場合は、モーターを保護する「自動停止装置」が作動している可能性が高いです。フィルターをお手入れしたり、下記を参考に異物が風路に詰まってないか確認します。
ダイソンのゴミが詰まりやすい場所
- 「ヘッドの吸込口」
- 「ヘッドの首」
- 「ストレートパイプ(延長管)」
- 「クリアビン(ダストカップ)の流入口」
ダイソンのコードレス掃除機で上記の場所にゴミが詰まりやすいです。ゴミが通過する[クリーナーヘッド][ストレートパイプ][クリアビン]の各パーツを外して異物が詰まっていないか確認してみてください。各パーツを外しながらスイッチを入れると、どこに詰まってるのか特定しやすいです。
基本的に大きなゴミは空気の曲がる箇所で詰まりやすいため、クリーナーヘッドの首の部分や、クリアビンの空気やゴミが通過する流入口のとこにゴミが詰まっていることが多いです。
逆流防止弁が開かない状態になっている
ダイソンのコードレス掃除機にはクリアビンに回収したゴミが落ちないように、クリアビンの吸口に[逆流防止弁]が配置されています。
逆流防止弁は普段は閉じた状態になっていますが、スイッチをONにするとゴミと空気が通過するように逆流防止弁は開いた状態になります。
この逆流防止弁が何らかの原因でスイッチをONにしても閉じた状態になっていた場合、モーターの自動停止装置が働きます。
クリアビン吸込口の奥にあるグレーのプラスチックの蓋(逆流防止弁)をノズル接続口側から指や細い棒のようなものを差し込み、押し込んでみたり、掃除をしてみてください。
フィルターのお手入れを怠って目詰まりしている
掃除機の風路に異物などが詰まっていなかったり、逆流防止弁が閉じっぱなしになっていないにも関わらず、モーターが唸るような症状がでている場合は、フィルターが目詰まりしている可能性が高いです。
ダイソンのコードレス掃除機は、1年ほどフィルターのお手入れをしなくても強い吸引力が持続するために、フィルターのお手入れをさぼる人が少なからずいます。また、フィルターの存在を知らなかったという人もちらほら見かけます。
DC62以降のモデルはプレフィルターの形状が楕円形から筒状に変更されています。この筒状のフィルターはお手入れをしなくても長いあいだ綺麗な状態を保ちますが、ゴミが目詰まりして汚れる箇所は外側からは見えない内側になるため、フィルターが汚れていても分解しないとわかりにくいです。
最初に説明した通り、フィルターが目詰まりしている状態で使用続けると、モーターに負荷がかかるうえ、バッテリーの劣化が早まる原因にも繋がります。使用する頻度やゴミの種類によって変わりますが、基本的にフィルターは1ヶ月に1度は水洗いするように心がけましょう。
それでも症状が改善しない場合
モーター吸引が息継ぎするようなことはなく、トリガースイッチを引くと数秒で停止する場合は、ダイソンのサポートセンター(0120 -295 -731)にお問い合わせください。本体が故障していたり、バッテリーが劣化していたり故障している可能性が高いです。
最初に症状の原因特定のため、ランプの状態やシリアル番号を聞かれると思うので、あらかじめ確認情報を用意しておくとスムーズに話しが進むかと思います。お役に立てなくて申し訳ありません。
・ランプの状態(例:(点灯、点滅の場合、高速=0.1秒周期、低速=1秒周期)
・DC45のシリアル番号はフィルターを剥がした本体側に記載されています。