トリガースイッチは指が疲れる
電動工具メーカーのコードレスクリーナーのスイッチには、〔ワンタッチスイッチ〕」〔トリガースイッチ〕の2種類があります。
トリガースイッチは指で引いている間だけONになるので、狭い場所の掃除や部分的に掃除する用途に適しています。また、こまめにスイッチをOFFにすることができるので電池の節約効果もあります。
しかし、トリガースイッチは少し固いので5~10分と掃除をしているとトリガーを引いている指がしんどくなってきたり、痛くなる人もいるようです。私自身も最初はこの程度であれば疲れないと思っていましたが、長く掃除をしていると指がだるくなってくることがありました。
トリガースイッチが軽い機種と重い機種がある
そして、ダイソンのコードレスクリーナーもトリガースイッチなので、同じように指が痛くなるんだろうなーとは思っていたのですが、電動工具メーカーのトリガースイッチに比べるとびっくりするほど軽いので驚きました。ほとんど力を入れなくてもスイッチを引くことができるほどの軽さです。
なぜ、悪い評価があるのか
しかし、ダイソンの口コミレビューやYoutubeの使用感想を見ているとトリガーを引く指が痛くなると言っている人が大勢いらっしゃいます。
機種 | DC35 | DC45 | DC62 | DC74 | V6 |
トリガー | 堅い | 堅い | 軽い | 軽い | 軽い |
これはダイソンのスペック表を作っているときに知ったのですが、2ティアーラジアルサイクロンが採用されたモデルからスイッチが軽くなっているようです。
DC45/DC35のモデルはスイッチが堅くなるので、恐らくスイッチが堅い・重いというレビューをつけている人はDC45以前のモデルを使っているユーザーだと思います。
結局、何を使っても腕はだるくなる
これはどのスティック型コードレスクリーナーにも言えることかもしれませんが、長く掃除をしていると腕がだるくなってきます。
はじめてダイソンの本体を持ったときに予想以上に軽かったのですが、ヘッドをつけると延長管の先端に鉛がついたように重たくなります。特に従来のカーボンファイバーブラシ搭載ヘッドより、新しいソフトローラークリーナーヘッドのほうが重たく感じます。サイズも質量も新しいヘッドのほうおが少し重たくなっています。
なので軽いコードレスクリーナーを求めている場合は、ヘッドやホースがチープな電動工具メーカーのコードレスクリーナーのほうが個人的に掃除がしやすく感じました。ちなみに業務用のマキタと日立工機を比較すると、バッテリーを同じ容量にすると本体の質量はほぼ同じになりますが、マキタのほうがバランスがいいので若干腕が疲れにくくなりました。(といってもどのクリーナーでも長時間掃除をしていると腕は疲れます。)