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枕のダニ対策に「黒枕干し袋」

■カーペット1㎡に最大1,000匹も存在
■皮膚(細胞)やフケを餌として食べる
■ダニは1日20回以上フンをする
■ダニの死骸やフンがアレルゲン物質となる

寝具の内部に潜む怪物「ダニ」

ダニについて調べていると、今すぐ寝具を掃除したくなるほど気持ちが悪くなりますよね。ダニは寝具やカーペット1㎡に最大1,000匹も存在しているようです。一体何を食べて生活をしているのかというと、私たちの体から剥がれ落ちる細胞(皮膚)をエサとして生きています。そのエサを食べたダニは1日に20回以上フンをします。

ダニよりフンや餌を吸い取ることが大事

そしてダニがいる場所に人が座ったりすると、ダニの死骸やフンなどが飛び散り30分以上も空気中に浮遊し続けるようです。これらのアレルゲン物質は目に見えないほど小さいので、私たちの目や鼻から体内へと簡単に入り込みます。人によってはこれらのアレルゲン物質が喘息やアレルギーの原因となります。

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ダニは50~70℃で死滅する

普段からこまめに吸引力の強い掃除機で掃除をすることはダニ対策として大切なことだと思いもいます。しかし、吸引力の強い掃除機や布団クリーナーなどを使って掃除をしても、寝具の内部にひそむダニを撲滅させることは難しと思います。

以前、ダニは50~70℃で死滅するという記事を書きました。高熱がダニの弱点ということでコインランドリーで布団を乾燥させたり、炎天下の日に車の中に布団を入れてダニを退治する人がいるようです。しかし、手間がかかるということで、今回布団干し袋(黒)を購入して、夏が終わる前にどれだけ温度が上昇するのか調べてみました。

時間

干し袋内の温度
12時42℃
13時48℃
14時41℃
15時37℃
16時測り忘れる
測った日(8/22)

最も温度が高くなる時間帯

まずはじめに最も気温が高くなるのは、14:00~16:00頃のようです。12:00頃に太陽がもっとも高い位置に昇るようですが、最初に温度が最高になるのは地上、次にあとから遅れて気温が上昇していくからみたいです。

ということで、干し袋の中は14:00~16:00頃が一番温度が高くなるのかなと思っていましたが、一番気温が上昇した時間帯は、地上の温度が最高になる12:00~13:00頃でした。気温のほうは確かに12:00より14:00以降のほうが暑くなりました。(室内温度34℃)

手を入れるとコタツのように暑い

気温を測った日が8/22で、ベランダには屋根(ポリカネード)があるので、屋根のない場所や7月だと50℃を越えることもあるかもしれません。多分、一番手前の物干し竿に引っ掛けておいたので、壁から離れた場所の物干し竿に引っ掛けておいたら50℃近くに達したかもしれません。

ガッテン!のソースでは、ダニを死滅させるのに”50℃の熱で20~30分”と記載されているので、全滅は無理でも少しは数を減らせたのではないのかなと考えています。(内部は50℃に達さないため)

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黒枕干し袋

今回、私が使用したものは干し袋(枕用)です。現在、テントの中で生活しているので布団を敷いて寝ることができません。寝袋やブランケットで寝ていますが、けっこう枕干し袋のサイズが大きいので折りたためば、枕以外に、タオルケット、座布団、寝袋も折りたためば余裕で入るほどのスペース。(Size:W630×H500×2)

ちなみに収納するスペースが2ヶ所あり、ジッパーを開けると横から入れることができます。フックがついているので物干し竿にもかけることができます。素材はポリプロピレン(不織布)なので硬く丈夫な作りになっています。扇風機(弱)くらいの風は通さないくらい気密なので多少の風が吹いても温度が下がることはないでしょう。

購入したときの価格が枕用が390円、布団用は840円なので、昔、通販で販売したいものより随分と安価です。