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60台以上持ってるマニアが教えるスティックコードレス掃除機の選び方

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コードレス掃除機を選ぶポイントのまとめ

今、人気の使いたいときにサッと使えるスティック型コードレス掃除機を購入を考えているものの、家電量販店に足を運んでみると、様々なメーカーの製品がズラッと並んでいるのを見て、どれが自分に合っているのか迷ってしまう方も多いのではないだろうか。

また、2014年頃から、ダイソンやエレクトロラックスに次いで、日本の電機メーカーもメインの掃除機として使える高機能な製品を次々に発売しており、スティック業界の構図が激変。決して安い買い物にはならないので、絶対に失敗したくない方も多いことだろう。

最近の高機能タイプのコードレス掃除機は、各メーカーともに独自の特徴を打ちだしているため、何をするかで選び方が変わってくる。このページでは様々なメーカーの製品を使ってきたわたしが、あなたの背中を押すべく、後悔しないコードレス掃除機の選び方をご紹介しよう。

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目次
    1. コードレス掃除機を選ぶポイントのまとめ
  1. コードレス掃除機の種類
    1. 「ローエンドタイプ」と「ハイエンドタイプ」の違い
    2. 「ローエンドタイプ」の特徴
    3. 「ハイエンドタイプ」の特徴
  2. 形状
    1. スティック型コードレス掃除機には2種類のタイプが存在する
    2. 重心が上にある「ハンディタイプ」の特徴
    3. 重心が下にあるスタンドタイプの特徴
  3. 重量
    1. 「ハンディタイプ」で軽さを重視するポイント
    2. 「スタンドタイプ」で軽さを重視するポイント
  4. 吸込仕事率(吸引力)
    1. 吸込仕事率を公表している「ローエンドタイプ」
    2. 「紙パック式」はゴミ捨てが簡単だが、吸引力が低下しやすい
    3. 「フィルター式」は強い吸引力を維持できるが、ゴミ捨てが面倒
    4. 「ハイエンドタイプ」は吸込仕事率を公表してないメーカーが多い
    5. 吸引力だけでなく「集じん方式」や「モーターヘッド」も重視しよう
    6. 大事なポイント1:強い吸引力を維持できるかは「集じん方式」にかかってる
    7. 大事なポイント2:ゴミの除去率はモーターヘッドによって変わる
  5. 集じん方式
    1. 面倒なゴミ捨てとフィルターお手入れ
    2. 紙パック式の特徴
    3. シンプルなフィルター式の特徴
    4. 1段式サイクロンの特徴
    5. 2段式サイクロンの特徴
  6. リチウムイオンバッテリー
    1. 「連続使用時間」と「充電時間」バッテリー容量や充電方法によって異なる
    2. 「内蔵式」と「セパレートチャージ式」の違い
    3. メーカーによってバッテリーの交換費用が異なる
  7. 収納方法
    1. 収納ホルダーは「壁掛け式」と「スタンド式」の2種類がある

コードレス掃除機の種類

「ローエンドタイプ」と「ハイエンドタイプ」の違い

現在、各メーカーから様々な製品が登場しているが、コードレス掃除機の種類を大別すると、サブ機として最適な「ローエンドタイプ」と、メイン機の代わりになる「ハイエンドタイプ」の2種類が存在している。それぞれ長所と短所が異なるので、コードレス掃除機のタイプを間違えると、用途にそぐわないものであったり、オーバースペックになってしまうこともあるので、それぞれの特徴を理解してライフスタイルに合ったものを選ぼう。

「ローエンドタイプ」の特徴

▽キャニスター掃除機のサブ機として最適な「ローエンドタイプ」
・価格が1万円台の製品が多い
・バッテリーの電圧が低い製品が多い
ノーマルヘッドを標準装備している

ローエンドタイプの製品は基本的に、低電圧のバッテリー(7.2V~10.8V)が採用されているため、本体に延長管とヘッドを装着した重量が1kg前後の軽量モデルが多く、家事をする主婦や力のないシニアから高い支持を得ている。床用ヘッドには、回転ブラシの付いていない軽くてコンパクトな「ノーマルヘッド」を標準装備。価格も1万円台というリーズナブルな価格で販売されていることから、目についたゴミをサッと掃除ができるサブ掃除機用として人気が高い。

さらに、サブ機といえどあまりに軽く使い勝手がいいことから、これ1台で普段の家の掃除をしてしまうユーザーも非常に多く、メイン機であるキャニスター掃除機が埃をかぶってしまうこともあるほど依存度が高い。我が家でも毎日の掃除は、軽いローエンドタイプの製品を使用し、休日はモーターヘッドを搭載したキャニスター掃除機やハイエンドタイプの製品で、みっちりと掃除をしている。

 

ローエンド機 4つのメリット

・軽い製品が多いから→ 手首に負担がかかりにくい
・ノーマルヘッドだから→ フローリングのような平たい床の掃除が得意
・回転ブラシがついてないから→ 髪の毛やペットの抜け毛が絡みつかない
・回転ブラシがついてないから→ 固形のゴミを弾き飛ばさない

 

ローエンド機 3つのデメリット

・電圧の低い製品が多いから→ 吸引力が弱い
・連続使用時間が短いから→広範囲の掃除は苦手
・回転ブラシがついてないから→ カーペットやラグの掃除が苦手
・ヘッドがコンパクトだから→ 広範囲の床を効率よく掃除ができない

ローエンドタイプの製品を販売しているメーカーは、基本的に小型+軽量の7.2V~10.8Vバッテリーを採用している。そのため、本体は片手で軽々と持てる重さとなっており、力のない女性やシニアの人から多くの支持を得ている。特にマキタの製品は通販生活の年間売り上げで1位になったり、家電量販店で高機能モデルと一緒に並んでいることからも、人気の高さがうかがい知れる。

ただし、基本的に電圧と容量が低いバッテリーが採用されているコードレス掃除機はパワーが弱くなるため、電高圧のバッテリーが採用されているハイエンド機の製品と比べると吸引力や稼働時間が劣る。それでも、毎日家の床に発生する埃・塵・髪の毛などのようなゴミは簡単に吸い上げるパワーを持っていることから、ちょっと目についたゴミなどをサッと掃除する「ちょいがけ用」として最適だ。

7.2V~10.8Vの製品の吸引力や連続運転時間に不満がある場合は、マキタなどの電動工具メーカーが販売している、高電圧+大容量の14.4V~18Vバッテリーを採用している業務用モデルがおすすめだ。プロ用電動工具にも搭載されているバッテリーがハンドル下に配置されているため、手首に負担がかかりやすい欠点が存在するが、7.2~10.8Vの家庭用モデルに比べると、吸引力が顕著にパワフルになり、連続使用時間が長くなることから、家庭で使う人も多い。

ローエンドタイプの床用ヘッドは、「ノーマルヘッド」を標準装備されている。ノーマルヘッドの特徴は、絨毯の奥に入り込んだゴミや、繊維に絡みついた髪の毛をかきだせる回転ブラシが付いてないので、カーペットやラグの掃除は苦手なものの、フローリングや畳のような平たい床面の掃除が得意としている。また、軽くてコンパクトな設計になっているので使い勝手がよく取り回しやすい。

そのほかに、ヘッドの吸込口に回転ブラシが付いていないため、回転ブラシが弾き飛ばしてしまう固形のゴミ(ペットの餌・砂など)を吸い込むのが得意であったり、髪の毛やペットの抜け毛のような糸状のゴミを回転ブラシに巻きつけずに吸い込むことができるので、面倒なお手入れから解放される。そのため、電動工具メーカーの製品は、嵩のあるゴミが落ちている建築現場でもよく使用される。

「ハイエンドタイプ」の特徴

▽キャニスター掃除機のような本格的な掃除ができる「ハイエンドタイプ」
・3万円を超える製品が多い
・18V以上のバッテリー搭載している
モーターヘッドを標準装備

ハイエンドタイプの製品は、基本的に21.6V以上の高電圧のバッテリーと、回転ブラシがついた集じん力の高いモーターヘッドを搭載しているため、キャニスター掃除機のように本格的な掃除ができる。バッテリーも高電圧かつ大容量のものが採用されている製品が多いので、一回の充電で家一軒のフロアを掃除できる製品も多く存在する。その他に、サイクロン方式を採用している製品が多いため、シンプルなフィルター式を採用しているローエンド機と比べると、フィルターが目詰まりしにくく、強い吸引力を維持しやすい。

従来のコードレス掃除機は、サブ掃除機という位置づけであったが、2013年にダイソンがメイン機の代わりになりうるパワフルなDC62を発売したのをきっかけに一気にスティック型クリーナーが人気となった。それまで、ダイソン1強の時代が続いていたが、翌年(2014年)から国内の大手電機メーカーも遅れてコードレス市場に参入。現在では各メーカーともに独自の特徴を打ち出した高機能な製品が登場している。価格は3万円以上する製品が多く、キャニスター型掃除機より高額なモデルも多く存在する。

 

ハイエンド機 4つのメリット

・吸引力が強いから→ メイン機として使える
・連続使用時間が長いから→ 広範囲を掃除できる
・回転ブラシが付いてるから→ カーペットやラグの掃除が得意
・アタッチメントが豊富な製品もあるから→ 幅広い掃除ができる

 

ハイエンド機 4つのデメリット

・重量が重い製品が多いから→ 手首に負担がかかりやすい
・回転ブラシが付いてるから→ 髪の毛やペットの抜け毛が絡みつきやすい製品が多い
・回転ブラシが付いてるから→ 固形のゴミを弾き飛ばしてしまう
・2kg以上の製品が多いから→ 手首に負担がかかりやすい

ハイエンドタイプの製品が標準装備している「モーターヘッド(パワーヘッド)」の特徴は、ヘッドの吸込口に専用モーターで回転するブラシを搭載しているため、フローリングや畳の溝に溜まったゴミから、カーペットやラグの奥深くに入り込んだゴミを集じんする能力が優れてことにある。ただし、ペットの餌・砂のような固形のゴミは、回転ブラシが弾き飛ばしてしまったり、髪の毛のような糸状のゴミがブラシに絡みつきやすいため、定期てにお手入れが必要になる製品も多い。

ハイエンドタイプのバッテリーは、21.6V以上の高電圧+大容量のバッテリーを搭載している製品が多いので、ローエンドタイプの製品より、長い連続使用時間と強い吸引力を兼ね備えている。メイン掃除機として本格的な掃除ができるものの、吸引力はキャニスタ型掃除機に比べると劣る。しかし、前述したようにモーターヘッドを標準装備しているため、回転ブラシがかきあげたゴミは、確実に吸込口に運ばれ吸引されるため、フローリングやカーペットのダストピックアップ率(ゴミの除去率)に大きな差はない。

ハイエンドタイプの製品はアタッチメント(専用ノズル)の種類が豊富なのも魅力となっている。一般的なローエンドタイプの製品は、標準の床掃除用ヘッドに加え、隙間ノズルが付属されているのみなので、フロアから家具の隙間や窓のサッシの掃除しかすることができないのだ。一方、ハイエンドタイプの製品には、床の掃除から、家具などの卓上、ソファーやカーテンの布製品、布団や枕などの寝具、車内の掃除など幅広い掃除ができるアタッチメントが豊富な製品が増えてきている。ただし、最近は、アタッチメントの種類を少なくして、価格を落とした下位モデルも存在するので注意したい。

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形状

ハンディタイプスタンドタイプ
重心が手元にあるスタイル重心が床下にあるスタイル

 

ハンディタイプを採用しているメーカー

ダイソン、日立、東芝、シャープ、三菱、パナソニック、電動工具メーカー、±0、アイリスオーヤマ

 

スタンドタイプを採用しているメーカー

エレクトロラックス、日立、アンカー、パナソニック、アイリスオーヤマ

 

スティック型コードレス掃除機には2種類のタイプが存在する

今人気のスティック型コードレス掃除機には、「ハンディタイプ」と「スタンドタイプ」の2種類が存在し、それぞれ特徴が異なるためライフスタイルに合ったものを選びたい。基本的に家電メーカーはどちらかの形状を採用している。

※パナソニックは2016年からスタンドタイプからハンディタイプに変更。また、ローエンドタイプの製品を販売しているアイリスオーヤマは「ハンディタイプ」「スタンドタイプ」どちらの製品も販売している。

重心が上にある「ハンディタイプ」の特徴

■本体に延長管を装着して使うから、キャニスター掃除機のように取り回しやすい。
■ヘッドと延長管を取り外せるから、ハンディ掃除機として使える。
■重心が手元に集中しているから、高い場所や狭い場所の掃除が得意。
■重心が手元に近いから、軽い力でヘッドの上げ下げができる。
■重たいパーツが手元に集中しているから、手首に負担がかかりやすい。
■重心が上に集中しているから、自立できないモデルが多い。

ハンディタイプはダイソンのように重心が上にあり、ハンディクリーナーに延長管とヘッドを装着した設計となっている。そのため、延長管を取り外して本体吸込口にノズルを装着すればハンディクリーナーとして使うことも可能。スティック時の使い勝手はキャニスター掃除機に似ており、押す、引く、曲げる操作にしっかり追従する延長管とヘッドで、天井などの高い場所から、家具下などの狭い隙間も小回りよくスムーズに掃除ができる。その他に、重心が手元に集中しているため、部屋の境目に存在する段差をまたいだり、ヘッドを方向転換させるときに、スタンドタイプの製品より軽い力でヘッドを上げ下げできる。

ただし、どうしても重たいバッテリーやモーターが手元に集中しているため、5分ほど掃除をしただけで手首がだるくなってくる製品も多く、女性が使うにはまだまだ重たいと感じる人が多いかもしれないことだろう。また、重心が上にあるため、スタンドタイプの製品のように自立させることができない製品が多く、立てかけて収納したい場合は、収納用ホルダーを壁にねじ止めする必要がある。そのため、壁に穴を開けられない賃貸住宅などでは立てかけて収納することが難しい。ただし、当サイトで紹介している「ディアウォール」や「クリーナースタンド」を使えば、立てかけながら省スペースに収納することも可能だ。

重心が下にあるスタンドタイプの特徴

■重心が下にあるから、手首に負担がかかりにくい。
■重心が下にあるから、自立させることができる。
■充電スタンドに置いて収納できるから、サッと取り出して掃除ができる。
■充電スタンドに置くだけで、収納と充電が同時にできる。
■かさばるパーツが床下近くに集中しているから、家具下の狭い隙間の掃除が苦手。
■重心がハンドルから離れているから、高い場所の掃除をすることができない。
■重心がハンドルから離れているから、ヘッドの上げ下げをする際に手首に負担がかかる。

スタンドタイプはエルゴラピードのように重心が下にあり、スタイリッシュなデザインに惹かれるユーザーも多い。重心が床下近くにあるのは、ヘッドを床につけて掃除をしている際、手首に掃除機本体の重さがほとんどかからないからである。また、ハンドユニットをスティック本体から取り外せる製品が多く、ハンディクリーナーはコンパクトでサッと取り出せ使いやすい。さらに、簡単に自立させることができるので、掃除中に床に落ちている物や家具をどかしたりするとき、すぐに掃除を中断させることができる。さらには、付属されているスタンドに置くだけで収納+充電ができるので、充電や掃除の開始がサッとできるのも嬉しい。これらの点をもっとも評価するユーザーも多い。

ただし、ハンディタイプの製品に比べると、質量が重たい製品が多いうえ、重心がハンドルから離れているため、部屋の段差をまたいだり、ヘッドを方向転換させる際に、本体を持ち上げるとズッシリとした重さが手首にかかる。そのため、ヘッドを上げ下げする動作が多い場所を掃除すると、すぐに手首や腕がだるくなったり、天井のような高い場所をハンディタイプのように軽々と掃除ができないのが残念なところ。その他に、床下近くにモーター、バッテリー、ダストカップが集中しているため、延長管を取り付けて掃除するハンディタイプと比べると、小回りが利かないことと、家具下などの狭い隙間の掃除が苦手という短所も存在する。

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重量

「ハンディタイプ」で軽さを重視するポイント

ダイソンのように重心が上にあるハンディタイプのスティック型コードレスクリーナーは、キャニスター型掃除機のように、本体に細い延長管を取り付けて床の掃除ができるため、ヘッドを小回りよくスムーズに取り回すことができ、使い勝手がよくて人気がある。また、バッテリーやダストカップのようなかさばるパーツが手元に配置されているため、家具と床の隙間のような狭いところから、エアコンが設置されてるような高いところの掃除も得意としている。

しかし、どうしても重たいバッテリーやモーターが手元に集中するため、手首に負担がかかりやすい短所もある。特にハイエンドタイプの製品は2kg以上の製品が多く、女性が使うにはまだ重たいと感じる人も多い。さらに、重たいモーターヘッドが標準装備されているため、ヘッドを上げ下げする動作が多いと腕がだるくなりやすい。また、同じ質量の製品であっても、重心バランスによって体感重量が変わるため、5分ほど掃除をしただけで、手首がだるくなるなどといった批判的なレビューも多い。

そこで、軽い掃除機を求める場合は、本体の質量だけに目を向けるのではなく、実際に家電量販店などに並んでいる製品を手にとって、ヘッドを前後にストロークさせたり、ヘッドを上げ下げしてみることをおすすめしたい。特に2kg以上のハイエンドタイプの製品は、重量の数値以上に重心バランス(モーター、バッテリー、サイクロン部の配置場所)の設計が手首にかかる負担に大きく影響しているからだ。

「スタンドタイプ」で軽さを重視するポイント

エルゴラピードのように重心が下にあるスタンドタイプのスティック型コードレスクリーナーは、スタイリッシュなデザインや生活感を感じさせずに収納することができるため人気が高い。また、重たいモーター、バッテリー、ダストカップが床下近くに配置されているため、ヘッドを床につけて掃除をしているときは、手首にかかる重みがほとんど感じられず、手首や腕に負担をかけずに掃除ができる。また、スティック本体からハンドユニットを取り外せる2in1スタイルの製品は、サッとハンディクリーナーとしても使えるので、この点を評価するユーザーも多い。

ただし、軽い力でヘッドを前後に動かせるものの、本体質量がハンディタイプの製品より重たいうえに、重心が床下近くに集中しているため、本体を持ち上げた際に手首にかかる負担はハンディタイプの製品より大きくかかる。スタンドタイプの製品は、軽い力で掃除ができるという絶賛レビューもあれば、重たくて掃除がしにくいという不評レビューが存在するのはこのためだ。わたし自身も、ヘッドを上げ下げする回数が多くなる障害物が多い部屋や、家に存在する段差をまたぐ回数が多いとスタンドタイプの製品を避けてしまう。

そのほかに、スタンドタイプ製品はハンディ形状にする場合、本体からハンドユニットを取り外して使うタイプと、ハンドルを折りたたんで使う2種類のタイプが存在する。前者は手首に負担をかけずに卓上を掃除することができるが、後者はスティック形状と同じ本体の重みが手首にかかるため、すぐに手首が痛くなる欠点が存在する。そのため、床だけでなくみっちりと時間をかけて卓上や階段の掃除もする人には前者の本体からハンドユニットを取り外して掃除ができるタイプをおすすめする。

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吸込仕事率(吸引力)

吸込仕事率を公表している「ローエンドタイプ」

掃除機を選ぶときに一番気になる仕様と言えば、吸引力の目安となる吸込仕事率。サブ掃除機として最適な「ローエンドタイプ」の製品は、基本的に床用ヘッドの吸込口に回転ブラシが付いていないコンパクトなノーマルヘッドを採用しているため、どのメーカーの床用ヘッドも集じん性能に大差がない。そのため、ローエンドタイプの製品を選ぶときに吸引力を重視する場合は、単純に吸引力の指標となる吸込仕事率が高い製品を選ぶとよいだろう。

ただし、ローエンドタイプの集じん方式は、日本では昔からおなじみの「紙パック式」と、消耗品費用のかからない「フィルター式」の2種類に大別されるので迷うところだ。

「紙パック式」はゴミ捨てが簡単だが、吸引力が低下しやすい

前者は、ゴミに触れずにゴミ捨てができるうえに、面倒なフィルターのお手入れも不要なので、埃を周辺に舞い上げたり、埃を吸ったりするもないので、簡単かつ衛生的にゴミが捨てられるメリットがある。一方、集じん容量が小さくこまめにごみ捨てができないので、ある程度ゴミが溜まってくると、吸引力が顕著に低下するデメリットが存在する。

「フィルター式」は強い吸引力を維持できるが、ゴミ捨てが面倒

後者は、紙パック不要でランニングコストがかかないうえに、こまめにゴミ捨てができるので強い吸引力を維持しやすいメリットがある。一方、ローエンドタイプの製品は目詰まりしやすいシンプルなフィルター式が採用されているため、ゴミ捨て時に埃が舞い上がりやすいうえに、ゴミ捨て時に面倒なフィルターお手入れをするデメリットが存在する。

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「ハイエンドタイプ」は吸込仕事率を公表してないメーカーが多い

メイン掃除機としても使える「ハイエンドタイプ」の製品は、吸込仕事率を非公表としているメーカーが多いので、吸引力を目安にできる指標が存在しない。現在、ハイエンドタイプの製品を販売しているメーカーで、吸込仕事率を公開しているのはダイソンのみ。なぜ、吸込仕事率を公表していないのかというと、コードレス掃除機はバッテリー駆動のため、使用中は電圧を安定させることが難しいことと、フィルターが目詰まりすると吸引力が低下するため、数値を保証することが難しいからだと考えている。

吸引力だけでなく「集じん方式」や「モーターヘッド」も重視しよう

コードレス掃除機で吸引力が強い製品といえば、ダイソンをイメージする方が多いと思うが、ハイエンドタイプ製品を販売しているメーカーの製品は、どこのメーカーも強い吸引力をもっていると考えたほうがよい。そもそも、吸引力の弱いローエンドタイプの製品でも家の床を掃除するのに十分な吸引力を持っているので、フロアからより多くの微細なゴミを吸い込みたい場合は、吸引力だけにとらわれず、強い吸引力を維持するのに左右する「集じん方式」や、ゴミをかきあげる集じん性能に左右する「モーターヘッド」チェックして選びたい。

大事なポイント1:強い吸引力を維持できるかは「集じん方式」にかかってる

吸引力を重視する場合に、集じん方式に目を向けないといけないのは、フィルターが目詰まりしやすい集じん方式を採用している製品は、ゴミを吸い込めば吸い込むほど、強い吸引力を維持できなくなるからである。どんなに吸引力が強くても、フィルターがすぐに目詰まりしてしまうようでは、それは吸引力の強い掃除機とはいえない。

現在、ハイエンドタイプの製品は、集じん方式によって3つに大別できる。ローエンドタイプの製品にも採用されている「シンプルなフィルター式」、国内メーカーの大半が採用している「1段式サイクロン構造」、そして、ダイソンでおなじみの「2段式サイクロン構造」だ。

この中でもっともフィルターが目詰まりしやすいのは、ローエンドタイプの製品にも採用されている「シンプルなフィルター式」だ。なぜなら、この集じん方式は、ゴミを溜めるダストカップ内の中央にフィルターが配置されているため、ダストカップ内で飛散したゴミが直にフィルター表面に付着してしまうからである。その他に、ゴミを捨てるたびに手間のかかるフィルターのお手入れをしなければいけないことと、ゴミ捨て時に埃が舞い上がりやすく、不衛生な欠点も存在する。

次に目詰まりしやすい集じん方式は、国内メーカーの大半が採用している「1段式サイクロン構造」だ。この集じん方式は、遠心分離で空気とゴミを分離するサイクロン方式であるものの、ダストカップ内で遠心分離できなかった微細なゴミは、上部のフィルターに運ばれ目詰まりしてしまうのだ。そのため、大きなゴミはダストカップ内に回収されるものの、ダストカップ内で飛散した微細なゴミは、中央に配置されている筒型フィルターのメッシュ部を通り抜け、フィルターに到達してしまう。

この動画ですぐに吸引力が低下している右の製品は、「1段式サイクロン構造」が採用されている。小麦粉をたくさん吸引させると、前述したように、ダストカップ内で飛散した微細なゴミがフィルターを目詰まりさせてしまい、すぐに吸引力が低下してしまうのだ。一般の家庭には、このような大量の微細なゴミが落ちていないので、動画のようにすぐに吸引力が低下するわけではないが、強い吸引力を維持するためには、掃除をするたびにこまめにゴミ捨てを行なった方がよいことがわかる。

そして、3種類の集じん方式の中でもっともフィルターが目詰まりしにくいのが、ダイソンや東芝の製品に採用されている「2段式サイクロン構造」だ。この集じん方式は、はじめに「1段式サイクロン構造」と同じように、吸い込んだ空気とゴミを円柱状のダストカップ内で遠心分離する。次に、ダストカップ内で分離しきれなかった微細なゴミは、ダストカップ上部に配置されている円錐形のサイクロンに運ばれ、さらに遠心分離されてダストカップに落ちていくという仕組みになっているのだ。

2段目のサイクロンが円錐形である理由は、ダストカップ内よりさらに強い遠心力を発生させるためだ。ここでは、小麦粉のような微細なゴミも遠心分離されるため、ダストカップ内に配置された筒型フィルターを通り抜けた微細なゴミもフィルター部に到達しにくくなる。ただし、わたしの検証によると、東芝の製品はダイソンのものに比べると微細なゴミを分離する能力が優れていなかった。とはいえ、「1段式サイクロン構造」を採用している製品に比べると目詰まりしにくい構造なので、面倒なフィルターお手入れの頻度が劇的に下がる。

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大事なポイント2:ゴミの除去率はモーターヘッドによって変わる

基本的にハイエンドタイプの製品は、吸込口に回転ブラシを搭載したモーターヘッドを標準装備している。専用モーターによって回転するブラシによってかきあげられた微細なゴミは、確実に吸込口に吸い込まれていくため、フローリングのようなゴミをかき出しやすい平たい床面をハイエンドタイプの製品で掃除した場合、どの製品もダストピックアップ率(ゴミの除去率)に大きな差はでないとわたしは考えている。

一方、カーペット(絨毯)のような毛羽立った生地から、より多くの微細なゴミをかき出したい場合は、ブラシパワーが強く、硬いナイロンブラシが搭載されているモーターヘッドを選んだ方がよい。なぜなら、ブラシパワーが強いと、モーターに負担がかかるカーペットを掃除しても、回転ブラシのスピードが弱まらずに効率よく集じんできるからだ。さらに、腰が強くて硬いナイロンブラシが搭載されていると、カーペットの奥深くに入りこむため、ダストピックアップ率(ゴミ除去率)がアップする。

ただし、カーペットのダストピックアップ率が高いモーターヘッドには、デメリットも存在する。特に海外メーカーが販売している製品には、タワシのような硬いブラシを搭載したモデルも存在し、このようなモーターヘッドは、カーペットの繊維を毛羽立たせたり、遊び毛を誘発させやすいのだ。従って、もっともカーペットから微細なゴミを集じんする利点があるものの、最もカーペットを傷めやすい欠点もあり、人によって好みが分かれるところである。ちなみに、傷めやすいといっても絨毯生地が禿げるわけではない。

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集じん方式

面倒なゴミ捨てとフィルターお手入れ

コードレス掃除機を一ヶ月ほど使い続けて面倒になってくるのが「ゴミ捨て」と「フィルターのお手入れ」。コードレス掃除機は集じん容量が小さいため、こまめにゴミ捨てを行わなければいけないのだ。さらに厄介なのが目詰まりしたフィルターのお手入れ。フィルターが目詰まりしやすい集じん方式の製品を選んでしまうと、頻繁に不衛生かつ面倒なフィルターのお手入れをしないといけなくなるので、定期的なメンテナンスが億劫に…ゴミ捨てやフィルターのお手入れのしやすさを重要視するユーザーも多い。

現在、国内に販売されているコードレス掃除機の集じん方式を細かく分類すると、「紙パック式」「シンプルなフィルター」「1段式サイクロン」「2段式サイクロン」の4種類が存在するが、集じん方式によって、フィルターのお手入れの頻度やメンテナンス方法が異なってくるので注意したい。基本的にゴミ捨てはどの製品も簡単だが、フィルターのお手入れに時間をかけたくない場合や埃を吸いたくない場合は、フィルターが目詰まりしにくい製品やフィルターのお手入れ方法が簡単な製品を選ぼう。

紙パック式の特徴

メンテナンスランク備考
ゴミの捨てやすさA簡単に捨てられる
埃の舞い上がりAほとんど舞い上がらない
フィルターお手入れ頻度Sお手入れ不要
吸引力の維持力C低下しやすい

※毎日5部屋を掃除した場合

昔からキャニスター掃除機でおなじみの「紙パック式」は、消耗品のランニングコストがかかるデメリットがあるものの、ゴミに触らずにパックごと捨てられるので、埃を舞い上がらせることなく、簡単かつ衛生的に捨てられるメリットがある。ただし、現在、ハイエンドタイプを販売しているメーカーで、紙パック式を採用している製品は存在しない。そのため、紙パック式の製品を購入したい場合は、マキタのような電動工具メーカーが販売するローエンドタイプしか選択肢がないのが現状だ。

コードレス掃除機の紙パックは集じん容量が小さいので、パックが満タンになる前に吸引力が低下しやすい短所がある。なので、少しでも紙パックを長持ちさせて、強い吸引力を維持したい場合は、購入しようとしているクラス(電圧)で一番吸込仕事率が高いモデルを選びたい。例えば、ネット上には、マキタは米粒も吸わないほどパワーが弱い、という書き込みもあるが、吸込仕事率の低い型落ちモデルを購入してしまうと、早い段階で固形のゴミも吸えなくなるほど、吸引力が落ちてイライラしやすい。

シンプルなフィルター式の特徴

メンテナンスランク備考
ゴミの捨てやすさCフィルターにゴミが付着しやすい
埃の舞い上がりCかなり舞い上がりやすい
フィルターお手入れ頻C1日1回
吸引力の維持力C低下しやすい

※毎日5部屋を掃除した場合
ローエンドタイプの多くの製品に採用されている「シンプルなフィルター式」は、フィルターを水洗いして繰り返し使うことができるので、紙パックなどのランニングコストが不要となる。ハイエンドタイプではエレクトロラックスの製品に採用されている。吸引力は紙パックのようにゴミをたくさん吸うと顕著に低下するものの、こまめにゴミ捨てができるので、紙パック式より強い吸引力を維持しやすい。

ただし、ゴミを溜めるダストカップ内にフィルターが配置されており、吸込口からフィルターへと一直線に空気が流れるシンプルな構造になっているため、ゴミが溜まると空気の流れが悪くなり、吸引力が低下してしまう欠点が存在する。そのため、フィルター表面に大小のゴミが付着しやすく、ゴミを捨てるたびにフィルターに付着したゴミをブラシで除去するなど、面倒なお手入れが待っているのだ。

1段式サイクロンの特徴

メンテナンスランク備考
ゴミの捨てやすさB簡単に捨てられる
埃の舞い上がりB舞い上がりやすい
フィルターお手入れ頻B1日1回
吸引力の維持力B低下しやすい

※毎日5部屋を掃除した場合
国内の大手家電メーカーの多くが採用している「1段式サイクロン方式」も、上で紹介したシンプルなフィルター式と同じように、フィルターやダストカップを水洗いすることができるので、メンテナンス性が高いうえに、紙パックなどのランニングコストがかからないメリットがある。さらに、吸い込んだ空気とゴミを遠心分離するサイクロン式になっているので、シンプルなフィルター式よりフィルターが目詰まりしにくくなっており、毎日掃除した場合、フィルターのお手入れ頻度は1週間に1回で済む。

ただし、ダストカップの中で吸い込んだ空気とゴミを遠心分離しているため、大きなゴミはダストカップに回収できるものの、ダストカップ内で飛散した微細なゴミはダストカップ中央にある筒型フィルターのメッシュ部を通り抜け、上部のフィルターにかんたんに到達してしまう。微細なゴミは目に見えないだけで、フローリング表面やカーペットの奥深くに存在し、毎日掃除をしているとフィルターが目詰まりを起こし吸引力が徐々に低下するため、1週間に1度はフィルターのお手入れが必要となる。

2段式サイクロンの特徴

ダイソンや東芝の製品に採用されている「2段式サイクロン構造」は、上で紹介した1段式サイクロン構造より、さらにフィルターが目詰まりしにくい構造となっているため、面倒なフィルターお手入れの頻度が少なくなるだけでなく、ゴミの目詰まりによる吸引力低下が発生しにくく、強い吸引力を維持しやすいメリットを兼ねそなえている。2段式サイクロン構造は、ダストカップの中で遠心分離できなかった微細なゴミを、さらに強い遠心力が発生している円錐形のサイクロンで遠心分離するため、フィルターが目詰まりしにくくなっている。

ただし、当サイトの検証によると、小麦粉のような微細なゴミを一度に大量に吸引した場合、東芝よりダイソンの製品の方が目詰まりしにくい結果となったので、より強い吸引力を維持できるのはダイソンに軍配があがる。吸引力が変わらない掃除機と謳っているだけあり、ダイソンの製品は他のどの掃除機よりもゴミが目詰まりしにくくなっている。一方、東芝の製品は2kg以下という軽量機だけあって、軽い操作性で人気がある。また、ダイソンの製品と違い、フィルターだけでなくダストカップやサイクロン部も水洗いできるので、メンテナンス性が優れている利点もあり。

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リチウムイオンバッテリー

「連続使用時間」と「充電時間」バッテリー容量や充電方法によって異なる

コードレス掃除機はバッテリーから電気を供給しているため、長時間使えるかどうかも気になるポイント。現在、多くのメーカーが継ぎ足し充電をしてもメモリー効果の影響をうけないリチウムイオンバッテリーを採用しているが、バッテリーの容量は各メーカーともにバラバラとなっている。基本的にバッテリーの容量が大きいほど、連続運転時間が長くなる利点があるものの、充電時間が長くなる欠点も存在する。特にハイエンドタイプの製品は充電時間が3〜5時間ほどかかるので、一度に広範囲を掃除する場合は、連続使用時間が長い製品や充電時間が短い製品を選びたい。

「内蔵式」と「セパレートチャージ式」の違い

コードレス掃除機に採用されているバッテリーは、バッテリーが本体の中に内蔵されている「内蔵式」と、バッテリーを本体から取り外すことができる「セパレートチャージ式」の2種類に大別される。前者は、充電アダプターでゆっくりと充電するため、どうしても充電時間が長くなる短所が存在する。そのため、掃除の途中で残量がなくなってしまうような広範囲を掃除したり、一日に何度も掃除する用途では、充電スピードが早いセパレート・チャージ方式を採用している製品のほうが向いている。

セパレート・チャージ方式は、電動工具メーカや家電メーカーのシャープが採用しており、本体からバッテリーをワンタッチで取り外し、充電器で急速充電することができるのだ。そのため、内蔵式バッテリーを採用している競合メーカーが真似できないほど充電スピードが早く、短い充電時間ですぐに掃除を開始できる強みを持っている。さらに、予備バッテリーを用意することもできるので、交換しながら使えば稼働時間を2倍に延長することも可能。さらには、本体を好きな場所に収納しながら充電することも可能となっており、これらのメリットを評価するユーザーも多い。

 

メーカー保証期間修理方法送料出張費
日立1年・持ち込み
・宅配
自己負担約3000円
シャープ1年・持ち込み
一部宅配可
自己負担約2500円
パナソニック1年・持ち込み未対応未対応
東芝1年・持ち込み未対応約3000円
ダイソン2年宅配メーカー負担
(保証期間内)
未対応
エレクトロラックス
エルゴラピー
ラピード
1年宅配メーカー負担
(保証期間内)
未対応
エレクトロラックス
エルゴパワー
2年宅配メーカー負担
(保証期間内)
未対応

メーカーによってバッテリーの交換費用が異なる

バッテリー=電池なので、コードレス掃除機のバッテリーも長く使用していると、テレビのリモコンの電池と同じように寿命がおとずれる。ハイエンドタイプのコードレス掃除機を購入して満足したものの、後になってバッテリーを交換したたときにかかる費用や手間に不満をもらすユーザーも多いのではないだろうか。バッテリーの交換費用を少しでも抑えたい場合は、必ずバッテリーの交換方法やバッテリーの価格をあらかじめ調べておきたい。

例えば、ダイソンの製品ならば内蔵式バッテリーが採用されているが、バッテリーを8,640円(送料別)で注文することができ、ドライバー1本で自分で交換することができる。一方、国内メーカーの製品には、バッテリーが1万円を超えるものや、バッテリーの交換が自分でできない製品も存在する。そういった製品は、購入した販売店や最寄りのサービスセンターに本体を持ち込まなければいけないので、バッテリー代だけでなく、交換費用も請求されてしまうのだ。

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収納方法

収納ホルダーは「壁掛け式」と「スタンド式」の2種類がある

当サイトはコードレス掃除機をメインで紹介しているサイトだが、部屋に柱を簡単に設置できる「ディアウォール」や、スティッククリーナーを立てかけて収納できる「クリーナー専用スタンド」のページも非常に人気がある。なぜなら、重心が上にあるハンディタイプの製品の大半が、充電台を壁にネジ止めする必要があるため、壁に傷をつけられない賃貸住宅などでは使うのが難しいからだ。そのため、壁に躊躇なく穴をあけられない家では、収納方法もよく調べて購入したいところ。

スティック型コードレス掃除機を寝かして置いておくと邪魔になるので、壁に傷をつけられない環境では、本体を立てかけて収納ができる「充電スタンド」が標準付属されているスタンドタイプの製品や、本体を好きな場所に収納しながらバッテリーを充電器で充電できる「セパレート・チャージ方式」を採用している製品をおすすめしたい。どうしても、他の製品を購入したい場合は、壁に傷をつけずに収納できる「ディアウォール」や「クリーナー専用スタンド」を購入するしかないだろう。

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