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通販生活のマキタのターボ「CL103DX」と「CL107FDSHW」の違いを教えて下さい。吸引力、使いやすさ等で迷っています。107は入荷待ちですが 待ってでも良いので・・・。充電の仕方が違うのはホームページで見ましたがどちらが使いやすいかわかりません。よろしくお願い致します
「マキタターボ」と「CL107FD」どっちがいいの?
候補のマキタ掃除機の仕様(スペック)の違いを分かりやすく比較表にしましたのでご確認ください。
当サイトで検索されたキーワードを記録するプラグイン(Search Meter)を入れた結果、マキタの「CL107FD」と通販生活のマキタのターボ「CL103DX」の違いが気になっている方が多いようである。どちらもマキタの紙パック式コードレス掃除機であるが、前者はネット通販やマキタの代理店で注文することができ、比較的手に入りやすい。後者は、通販生活限定モデルなので、基本的にカタログハウスでしか注文することができない。マキタターボ2の以前の吸込仕事率は、「ターボ:27W、強:16W、標準:不明」であったが、吸込仕事率の測定方法が変わり、現在はCL107FDと同等の表記になっているようである。
「販売元」の違い
どちらも電動工具を販売しているマキタの製品ですが、CL103DXは通販生活限定で販売されているモデルなので、基本的に通販生活の公式サイトか本屋やコンビニで販売されているカタログからでしか注文することができません。ただし、最近、お問い合わせから頂いた情報によると「ロフト」や「蔦屋家電」などでも販売されているようです。
CL107FDSHWは、アマゾン、楽天、ヤフー、ホームセンターなど、マキタの製品を扱ってるショップから注文できるので、比較的入手がしやすいモデルです。ただし、去年紹介した頃は13,000円で購入することができましたが、2016~2017年に爆発的な人気がでたことにより品薄状態が続き、適正価格で購入するのが難しくなっていました。
吸込仕事率(吸引力)の違い
気にされている吸引力ですが、どちらの製品も吸引力の指標となる吸込仕事率が同等なうえ、同じ構造の床用ヘッドと紙パック(A-48511)が採用されているので、ゴミを吸い上げる吸引力や、ヘッドのダストピックアップ(ゴミ除去率)は同じです。
「使いやすさ」と「重さ」の違い
CL103DXとCL107FDSHWの本体は非常に似た設計になっているうえ、延長管と床用ヘッドは同じものが採用されています。どちらも小型・軽量で取り回しの良い設計になっているので使い勝手に大きな差はありません。バッテリー、ヘッド、延長管を含む重量はどちらも同じです。
どちらも同じ質量であるものの、わたしの体感では通販生活のCL103DXのほうが、手首にかかる負担がわずかに軽く感じられました。これはハンドル下に配置されているバッテリーの場所や形状・重さが微妙に異なるからだと思います。軽さを重視するのであればCL103DXのほうがおすすめです。
「稼働時間」と「充電時間」の違い
サブ機に最適なローエンドタイプの製品は、本格的な掃除ができるハイエンドタイプの製品に比べると連続運転時間が短いので、家中の部屋を掃除した場合、あとちょっとというところで充電が切れたり、次の部屋もバッテリーが持つだろうか、などと不安になりながら掃除をしなければなりません。
CL103DXとCL107FDZWの連続運転時間を比較すると、CL103DXのほうが少しだけ稼働時間が長いので、強モードで掃除機をかけるのに費やす時間が12分以上かかるのであれば、稼働時間が長いCL103DXのほうがおすすめです。一度、お持ちの掃除機で家の掃除をしてどれくらい時間がかかるのか測ってみてください。
ただし、CL103DXの一回の充電で掃除がしきれない広範囲の使用であれば、約22分という短い時間でフル充電することができるCL107FDSHWのほうがおすすめです。また、CL107FDZWはセパレートチャージ式(後述)のため、予備バッテリー(BL1015)を用意すれば、稼働時間を2倍に延長させることも可能です。
充電方法の違い
どちらも電圧が10.8Vのバッテリーが搭載されていますが、CL103DXは本体に充電アダプターを差し込んで充電する内蔵式バッテリーが採用されています。内蔵式バッテリーは手軽に充電することができるものの、充電してるあいだ(約4時間)、本体の収納場所がコンセント周りに縛られます。コンセント周りに本体を収納したくない場合は、本体を好きな場所に収納しながら充電ができるCL107FDSHWのほうがおすすめです。
CL107FDSHWは、バッテリーを充電器で充電するセパレート・チャージ方式が採用されています。セパレート・チャージ方式は、バッテリーを本体から取り外して充電器にセットするため、ちょっとした一手間がかかるものの、約22分という短い時間で急速充電するできることや、本体を好きな場所に収納することもできるメリットがあります。その他に、予備バッテリー(BL1015)を用意して交換しながら使えば、稼働時間を2倍に拡大することも可能です。
なお、CL103DXとCL107FDSHWの専用バッテリーの価格は、どちらも5000円台で販売されているので価格に差はありません。どちらもネットで注文することが可能なうえ、工具不要で自分で交換することができます。