掃除機 本体の分解方法
プラスドライバーでは分解出来ない
BOSCHのコードレス掃除機〔GAS18V-LI〕を分解しようと思ったが、マキタや日立工機のようにプラスドライバーで本体を分解することは出来なかった。ネジ頭の溝が潰れているように見えるが、特殊なトルクスネジが使われているようだ。
トルクスネジのサイズは〔T10〕、写真の赤丸部分(7箇所)で固定されており、このネジを緩めるにはトルクスネジ用のレンチが必要となる。穴の深い部分で固定されているので、軸が細く長さ約4cm以上タイプのレンチが必要です。
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本体を開ける
ネジを外して本体を開いた写真。ネジはきつく締めつけられていなかったし、滑りにくい溝になっているので女性でも簡単に分解することが可能でしょう。
ただ、ファンの部分を囲ってるゴムがこすれて容易にパカっと開けることが出来なかったので、上のようなケースオープナーでこじる必要があった。CDのような厚さのものがあればオープナーの代用になります。本体がABS樹脂なのでマイナスドライバーなどでこじると傷が付く場合があるので注意。
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フィルターを外して掃除する
本体の左右に空気の排出口があり、この部分にフィルターが付いているので、目詰まりして吸引力が落ちてきた場合は、カバーを外して掃除する必要がある。
カバーはノリづけされていなかったので、簡単に取り外すことが出来た。あとは、エアダスターで吹き飛ばすか、吸引力の強い掃除機で吸い取れば目詰まりは解消されるだろう。スポンジなので水洗いすることも可能でした。
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誰でも簡単にメンテナンス
トルクスレンチ(T10)とこじるものがあれば、誰でも簡単に本体内部のメンテナンスを行うことができるものであった。単純な作りなので分解時にパーツが外れても簡単に直すことができると思います。
分解時にパーツが飛ぶとしたら、パネルスイッチかダストカップを着脱するボタンです。もし組み立てられなくなった場合は写真を参考にしていただければ幸いです。
※分解時はバッテリーを外してください。