『PV-BEH900』日立のコードレス掃除機をレビュー!9ヶ月使った感想。メリットとデメリットも分かりやすく解説

おすすめのコードレスクリーナーを徹底調査!

『PV-BEH900』日立のコードレス掃除機をレビュー!9ヶ月使った感想。メリットとデメリットも分かりやすく解説

目次です。

PV-BEH800/PV-BEH900 口コミレビュー

日立初となるハンディタイプのスティックコードレスクリーナー

2017年9月16日に日立アプライアンスのパワーブーストサイクロンシリーズから、新しいスティックコードレスクリーナー[PV-BEH900]が発売された。

これまでパワーブーストサイクロンシリーズからは、重心が足元近くに配置されている「フロアタイプ」のスティッククリーナーのみのラインナップであったが、今回は重心が手元に集中している「マルチタイプ」のスティックリーナーを新たにラインアップ。

PV-BEH900の最大の特長は、本体に家具や狭い場所の掃除に便利な[多彩なブラシノズル]や寝具などの掃除ができる[ミニパワーヘッド]を取り付けることにより、同シリーズのフロアタイプのモデルが苦手としていた場所を立体的に掃除することができるようになった。

また、付属の[スマートホース]と組み合わせることにより、掃除がしにくい車内の掃除場をしたり、手首や腰にかかる負担を軽減しながらフロアや家具などを掃除することができる。なお、PV-BEH900よりアタッチメントの付属が少ないPV-BEH800も同時発売された。

パワーブーストサイクロンの種類(フロアタイプ)(マルチタイプ)

これまで日立アプライアンスのパワーブーストサイクロンシリーズから登場したスティックコードレス掃除機は、重心が足元に集中しているフロアタイプ(スタンドタイプ)のモデルのみであった。今回新しく発売されたのはハンディタイプ(マルチタイプ)は床だけでなく、家具・寝具・車内・高い場所の掃除も得意としている。どちらもバッテリー電圧・連続使用時間・ヘッドの仕様が同じなことから、吸引力は同等とみてよいだろう。ただし、フロアタイプのバッテリーが[内蔵式]なのに対して、マルチタイプのバッテリーは[着脱式]となっているので、電池に寿命がきたときは自分で経済的に交換することができる。
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PV-BEH800/PV-BEH900の重量

PV-BEH900の重量

重さはどれくらいなの?重たいの?

青色●本体の重さは[1.5kg]
●本体に延長管とヘッドを装着した重さは[2.1kg]
●[スマートホース]を使うと連続運転しても手が痛くならない

PV-BEH800/PV-BEH900の本体質量は(1.5kg)、本体に延長管とヘッドを装着した重さは(2.1kg)、フロアタイプのPV-BF700より約200gほど軽くなっている。人気のあるダイソンのV8/V10 Fluffyと比べると(480g~510g)ほど軽くなっている。実際に家中丸ごと掃除をしても日立のほうが手に負担がかかりにくく、ヘッドを持ち上げした時も軽い力で持ち上げることができる。

PV-BEH900の付属品[スマートホース]

力の弱い女性や年配者の味方「スマートホース」

ただし、軽さを売りにしているシャープの[ラクティブエア]や、東芝の[トルネオV]のシリーズのモデルに比べると本体重量は(200~600g)ほど重たくなり、どうしても複数の部屋の床を掃除したり、ハンディ形状にして家具や階段などを掃除すると手首が痛くなってくる。ハンディタイプのスティック機は手元に重心が集中するので200g以上という差は大きな足かせとなる。

そこで力のない女性や年配の方におすすめなのが[PV-BEH900]にだけ付属されている[スマートホース]である。スマートホースを組み合わせることによって、本体を空いた手で楽な状態で持ちながら掃除ができるのだ。キャニスター型掃除機のように手首に負担をかけずにヘッドを前後に滑らせることができるので、連続使用しても楽に掃除することが可能となっている。

軽さにウェイトを置いている[ラクティブエア]や[トルネオV]に比べると、パワーブーストサイクロンは電圧の高いバッテリーや強力なモーターを搭載しているので重量は重くなるものの、日立初となるハンディタイプのスティック機は予想以上に軽かった。とはいえ、一度に3LDKの広さを掃除すると手がだるくなってくるので、手にかかる負担を軽減したい場合は、[スマートホース]が同梱されている上位モデル(PV-BEH900)をおすすめしたい。ハンドルがついた延長管は競合メーカーも真似してほしいほど秀逸であった。
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PV-BEH800/PV-BEH900の吸込仕事率

日立 PV-BEH800&PV-BEH900(コードレスクリーナー)吸引力の検証動画

吸引力は強いの?

Point●吸引力は国内メーカーと比べると強い部類
●ダイソンV8/V10に比べると劣っている
●2018年モデル[PV-BFH900]と同等
●ゴミ除去率は後述するヘッドの性能に左右する

バッテリー(電池)を搭載しているコードレス掃除機は、コード式のキャニスター掃除機と違ってフィルターが目詰まりしやすかったり、バッテリーの残量によってパワー(電圧)が変わりやすいため、日本のほとんどの大手電機メーカーが吸引力の目安となる吸込仕事率を表記していない。

様々なメーカーの製品を使用した管理人の体感では、本体の吸引力は軽い特長を持っているシャープや東芝のモデルより圧倒的に強く、パナソニックのiTに匹敵するくらいのパワーを持っている。ただし、ダイソンのフラッグシップ機に比べるとパワーは明らかに劣っているように感じた。

吸引力は強いものの、ヘッドのブラシパワーが弱いためカーペットにおける集じん力が低く感じた。モーターの負荷がかかりにくいフローリングや畳などでは問題は感じなかった。※モーターヘッドの特徴で詳細を後述
2018年に発売された同シリーズの[PV-BFH900]と吸引力に差がないので、予算を抑えたい場合は価格が下がっている型落ちの[PV-BEH800]や[PV-BEH900]がおすすめである。
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PV-BEH800/PV-BEH900のモーターヘッドの特徴

PV-BEH900-モーターヘッドに搭載されている回転ブラシの特徴(サイト説明用)

[かるふきブラシ]が搭載されているから汚れも拭き取る

各ブラシの特長赤いブラシ:カーペットから微細なゴミや髪の毛を掻き上げる
緑のブラシ:フローリングから汚れや菌を拭き取る
青いブレード:髪の毛や糸の絡みつきを防止する

PV-BEH800/PV-BEH900の床用ヘッドにはモーター駆動で回転するブラシが搭載されている。どちらも同じパワフルスマートヘッドが標準装備されており、ヘッドの幅やブラシ性能に差はないので、ヘッドのダストピックアップ率(ゴミ除去率)は同等と考えてよいだろう。

[赤いナイロンブラシ]は少し硬めになっており、カーペットから微細なゴミや髪の毛やペットの抜け毛を掻き取る。[緑のナイロンブラシ]は極細になっており、フローリングから汚れや菌を拭き取る。そして、[青いブレード]の素材はポリ塩化ビニルになっており、糸や毛の絡みつき防止する役目があるという。

PV-BEH800/PV-BEH900のブラシパワー(サイト説明用)
回転するブラシ指で軽く押さえただけで止まったことから、国内メーカーのハイエンド機の中では弱い部類にはいる。ブラシパワーが弱いとモーターに負荷がかかりやすいカーペットを掃除したときに、回転ブラシのスピードが遅くなったり、止まったりして集じん力が低くなる。動画の検証でもカーペットの毛が太い&長いタイプの上では回転ブラシが止まってしまった。
PV-BEH900のヘッドでペット(猫)の毛を集じんできるのか?
カーペットの種類にもよるだろうが、家のカーペットからペット(猫)の抜け毛を集じんする能力は弱く感じた。ゴミを掻き出す赤いナイロンブラシをさらに太くしたり長くすることで集じん力は向上しそうだが、前述したようにブラシパワーが弱いので、それをするとカーペット上ではブラシが止まってしまうだろう。ちなみにカーペットの毛足が短くても、毛先がカットされているタイプでは勢いよくブラシは回転していたが、毛先が輪になってるパイル状のタイプではブラシの回転スピードが遅くなった。

PV-BEH800/PV-BEH900 ペットの毛

[青いブレード]は糸や髪の毛の絡みつき防止する役目があるようだが、カーペットを掃除すると猫の毛が2~3日で真っ白に絡みついた。また車輪にも猫の毛が絡みつき、每日掃除をしていると一週間で車輪の動きが悪くなった。車輪のお手入れはマニュアルにはピンセットでのお手入れを推奨しているが、絡みついた猫の毛をピンセットで簡単に除去することはできないので、車輪が簡単に着脱できるよう改良に期待したい。
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日立-PV-BEH900-シンクロフラップの特徴(サイト説明用)

[シンクロフラップ]で大きなゴミも吸引できる

モーターヘッドには、ヘッドの押し引きに合わせて”フラップ”が開閉することにより大小のゴミを同時に吸引できる[シンクロフラップ]を採用。他の国内メーカーと違い、ヘッドを滑らせる動作で小さなゴミだけでなく大きなゴミも同時に吸引できる特長を持っている。

ヘッドを前方向に押しているときは、ヘッド前面にあるシンクロフラップが開いて大きなゴミを吸引。一般的な掃除機のモーターヘッドが苦手としている比較的嵩のあるゴミもヘッドを滑らせる動作だけで吸引することができる。

また、詳細は後述するが、PV-BEH800/PV-BEH900のモーターヘッドは、ヘッドを引く動作でもゴミを吸引することができ、ヘッドを後方に引いてるときはフラップが閉じて圧力を高めるため吸引力が損なわれにくい。

米粒やドライフードのような固形のゴミは吸引することができたが、木製タイプの猫用トイレの砂はヘッドの前面で押し出してしまった。(動画参照)家で猫に食べさせているドライフード(ニュートロ)の厚みが5mmなので、それ以上厚みがあるゴミの吸引は難しいだろう。一般の家庭ではこのような固形のゴミは落ちていないので、あまり気にする必要はないかもしれない。
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日立-PV-BEH900-ロングローラーの特徴(サイト説明用)

[ロングローラー]で引くときもゴミを吸引できる

モーターヘッドの後方には、ヘッドを押しても引いてもゴミを吸引することができる[ダブル吸引機構]が採用されている。従来のスタンドタイプのモデルにも採用されており、ヘッドの後ろ側に”ロングローラー”が配置されているので、ヘッドを後ろ方向に引く動作でもゴミを巻き込みながら吸引することができる。一般的な掃除機のヘッドは引きながらゴミを吸引することができないので、効率的に掃除をしたり節電効果にもつながる。

特につっこみどころはない。後方のゴミを巻き込み吸引ができる”ロングローラー”が配置されていると、効率よく掃除をすることができので、今後のモデルにも採用してほしい機構である。ちなみに2018年に発売された後継モデル[PV-BFH900/PV-BFH500]のヘッドは、前側も後側もヘッドの押し引きで開閉する”フラップ”が採用されている。
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PV-BEH800&PV-BEH900 回転ブラシとローラーの取り外し方(サイト説明用)

パワーヘッド(回転ブラシ)のお手入れ方法

モーター駆動のブラシを搭載しているパワーヘッドは、髪の毛や糸くずがブラシに絡みつきやすいので定期的にお手入れする必要がある。PV-BEH800/PV-BEH900のパワーヘッドはヘッドの後ろ側にある[レバー]を開くだけで簡単に回転ブラシやロングローラーを取り外すことができる。

絡みついた髪の毛や糸くずはブラシバーの溝に合わせてハサミやカッターなどで切れば簡単に除去することが可能。また、ヘッドの車輪に絡みついたゴミはピンセットなどを仕様して取り除く。回転ブラシとロングローラーを水洗いする場合は、よく水気を切り乾いた布で拭き取れば1日で自然乾燥させることができる。

PV-BEH800/PV-BEH900 車輪に絡みついたペットの毛

従来モデルからヘッドに搭載されている回転ブラシやロングローラーは、コインや工具などを使わずに取り外すことができるので高評価。さらに、回転ブラシはモーターに繋がったベルトにかかっていないので、溝から抜き差しするだけで簡単に着脱できるのも嬉しいポイント。ただし、ヘッドの車輪に絡みついたペットの毛はピンセットで除去しても時間がかかるので、車輪も簡単に着脱できるように改良されれば嬉しい。
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PV-BEH800/PV-BEH900のLEDライト機能(サイト説明用)

パワフルスマートヘッドに搭載されてるLEDは明るいの?

PV-BEH800/PV-BEH900に標準装備されているパワフルスマートヘッドには、床に落ちているゴミを照射するLEDライトを搭載。ヘッドの前面にLEDを6灯も搭載しているので、薄暗い場所や家具下のゴミだけでなく、電気がない真っ暗な場所でも床に落ちているゴミがすぐに分かるほど明るい。また、上位モデル[PV-BEH900]に付属されているスマートホースは通電構造になっているため、スマートホースに延長管とヘッドを装着して使用してもLEDタイトは点灯しは床を照射する。

床用ヘッドにLEDライトを搭載した製品は他にもあるが、LEDの数が多い日立のコードレス掃除機は異常に明るい。塵や埃のようなゴミが反射するので、明るい場所でも目視しずらい微細なゴミの有無がすぐにわかる。また、本体吸込口にもLED(1灯)搭載しているので、ハンディクリーナーとして使っても家具や家電に付着しているゴミの有無が分かりやすい。
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PV-BEH800/PV-BEH900の使用時間と充電時間

PV-BEH800/PV-BEH900の連続運転時間

[充電時間]や[連続運転時間]はどれくらいなの?

早見 Point●充電時間:約3.5時間
●強モード:約8分(6帖の部屋×4回分)
●標準モード:約40分(6帖の部屋×20回分)
●予備バッテリーを用意すれば使用時間は2倍
●バッテリ仕様:電圧:21.6V 容量:2.5Ah
※畳1枚を20秒で掃除した場合

PV-BEH800/PV-BEH900 バッテリーの取り外し方

PV-BEH800とPV-BEH900はバッテリーが着脱式になっており、本体からバッテリーをワンタッチで取り外すことが可能になっている。従って、単品販売されているバッテリーを購入すれば駆動時間は2倍になるので、広範囲を掃除してもバッテリーの残量を心配しながら掃除をしなくても済む。ただし、詳細は後述するがバッテリーは本体に装着して充電しなければいけないので、充電の際はバッテリーを本体に付け替えかえるひと手間がかかる。
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どのように充電するの?(充電方法)

Point●立てかけて収納できる充電台が付属されてる
●充電時は本体を充電台に立てかけて充電する
●充電時に本体と延長管を分割する必要がある

PV-BEH800とPV-BEH900には、本体を立てかけて収納しながら充電することができる[充電スタンド]が同梱されている。わざわざクリーナー専用のスタンドを購入する必要もなく、省スペースに収納できるのはありがたい。しかし、本体と延長管を分割して充電しないといけないので、充電時や掃除を開始するときにちょっとした一手間がかかるのがネックとなる。

PV-BEH800/PV-BEH900 収納時の欠点

本体差込口に装着できるノズルが4つ付属されているのに対して、充電台に収納できるノズルの数は2つのみ。残りの2つのどちらかを床置にして、もう1つは本体差込口に装着した状態で収納しなければいけない。每日フロアの掃除をしたり、目についたゴミを吸引する用途で我が家では、掃除機を取り出すたびに手間がかかってイライラしていた。この面倒な一手間は[強力粘着テープ付きマジックテープ]を購入し、ノズルを充電台の横に貼り付けて収納することで解決した。
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PV-BEH800/PV-BEH900 バッテリーの交換方法・取り外し方(サイト説明用)

バッテリーの交換方法と交換費用

ポイント●外付け式バッテリーだから自分で交換できる
●バッテリーは家電量販店等で取り寄せ可能
●バッテリーの型番はPVB-2125B
●バッテリーの価格は12,000円(税別)
●バッテリーの充電回数は約1,100回(満充放電,20℃時)

同社から販売されているパワーブーストサイクロンシリーズのフロアタイプのモデルは[内蔵式のバッテリー]が採用されている。そのため、バッテリーに寿命がきたときは、日立サービスセンターや家電量販店に持ち込んで修理を依頼し、部品代以外の技術料を支払わなくてはいけなかった。例えばわたしが持っている日立の[PV-BC500]は、近くの日立サービスセンターに持ち込んだ場合、電池の交換修理費用に税別16,000円(部品代12,000円+技術料4,000円)もかかる計算となる。

新しく発売されたマルチタイプのPV-BEH800/PV-BEH900には、[着脱式バッテリー]が採用されており、ワンタッチでバッテリーを取り外すことが可能に。そのため、単品で販売されているバッテリーを購入すれば、わざわざサービスセンターに持ち込んだり、技術料も支払わなくて済むので、手間と時間をかけることなく経済的にバッテリー交換ができるようになった。ちなみに、バッテリーの型番は(PVB-2125B)で価格は税別12,000円で販売されており、家電量販店等で取り寄せることが可能。

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PV-BEH800/PV-BEH900の集じん方式

PV-BEH800/PV-BEH900の集じん方式(パワーブーストサイクロン)

ランニングコストのかからないサイクロン方式

PV-BEH800/PV-BEH900には同社のキャニスターサイクロン掃除機でお馴染みのパワーブーストサイクロンが採用されている。パワーブーストサイクロンはサイクロン室の入口で空気を効率よく加速させて強い遠心力を発生させることで、吸い込んだ空気とゴミを遠心分離。さらに遠心分離したゴミを空気の流れでダストカップ下に圧縮しながら捕集する。サイクロン室とゴミが溜まるところの境目には段付形状が設けられ、ゴミが上部に飛散して吹き戻されるのを抑えるという。

PV-BEH800/PV-BEH900(内筒フィルター)

吸い込んだ空気とゴミはサイクロン室で遠心分離され、空気はダストカップ中央に配置されている内筒フィルターのメッシュ部を通り抜けて排気口から排出される。サイクロン室で遠心分離できなかった超微細なゴミは、ダストカップ上部に配置されているクリーンフィルターによって捕集される。サイクロン室では強い遠心力が発生しているため、大きなゴミがメッシュ部分に張り付くことはない。

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PV-BEH800&PV-BEH900 ゴミの捨て方(サイト説明用)

ゴミの捨て方は簡単なの?

PV-BEH800/PV-BEH900には、同社の従来モデルやキャニスター掃除機にも採用されている[ごみダッシュ]が採用されている。ごみダッシュは、ダストカップの[ゴミ捨てボタン]を押すと中に圧縮されているゴミが勢いよく押し出される機構になっているので、ダストカップ内にゴミが詰まったりすることなく簡単に捨てられることが出来る。

ゴミ捨てはダストカップを本体に取り付けた状態でも捨てられることができるが、ゴミを捨てた際に舞い上がった埃が本体に付着したり、埃の舞い上がりを抑えるためゴミ箱の中に入れながらゴミ捨てが行えないので、本体からダストカップを取り外した状態でのゴミ捨てをおすすめしたい。

 

PV-BEH900/PV-BEH800 猫の毛をごみダッシュできるのか?

家には抜け毛の多い猫がいるので、集じん容量が小さいコードレス掃除機で掃除をした場合、こまめにゴミ捨てをしなければすぐに一杯になってしまう。そのため、どんなに性能や機能が良いコードレス掃除機でも、ゴミの捨て方が面倒だったり、埃が舞い上がりやすいモデルは使う気が失せてしまう。

 

日立のスティック機はダストカップの中央に配置されている[黄色いキャップ]がバネの力でゴミをポンと押し出してくれるので、ゴミ捨ては手間もかからず簡単な部類だ。また、ダストカップがゴミ箱に収まるほど小さいことと、軽いゴミ(埃・猫の毛など)はダストカップ内で圧縮されるので、ゴミを捨てる際に埃も舞い上がりにくい。

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PV-BEH800/PV-BEH900 フィルターのお手入れ方法(サイト説明用)

フィルターのお手入れ方法は簡単なの?

PV-BEH800/PV-BEH900のフィルターは3つあり、ダストカップ上部に[クリーンフィルター][スポンジフィルター]、ダストカップの中央に[内筒フィルター]が配置されており、フィルターが目詰まりすると[フィルターのお手入れ表示ランプ]が点滅してお知らせしてくれる。

ダストカップ上部に配置されている[クリーンフィルター]と[スポンジフィルター]フィルターカバーを取り外すことにより取り出すことができ、[内筒フィルター]はくるりと回転させると取り外すことができる。

ダストカップの背面に[お手入れブラシ]が収納されており、お手入れブラシを使って目詰まりしやすい[クリーンフィルター]や[内筒フィルター]をお手入れすることができる。[スポンジフィルター]の汚れはブラシでは除去できないので水洗いする必要がある。

PV-BEH900フィルター ダスター刷毛、掃除機でお手入れ(サイト説明用)
一般家庭で每日掃除した場合、フィルターのお手入れは月に1~2回くらいのお手入れで十分であった。ダストケースに収納されているお手入れブラシだと効率が悪いので[ダスター刷毛]を使ってのお手入れがおすすめ。お手入れの際に埃の舞い上がりが気になる場合は、別の掃除機にブラシノズルを装着して吸引しながらお手入れするとよい。排気の臭いが気になった場合はダストケースを分解して丸洗いするとよいだろう。(ダストカップ分解方法は後述)
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PV-BEH800/PV-BEH900 ダストケースセット分解方法(サイト説明用)

簡単に分解&組立ができ、すべて丸洗いできるから衛生的

ダストカップセットは[クリーンフィルター][スポンジフィルター][フィルターカバー][ダストカップ][内筒フィルター]5つのパーツで構成されている。ダストカップに組み付けられているすべてのパーツは水洗いすることができるので、衛生かつメンテナンス性も高い。

ダストカップセットも従来モデルに比べると簡単に分解できるように改良されており、説明書を見ずに分解して組み立てることができるようになった。従来モデルはフィルターカバーが[分割タイプ]になっていたため、フィルターカバーの向きを合わせて組み立てるのに一苦労した。新モデルのフタは炊飯器のようにダストカップに固定された状態で開閉できるので、組立時に戸惑うことが一切なくなった。

PV-BEH800/PV-BEH900 フィルターの目詰まり

ダストカップやフィルターの水洗い目安は每日家のフロアを掃除した場合、月に一度でも十分だと感じた。ただし、小麦粉のような微細なゴミを一度に大量に吸引するとフィルターは写真のようにすぐに目詰まりを起こした。やはり、空気中に浮遊するような微細なゴミを遠心分離する能力は、[二段式サイクロン構造]が採用されている「トルネオV」や「ダイソン」のほうが上のようである。ゴミが溜まった状態で掃除をしているとゴミが悲惨しやすくなるのでこまめにゴミ捨ては行いたい。
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PV-BEH800/PV-BEH900の排気方向切替シャッター(サイト説明用)

気になる排気の方向を変えられる[排気方向切替シャッター]

各メーカーのハンディタイプのスティックコードレス掃除機の口コミやレビューを見ていると、排気が顔や体に当たって気になっている人が散見される。個人的にもスティックタイプの状態で本体を持ち上げて掃除をしている際に排気が顔に当たったり、ハンディタイプの状態で家具や階段を掃除する際に排気が顔に当たるのが不快だったりする。

PV-BEH800/PV-BEH900は本体の横に排気口が配置されているため、立ちながらフロアを掃除している際に排気が体めがけて吹き上げることはない。また、排気方向を左右に切り替えられる[排気方向シャッター]が搭載されているので、ハンディクリーナーに切り換えて家具や階段を掃除しても顔や体に排気を当てることなく掃除ができるので安心だ。

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PV-BEH800/PV-BEH900の付属アタッチメント

PV-BEH800 付属品 PV-BEH900
マルチすき間ブラシ
ミニパワーヘッド
× ほうきブラシ
× ハードブラシ
× スマートホース

PV-BEH800/PV-BEH900の違いは付属品

毎年、新しく発売されるスティックコードレス掃除機には、「上位モデル」と「下位モデル」の2機種をラインアップする国内メーカーが多い。日立アプライアンスのスティック機も「上位モデル」と「下位モデル」の2機種を発売しており、どちらも本体とモーターヘッドの仕様は同じとなっているため、吸引力・使用時間・充電時間・重量といった基礎的なスペックも同等となる。それぞれの違いは”本体カラー”と”アタッチメント”の有無となるので、用途にあったアタッチメントが付属されているモデルを選ぶとよいだろう。

一般的に下位モデルには布団などの寝具を掃除できるノズルが付属されていない。しかし、今回発売された下位モデルのPV-BEH800には布団を掃除ができる[ミニパワーヘッド]が標準装備されている。従って、フロアや布団を掃除したい場合は、下位モデルのPV-BEH800を選んだほうが経済的である。家具や車内などをみっちり掃除したい場合や、手首に負担をかけずに立体的に色々な場所を掃除したい場合は、[ほうきブラシ]や[スマートホース]が付属されているPV-BEH900を選ぶとよいだろう。
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PV-BEH800/PV-BEH900の付属品[マルチすき間ブラシ]

マルチすき間ブラシ(PV-BEH800/PV-BEH900)

こんな場所の掃除に適している●家具と家具と間の狭いすき間(ブラシ)
●埃の溜まったサッシの溝(すき間&ブラシ)
●傷をつけたくない家具や家電(ブラシ)
●カーテンレールや棚といった高い場所(延長管orスマートホース)

ブラシノズルだけでなくすき間ノズルとしても使用できるアタッチメント。吸口は細くなっているうえ、柔らかいブラシが搭載されているので、狭いすき間や家具の上の掃除を傷つけずに掃除することができる。背面にある[長さ調整ボタン]をスライドさせれば、ブラシからすき間ノズルを押し出すことができ、サッシの溝に溜まったゴミや狭い場所に落ちている埃をサッと吸引することができる。[延長管]や[スマートホース]と組み合わせることにより高い場所の掃除も可能。

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PV-BEH800/PV-BEH900の付属品[ミニパワーヘッド]

ミニパワーヘッド(PV-BEH800/PV-BEH900)

こんな場所の掃除に適している●ベッドや布団といった寝具
●車内のシートやマット
●ソファーや座椅子などの布製家具

ヘッドにモーターが搭載されており、モーター駆動でブラシを回転させゴミを掻き出すことができるアタッチメント。布団やベッドといった寝具などの掃除から、ソファーや車内シートのような布製品の掃除にも便利だ。回転ブラシが搭載されているので、埃のような微細なゴミだけでなく、ペットの抜け毛も集じんすることが可能。車内のような狭い場所では、スマートホースと組み合わせたほうが取り回しやすい。ヘッドが布に張り付いて掃除がしにくい場合は標準モードにするとよいだろう。

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PV-BEH900の付属品[ほうきブラシ]

ほうきブラシ(PV-BEH900のみ)

こんな場所の掃除に適している●小物を吸い込まずにゴミだけを吸引したい
●溝に汚れがこびりついたサッシ
●埃や汚れが付着した網戸
●埃が付着した家具や家電
●埃が付着しているコード周り
●エアコン・照明・カーテンレールなどの高い場所

先端に少し硬くて長めのナイロンブラシと中央にチューブ状の吸込口を搭載したアタッチメント。小物を吸い込まずにゴミだけを吸引することができるうえ、ホウキのようにゴミを掃きながら掃除ができるので、小物が収納されている引き出しの掃除だけでなく、床・家具・家電・サッシ・網戸に付着した埃の掃除も得意としている。延長管やスマートホースと組み合わせることにより、家具裏の狭い場所の掃除や照明やエアコンのような高い場所の掃除もできる。

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PV-BEH900の付属品[ハードブラシ]

ハードブラシ(PV-BEH900のみ)

こんな場所の掃除に適している●砂や泥汚れが付着した玄関
●砂埃が付着した外壁
●砂埃が入り込んだ車内のフロアマット

ノズルの先端に硬くて腰の強いブラシが搭載されたアタッチメント。砂が落ちていたり、乾燥した泥汚れが付着した玄関の掃除に適している。いわゆる石畳・タイル・コンクリートのようなハードな床面の掃除を得意としており、傷がつきやすい家具や家電の掃除には適していない。延長管と組み合わせることにより外壁に付着した砂埃を掃除したり、スマートホースと組み合わせることで車内のフロアマットやシート下の掃除もできる。

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PV-BEH900の付属品[スマートホース]

スマートホース(PV-BEH900のみ)

こんな人におすすめ●手首に負担をかけずに掃除がしたい
●車内のような狭い場所の掃除がしたい

延長ホースを付属したコードレス掃除機は各社から販売されてきたが、日立のスマートホースはハンドル付きの延長ホースとなっている。通電構造になっているため、モーター駆動の床用パワーヘッドやミニモーターヘッドを装着して使用することも可能。延長管を装着することもできるので、空いている手で本体を楽な状態で持ちながら使用すると、手首に負荷をかけることなくフロア掃除ができる優れもの。また、スマートホースの先端にパワーヘッドや各種ノズルを装着して使用することにより、階段掃除から家具や布団も手首に負担をかけることなく掃除ができる。その他に取りまわしがよくなるメリットもあるので、自動車内のような狭い場所の掃除にも適している。スマトーホースの先端にはLEDライトが搭載されており暗い場所の掃除にも便利だ。

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日立アプライアンスから販売されているコードレススティッククリーナーの性能や付属品がひと目でわかる比較表は上記のボタンからどうぞ。PV-BEH800やPV-BEH900に関して分からないことや試してみてほしいことなどがありましたら、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。