カプセル集じん方式
くるっと回してスピーディなゴミ捨て
日立工機のリチウムイオンバッテリーが搭載されているコードレスクリーナーには、紙パック式のモデルはなくカプセル集じんのみとなります。ゴミはカプセル内に溜まるようになっています。
紙パックのクリーナーをお求めの場合は「マキタクリーナー」がおすすめです。マキタはどの電圧にも紙パック式とカプセル集じん式のモデルを販売しています。
水洗いで何度も使えるフィルター
カプセル集じんは「フィルター」と「プレフィルター」の2層構造になっており、カプセルをクルッと回してゴミをポイと捨てるだけなので、手を汚さずにスムーズにゴミ捨てがおこなえます。フィルターは1枚/100円前後とリーズナブルな価格で販売されています。消耗品ですが水洗いして何度も繰り返し使用することが可能です。
フィルターは紙パック式より経済性があり吸引力が低下しにくいメリットがありますが、フィルターについた微細な粉じんは徐じんブレードでは落としきれません。またフィルターが目詰まりしやすいので、定期的にフィルターの水洗いをしなければいけません。(下で紹介する目詰まりしにくい高機能フィルターがお勧めです。)
日立工機フィルター 《337793》 | 全電圧 装着可能 | |
日立工機プレフィルター 《337792》 | 全電圧 装着可能 | |
マキタフィルター 《A-50728》 | 全電圧 装着可能 | |
マキタプレフィルター 《A-50463》 | 全電圧 装着可能 | |
マキタ高機能プレフィルター 《A-58207》 | 全電圧 装着可能 |
フィルター(消耗品)全モデル共通
標準付属されているフィルターとプレフィルターは消耗品ですが、水洗いすることにより何度も繰り返し使用することができます。
価格は1枚100円前後で販売されており、フィルターとプレフィルターは電圧に関係なく共用することが可能となっています。
ちなみにマキタのプレフィルターやフィルターもサイズが全く同じなので、日立工機のコードレスクリーナー(全電圧)に代用できることも可能でした。
除じんブレード
手を汚さずにゴミを掻き出す
カプセルの内側には3つのゴム製の除じんブレードが備わっています。カプセルを開けてゴミを捨てる前にくるくると回せばプレフィルターについた大きなゴミをかき落とすことができるので、手を汚さずにゴミを取り出すことができます。
ちなみに大きなゴミや材料の切り屑は集じんブレードで落とすことができますが、微細な粉じんなどまではかき落とすことができませんでした。なので、私はダスター刷毛などで掃い落とします。このときにどのクリーナーにも言えることですが、粉じんが舞う欠点があります。
お勧めの高機能フィルター
目詰まりしないからメンテナンスが少なくて済む!
マキタの14.4Vと18Vクリーナーに新しく採用された「高機能フィルター」は、生地が超極細繊維なので目詰まりを起こしにくく、メンテナンス(水洗い)の頻度も劇的に下がるのでお勧めです。
R10DL(10.8V) | 装着可能 |
R14DSAL(14V) | 装着可能 |
R18DSAL(18V) | 装着可能 |
どのモデルにも装着可能
この高機能フィルターは、電圧に関係なく日立工機のクリーナーにも装着できることを確認しました。検証のため、10ヶ月間一度も水洗いを行なわずに使用しましたが、吸引力がガクンと落ちることはありませんでした。
価格は、Amazonや楽天で1,000円前後で販売されており、家庭で使った場合は1年間使用しても痛んだ様子はなかったので経済性もあります。高機能フィルターのレビュー記事はこちらからどうぞ。