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おい、リョービのサイクロン式ユニットにそっくりな商品（PLATA サイクロン アダプター）が、アマゾンで1500円という安価な価格で販売されとるぞ。
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本当だ、よく見つけましたねステマキ太くん。どんだけ暇なんですか！
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この商品をわしが持ってる18Vのマキタに装着できるなら、リョービの（BHC-1800用サイクロンユニット）の半額で買える値段やからお買い得やな。でも、マキタに装着できるんやろうか？わしは絶対に損だけはしたくないねん！
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そうね、じゃあここのゴミ管理人に買わせて、マキタのモデルに装着できるのか試させましょう。そうしましょう。
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1500円で購入できるサイクロン式ユニット
以前、「マキタのコードレス掃除機をサイクロンにする方法」紹介したリョービの（BHC-1800用サイクロン式ユニット）は、メーカーの生産都合によりすぐに注文出来なくなってしまったが、6月末頃に入荷されたので、現在では注文可能となっている。しかし、自分が購入したときの価格より値上がりしたようで、価格が3,660円となっている。
Amazonで販売されている約1,500円のサイクロンアダプターが、マキタや他の電動工具メーカーの製品に装着可能であれば、リョービのサイクロン式ユニットを購入するより経済的である。そこで、実際にマキタや他の電動工具メーカーのコードレスクリーナーに装着できるのか試してみるために、アマゾンでポチってみることにした。
海外製？！
注文して約2日ほどで長方形のパッケージに入った商品が届いた。パッケージには英語やブロンドのお姉さんが印刷されているので、どうやら海外の商品のようである。ちなみにリョービのサイクロン式ユニットのコピー商品ではなく、もともと海外の湿式キャニスター掃除機に付属されていたものなので、こういった商品が単品で販売されていてもおかしくない。
ダストカップは乳白色
箱の中を開けると、リョービのサイクロン式ユニットとそっくりなものがでてきた。しかし、ゴミの溜まるダストカップが乳白色になっているので、中のゴミがうっすらとしか見えないようになっている。ダイソンのレビューを見ていると、クリアビンの中のゴミが見えるのが不快という人もいたので、ゴミを見えるのが嫌な人にはよいかもしれない。
5種類の接続アダプター
その他に、色々なサイズのテーパー状になったアダプターが5種類も付属されていた。これなら、大概のメーカーの掃除機に装着出来そうである。さっそく14.4Vのマキタクリーナーに装着出来るのか試してみることに。
マキタには装着できなかった
なんと自分が愛用しているマキタの14.4Vのモデルには装着できなかった。マキタの製品は電圧に関係なくどのシリーズも、延長管と本体の吸込口のサイズが同じなので、実質どのモデルにも装着できないことになる。
取り付けられる気マンマンで試していたので残念無念でした。本体側を取り付けられたとしても、サイクロン式ユニットの差込口が延長管に入らないので工夫しても無理であろう。
BOSCHにも装着できなかった
BOSCHのコードレス掃除機にも装着することが出来なかった。無理やり差し込んだら、本体の吸込口に亀裂が入ったので止めたほうがよいだろう。（白目）
日立工機はドンピシャだった
日立工機の現行モデルは、当サイトで紹介している電動工具メーカーの製品の中で、一番本体や延長管の吸込口のサイズが大きい（約1mmほど広い）ので、本体差込口にドンピシャのアダプターが1つだけあった。延長管もアダプター無しはめ込むことが出来た。
ただし、アダプターをつけている分、本体からヘッドまでの長さが約15cmも伸びるので、リョービのサイクロン式ユニットより手にかかる負担が大きくなる短所があった。ちなみに、リョービのサイクロン式ユニットの場合、約11cmほどしか長くなりません。（測定写真）
サイクロン部分は延長管の上に配置させたほうが体感重量が軽くなる！？
このサイクロン式ユニットを装着して、何度も掃除をしている時に気が付いたが、サイクロン部分は延長管の上に配置させたほうが、ハンドルとヘッドを結ぶ軸で重さが支えられるので体感重量が軽くなり使いやすかった。
思い返すとパッケージのお姉さんが持ってる掃除機もサイクロン部分が延長管の上に配置されていたような。去年発売されたシャープのFREED2も、ハンドルとヘッドを結ぶ中心軸の上に、重たいバッテリーが配置されているので、前モデルと質量がほぼ同じなのに、体感重量は軽くなっているので手にかかる負担が大幅に軽減されています。
少しでも多くのゴミをサイクロン部分で集じんするポイント
サイクロンアダプターの筒状のフィルターには穴が無数に開いているが、この穴の大きさより小さくて軽いゴミは簡単に通過してしまうので、水切りネットと輪ゴムを使いフィルター部に巻きつけた。
ちなみに、かあちゃんや嫁のストッキングのほうが目が細かいので、微細なゴミの捕集率があがると思います。逆に靴下のような綿素材だと目詰まりするので、おすすめできません。
筒状のフィルターの穴は上の部分（見えない部分）にも開いているので、ネットの端を上へあげましょう、
サイクロンアダプターを装着して掃除してみた
ここ最近はダイソンV8のレビューを書くため毎日を掃除をしていたが、この日は日立工機のR18DSAL(18V)にサイクロンアダプターを装着して掃除をしてみた。軽く自分の部屋と廊下と台所を掃除しただけであるが、上の写真に写っているゴミが吸い取れた。
リョービのサイクロン式ユニットで掃除をしたときと同じように、埃のようなゴミは松ぼっくりのように丸くなっていた。
やはり埃を舞い上げずに捨てられるのがイイ
ゴミが溜まる部分（ダストカップ）が細くなっているので、ゴミ箱の中にいれた状態でゴミ捨てが行え、埃を舞い上がらせることなく捨てられた。ゴミ捨ての際に埃や塵がたくさん入っているカプセルの中を開けたくない方には本当におすすめの商品である。
完全に空気とゴミを分離できるわけではない
本体側のダストカップには大きなゴミは搬送されていなかったが、フィルター（マキタの高機能フィルターを装着）には、掃えば簡単に落ちるような綿埃や髪の毛が付着していた。やはり、しょせんは製材所に設置されているような単純構造の1段式サイクロンなので、ダイソンのような2段式サイクロンに比べると微細なゴミの分離性能が優れていないようである。
サイクロン式ユニットを装着しているとハンディとして使えなくなる短所があるが、フィルター詰まりによる吸引力低下が軽減され、また、埃を舞い上げることなく簡単にゴミ捨てが行える上に、頻繁に行っていたフィルターのお手入れからも解消されるので、日立工機のコードレスクリーナー（14.4V～18V）をフロアメインで使っている人や、ゴミがたくさん発生する建築現場等で使っている方には、この商品はかなりおすすめです。
7.2V～10.8Vのモデルにも装着可能であるが、サイクロン式ユニットを装着すると風路が増えるうえ、空気を曲げる構造になっているので吸引力が低下してしまいます。なので、吸引力の強い業務用の14.4V～18Vシリーズのモデル以外には使用しないほうがよいと思います。
