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2 Tier Radial™(ティアーラジアル)サイクロンとルートサイクロンの違い

2 Tier Radial™(ティアーラジアル)サイクロンとルートサイクロンの違い

2ティアーラジアルサイクロンとルートサイクロンの違い

2ティアーラジアルサイクロンとルートサイクロンの違い

違いが分からない…

ダイソンの掃除機には、色々な種類のサイクロンテクノロジーが採用されているので、初めて購入する方は、〔○○サイクロン〕〔△△サイクロン〕〔□□サイクロン〕と言われてもどれがいいのか分かりづらく迷ってしまいますよね。

キャニスター式掃除機は恐らく4種類ほどのサイクロンテクノロジーがありますが、コードレスクリーナーには「2 Tier Radial™(ティアーラジアル)サイクロン」と「ルートサイクロン」2種類のサイクロンテクノロジーしか採用されていないので、このページを見てそれぞれの特徴を理解しましょう。

外見からも分かるサイクロンテクノロジーの違い

私もはじめはどの機種の本体も全て同じような形状に見えましたが、今でははっきりと違いが分かります。本体の頭をよく見るとわかるのですが「2ティアーラジアルサイクロン」が搭載されたモデルは、「ルートサイクロン」が搭載されたモデルと違い、サイクロンが2層に配列されていて、サイクロン数も多いことが分かります。あの脳のような斬新なデザインはサイクロンが複数放射状に配置されたことによって生まれたものです。

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サイクロン

サイクロン

ダイソンの掃除機で吸い取った空気とゴミはサイクロンシュラウドを抜けて、すべての小さなサイクロンに均等分かれ、微細なゴミが空気から分離されます。ダイソンのサイクロンの特徴は形状が円錐形(コーン状)になっており、他のメーカーと違ってサイクロン数がたくさんあります。

なぜサイクロンが円錐形で複数あるのかというと、一般的な大きな円柱形のサイクロンより、風量が強まり強い遠心力が発生するからです。遠心力に強いGがかかるほどゴミの分離性能が高まるので、フィルターが目詰まりしにくくなり、吸引力が低下しないメリットが生まれます。

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ルートサイクロン

ルートサイクロンテクノロジー

コードレスクリーナーのルートサイクロンテクノロジーは6個のサイクロンが備わっており古いサイクロンテクノロジーですが、他社のサイクロン掃除機に比べると微細なゴミを分離する能力は非常に高い優れたサイクロンです。

2ティアーラジアルサイクロン

2ティアーラジアルサイクロン

最新のサイクロンテクノロジーである2 Tier Radial™(ティアーラジアル)は、2段階に分かれ15個の小さなサイクロンで構成されています。ラジアルサイクロンが2層に配列されたことにより、気流の流れがよくなり風量が強まりました。これによりルートサイクロンより強い遠心力が発生するので、確実に微細なゴミまでを空気から分離する能力が上がっています。

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各サイクロンテクノロジーの遠心力

サイクロンテクノロジー遠心力(G)
ルートサイクロン150,000G
ラジアルルートサイクロン293,000G
32ルートサイクロン320,000G

遠心力(G)の数値はキャニスター掃除機のデータ。コードレスクリーナーの遠心力は未公開となっているので分かりません。

車でカーブを曲がるときを思い出してほしいのですが、同じスピードで緩やかなカーブを曲がるより、急なカーブを曲がったほうが外に向かって体が引っぱられる力が強くなります。

この引っぱられる力が遠心力で、サイクロン掃除機もこの遠心力を利用してゴミと空気を分離しています。遠心力が強くなればなるほど引っぱられる力(G)は強くなるので分離能力が上がります。

小さなサイクロンの数を増やすほど風速があがるので遠心力の強さも上がります。サイクロン部分が円錐形(テーパー状)になっているのには意味があり、細くなっている下部のほうが円周が小さくなるので、上部より下部のほうが遠心力が強くなっています。

ダイソンコードレスクリーナー 性能比較表

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