日立工機のR7DLを徹底調査(使用レビュー)

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日立工機のR7DLを徹底調査(使用レビュー)


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R7DLの特徴

R7DL-使用レビュー

7.2Vシリーズ 第2弾となるモデル

日立工機が2016年4月に発売した「R7DL」は、2010年に発売された「FR7D」に続く7.2Vシリーズスティック型コードレス掃除機の第2弾となるモデルだ。第1弾目となる「FR7D」は、内蔵式のニカドバッテリーが採用されていたが、「R7DL」では、継ぎ足し充電を行なってもメモリー効果の影響を受けない長寿命のリチウムイオンバッテリー(外付けタイプ)が採用されている。さらに吸込仕事率も18Wから20Wにアップしており、国内の電動工具メーカーの同クラス(7.2V)の中で一番強い吸引力を備えている。(2016年9月調べ)

サッとハンディタイプにして使える

もちろん同社が販売している他のスティック型コードレス掃除機と同じで、本体から延長管を外せば、卓上や階段掃除で便利なハンディ掃除機としても使うことができる。標準装備されているTヘッドや延長管に収納されているスキマノズルを直接本体に装着することもできるが、本体差込口は斜めにカットされているので、ノズルを装着しなくてもそのまま菓子の食べこぼしなどを吸引することもできる。お部屋に一台設置しておけば、家族が目についたゴミをサッと掃除してくれるので、主婦の家事が少しでも楽になること間違いなしだろう。

FR7D 仕様 R7DL
2010年 発売日 2016年
スライドスイッチ スイッチ方式 パネルスイッチ
紙パック式 集じん方式 カプセル集じん
18W 吸込仕事率 20W
約3時間 充電時間 約90分

「R7DL」と「FR7D」の違い

前モデルである「R7DL」との違いは、スイッチ方式がパネルスイッチになっているので、オン/オフや吸引モード切り替えの操作がしやすく、吸引モードも2段階から3段階の調整が行なえるようになっている。集じん方式は10.8Vシリーズと同じ、こまめにゴミ捨てが行なえるカプセル集じん式が採用されており、フィルターは水洗いすることができるので、繰り返し使うことができるので紙パックなどの購入費用がかからず経済的。さらに、コードレス掃除機の選ぶポイントとなる吸込仕事率や充電時間の仕様もアップしている。

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R7DLのスイッチ方式

ワンタッチ操作できるパネルスイッチ

R7DLは、同社から同年に発売された「R10DAL」と同じパネルスイッチが採用されている。前モデルと違い、吸引モードも2段階から3段階に増えており、パネル操作で吸込力を強・標準・弱と簡単に切替えることが可能となっている。スイッチを引いてる間だけ稼動するトリガースイッチと違い、一度ボタンを押すと常に稼動するので、連続使用する用途ではパネルスイッチのほうが使い勝手がいい。日立工機はマキタと違いスイッチ方式の違うモデルを販売しないので、同社の製品でこまめにON/OFFできるトリガースイッチのほうがいい場合は、10.8Vシリーズの「R10DL」をおすすめする。

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R7DLの吸込仕事率(吸引力)

モデル R10DL(10.8V)
2014年発売
FR7D(7.2V)
2010年発売
R7DL(7.2V)
2016年発売
R10DAL(10.8V)
2016年発売
吸込仕事率 15W 18W 20W 24W

10.8Vに負けない吸引力!

R7DLの吸込仕事率はなんと20W、同社から2014年に発売された格上の電圧(10.8Vシリーズ)のR10DLより吸込仕事率が高くなっている。同じ床用ヘッドが採用されているので、前モデルの7.2Vの「FR7D」や10.8Vの「R10DL」よりゴミを吸い上げる吸引力が強くなっており、現段階(2016/9)では、国内の電動工具メーカーの同クラス(7.2V)の中で一番吸込仕事率が高いモデルとなっている。さらに軽量タイプで吸引力の強いモデルがいい場合は、同年に発売された10.8Vの「R10DAL」をおすすめする。

動画では吸引力検証のため、建築現場や工房でよく発生する木材の大鋸屑や切り屑を吸い込みさせているが、1ストローク(ヘッドを前後に往復させる動作)でゴミを吸い上げることができた。また、10円玉や100円玉も吸い上げる力があるので、ペットの餌や砂のような重たい固形のゴミも楽に吸い上げる力があるだろう。動画でも実際に吸わせているがヘッドの前面で押しだしてしまうものの、ゴミに対してヘッドをかぶせるように吸引することができた。

R7DL-ノーマルヘッド

フーローリングが一番フィットする「ノーマルヘッド」

▽3つのメリット
・髪の毛や糸くずが絡まらないからお手入れ不要
・回転ブラシが付いていないから固形のゴミを弾き飛ばさない
・モーターやブラシが配置されてないから軽い
▽1つのデメリット
・カーペットにおける集じん力がモーターヘッドより劣る

R7DLのヘッドにはフローリングや畳のような平たい床面の掃除が得意な「ノーマルヘッド」が標準装備されている。このヘッドは回転ブラシやモーターが配置されていないので、絨毯(カーペットやラグ)の集じん力は、モーターヘッドが搭載されている家電メーカーの高級タイプの製品に比べると劣ってしまう反面、フローリングのような平たい床に落ちているゴミはスムーズに吸引することができる。

また、ヘッドにモーターや回転ブラシが搭載されていない分、コンパクトで軽くなっており、使い勝手がよく取り回しやすいに尽きる。一見チープな作りに見えるが、吸い込み口に回転ブラシが配置されていないので、髪の毛や糸くずのような長いゴミがブラシに絡みついたり、ペットの餌や砂のような嵩のあるゴミを弾き飛ばしてしまうこともがないメリットがあり、目に見えるゴミを吸引する用途では最適といえる。

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R7DLの集じん方式


ダストケース集じん方式

▽2つのメリット
・こまめにゴミが捨てられるから吸引力を維持できる
・水洗いできるから消耗品の購入費用が不要
▽1つのデメリット
・ゴミ捨て時に紙パックより埃が舞いあがりやすい
・定期的にフィルターのお手入れが必要

R7DLの集じん方式は、吸引したゴミをダストケース内に溜められる「ダストケース集じん方式」が採用されている。ダストケース集じん方式は、ヘッドから吸い込んだゴミと空気をダストケース内に配置されている2層になったフィルターで分離し、ダストケース内にゴミを溜める構造だ。こまめにゴミを捨てることができるので、紙パック式と違い吸引力を維持しやすいメリットがある。

ゴミを分離しているフィルターは消耗品であるが、水洗いすることにより繰り返し使うことができるので、紙パック式のように定期的に消耗品の購入費用もかからないメリットがある。フィルターは1枚100円というリーズナブルな価格で販売されているので経済的だ。また、ヘッド、ダストケース、プレフィルター、フィルターといったゴミが通過する部分は全て水洗いすることができるので、排気が臭くなっても安心。

定期的な水洗いが面倒な場合は「高機能フィルター」がおすすめ

R7DLのフィルターは目詰まりした微細なゴミを水洗いしないと除去することができないフェルト素材になっているので、頻繁にフィルターを石鹸水で水洗いしなければいけない。例えば、毎日家中を掃除した場合、1週間もしないうちに上の写真のように真っ黒になってしまう。そのため、フィルターの汚れが気になる人の場合、月に何度も水洗いしなくてはいけなくなるのだ。

そこで、標準装備されているフィルターを、マキタが販売している「高機能フィルター」に取り替えると、目詰まりした微細なゴミを水洗いしてもダスター刷毛などで掃けば除去することができるので、頻繁に水洗いする面倒が手間がはぶけるようになる優れものだ。この「高機能フィルター」はマキタの業務用(14.4V/18V)のコードレス掃除機に採用されているものだが、R7DLに装着することができた。

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R7DLの充電方法

R7DL-充電方法

プラグを直接本体に差し込むだけ!

R7DLにはワンタッチでバッテリーを取り外せる外付けタイプのバッテリーが採用されている。一般的に電動工具メーカーの場合、バッテリーが外付けされている製品には急速充電が可能な充電器が付属されているが、R7DLには充電器が付属されておらず、代わりにACアダプターが付属されている。本体にACアダプタを差し込んで充電することができる。

R7DL-バッテリーの取り外し方
ACアダプタといっても約90分の充電時間でフル充電することが可能なので、家電メーカーの製品に比べるとフル充電にかかる時間は早いほうである。ちなみに7.2V用の急速充電器(UC7SL)を購入すれば、充電時間を約30分と1/3に短縮することも可能。また、バッテリーはワンタッチで取り外すことが可能なので予備バッテリー(BCL715)を用意すれば稼働時間を延ばすこともできる。

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R7DLのバッテリー交換方法

R7DL-バッテリーの交換方法

自分で簡単に交換できるから経済的

R7DLのバッテリーは前述の通り、ワンタッチで本体から取り外すことが可能なので、単品販売されている7.2Vのバッテリー(BCL715)を購入することにより、自分でバッテリー交換することが可能である。バッテリーは日立工機の代理店で販売されているので、ホームセンターなどでも販売されており入手がしやすい。ネットショップでも取り扱っている業者が多いので、Amazonや楽天市場などでも注文することが可能である。

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