音の小さいコードレス掃除機


騒音トラブルで死傷

ここ最近、騒音トラブルによる殺人事件のニュースを立て続けに2件も見ました。うち一件は恐ろしいことに拳銃で殺害されています。毎年、こういった生活音による騒音トラブルで暴行や殺人に発展するニュースを見ますが、ほとんどの事件がアパートのような集合住宅や、隣家と距離がとれない住宅街で発生しているようです。

最近の静音タイプのキャニスター掃除機静は騒音値が低いので、住宅街の場合、夜や早朝に掃除をしないかぎり、運転音で苦情がくることはほとんどないかと思います。それに、例えば、騒音値が70dBのキャニスター掃除機で掃除をしても、隣に聞こえる騒音値はぐっと下がるので、TVや音楽などを聴いていたり、窓が閉まっていると、相手は聞こえない場合もあります。

ただし、防音対策のされていないような集合住宅ですと、騒音値のうるさい掃除機を使用していたら、確実に掃除機の音がお隣さんにも耳にはいるので、昼間に掃除をしても掃除機の騒音が不快に思う方も多いことでしょう。なので、少しでも静かな掃除機を探している方が多いかと思います。

静音を重視したコードレス掃除機はない

コードレス掃除機の強モードの運転音は静音タイプのキャニスター掃除機や集じん機より五月蝿いので、静かな製品を求めている方もいるかと思います。今のところ何処のメーカーも静音に重視したコードレス掃除機を作っていないので、残念ながら音の静かな製品を見たことがありません。

吸引モードを低くすれば運転音は静かになりますが、吸引力が弱くなります。コードレス掃除機はキャニスター掃除機より吸引力が劣るので、やはり強モードでフロアを掃除したい方が多いかと思います。そこで、今回は実際に使ってみて運転音が静かだと思ったコードレス掃除機を紹介します。

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音の静かなローエンドモデル

プラスマイナスゼロ±0はMAXで70dB台

ノーマルヘッドを搭載している安価なコードレス掃除機(7.2V~10.8V)の中で、一番運転音が静かだと感じた製品は、シンプルな家電で知られるようなった±0(プラスマイナスゼロ社)の「XJC-Y010」や「XJC-A020」です。音の静かさは7.2V~10.8Vの電動工具メーカーやアイリスオーヤマの製品と比べても頭ひとつ抜けています。

さらに10.8Vの製品の中で一番吸引力が強く、吸込仕事率の仕様も一番高いものとなっています。ちなみに「XJC-A020」は、「XJC-Y010」の後継機種で、吸込仕事率は同じ(30W)ですが、バッテリーの容量が2.0Ahから2.5Ahへ拡大されているので、連続使用時間が延長されています。(その他、外観塗装の仕上げに違いがあり)

動画では、マキタアイリスオーヤマの10.8Vの製品と騒音を比較しています。ハイパワーモードの運転音は、動画ではあまり差がないように聞こえますが、その場で聞いてみると誰が聞いても±0の掃除機のほうが静かに感じるはずです。しかも、コードレス掃除機特有の甲高い音がしないので近くで使用されても不快になりません。

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音の静かなハイエンドモデル

FREED2、トルネオより静かなハイエンドモデルは現段階ではない

モーターヘッドを搭載した18V以上のコードレス掃除機の中で運転音が静かに感じたのは「シャープのFREED2」や「東芝のトルネオV」です。どちらが静かとと聞かれるとFREED2ほうが音が小さいです。しかし、これらのコードレス掃除機は静音タイプのキャニスター掃除機に比べると運転音が大きいです。強モードで70dB台のまで下げられるハイエンドモデルのコードレスは現在のところ存在しないと思います。

ダイソンエレクトロラックスの海外メーカーや、日立アプライアンスのコードレス掃除機は前述のモデルより音がうるさいです。なので、店頭にあるFREED2の運転音がうるさいと感じたら、それ以上、運転音の小さいハイエンドモデルのコードレス掃除機を探しても見つからないと思います。2016年に各メーカーから発売されるNEWモデルに期待しましょう。