プレフィルターと高機能フィルターの違い

マキタ-高機能フィルタ《A-58207》

マキタの14.4Vと18Vのフィルター仕様変更
「高機能フィルター」が採用される

マキタのコードレスクリーナーには、電圧の違うシリーズ(7.2V/10.8V/14.4V/18V)が4種類のシリーズが存在します。三ヶ月前に14.4Vと18Vのカプセル式のモデルに標準付属されているフィルターの仕様が変更されました。(7.2V/10.8Vにも装着可能)

従来のフィルターは、フェルト素材の〔白いフィルター〕に〔プレフィルター〕をかぶせていましたが、現在、販売されているクリーナーには、プレフィルターが無くなり〔高機能フィルター〕のみの装着となっています。

仕様が変わった当時は、私がよく利用するAmazonさんで「高機能フィルター」が単品販売されていなかったので、楽天で販売しているショップがないか検索。まだ取り扱っている店が少なかったですが、一番安いWorking Proさんのショップで購入しました。

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高機能フィルターとプレフィルターの違い

従来のフィルターの汚れ

毎週、水洗いするのが面倒くさい従来のフィルター
すぐに目詰まりを起こし「ボロ雑巾」のような姿に‥

従来のフィルターを使っていて、定期的に繰り返される水洗いのお手入れが面倒だと思ったことはありませんか?フィルターの生地がフェルトのような素材なので、毎日掃除をしていると、1週間も経てば写真のようにフィルターが目詰まりを起こし真っ黒に汚れてきていたはずです。粉じん(微細なゴミ)がたくさん落ちている工房を掃除したら一発で写真のように汚れます。

この粉じん(浮遊するくらい粒径が小さい粉)はプレフィルターの表面に詰まるのではなく、フィルターの入り組んだ隙間に侵入して詰まってしまいます。この粉じんが詰まった汚れは、ダスター刷毛で掃いても取り除くことはできませんでした。なので、頻繁にフィルターのメンテナンス(水洗い)をしなければいけませんでした。

私は水洗いするお手入れが億劫なので、この汚れを見て見ぬふりをして、1ヶ月以上、放置することもありました。そして、いよいよ、ボロ雑巾のように変わり果てたフィルターを見て「そろそろやばいな…」と思いプレフィルターと一緒に水で洗っていました。洗わないと吸引力が低下するため、誰でも必ず水洗いしていたでしょう。

フィルターのメンテナンスは汚いので触るのも見るのも嫌だし、取り外すときに埃も舞いあがるので一番嫌いな作業です。なので、最初は毎週日曜日に水洗いをしていましたが、だんだんとメンテナンスの頻度が少なくなっていきました。

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マキタ|高機能フィルター

ブラシで掃けば目詰まりが解消されるから、水洗いの頻度が劇的に減る

この高機能フィルターは、生地が超極細繊維になっているので、従来のフェルトのようなフィルターより、表面がサラサラになっていて目が細かくなっています。フィルターが目詰まりしたとしてもブラシで掃い落とすことができるので、定期的に行っていた面倒な水洗いの頻度が劇的に減ります。なので、わたしがフィルターを水洗いするときは、掃除機の排気が臭くなったときだけになりました。(高機能フィルターの生地を日常にあるもので例えると、メガネ吹き(メガネクロス)のような素材に似ています)。

ダスター刷毛でフィルターをお掃除

表面に付着したゴミもサッと簡単に落とせる

表面の目が超極細なので、ゴミや粉じんがたくさん付着しても、軽く振ったり棒でつつけば、大きなゴミはスルリと落とすことができます。前述のとおり、目詰まりを起こすような微細な粉じんが付着してもブラシで掃き落とせるので、目詰まりも怖くありません。

従来のフィルターと同じように表面は汚れて黒くなりますが、素材の表面が入り組んでいないので、ダスター刷毛(ミニホウキ)でさっと掃くと、大きなゴミと一緒に細かい粉じんも取り除くことができるので吸引力が復活します。

自己流!キャニスター掃除機で楽ちんメンテンス

これは自己流なので正しいメンテナンス方法ではありませんが、コード付きのキャニスター型掃除機にブラシノズルを取り付けて高機能フィルターのお手入れをすると、埃を舞い上がらせることなくお手入れすることができました。

キャニスター型掃除機は、吸引力が強いため、強モードにしてフィルターを吸い込むと生地の劣化が早まり寿命が短くなるかもしれないので、ブラシノズルで掃除するときは吸引力を『弱』にしています。

動画では分かりやすく伝えるために床に置いていますが、ゴミが下に落ちるのでゴミ箱の上で掃除したほうがよいと思います。

よく掃除機本体に張っているステッカーの詳細が知りたいという問い合わせがくるのですが、動画のクリーナーに貼っている300円ステッカーの記事はこちらからどうぞ。

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使い古した高機能フィルター

三ヶ月経っても吸引力が落ちないから、水洗いをするのが面倒な方におすすめ!


写真のフィルターは約3ヶ月使用したものです。検証のため一度も水洗いは行っていません。若干、薄汚れてはいますが、従来の一週間ほど使用したフィルターのボロ雑巾のような姿になったものと比べるとはるかに綺麗です。ダスター刷毛でお手入れしているので、吸引力も落ちた感じは全くしません。まだまだ水洗いしなくても済みそうです。

目詰まりした粉じんは、ダスター刷毛で取り除いています。ダスター刷毛は毛先が細く、動物の毛が使われているので静電気が発生しません。なので、効率よくフィルターに付着した粉じんを綺麗に掃きとることができます。ペンキを塗る刷毛も毛先が細いのでおすすめです。どちらもホームセンターなどで(100~200円)ほどで販売されています。

埃が舞うのが嫌な方は掃除機にノズルブラシを取り付け吸い取ったほうがよいと思います。

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高機能フィルター 裏地の汚れ

細かい粉じんが浸入していないので裏地は綺麗!

3ヶ月使用した高機能フィルターの裏地です。粉塵が中に浸入していないので全く汚れていません。目が細かい高機能フィルターに変えると、従来のフィルターより若干吸引力が弱くなるので、排気口から排出される空気も従来のフィルターより綺麗になっていると思います。私は水洗いをせずに吸引力が落ちないか検証しているだけなので水洗いは1回もしていません。しかし、臭いのでるゴミを吸引すれば排気も臭くなるので、定期的に水洗いを行ったほうがよいと思います。

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高機能フィルターの口(ゴムパッキン)

ゴムパッキンで密閉性が高いから、細かい粉じんを外にもらさない

従来のフィルターは隙間なくセットしても、プレフィルターを回してセットした時に、フィルターの根元がよれたり、折れ曲がったりして隙間が開いていることがありました。結果、排気が汚くなり、本体内部や排気口に貼り付けられているスポンジフィルターもすぐに汚くなっていました。

高機能フィルターは入口が隙間なく本体に装着できるゴムパッキンになっているので密閉性が高い。なので、従来のフィルターより微細なゴミや粉塵が本体内部に浸入しにくくなっています。アレルギーなどで掃除機の排気が気になる方は、すぐにでも高機能フィルターを装着したほうがよいと思います。プレフィルターがなくなったので、フィルターの着脱も非常に簡単になるメリットもあります。

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全てのモデルに互換性あり!
実は7.2Vや10.8Vにも取り付けられる

マキタのコードレスクリーナーの消耗品やアクセサリーは全てに互換性があります。メーカーのページでは、高機能フィルターは、14.4Vと18Vのクリーナーにしか装着できないと記載されていますが、7.2Vや10.8Vのモデルにも装着することができました。

この3ヶ月間使用してきた高機能フィルターはテストで試しに購入したものですが、頻繁に水洗いするお手入れをしなくてもよくなったので、もう従来のフィルターには戻れなくなりました。他のモデルの分も高機能フィルターにとりかえたいと考えています。

ちなみに、この高機能フィルターは日立工機のR10DL、R14DSAL、R18DSALにも取り付けることができました。(取り付けた記事はこちらからどうぞ)

まとめ

▽高機能フィルターを装着することで生まれる4つのメリット
フィルターに付着した大きなゴミを簡単に落とせる
(表面がツルツルしているため、フィルターに付着した目にみえるようなゴミは手で触れることなく、棒やブラシでこそぎ落とせる)

水洗いしなくても目詰まりした粉じんをブラシで掃い落とせる
(目詰まりした微細なゴミをブラシで掃き落とせるから、頻繁に行っていた面倒な水洗いのお手入れ頻度が減る)

強い吸引力を維持しやすい
(従来は吸引力が低下すると目詰まりしたフィルターを水洗いしていたが、ブラシで目詰まりを解消できるから、水洗いしなくても強い吸引力を維持しやすい)

排気が綺麗になる
(従来フィルターより高機能フィルターのほうが目が細かいので、若干吸引力が低下するというデメリットがあるものの、それだけ排気が綺麗になるというメリットも存在する)