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カーペットを敷いている面積が狭ければ「Dyson V8/V10 Fluffy」でも対応できるまき

犬と猫の毛 Fluffyで対応できる?

ヘッドが斬新なFluffyが欲しいけど犬や猫を飼っているでござる

CMに登場するダイソンのスティックコードレス掃除機「Fluffy(フラフィ)」が欲しいけれど、抜け毛の多いペットを飼っているために、Animal(アニマル)にしようか迷っている人も少なからずいるのではないだろうか。


2014年に登場したDC74から採用されている「ソフトローラークリーナーヘッド」は、従来モデルにはない印象的なルックスをしており、ダイソンといえばあの色鮮やかなヘッドをイメージされる人も多いのではないだろうか。

この記事では、ペットを飼っているけれど、Fluffyシリーズのモデルがほしいという人のために背中を押す記事である。

dyson Animal「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」

カーペットを敷いてる面積が広い場合はAnimalシリーズがおすすめ

Animalシリーズに標準装備されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」は、ローラーに硬いブラシが搭載されているので、カーペットの集じん性能がどのヘッドよりも優れている。また、ペットの抜け毛だけでなく、カーペットの奥深くに入り込んだハウスダストまでもがクリアビンに溜まる様子は、爽快感と達成感を味わえる。

従って、カーペットを敷いている面積が広く、絡みついたペットの抜け毛の除去に悩んでいるのであれば、Animalシリーズのモデルを選ぶほうがおすすめである。どうしても「ソフトローラークリーナーヘッド」が欲しいのであれば、「Absolute」という2つの床用ヘッドが同梱されているモデルを選ぶ選択肢もあるが、価格は割高になる。


ちなみに、V8(2016年)のAnimalは他シリーズと違い稼働時間が長いものの、毛足の長いラグを掃除するとモーターに負荷がかかり回転ブラシが停止しやすい。V7(2017年)V10(2018年)のAnimalは、ブラシにかかる負荷を抑えている対策が施されているので、回転ブラシが停止しにくくなっている(動画参照)。V8は最新モデルと比べるとかなり価格が下っているので迷うところだが、毛足が長い絨毯を敷いているのであれば避けたい。

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dyson Fluffy「ソフトローラークリーナーヘッド」

カーペットを敷いてる面積が狭ければ「Fluffy」でも対応できる

カーペットを敷いている面積が狭い場合は、床に優しい「ソフトローラークリーナーヘッド」が標準装備されているFluffyシリーズでも対応することができる。なぜなら、フローリングや畳のダストピックアップ率(ゴミ除去率)は、Animalシリーズに装備されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」と大差がないからである。

さらに、硬いブラシが搭載されていないので、ペットの毛がヘッドに絡まりにくく、ペットの餌・砂のような固形のゴミも弾き飛ばさずに吸引することが可能。そして、マイナーチェンジされたV8V10に標準付属されている「ミニモーターヘッド(後述)」でカーペットやラグに絡みついたペットの抜け毛に対応できるからである。

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Dyson V10 Fluffy

フローリングに落ちてるペットの毛は「ソフトローラークリーナーヘッド」でも十分

掃除機をかける頻度は一週間に一度の家庭が多いようだが、抜け毛が多いペットを飼っていたり、毛が生え変わる換毛期だと、わたしのように毎日掃除機をかけている家庭も多いのではないだろうか。

家には抜け毛の多い品種の猫がいるので、午前中にはりきって掃除をしても、午後にはまた白い毛が床に落ちていたりする。毎日グルーミングツールでブラッシングを2~3回しているにもかかわらずだ。

フローリングや畳のようなフラットな床面に落ちているペットの抜け毛であれば、Animalに搭載されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」でなくとも、Fluffyに装備されている「ソフトローラークリーナーヘッド」にでもちゃんと集じんすることができる。モーター駆動の回転ブラシが搭載されていないノーマルヘッドでも十分なほどだ。

また、「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」のようにペットの毛、髪の毛、糸くずがブラシに絡みつかないので、うんざりするヘッドのお手入れ頻度も劇的に少なくなるメリットも存在する。さらに、広い開口部によってドライフードやトイレの砂のような固形のゴミも弾き飛ばさずに吸引することが可能。さらには、柔からなフェルトに包まれたローラーが、ペットの皮脂や汚れを乾拭きしてくれるのも嬉しいポイントだ。

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頑固に絡みついたペットの抜け毛を確実に除去する「ミニモーターヘッド」

V8とV10に標準装備されているミニモーターヘッドは、従来モデルや前年モデルV7のスティック機と違い、回転するブラシバーに硬いナイロンブラシが採用されている。このブラシはAnimalシリーズに標準装備されている床用ヘッドに採用されているものと同じものである。

そのため、カーペットやラグに頑固に絡みついたペットの抜け毛を除去することができるのだ。また、毛足の長いラグや毛足の太いラグを掃除してもブラシが止まることはないので安心。ちなみに、回転するブラシパワー(出力)は、V8よりV10のほうが10Wほど強い。

動画は、カットタイプ、ループタイプ、シャギータイプ、タイルマット、キャットタワーに絡みついたペットの抜け毛をミニモーターヘッドで掃除をしたものだが、1ストロークで8~9割の抜け毛を絡め取ることができた。家には長毛種の猫がいるので、1日に1~2回は掃除機をかけている。

最近は検証のため、V10のミニモーターヘッドばかり使っていたが、どのカーペットやラグで使用してもブラシが止まることはなかった。そして、国内メーカーの製品が苦手な頑固に絡みついた猫の毛を集じんすることができたので、毎日満足しながら掃除をしていた。

Dyson-ミニモーターヘッド(ペット(犬・猫)の毛)

ミニモーターヘッドのブラシは欠点もあり、カーペットの繊維、髪の毛、糸くず、ペットの抜け毛が絡みつきやすい。毎回掃除が終わるたびに、こまめに絡みついたゴミを手で除去したほうがよいだろう。

Dyson-ミニモーターヘッド(ペット(犬・猫)の毛)

手で除去できないほどわやになった場合は、500円硬貨を使ってヘッドサイドにあるネジを左に回しロックを解除。ブラシバーを引き抜いてゴミを除去すれば数分でお手入れが終わる。

V10ミニモーターヘッド裏面

裏面には車輪がついていないので、フローリングような床面を掃除すると傷がつくので注意しよう。ちなみに、このブラシが採用されたミニモーターヘッドは、V7 Mattressにも付属されている。
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まとめ

まとめ

犬や猫のような抜け毛の多いペットが家族に居るものの、カーペットを敷いている面積が狭い場合は、最安標準モデルのFluffyシリーズでも対応できるという記事でした。各シリーズの付属品やスペックを掲載したページは「ダイソン掃除機 性能比較表」の記事からどうぞ。

カーペットを敷いている面積が広いうえ、頑固に絡みついたペットの抜け毛で悩んでいる場合は、Animalのほうがおすすめです。それでもFluffyが欲しい場合は、2つのヘッドが付属されたAbsolute(割高)を選ぶか、ペットの抜け毛が絡みにくいカーペットと交換する選択肢もあります。

Animalの床用ヘッド(ダイレクトドライブクリーナーヘッド)と同じブラシが搭載されたミニモーターヘッドが付属されているモデルは、V8とV10シリーズのスティック機と、ハンディタイプのV7 Mattressです。V7シリーズのスティック機には従来タイプのものが付属されているため注意。

ダイソンコードレスクリーナー 性能比較表

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