Dyson V6 Animalpro

Dyson V6 Animalproの特徴

Dyson V6 Animalproの特徴

スペックやテクノロジーは、これまでのV6シリーズのラインナップと同じ

2015年9月18日に「ダイソン V6 アニマルプロ」が店頭で販売されるようです。このモデルはV6シリーズのラインナップ品なので、基本的な仕様(吸込仕事率、連続使用時間、充電時間)等は、他のV6シリーズのラインナップ品と同等になります。

アニマルプロ(Animal pro)の本体に採用されているサイクロンテクノロジーも「2 Tier Radial(ティアーラジアル) サイクロンテクノロジー」ですし、 0.3ミクロンの微細な粒子を99.97%以上捕らえると言われている「ポストモーターフィルター」も搭載されています。

ダイレクトドライブクリーナーヘッドの特徴

ダイレクトドライブクリーナーヘッド

標準付属されているヘッドが違う

他のV6シリーズのラインナップ品との違いは、標準装備されているヘッドの種類が他のモデルに搭載されているモーターヘッドと異なります。アニマルプロのターゲット層はペットを飼っている家庭なので、このヘッドは特に特にカーペットやラグにおける集じん性能が向上しています。

カーボンファイバーブラシ搭載ヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッドの違い

海外のショップの写真では、一見DC62に標準付属されている「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」の様に見えますが、2列に配列されていた「ナイロンブラシ」と「カーボンファイバーブラシ」は1列になり、きつい螺旋を描きながら隙間無くびっしりと植毛されていました。

ヘッドの全幅もアニマルプロのほうが広く、後方にあったブラシモーターがブラシローラーに内臓されているため、ブラシロラーの幅がヘッドと同じ全幅になっています。

ブラシの違い

ブラシを拡大して見ると違いは一目瞭然、「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」より、ブラシの毛足の長さが短くなり、ナイロンブラシはさらに太くなっているので、より硬く腰も強くなっています。ナイロンブラシはタワシとまでいかないが、歯ブラシに植毛されている太いタイプのブラシのようになっており、歯が磨けるほどの硬さになっています。

モーターの違い

ヘッドの回転ブラシを外して見ると、DC62などに採用されている「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」の回転ブラシと違い、モーターがローラーに内臓されていました。ギアとベルトを介してモーターの力を伝えていないので、間違いなくブラシのパワーはアップしているだろう。

モーターの回転をブラシローラーに伝動させる、ヘッドの横にあったベルトとギアが無くなったことにより、サイドの余計なスペースがなくなっている。そのため「Fluffy」と同じで、ブラシローラーのサイズはヘッドと同じ全幅になっています。モーターヘッド特有のベルトの劣化や糸くずの絡みによる故障の発生率が少なくなるかもしれなません。

メーカー発表によると、回転ブラシのパワーはDC62と比べ75%パワーアップし、カーペットのゴミをより多く集じんすることができるようです。電力供給も20%アップしているようですが、標準モードの連続使用時間に差はありません。※MAXモード(-1分)

 

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ダストピックアップ率

アニマルプロが通った跡には毛1本すら残らない

上の写真は長さ1mほどの絨毯マットを掃除したときにでたゴミだ。アニマルプロで掃除する前に「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」と「ソフトローラークリーナーヘッド」で掃除していましたが、けっこうな量の微細なゴミがクリアビンに溜まっていた。細かい粉塵だけではなく埃もたくさんとれていました。

これはすごい、正直信じられない。なぜなら、汚れやすい場所に置いていたマットだったので、普段からキャニスター掃除機でよく掃除していたからだ。ちなみに掃除したマットは木屑や粉塵が舞う場所に置いているマットなので、普通の家庭より微細なゴミが奥深くまで入り込んで汚れています。

DC62に採用されている「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」は古いタイプのヘッドですが、硬いナイロンブラシと静電気の発生を抑えるカーボンファイバーブラシが配置されているため、カーペットの奥深くに入り込んだ微細なゴミを取り除く能力は、CMでおなじみのFluffyの「ソフロローラークリーナーヘッド」より高い。

しかし、アニマルプロに標準装備されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」は、間違いなく「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」以上の集じん率を持っています。

カーペットの奥深くのゴミもかき出してくれるので、ちょっと掃除しただけでクリアビンに灰色の埃やチリもたくさんとれるダストピックアップ率(ゴミの除去率)はすごいが、従来のヘッドのナイロンブラシに比べると、さらにブラシが硬くなり腰が強くなっているので、デリケートな床を掃除する場合は痛みやすい欠点もあるかもしれません。

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ダイレクトドライブクリーナーヘッドの欠点

メンテの度に抜けていくカーボンファイバーブラシ

このヘッドは従来の「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」と同じように、髪の毛や絨毯繊維がブラシに絡みつきやすく、定期的にメンテナンスが必要になります。ブラシがついたローラーは簡単に抜くことができますが、このローラーを引き抜くときにカーボンファイバーブラシが上のカバーに引っかかり抜けていきます。さらに差し込んだときにも抜けます。

ちなみに「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」もローラーを着脱するときに、カーボンブラシが抜けるが、こんなに抜けなかった。「ソフトローラークリーナーヘッド」は擦れないので抜けません。絡みついた髪や糸くずはそのまま取り除いて、水洗いするとき以外はローラーを外さないほうがよいでしょう。

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ダイレクトドライブクリーナーヘッド検証画像
追記:このラグマットにはベビーパウダーと木粉とダイソンのクリアビンに溜まっていたゴミを刷り込んでいます。

ダイレクトドライブクリーナーヘッド検証画像

そして、「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」を搭載している「DC62」でゴミを吸い取ってみました。ダイソンのヘッドの種類のページでは20ストローク(1ストローク=1往復)させたと記載していますが、実際は23~24ストロークほどさせています。

人気のあるスタンダードなヘッドだけあって、集じん性能は優れており、かなり微細なゴミをクリアビンに回収することができました。おそらくカーペットにおける集じん性能は、新しいFluffyモデルに採用されている「ソフトローラークリーナーヘッド」より上でしょう。

ダイレクトドライブクリーナーヘッド検証画像

次に、アニマルプロに採用されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」をV6に装着して、20ストロークさせながら掃除をしてみました。

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するとマットの表面は綺麗でしたが、まだこんなに微細なゴミを回収することが出来ました。このゴミの中には驚いたことによく見ると髪の毛も含まれています。
さすがペットを飼っている人をターゲットにしているモデルだけあって集じん性能はかなり優れているようである。

ちなみにこのヘッドで掃除をする前に「ソフトローラークリーナーヘッド」で掃除をしましたが、ゴミが溜まる気配がなかったので途中で検証をやめています。小さなゴミと大きなゴミを同時に吸い取れる長所を持っていますが、腰のあるブラシが配列されていないので、カーペットを掃除した場合の集じん性能は劣るようだ。

ダイソンのヘッドは絨毯等の繊維を傷めやすいという意見もあると思いますが、これだけ集じん性能が向上していることを考えると、わたしや子供がアレルギー持ちであったり、カーペットを敷いている範囲が広い家に住んでいた場合は「ダイソン」を使い続けると思います。

ただし、フローリングのような平たい床面の場合は、「他社の掃除機」や「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」、「ソフトローラークリーナーヘッド」が搭載されたモデルでも、ダストピックアップ率(ゴミ除去率)に大差はないので、全てのフロアにダイソンの「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」が優れているとは言えません。

わたしが軽さを重視したり狭い部屋を掃除する場合は「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」を選びますし、フローリングから汚れを拭き取る能力を重視したり、大きいゴミを集じんするのであれば「ソフトローラークリーナーヘッド」のほうを選びます。

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海外では、V6シリーズのラインナップにabsoluteという「ソフトローラークリーナーヘッド」と「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」の二つのヘッドが付属されているモデルが販売されています。

このV6アニマルに搭載されている「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」、公式ページでは、カーペットに使用している写真しか使われていないので、フローリングよりカーペットの掃除を得意としているのではないでしょうか。海外では日本と違い、家の中では土足で生活しており、ライフスタイルに違いがあるのでヘッドの作りがカーペットに特化しているように思えます。

「フラフィ」は微細なゴミと大きなゴミを同時吸い取るのが売り(特長)であったが、「アニマルプロ」はカーペットから最も多くの微細なゴミやペットの抜け毛が売り(特長)になっている。

ソフトローラークリーナーヘッド

ソフトローラークリーナーヘッド
fluffyのヘッド(ソフトローラー)

床に優しいソフトローラークリーナーヘッド

「ダイレクトドライブクリーナーヘッド」や「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド」は優秀なモーターヘッドですが、V6やDC74(Fluffyモデル)に標準搭載されている「ソフトローラークリーナーヘッド」も優秀です。

このヘッドは、嵩のある固形のゴミと小さいゴミを同時にとれるという利点のほうが広く認知されれているかもしれません、それだけでなく髪や紐がからみつきにくい設計になっているので、頻繁に行っていた面倒なヘッドのお手入れの頻度が少なくなります。また、硬いナイロンブラシが配列されていないので、フローリングを掃除しても傷がつきにくくなっています。

一見ただのフェルトが覆っているローラーに見えますが、柔らかくて細いカーボンファイバーブラシが4列に配置されているので、一般的な掃除機のように静電気が原因でとれなかった微細なゴミも取り除けます。メンテの際にローラーをヘッドから引き抜いてもカーボンファイバーブラシが抜けることもありません。

欠点は、カーペットの掃除では「カーボンファイバーブラシ搭載モーターヘッド(約520g)」や「ダイレクトドライブクリーナーヘッド(約680g)」に劣ることと、重量が約760gもあるので、持ち上げたときに手に負担がかかります。ただし、床に張り付かないので前後に動かす動作は軽い。

下記のダイソン比較表のページでは搭載されている性能(スペック)だけでなく、標準付属されているヘッドやノズルが一目で分かります。もしダイソンに興味があれば是非ご覧ください。

ダイソンコードレスクリーナー 性能比較表