メーカー各社の性能比較表はサイドバーからどうぞ!
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オフィスのような広い場所で使える3万円台のスティック型コードレス掃除機

会社に使えるコードレスクリーナー

下記条件を満たしてくれるコードレス掃除機の選定に、ぜひご協力頂ければ幸いです!

①取扱い、操作が簡単なもの。
④吸引力がよいもの。
⑤ホッチキス芯を吸えばうれしい。
⑥重量は、軽ければなおよい。
⑦ゴミの後始末に手間が掛からない。
⑧消耗品の紙パックはお金が掛かるので、無理。
⑨収納(立てられる)ができる。

吸引するゴミ:紙ごみ、ホッチキスの芯、靴に付着した砂、砂利など
使用時間 :フロアー面積が?ですが、掃除機複数台で10分位掛かる。

3万円台で購入できるハイエンドタイプのおすすめ

▽ハイエンドタイプの特徴
●パワフルかつ高機能だから本格的な掃除ができる
●回転ブラシ付きのモーターヘッドを搭載している
●高価格帯の製品が多い
▽ハイエンドタイプを販売している国内メーカー
●東芝ライフスタイル
●シャープ
●日立アプライアンス
●パナソニック
▽ハイエンドタイプを販売している海外メーカー
●エレクトロラックス
●ダイソン

スティック型コードレス掃除機には、メイン掃除機として使えるパワフルかつ高機能なハイエンドタイプの製品があり、これらの高価格帯の製品は主に上記の大手家電メーカーが販売しています。ハイエンドタイプの製品の床用掃除ヘッドは、回転ブラシが備わっている「モーターヘッド」を標準装備しているので、フローリングの溝からカーペットに絡みついたゴミもかきだしながら吸い込むことができます。

このモーターヘッドを標準装備したハイエンドタイプの製品は、3万円以上を超える高価格帯の製品が多いですが、予算以内におさまる条件をクリアした型落ちのモデルが幾つかあります。ちなみに、上記のメーカーは毎年、新モデルを発売しており、既に2016年の新モデルも発売していますが、まだまだ実勢価格は高価なので、1台を3万円で購入できるモデルはありません。

シャープのFREED2(2015年モデル)

1つ目が、2015年にシャープから発売されたFREED2シリーズの「EC-SX310」と「EC-SX210」です。ダイソンのように重心が上にあるハンディタイプのスティック型コードレスクリーナーは、重心が下にあるスタンドタイプの製品と違い、ソファーやベッド下の狭い隙間にもヘッドが入り込む上に、高い場所の掃除も得意なので人気があります。

ヘッドに延長管が付いているので、自由度が高く操作性が良い反面、自立できないデメリットが存在しますが、FREED2は唯一ハンディタイプの中で唯一自立する製品となります。また、ハンディタイプは重心が手元に集中するため、長時間掃除をしていると手首が痛くなる欠点もありますが、2015年のモデルから「マジックバランス」を採用しているので、ハンディタイプの中では軽い力でヘッドを前後に動かしながら床を掃除することができます。

同社の「EC-SX310」と「EC-SX210」はどちらも本体仕様は同じですが、付属品やヘッドのブラシ等に違いがあります。詳細はこちらの記事からどうぞ)。

ちなみに、ハンディタイプのスティック型コードレス掃除機で、軽い力でヘッドを前後に動かせる製品は、シャープのFREED2以外に、2015年~2016年に東芝から発売された「トルネオVコードレス」や、2016年にパナソニックから発売された「iT」があります。中でも東芝のトルネオVコードレスは軽い操作性で定評があります。しかし、どちらもFREED2より高価格なので予算をオーバーしてします。

エレクトロラックス社のエルゴラピード(2015年モデル)

2つ目が、2015年にエレクトロラックス社から発売されたエルゴラピードシリーズの「ZB3114AK」「ZB3113AK」です。現在、会社で使用されている同じ重心が下にある「スタンドタイプ」のスティック型コードレスクリナーになります。重心が床下近くにあるのでヘッドを前後に動かしながら床掃除している際は、手首に重さによる負荷をかけることなくヘッドを前後に動かすことができます。

ただし、スタンドタイプはハンディタイプより質量が重たくなるので、各部屋の境目をまたいだときや、ヘッドを方向転換させたときなど、ヘッドを上げ下げする動きが多いと手首が疲れやすくなります。

また、エルゴラピードのようなスタンドタイプは本体が床下近くにあるので、高い場所や家具下の狭い隙間の掃除が苦手というデメリットも存在します。「ZB3114AK」「ZB3113AK」は、どちらも本体仕様や付属品に違いはなく、色に違いがあります。去年発売されたエルゴラピードのレビュー記事はこちらからどうぞ。

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去年発売された「FREED2」と「エルゴラピード」は、どちらの製品も①、②、③、⑤、⑥の条件をクリアしています。双方の製品を比較するとゴミ捨てやフィルターのお手入れが簡単かつ衛生的(埃が舞い上がりにくい)に行えるのはシャープの製品です。一方、軽い力でヘッドを前後に動かすことができるのは、重心が下に配置されているスタンドタイプのエルゴラピードです。部屋、階段、フロアマットの境目に存在する段差をまたいだりするときに、軽い力でヘッドを持ち上げられるのは、重心が手元に配置されているハンディタイプのFREED2です。

会社でコードレス掃除機を複数台使用するということは、毎日それなりにゴミが発生するかと思います。毎日ゴミ捨てやフィルターのお手入れを行うことを考えると、個人的にゴミ捨てやフィルターのお手入れが簡単かつ衛生的に行えるFREED2のほうがおすすめです。また、FREED2はバッテリーを本体から取り外して急速充電器で充電できるセパレートチャージ式を採用しているので約80分でフル充電できるメリットもあります。一般的に高価格帯のハイエンドタイプの製品は充電時間に3~4時間かかります。

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電動工具メーカーのおすすめ

R18DSAL レビュー

マキタより後発のモデルを発売している日立工機のほうがパワフル

マキタの「CL103DX」や「CL140FDSFW」のように、回転ブラシが備わっていないノーマルヘッドが標準装備されているコードレス掃除機を検討している場合は、マキタの競合メーカーである日立工機の「14.4VのR14DSAL」「18VのR18DSAL」のほうが吸引力が強いのでおすすめです。

なぜなら、マキタが現在販売している業務用モデル(14.4V~18V)の現行機種は2009~2010年に発売された第一弾のモデルです。一方、日立工機の業務用モデル(14.4V~18V)は、2014年に登場した第2弾となるモデルになり、マキタの業務用コードレス掃除機より、後発で発売されているため、吸込仕事率が15Wも高くなっており吸引力がパワフルだからです。

ただし、日立工機の業務用モデル(14.4~18V)の現行機種は「トリガースイッチ」が採用されているので、こまめにON/OFFできるメリットがあるものの、長時間掃除をしていると指がだるくなる欠点も存在します。

ちなみにマキタの14.4Vの「CL140FDSFW」と同じ本体仕様で、指が疲れない「ワンタッチスイッチ」を採用しているモデルもラインアップされています。14.4Vシリーズであれば「CL141FDRFW」です。14.4Vシリーズより吸引力が強い18Vシリーズであれば「CL181FDRFW」もワンタッチスイッチが採用されております。どちらもフィルター式なので、紙パックの消耗品を購入する必要はありません。
各メーカーのスイッチ方式や吸込仕事率がひと目で分かる性能比較表は下記のページからどうぞ。

マキタのコードレス掃除機|性能比較表
日立工機のコードレス掃除機|性能比較表

日立工機のフィルターはお手入れが面倒だから「高機能フィルター」に変えたほうがよい

日立工機のモデルを採用する場合は、「マキタの高機能フィルター」を装着して使用することをおすすめします。高機能フィルターを装着すると、水洗いしなくてもフィルターに目詰まりした粉じんをダスター刷毛等で掃いおとせるので、面倒なフィルターのお手入れから開放されます。

ノーマルヘッドだから、高級クリーナーより大きなゴミを吸引するのが得意

ちなみに、電動工具メーカーのコードレス掃除機は、家電メーカーのハイエンドタイプの製品に比べると吸引力は劣るものの、ホッチキスや紙くずのような目に見えるゴミをメインで吸い取る場合は、モーターヘッドが搭載されているハイエンドタイプの製品より、回転ブラシの付いていないノーマルヘッドが採用されている電動工具メーカー(マキタ、日立工機、リョービ、ボッシュ)の製品のほうが効率よく吸引できます。

コードレスクリーナー スタンド

電動工具メーカーのコードレス掃除機は自立しない

基本的に電動工具メーカーのコードレス掃除機は、重たいバッテリーやモーターが手元に集中しているため、自立させて収納することができないので⑥の条件はクリアしていません。どこのメーカーも本体後部にストラップが付いているので、フックがあれば壁に立てかけて収納することは可能です。また、マキタ専用の立てかけながら収納できるスタンドを流用することもできますが、予算を超えてしまうかもしれません。電動工具メーカーのスティック型コードレスクリーナーに使える専用スタンド一覧は下のページからどうぞ。
専用スタンド一覧

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個人的におすすめしたいモデル

ノーマルヘッドが搭載されている電動工具メーカーであれば、個人的には最近、日立工機から発売されたR18DSAL(LYP)がおすすめです。なぜなら、2014年に発売されたR18DSAL(LJC)と吸引力は同じですが、本体に装着されているバッテリーの容量が5.0Ahから6.0Ahにアップしているとともに、最新の充電器が付属されているので、大容量のバッテリー約30分という短い充電時間で約48分間も稼動するからです。この製品に前述したマキタの「高機能フィルター」を装着して使用すれば、ゴミ捨てやフィルターのお手入れも純正のフィルターより楽になります。

現在、アマゾンで販売されているR18DSAL(LYP)の価格が1台29,800円なので、2014年に発売された、5.0Ahのバッテリーが標準付属されているR18DSAL(LJC)より安く、予算内に収まると思います。ちなみに、楽天市場に出店しているショップ「ツールダイレクト」に、3.0Ahのバッテリーと抱き合わせている「R18DSAL」が販売されており、こちらのオリジナルセット品は19,336円なので、さらに予算を抑えることが可能です。

容量が3.0Ahのバッテリーでも、約24分という早さでフル充電することができ、約22分稼動することができるので、途中で充電がきれても安心です。この3つのモデルは付属されているバッテリーが違うだけなので、本体の仕様やデザインは同じと考えてください。

モーターヘッドを搭載している高価格帯のハイエンドタイプであれば、シャープのFREED2がおすすめです。現在、下位モデル(EC-SX210)であれば2万円台、上位モデル(EC-SX310)であれば3万円台で、楽天市場やアマゾン等で販売されているので予算内に収まるかと思います。やはり、毎日、ゴミ捨てやフィルターのお手入れをすることを考えると、エルゴラピードよりゴミ捨てやフィルターのお手入れが簡単にできるFREED2のほうが適していると思います。

また、途中で充電が切れても、約80分で満充電することが可能なので、1日に複数回掃除をすることができます。さらに、バッテリーがワンタッチで取り外し可能なうえ、単品で販売されているので、電動工具メーカーと同じように「予備バッテリー(BY-5SB)」を購入すれば稼働時間を2倍に延ばすことも可能です。

ちなみに、最新のエルゴラピードやダイソンの製品は満充電するのに約4時間かかります。高価格帯のモデルはどこのメーカーも充電時間が3~4時間かかります。

上の動画は左が(EC-SX210)、右が(EC-SX310)のモーターヘッドです。EC-SX310のほうが配列されてるブラシの多くなっていますが吸引力は同等です。その他に付属されているノズルの種類や排気性能に違いがあります。比較表を見ていただければ違いがひとめで分かるかと思います。

シャープの性能比較表

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