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コードレスクリーナーはどれくらい吸込仕事率があればいいのか?

題名: 教えてください。
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コードレスハンディクリーナーを初めて購入したいのですが、吸引仕事率が20-40w位まであり、吸引仕事率が高いほど値段も高くなります。ピンからキリまであると思いますが、仕事率が高いほど良いに決まっていますが、最低でもどのくらいあれば普通の掃除で満足できるでしょうか。よろしくお願いいたします。

ローエンド機を販売しているメーカー

マキタ、日立工機、リョービ、ボッシュ、プラスマイナスゼロ、アイリスオーヤマ

毎日、家の床で発生する髪の毛、埃、チリを吸い取るのを目的とした場合、フローリングのような平たい床面であれば、ノーマルヘッドを標準装備しているローエンドタイプの製品で十分です。ローエンド機は吸込仕事率は年々あがってきているので、比較的新しいモデルを比較すると、個人的に最低20W前後はほしいですね。

上の動画のモデルはマキタのCL106FDSHW(カプセル式)で、吸込仕事率は19Wのモデルです。ローエンドイタイプであれば、わたしはこれくらいパワーがあると嬉しいです。吸込仕事率が高くなるほど、フィルターが目詰まりしても、強い吸引力を維持できるのでストレスがかからなくなります。

CL107FD

ちなみに、毎日掃除をした場合、頻繁にゴミ捨てを行わなければいけないので、シンプルなフィルター式が採用されているローエンド機を使用していると、ゴミ捨てがだんだんと面倒になってきます。なので、もう少し拘りたいのであれば、ゴミ捨てが簡単な製品を選んだほうが満足できると思います。

最近だと、簡単にゴミ捨てができる紙パック式のCL107FDSHWが人気が高いです。現在、在庫をつくれないほど注文が殺到しているため、ネットで販売されているものは、かなり割高になっています。正規の価格で購入したいのであれば、ホームセンターなどで購入することをおすすめします。

このクラス(10.8V)のパワーや連続使用時間で満足できないのであれば、電動工具メーカー(マキタ、日立工機、リョービ、ボッシュ)が販売している14.4V~18Vの業務用モデルをおすすめします。

ハイエンド機を販売しているメーカー

Anker、エレクトロラックス、ダイソン、東芝、パナソニック、日立アプライアンス、三菱

フローリングだけでなく、カーペット(絨毯)の奥からより多くの微細なゴミや糸状のゴミを集じんしたいのであれば、パワフルな吸引力が引き出せる高電圧のバッテリーと、回転ブラシが付いているモーターヘッドを搭載しているハイエンドタイプの製品を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、ハイエンド機を販売しているメーカーは、一般的に吸込仕事率を公表していません。吸込仕事率を公表しているのはダイソンだけです。ですが、大手電機メーカーが販売している高価格帯のハイエンド機は、どれも吸引力が強いので、本格的な掃除ができると思ってよいでしょう。

2016年モデルの吸引力を格付けをすると、ダイソン(V8)、日立(パワーブーストサイクロン)、パナソニック(iT)は吸引力がかなり強い部類になります。シャープ、エルゴラピード、東芝、eufyの製品は、前者のメーカーほど強い吸引力はありません。三菱の製品は使ったことがないので分かりません。

さらに、吸い込んだ空気とゴミを分離する能力が高いのは、「2段式サイクロン方式」を採用しているダイソンと東芝の製品です。「1段式サイクロン方式」を採用している他のメーカーの製品より、強い吸引力を維持できるだけでなく、フィルターのお手入れ頻度が劇的に減ります。

ハイエンド機を販売している各メーカーは本格的な掃除ができる製品に独自の特徴を打ち出してきているので、何処の仕様にウェイトをおくかで選び方が変わってきます。例えば、壁際のゴミを効率よく吸い取りたい場合でしたら、2016年モデルであれば、壁際ギリギリのゴミも吸い取れるヘッドを搭載している、日立のパワーブーストサイクロン、パナソニックのiT、シャープのFREED(上位モデル)、ラクティブ エアがおすすめです。

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