マキタのコードレス掃除機「CL107FDSHW」「CL106FDSHW」の口コミレビュー!実際に使って徹底検証してみた。

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マキタのコードレス掃除機「CL107FDSHW」「CL106FDSHW」の口コミレビュー!実際に使って徹底検証してみた。

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スティック型コードレス掃除機「CL106FD」「CL107FD」

CL106FDとCL107FDのレビュー

従来製品より吸引力が2倍もアップ!充電時間も1/2に短縮!

マキタは2016年9月13日に、「CL100DW-カプセル式」「CL102DW-カプセル式」の後継モデルである、2種類のスティック型コードレス掃除機「CL106FD-カプセル式」と「CL107FD-カプセル式」を発売した。

この2種類のモデルには、2015年に新発売された電圧が10.8Vのスライド式リチウムイオンバッテリーが搭載されており、10.8Vシリーズで外付けタイプのバッテリーが採用されているモデルは、2009年に発売された「CL100DW」「CL102DW」以来と7年ぶりとなる。

新製品に採用されているバッテリーは、従来モデルの「CL100DW」「CL102DW」より容量が増えているため、吸込仕事率や連続使用時間がアップしている。さらに急速充電器が同梱されているため充電時間も大幅に短縮された。本体が軽い(1kg前後)という10.8Vシリーズの特長は健在で、お年寄りから女性まで軽々と持てる重さだ。また、従来製品の本体カラーはアイボリー色であったが、業務用モデルと同じ純白になっている。

7年ぶりのセパレートチャージ式モデル

これまで同社の10.8Vシリーズのスティック型コードレス掃除機は、内蔵式バッテリーが採用されているモデルは何度か新しいモデルが発売されてきたが、ワンタッチでバッテリーを取り外せ、充電器で充電が行える「着脱式バッテリー」が採用されている新モデルは、約9年間発売されなかった。

セパレート・チャージ式のモデルを待ち望んでいたユーザーにとって、今回の新モデルの発売は嬉しいニュースであるが、従来モデルに採用されていたバッテリー(BL1013)と互換性がなくなっているため、旧ユーザーは充電器とバッテリーを買い直さなければいけないので、不満がある人も多いのではないだろうか。なお、今後「BL1013」と互換性がある新モデルが発売されるかは不明である。

 

機種名 吸込仕事率 連続運転時間 充電時間
CL100DW
(先行機-2009年)
強:14W 強:12分 50分
CL102DW
(先行機-2009年)
強:14W
弱:6W
強:13分
弱:21分
50分
CL106FD(カプセル式)
(後継機-2016年)
強:19W 強:16分 22分
CL107FD(紙パック式)
(後継機-2016年)
ハイパワ:32W
強:20W
標準:5W
ハイパワ:10分
強:12分
標準:25分
22分

「CL106FD」と「CL107FD」の最大の特長

10.8Vシリーズの「CL106FD」と「CL107FD」の最大の特徴は、同クラスの従来モデルである「CL100DW」「CL102DW」に比べると、吸込仕事率が大幅にアップしている点にある。また、急速充電器が付属されているため、充電時間も約22分という短い時間で満充電が可能となっている。

特に紙パック式の「CL107FD」は電圧が10.8Vなのにかかわらず、2015年に発売された業務用シリーズ(14.4V/18V)より吸込仕事率が高くなっているから驚きだ。恐らくこのモデルは、同社の10.8Vシリーズで不動の人気があった「CL100DW」「CL102DW」を越えてベストセラー品になるだろう。

カプセル式の「CL106FD」も従来モデルより吸込仕事率が5W強くなっているが、仕様を確認すると、どういうわけか「CL107FD」より吸込仕事率は強くなっていない。「CL107FD」より吸込仕事率が低い理由は、「CL106FD」はこまめにゴミが捨てられるカプセル式なので、紙パック式より強い吸引力を持続できるためだと私は考えている。


さらに、どちらのモデルも2015年に新しく発売された従来のものより電池容量(Ah)が大きい「スライド式バッテリー(BL1015)」と、急速充電ができる「充電器(DC10SA)」が付属されているため、従来モデルより稼働時間の最長が約4分ほど延長され、充電時間も50分から22分に短縮されている。

また、標準付属されているバッテリー(BL1015-1.5Ah)や、大容量タイプのバッテリー(BL1040B-4.0Ah)が単品でも販売されているので、交換しながら使えば稼働時間を2倍以上に延長させることも可能だ。マキタの製品を扱うネットショップは多いので、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどでも販売されており入手しやすい。

また、従来モデルと変わったのはスペック面だけでなく、これまで同社の家庭モデルにはなかった「LEDライト」も搭載されている。そのため、電気のない場所や家具下などの薄暗い場所に落ちているゴミも見つけやすくなった。ちなみに、バッテリー残量が少なくなると、このLEDライトが点滅してお知らせしてくれるので、従来製品の赤ランプと違い、お年寄りでも気がつくほど目立つ。

CL106FD モデル名 CL107FD
強:19W 吸込仕事率 ハイパワー:32W
強:20W
標準:5W
強:16分 連続運転時間 ハイパワー:10分
強:12分
標準:25分
22分 充電時間 22分
カプセル式 集じん方式 紙パック式
トリガー式 スイッチ方式 押しボタン式
0.98kg 重さ 1.1kg

「CL106FDSHW」と「CL107FDSHW」の違い

マキタはセパレートチャージ式(着脱式)のモデルを発売するとき、毎回、集じん方式の違うモデルを2種類(カプセル式、紙パック式)発売する。ゴミを衛生的に捨てたい場合は紙パック式の「CL107FD」、紙パックの購入費用をかけたくない場合はカプセル式の「CL106FD」がおすすめだ。

ただし、集じん方式によってスイッチ方式が異なり、紙パック式の「CL107FD」はワンタッチスイッチを採用、カプセル式の「CL106FD」はトリガースイッチが採用されているので、人によって好みが分かれるところである。

ちなみに吸込仕事率は「CL107FD」のほうが強くなっているが、強モードの連続使用時間は、「CL106FD」のほうが長くなっている。また、カプセル式は紙パック式と違い、こまめにゴミが捨てられる特徴を持っているので、吸引力を維持しやすい利点がある。

一方、ゴミの捨てやすさや衛生面(ゴミ捨て時に埃が舞い上がらない)では、カプセル式より紙パック式のほうが軍配があがる。迷うところではあると思うが、後悔しないようにライフスタイルや用途にあったものを選ぼう。

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機種名 本体 バッテリー 充電器
CL106FDSHW
CL106FDZW × ×
CL107FDSHW
CL107FDZW × ×

「CL106FDSHW」と「CL106FDZW」の違い
「CL107FDSHW」と「CL107FDZW」の違い

マキタのような電動工具メーカーは、基本的に「本体」に「バッテリー」と「充電器」が付属されたセット品(FDSHW)だけでなく、「本体」と「バッテリー」と「充電器」を単品(FDZW)でも販売している。新規でセット品を購入したいと考えてる人は、誤って価格が安い、本体に「バッテリー」や「充電器」が同梱されていない「CL106FDZW」や「CL107FDZW」を注文しないように気をつけよう。

逆に同社の10.8Vシリーズの電動工具を持っていて、バッテリーや充電器を持っている人は、型番がFDZW(本体のみ)で終わるモデルを購入すれば、掃除機を経済的に購入することができる。わたしは充電器とバッテリーを持っていたので、2016/9月頃に本体のみを4000~5000円ほどで購入した。

また、標準付属されているバッテリー(BL1015-1.5Ah)より、大容量のバッテリー(BL1040B-4.0Ah)を本体に装着し、一回の充電で使える稼働時間を延ばしたい場合は、「本体」「バッテリー」「充電器」のそれぞれを単品で購入したほうが経済的に揃えられる。(標準付属されている充電器の型番は「DC10SA」)

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「CL106FDSHW」「CL107FDSHW」の吸引力

機種名 集じん方式 吸込仕事率
CL106FD(10.8V) カプセル式 19W
CL107FD(10.8V) 紙パック式 32W
CL180FD(18V) カプセル式 30W
CL181FD(18V) 紙パック式 30W

「CL107FD」のほうが吸引力が強い

従来モデルは同日に発売された紙パック式やカプセル式のモデルは吸込仕事率が同じであったが、今回発売された後継モデルは「CL106FD(カプセル式)」より「CL107FD(紙パック式)」のほうが吸込仕事率が強くなっている。また、「CL107FD」はワンタッチスイッチが採用されているので、吸引モードを三段階に切り替えることも可能となっている。

「CL107FD」のパワフルモードの吸込仕事率は32Wと、2009~2010年に発売された同社の14.4V/18Vシリーズの業務用コードレス掃除機の吸込仕事率よりも強くなっている。実際に本体の吸込口に手をあてて吸引力を比較してみたが、スペック通り、10.8Vの「CL107FD」のほうが吸引力が強く感じた。

従来モデル「CL102DW(紙パック式)」は、ゴミが溜まってくると10円玉も吸えないほど吸引力が落ちていた。しかし、「CL107FD」の場合、現行機種の業務用モデルより吸引力が強いので、少々ゴミが溜まっても吸引力が低下しにくくなっており、これなら10.8Vシリーズでもどうどうと紙パック式のモデルをおすすめできる。

吸引動画

上は「CL106FDSHW」「CL107FDSHW」で色々なゴミを吸い取った吸引動画である。従来モデルよりヘッドから空気を吸い込む音が大きくて頼もしい。最初に木材を加工したときに発生する大鋸屑や切削屑を吸引させてみたが、フローリングのような平たい床面であれば、従来モデルと同じように、どちらも1ストロークで軽々と吸い上げることができた。ただし、絨毯のような凸凹した床だと、ゴミが繊維に絡みついてしまうので、2~3回ヘッドを前後にストロークさせないと吸引することができなかった。

次に10円・100円・500円硬貨を10枚ずつ並べ順番に吸い上げてみたが、やはり吸引力が強くなっているため、従来モデルより軽がると吸い上げることができた。(500円硬貨は大きくてヘッドの吸込口に引っかかるため、ヘッドを外してから吸い上げています。)硬貨のような重たいゴミを軽々と吸い上げるので、ペットの餌・砂や玄関に落ちてるような小石を掃除する用途でも十分力を発揮するだろう。ちなみに動画の最後ではキャットフードや猫トイレの砂を吸引している。

CL106FDとCL107FDのヘッド

従来モデルの「ノーマルヘッド」を搭載

「CL106FDSHW」「CL107FDSHW」には、マキタの従来モデルに採用されてきたものと同じ構造の「ノーマルヘッド」が採用されている。ノーマルヘッドは回転ブラシも付いていない単純な構造であるが、モーターやブラシが配置されていないので、コンパクト+軽くなっており、狭い場所や障害物の多い部屋では使い勝手がよく取り回しやすい。

電動工具メーカーのように「ノーマルヘッド」を搭載している製品は、チョイがけ用のサブ機として需要が高く、ダイソンのような高級モデルを持っているにもかかわらず、マキタのような製品をサブ機として使っているユーザーも決して少なくない。力のない女性でも狭い場所や高い場所も手首に負担をかけず軽々と掃除することができることから、電動工具メーカー以外の会社だと、プラスマイナス0アイリスオーヤマの製品も人気が高い。

▽ノーマルヘッド 5つの嬉しいメリット
・軽いから手首に負担がかかりにく
・コンパクトだから狭い場所の掃除が得意
・回転ブラシがないから髪の毛や糸くずが絡みつかない
・回転ブラシがないから固形のゴミを弾き飛ばさない
・回転ブラシがないから絨毯繊維の遊び毛や毛羽立ち誘発させない

ノーマルヘッドは、回転ブラシがついていないので、カーペットや絨毯の集じん力はモーターヘッドが採用されている高級コードレス掃除機に比べると天と地の差があるが、ヘッドの吸込口からダイレクトにゴミを吸引することができるので、髪の毛やペットの毛を絡めずに吸引することができる。なので、面倒なブラシのお手入れの頻度が劇的に下がるメリットがある。

また、ヘッドの吸込口に回転ブラシが付いていないと、回転ブラシ付きのモーターヘッドを搭載した高級モデルのように固形のゴミを弾き飛ばさないので、ペットの餌や砂、建築現場や工房で発生する木屑のような、比較的嵩のあるようなゴミを吸引する用途にも最適だ。

その他に回転ブラシ付きのモーターヘッドだと、カーペットの掃除では集じん力が優れているメリットがあるが、遊び毛や毛羽立ちを誘発させてしまうデメリットが存在する。一方、回転ブラシのついていないノーマルヘッドは回転ブラシが付いていないので、絨毯繊維を傷つけにくいメリットも存在する。

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「CL106FDSHW」と「CL107FDSHW」の集じん方式

cl106fd_集じん方式 cl107fd_集じん方式
 CL106FD(カプセル式) CL107FD(紙パック式)

2種類の集じん方式を用意

今回新しく発売されたモデルには、ユーザーの用途に合わせて2種類の集じん方式が用意されている。ゴミをこまめに捨てたい人はカプセル式の「CL106FD」、ゴミに触らず衛生的に捨てたい人は紙パック式「CL107FD」がおすすめだ。ただし、それぞれ長所と短所があるので、下の特徴を読んでライフスタイルに合ったものを選んでいただければ幸いだ。

CL106FDSHW(カプセル式の)特徴

▼4つの嬉しいメリット
・ゴミをこまめに捨てられるから、吸引力を維持しやすい
・ゴミをこまめに捨てられるから、大量のゴミ掃除に向いている
・集じん容量が紙パックより約2倍大きいから、すぐにいっぱいにならない
・フィルターを水洗いできるから、紙パックの購入費用がかからない
▼2つのイライラするデメリット
・フィルターにゴミが付着するから、ゴミ捨て時に埃が舞い上がりやすい
・フィルターが目詰まりしやすいから、定期的に水洗いしなければいけない

「CL106FD」は「CL107FD」より吸込仕事率が弱くなっているが、カプセルの中に回収したゴミをこまめに捨てられるため、ゴミがこまめに捨てられない紙パックの「CL107FD」と違い、強い吸引力を維持しやすい特長を持っている。また、こまめにゴミ捨てが行なえることから、一度にたくさんのゴミの量を吸う用途にも紙パック式より向いている。さらに、フィルターは水洗いして繰り返し使うことができるため、紙パックのような消耗品の購入費用もかからず経済的というメリットは大きい。

ただし、サイクロン式ではないため、ダストカップ内に配置されているフィルターにゴミが塵や埃が付着しやすく、ゴミを捨てる際に埃が舞いあがりやすい欠点がある。また、サイクロン式でないためフィルターが目詰まりしやすく、定期的にフィルターの水洗いをしなければいけないデメリットは面倒くさがりの人には痛い。フィルターの水洗い(お手入れ)は比較的簡単であるが、水洗いをするのが手間ととる人は、面倒なお手入れが不要な紙パック式の「CL107FD」を選択したほうがよいだろう。(水洗いの頻度が少なくなる「高機能フィルター」を装着する選択肢もある)

CL107FDSHW(紙パック式の)特徴

▼3つのメリット
・ゴミを紙パックの中に回収できるから、ゴミに触れずに捨てられる
・ゴミを紙パックの中に回収できるから、ゴミ捨て時に埃が舞いあがりにくい
・目がカプセル式のフィルターより細かいのから、排気が綺麗
▼3つのデメリット
・集じん容量が小さいから、大量のゴミを吸い取る用途には不向き
・紙パックが消耗品だから、定期的に紙パックの購入費用がかかる
・こまめにゴミが捨てられないから、カプセル式より吸引力が低下しやすい

CL107FDの集じん方式は紙パック式が採用されているので、カプセル式のCL106FDと違い回収したゴミを捨てる際、ゴミを手で触れず簡単に行なえる上、埃も舞い上がりにくいので、アレルギー体質の方や面倒臭がりの人は、カプセル式のCL106FDより、紙パック式のCL107FDをおすすめする。紙パックは従来モデルと共用品で、10枚セットが500円前後で販売されている。また、紙パックと違い繰り返し使うことができるダストバッグも1枚付属されているので、急に紙パックのストックが切れても安心だ。

紙パック式は集じん容量が小さいので、ゴミが溜まってくるとカプセル式より吸引力が低下しやすい。また、こまめにゴミ捨てを行なえないので、カプセル式より吸引力を維持することができない欠点がある。紙パックは消耗品なので、一度に大量にゴミを吸引する用途にも向いていない。例えば、床一面にゴミが落ちてる現場で使用すると、紙パック式だとあっという間にゴミが一杯になってしまう。一方、カプセル式だとこまめにゴミ捨てが行なえるので、消耗品の購入費用がかかる紙パック式より経済的だ。

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「CL106FDSHW」「CL107FDSHW」の充電器とバッテリー

新しい急速充電器とスライド式バッテリー

「CL106FDSHW」「CL107FDSHW」には、10.8Vのリチウムイオンバッテリー(BL1015)と、急速充電器(DC10SA)が同梱されている。

従来モデルに採用されていたバッテリー(BL1013)と違い、(BL1015)は容量が1.3Ahから1.5Ahにアップしているので、連続使用時間が延長されている。

また、充電器(DC10SA)は、ファンで電池を冷ましながら充電が行なえる「冷却システム」が搭載されているので、従来モデルより2倍以上も早い時間(約22分)でフル充電することが可能となっている。

CL106FD
(カプセル式)
仕様
(スペック)
CL107FD
(紙パック式)
強:16分 連続使用時間 ハイパワー:10分
強:12分
標準:25分
22分 充電時間 22分
強:19W 吸込仕事率 ハイパワー:32W
強:20W
標準:5W

ちなみに上の表を見ていただければ分かると思うが、「CL106FD(カプセル式)」のほうが連続使用時間が長いが、吸込仕事率は「CL107FD(紙パック式)」のほうが強くなっているのでゴミの少ない家庭で使う場合は迷うところだ。同じバッテリーと充電器が採用されているので充電時間(約22分)はどちらも変わらない。

BL1015 バッテリーの取り外し方

バッテリーは力を入れずに抜けるのか?

従来モデルの「CL100DW」や「CL102DW」に採用されていた差込式のバッテリーは、力のない女性や老人の方から「バッテリーが固くて本体から抜きにくい」というレビューや口コミがネット上にいくつか見受けられた。わたしは男なのでバッテリーが取り外しにくいと感じたことはなかったが、「CL106FD」や「CL107FD」に採用されているバッテリーは、従来のバッテリーより力を入れずに本体から着脱できるようになっている上に、レバーを下に引いて横にスライドさせて取り外すので、両手を使って取り外すことも可能です。なので、力のない方でも簡単に取り外せると思います。

ちなみに内蔵式バッテリーが採用されているモデルだとACアダプタを差し込むだけなので力は不要です。現在(2016/10)、同社の同クラス(10.8V)ですと、「CL105DW」や「CL103DX」がおすすめです。こちらのモデルの吸込仕事率は、同社の内蔵式バッテリーが採用されたモデルの中で強いほうです。(CL103DXのほうが強い)。「CL103DX」は通販生活限定モデルなので、通販カタログや公式ページでからでないと注文することが出来ません。どちらも内蔵式バッテリーですが、寿命がきても工具不要で簡単に自分で交換することが可能です。

スライド式リチウムイオン電池

従来モデルのバッテリーを搭載しなかった理由

「CL106FD」「CL107FD」には、2015年に新しく発売され、電動工具にも使われている10.8Vのスライド式バッテリー[BL1015(容量:1.5Ah)]が採用されている。なぜ、先行モデル(「CL100D」「CL102D」)と同じ差込式バッテリー[BL1013(容量:1.3Ah)]を採用しなかったのかというと、バッテリーの中にはセル(複数電池)が入っているのだが、マキタはセルの配置部分が電動工具や掃除機本体の中に収まる構造になっているので、電池の容量を増やせなくなったからであろう。

モーターの出力は電圧をあげなくても電流を大きくしてもあげることが可能なので、従来の製品でも吸込仕事率(吸引力)を強くすることは可能であった。しかし、吸引力を強くすると連続稼働時間を犠牲にするため、従来の差込式バッテリーでは容量が少ないため、吸込仕事率の仕様をアップすることができなかったのだろう。

バッテリーの比較
一方、後発で電動工具に10.8Vリチウムイオンバッテリーを採用した日立工機リョービはセルの配置部分が本体の外側に配置されるように設計されているので、マキタのバッテリーより容量が多くなっており、付属品のバッテリー以外に、大容量のバッテリーも単品販売されている。

バッテリーの容量を増やせるということは、稼働時間を犠牲にせずに吸引力を強くしたり、稼働時間を増やせるメリットがあるので、マキタは国内競合メーカーに差別化された部分を潰すため、新しく発売した電池容量を増やせるスライド式バッテリーを開発し、電動工具や掃除機にも採用したのだろう。

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購入する前に知っておきたい

バッテリーの交換方法

型番 電圧 容量 稼働時間 充電時間
BL1015 10.8V 1.5Ah パワフル:10分
強:12分
標準:25分
約22分
BL1040 10.8V 4.0Ah パワフル:27分
強:32分
標準:67分
約60分

「予備バッテリー」を用意すれば稼働時間を2倍に延ばせる

CL106FDやCL107FDは、バッテリーを本体から取り外し充電器で充電ができる「セパレートチャージ式」が採用されているので、バッテリーを買い足すことにより予備バッテリーとして使用することができる。予備バッテリーを用意すれば、一度に広範囲を掃除しても、「途中でバッテリーが切れないだろうか?」という不安になることなく掃除ができるメリットは嬉しい。

また、バッテリーをワンタッチで取り外せるので、バッテリーに寿命がきても、メーカーに本体を送りつける手間や時間もかからず、自分で簡単にバッテリー交換することもメリットも存在する。標準付属されているバッテリー(BL1015)は5000円代なので、業務用シリーズの14.4Vや18Vや大手家電メーカーのバッテリーより価格が安いのは嬉しい。

現在、10.8Vのスライド式バッテリーは2種類のモデルが販売されており、「BL1015」は標準付属されている容量1.5Ahのバッテリー、「BL1040」は容量が大容量(4.0Ah)のバッテリーなので、充電時間が約1時間かかるものの、稼働時間を延長させることが可能となっている。

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「運転音の大きさ」ってうるさいの?

従来モデル「CL100DW」や「CL102DW」と音の大きさを比べると、騒音値に大きな差はないものの、「CL106FD」や「CL107FD」のほうが若干甲高い音が軽減されているようだ。個人的に新しいモデルのほうが稼動音が耳につかなので不快にならない。

ただし、「CL107FD」は吸込仕事率が強いので、ハイパワーモード時の場合、「CL106FD」より稼動音がうるさくなった。2機種を稼動音を比較すると標準モード以外は、「CL106FD」のほうが静かに感じた。「CL107FD」は紙パック式なので、紙パック特有の目詰まりしたような音がするからだろう。

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CL106FDとCL107FDに高機能フィルター

「高機能フィルター」を付けるとフィルターのお手入れが簡単

「CL106FD」のフィルターは、フェルト素材のフィルターなので、目詰まりした粉じんを水洗いしないと除去できない。頻繁に水洗いをしたくないのであれば、写真に写っているスカイブルーの「高機能フィルター」をおすすめする。「高機能フィルター」は標準付属されているフィルターより目が極細になっているので、ダスター刷毛で掃くことにより目詰まりを解消できるので面倒な水洗いの頻度が少なくなる。

高機能フィルターは標準付属品のフィルターより少し吸引力が少し低下するものの、目詰まりした粉じんを簡単に除去できるので、水洗いしなくても強い吸引力を維持しやすくなる利点がある。吸引力が低下するということは、標準付属品のフィルターの目より極細ということなので、排気も標準付属されているフィルターより綺麗になるとわたしは考えている。(高機能フィルターのレビュー記事はこちらからどうぞ)

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マキタのじゅうたんノズルDX レビュー

絨毯や畳の掃除なら「じゅうたんノズルDX」!フローリング表面にも優しい

CL106FDやCL107FDに床用ヘッドは、回転ブラシが搭載されていない「ノーマルヘッド」が標準装備されているため、「モーターヘッド」の回転ブラシに絡みやすい髪の毛や、回転ブラシが弾き飛ばしてしまう比較的嵩のあるゴミをダイレクトに吸引できるメリットがあるものの、カーペット(絨毯)に絡みついた髪の毛や、絨毯や畳の溝に入り込んだゴミの集じんが苦手となる。

そこで、カーペットや畳の溝からより多くのゴミを集じんしたい場合は、別販売品の「じゅうたんノズルDX」の装着をおすすめする。「じゅうたんノズルDX」は、床との接地面にエチケットブラシが配置されているので、標準付属されているヘッドより、カーペットおける集じん力がアップする。また、柔らかいブラシが配置されているため畳にある無数の溝にはいりこみ微細なゴミも除去してくれる。

さらに、フローリング、畳、カーペットの掃除にかかわらずヘッドの滑りもよくなるので、ヘッドを前後に動かす再にかかる手首の負担も軽減できるメリットは力のない女性とってメリットは大きい。この床用ヘッドはフローリングにも対応しているので、従来のじゅうたんヘッドと違い、床の種類に合わせてヘッドを付け替える手間もはぶける。

じゅうたんノズルDXのレビュー記事はこちらからどうぞ)
マキタの性能比較表はこちら