マキタのじゅうたんノズルDX レビュー

2016年に発売された「新じゅうたんノズル」

2016年にマキタから新しく発売された「じゅうたんノズルDX」を購入した。このじゅうたんノズルは問い合わせから教えていただいた商品である。マキタが新しくじゅうたんノズルが発売されたことを知らなかったので、情報提供に感謝です。ありがとうございました。

従来品の「じゅうたんノズル(A-37546)」や、標準装備されている「床用ヘッド」と比べてどんな違いがあるのか調べてみた。

画像 カラー 型番
A-59950 スノーホワイト A-59950
A-59922 アイボリー A-59922
A-59938 レッド A-59938
A-61282 ピンク A-61282

カラーは4色用意されている

従来品の色は黄味がかった白の「アイボリー」しかなかったので、本体や延長管の色が真っ白な業務用シリーズ(14.4V/18V)に装着すると色が合わなかった。今回、新しく発売されたじゅうたんノズルDXは「スノーホワイト」「アイボリー」「レッド」「ピンク」の4色が用意されているので、黒以外のモデルであれば、どのモデルにも色を合わせることが可能となっている。

じゅうたんノズルDXの色

購入前に3色あることを知らなかったので、アマゾンで販売されていた「スノーホワイト」を購入した。「スノーホワイト」は、名前の通り雪のように真っ白なので、14.4Vや18Vシリーズの業務用モデルの色とぴったりであった。

しかし、7.2Vや10.8Vシリーズの家庭用モデルは本体や延長管がアイボリーなので「スノーホワイト」とは色が合わなかった。なので、家庭用モデルに装着する場合はアイボリー色。内蔵バッテリーが採用されているモデル(レッド)はレッド色を選んだほうがよいだろう。

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じゅうたんノズルDXの溝

従来品より小回りよくスムーズに動かせる

従来品はヘッドの首を左右にしか回転させることができなかったが、新しい「じゅうたんノズルDX」は、標準装備されている床用ヘッドと同じように、首の角度を自由自在に動かすことができるうえ、吸込口の面に走行車輪が4つに増えているので、小回りと操作性が向上している。

また、従来品のじゅうたんノズルは本体を壁に立てかけると左右に倒れやすかったが、じゅうたんノズルDXには、首の部分には凹凸の溝があるので、溝を噛み合わせることにより、壁に立てかけたときに倒れにくくなっている。自立させることはできないが、急な来客時や掃除をしていて物をどかせる際に便利である。

ちなみに、以前のマキタに標準装備されているヘッドには、マキタのロゴや凹凸の溝がなかったが、マイナーチェンジされたモデルに標準装備されている床用ヘッドには、じゅうたんノズルDXと同じようにマキタのロゴや凹凸の溝が入っているようだ。

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じゅうたんノズルDX(吸込口)

吸引力アップ?

ヘッドの吸込口を従来品や標準装備されている床用ヘッドと比較してみると、じゅうたんノズルDXのほうが吸込口の幅が狭くなっていた。スキマノズルのように吸込口を狭めると、空気の流速を強め吸引力が強くなるので、じゅうたんノズルDXのほうがゴミを吸い上げる力は上ではないだろうか。

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じゅうたんノズルDX 裏面

エチケットブラシを採用

従来品は、先端部にナイロンブラシと中間部にゴムヘラが配置されていたが、じゅうたんノズルDXは、先端部と中間部にエチケットブラシが採用、さらに後部にはふわふわした柔らかいナイロンブラシが配置されている。

油を塗ってるかのようにスルスル動くから楽に掃除ができる

新しいじゅうたんノズルDXは、従来のじゅうたんノズルや標準装備されている床用のヘッドと違い、吸込口に配置されていたゴム製のヘラの代わりに、柔らかいナイロンブラシやエチケットブラシが配置されている。そのため、フローリングではヘッドを前後にスルスルと負荷をかけずにストロークさせることができた。

軽い力でヘッドを前後に動かせるようになるので手首に負担がかかりにくくなるので、力のないお年寄りや女性であれば、「じゅうたんノズルDX」を装着してフローリングや絨毯を掃除をすることをおすすめしたい。特にフローリングではおもしろいようにヘッドが滑った。絨毯の場合はやはり負荷がかかるものの、硬いブラシがついている従来ノズルよりだいぶましになった。

ちなみに、マキタ以外の電動工具メーカー(日立工機、ボッシュ、リョービ)から新しく発売されている業務用モデルは吸引力が強いので、ヘッドが床に張りついて前後に動かしづらい。しかし、この「じゅうたんノズルDX」を装着すると、ゴムヘラがエチケットブラシに変わるので、摩擦がなくなり手に力をいれることなく掃除ができた。

最近、購入したリョービのBHC-1800は、クレームがつくんじゃないかと思うくらい吸引力が強かった。なぜなら、吸引力が強すぎるのでヘッドが床に張りつく力がどのメーカーより強くヘッドを前後に滑らしづらいからである。しかし、じゅうたんノズルDXを装着すると裏面に油を塗ったかのようにスルスルと滑らせることができた。

エチケットブラシ

フローリングや畳でも使えるから付け替える手間が省ける

後方に配置されているブラシは、従来のじゅうたんノズルに配置されていた硬いナイロンブラシより、ふわふわした柔らかなブラシが採用されているので、じゅうたんから髪の毛やペットの毛をかきだすだけでなく、フローリングや畳の表面に付着している、埃や塵を拭き取る能力もあるようだ。さらに、従来のじゅうたんノズルと違いカーペットの上だけでなく、フローリングや畳の掃除にも使えるので、床の種類に合わせてノズルを着脱する手間がはぶけるためかなり便利だ。

ナイロンブラシ

ただし、従来のじゅうたんノズルは、ヘッドを前後に滑らせる際に強い負荷がかかるものの、腰の強いナイロンブラシが採用されている採用されているので、カーペットの奥に入り込んだゴミをかきだす集じん力はじゅうたんノズルDXより優れているだろう。

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絡まったゴミ

絡まったゴミ

カーペット表面に絡みついた綿埃を傷つけずにかきだせる

じゅうたんノズルDXを装着してフローリングやカーペットを掃除してみると、エチケットブラシに綿埃や繊維が紐状のようになって絡み付いていた。床用と一緒に兼用すると不衛生だが、ヘッドが前後に滑りさせやすいので布団用としても使えるだろう。

綿埃

綿埃

2列に配置された「エチケットブラシ」が、カーペット表面に付着している綿埃などをかき出すので、絡みついたゴミを取り除くちょっとした一手間が必要だ。ただし、紐状になった綿埃を指でつまんでゴミ箱に捨てるだけなので億劫とは感じなかった。

ペットの抜け毛も効率的にかきだせた

追記:抜け毛の多い種類のペット(猫)を飼いだして気づいたことだが、「じゅうたんノズルDX」に搭載されている2つのエチケットブラシは、それぞれが逆目に配置されているるようだ。なので、ヘッドを前方向に滑らせると後列のエチケットブラシが、ヘッドを後方向に滑らせると前列のエチケットブラシが、綿埃やペットの抜け毛を絡みとるようだ。

ちなみに、上の動画を見ていただけるとわかるが、じゅうたんノズルDXを装着して、猫の抜け毛が絡みついたカーペットやクッションの上を前後に滑らせると、標準用の床ヘッドではどんなに前後に滑らせてもとれなかった頑固な抜け毛を効率よく絡み取ることができた。ペットを飼っている家庭では迷わずじゅうたんノズルDXを装着することをおすすめしたい。

差込口

他の電動工具メーカーにも装着できる?

マキタ以外に、リョービ、ボッシュ、日立工機などのメーカーもコードレス掃除機を販売していますが、他社の製品にも装着することは可能であった。ただし、日立工機の吸込口はマキタの製品より0.5mmほど広いので、ノズルにセロテープを3周ほど巻かないとゆるくて抜けてしまうので注意。

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まとめ

まとめ

▽じゅうたんノズルDXの4つのメリット
●2枚のエチケットブラシが搭載されているから、カーペット表面に絡みついた髪の毛や綿埃を効率的にかきだせる。
●柔らかいナイロンブラシが搭載されているから、カーペットを傷めずに髪の毛をかきだせる。
●フローリングや畳にも対応しているから、床の種類に合わせてヘッドを付け替える手間がはぶける。
●フローリングや畳では軽い力でヘッドを前後に動かせるから、手首にかかる負荷が軽減される。

新しく発売された「じゅうたんノズルDX」1つで、フローリングや畳のような平たい床面から、髪の毛やペットの毛が集じんしにくいカーペットも掃除できるので、標準付属されている床用ヘッドや、従来の「じゅうたんノズル」より個人的におすすめである。

また、フローリングや畳の掃除では、ヘッドを前後に動かす動作がかなり軽くなるので、手にかかる負担を少しでも抑えたい人にもおすすめだ。

正直、絨毯を掃除するときにヘッドを付け替えるのが面倒なので使おうとは考えていなかったが、どんな床にも対応するうえに、ゴミを除去する集じん力もアップするので、今では、標準装備されていた床用ヘッドの出番はほとんどなく、「じゅうたんノズルDX」を装着したままにして使用している。